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山川草木 鐵道紀行 https://montake1.blog.fc2.com/

全国の鉄道路線を巡り、写真を撮影しています。 ローカル線の風景や季節の中を走る列車をお楽しみください。

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2012/11/05

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  • 残暑に咲く花 (八高線)

    2024.9.05 JR八高線 小川町-明覚 記録的な暑さとなった今年の夏。 日本の平均気温は、平年と比べて1.76℃も上昇し、 気象庁の観測史上最高を記録しました。 この異常な暑さに、季節の花々も戸惑っていると思いきや 初秋を告げるキバナコスモスは、 例年と変わらぬ美しい姿を見せてくれました。 厳しい残暑の中にも秋を感じさせるその姿に、 少しばかり暑さも和らいだように思います。...

  • 夏の余韻 (八高線)

    2024.9.05 JR八高線 小川町-明覚 猛暑が続いた今年の夏ですが、 9月に入っても、まだまだ残暑が続いています。 線路際を彩る百日紅の花は、 夏の名残りを感じさせてくれるとともに、 秋の訪れを予感させてくれます。 夏の終わりの青い空、白い雲の下、 緑豊かな通い慣れたレールの上を いつものディーゼルカーが駆けて来ました。...

  • 真夏の調べ (飯山線)

    2024.8.08 JR飯山線 平滝駅 強い日差しが照りつける真夏の午後、 緑豊かな山の向こうには、 もくもくとと夏雲が湧き出してきました。 小さなトンネルを抜けて現れた赤い列車は、 カタンコトンとレールの音を立てながら ゆっくりと無人駅のホームに滑り込もうとしています。 セミの鳴き声が響き渡る静かな午後、 どこか懐かしい風景に心が安らぎました。...

  • 深緑の鉄道 (飯山線)

    2024.8.08 JR飯山線 上桑名川-上境 深緑に包まれた奥信濃路を、 小さな列車がゆっくりと進んでいきます。 冬の雪景色が有名なこの場所は、 真夏には一面の緑に染まり、 まるで絵画のような美しい風景が広がります。 夏の暑さを忘れさせる清涼感あふれる光景は、 訪れる人を魅了する奥信濃ならではの魅力です。...

  • お地蔵様の夏 (飯山線)

    2024.8.08 JR飯山線 蓮駅 飯山線の中でも特に賑わいをみせる飯山駅の隣に 蓮(はちす)という小さな駅があります。 緑豊かな駅の裏手にはお寺があり、 その境内へと通じる道端には 赤い頭巾を被ったお地蔵様が佇んでいました。 夏の日差しの中、木陰から列車を見送る 涼し気なお顔のお地蔵様を見ていると 厳しい暑さも少し和らぐような気がしました。...

  • 暑中に涼あり (えちごトキめき鉄道)

    2024.8.07 えちごトキめき鉄道 筒石駅 猛暑の中、涼を求めて訪れた筒石駅。 薄暗いトンネル内は、しっとりとした空気に包まれ、 まるで異郷に迷い込んだようです。 壁面やホームを覆う結露が、幻想的な雰囲気をさらに際立たせ ひんやりとした空気を肌で感じながら、 しばし静かな時間を過ごすことができました。 対向ホームに入線してきた電車には 乗り降りする乗客の姿はありません。 トンネル内の静寂が夏の暑さを忘...

  • 真夏の有間川 (えちごトキめき鉄道)

    2024.8.07 えちごトキめき鉄道 有間川-谷浜 夏の日本海に惹かれ、猛暑の中 新潟県の有間川を訪れました。 海の見える丘から眺める日本海は、 水平線と穏やかな海が印象的で、 どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。 「日本海ひすいライン」と名を変えた鉄道も、 短い2両編成の列車が海沿いをゆっくりと走り、 昔ながらの情景を今に伝えています。...

  • 鉄路のカンナ (八高線)

    2024.7.25 JR八高線 竹沢-折原 暑い夏には向日葵など、鮮やかな黄色の花がよく似合います。 カンナの花もその一つです。 生命力あふれるカンナは、暑さや乾燥に強く、 手間をかけずに育てられるため、 線路脇などで群生しているのをよく見かけます。 朝日が昇り始めた線路際、早朝の静寂を破るかのように、 カンナの脇を爽やかな通過音を残して 列車が走り去って行きました。...

  • 緑の切通し (八高線)

    2024.7.25 JR八高線 寄居-折原 寄居駅を発車した高麗川行きの列車は、 荒川にかかる鉄橋を目指し、 大きく左にカーブを描きます。 朝から照りつける強い日差しを避け、 緑深い切通しに入ると、 列車の緑色の車体と周囲の緑が一体となりました。 連日猛暑が続く夏の早朝に ひとときの涼やかさを運んでくれます。...

  • 猛暑の予感 (八高線)

    2024.7.25 JR八高線 寄居-折原 撮影を憚るような猛暑が連日続く中、 朝の涼しい時間帯を狙って撮影に出かけました。 荒川の川面を渡る風は涼しげですが 夏の朝日を浴びた列車は、 すでに暑さを感じさせています。 今日も暑くなる予感が漂います。 くれぐれも体調には気をつけて過ごしましょう。...

  • 山間の静寂 (秩父鉄道)

    2024.7.15 秩父鉄道 武州日野駅 梅雨の時期には紫陽花が咲き誇り、 多くの写真愛好家を魅了する秩父鉄道の武州日野駅。 休日には蒸気機関車と紫陽花を写真に収めようと、 多くの撮影者が訪れますが、 お目当ての蒸気機関車が通過した後には、 多くの人が静かに姿を消してしまいます。 山間の小さな駅に静寂が訪れると、 紫陽花の向こうへ普通列車が出発してきました。...

  • 長雨の華 (秩父鉄道)

    2024.7.15 秩父鉄道 武州日野駅 長雨の季節に涼をもたらす 涼し気な色の紫陽花の花 梅雨も末期になり、紫陽花のシーズンも 終わりに近づいていましたが、 冷涼な奥秩父の武州日野駅では、 まだ元気に咲き誇っていました。 紫陽花と深い緑に包まれた雨上がりのホームから 二本の列車がそれぞれの行き先に向けて 静かに発車していきます。...

  • 麦と稲と (上田電鉄)

    2024.6.15 上田電鉄別所線 舞田-八木沢 「信州の鎌倉」と称される別所温泉ですが、 高台にある温泉地から広がる扇状地が 「塩田平」と呼ばれている地域です。 土壌が肥沃な塩田平は小麦や稲作が盛んで、 六月になると収穫を待つ麦畑の隣に 田植えを終えた水田を見ることが出来ます。 自然環境が明美で豊かな塩田平、 上田の街を支えてきた穀倉地帯が 夏を迎えようとしています。...

  • 駅裏の花壇 (上田電鉄)

    2024.6.15 上田電鉄別所線 八木沢駅 別所線の終点の一つ手前の八木沢駅では、 駅裏にある農道の脇に花壇が整備され、 マツバギクやベコニアなどの花々が植えられています。 これらは「八木沢水土里会」という組織によって 花壇の整備と管理が行われており、 花苗の植付け作業のほか、ため池堤体の草刈りや 農作業体験による住民との交流も実施しているそうです。 地域の玄関口である駅周辺の景観保全管理を行う活動に ...

  • 古き名湯 (上田電鉄)

    2024.6.15 上田電鉄別所線 別所温泉-八木沢 JR上田駅から上田電鉄別所線に乗り換えて のどかな田園風景の中を走ること約30分、 最後の急勾配を登り終えると 標高554mの終点「別所温泉駅」に到着します。 駅の奥に広がる緑に包まれた温泉街は 日本武尊が東征の折に発見したと伝えられ、 また『枕草子』にも登場する、信州最古の温泉地です。 古来からの歴史ロマンが詰まった別所温泉。 温泉客を降ろした電車は、滑り台...

  • 末端区間 (東武東上線)

    2024.6.08 東武東上線 男衾-みなみ寄居 池袋と埼玉県北部の寄居町を結ぶ東武東上線は、 池袋までの直通列車が途中の小川町までしか走らず、 末端区間の小川町-寄居間はローカル線の風情が漂います。 この区間は丘陵地帯の間を縫って走るため、 沿線には緑が多く、乗客は車窓から 豊かな自然を満喫することができます。 ローカル色豊かな区間をのんびりと走る ワンマン運転の短い4両編成の電車を、 線路脇のタチアオイ...

  • 梅雨の花々 (東武東上線)

    2024.6.08 東武東上線 男衾-みなみ寄居 今年の梅雨入りは、平年と比べて遅れており、 六月も下旬になってようやく 雨の日が続くようになりました。 梅雨時期を代表する花の一つ、タチアオイも 線路端に咲き始めます。 優しいセイジクリーム色の列車を背景に、 赤や白の鮮やかな花々が、 梅雨の景色に彩りを添えていました。...

  • 小さな来訪者 (秩父鉄道)

    2024.5.25 秩父鉄道 和銅黒谷駅 毎年初夏になると、南の国から渡ってきて 民家や駅舎の軒先などに営巣するツバメ。 しかし近年、その数は減少しているそうです。 身近だった里山の宅地化や、 農業の衰退により水田や耕作地が減少し、 エサとなる虫が少なくなっているためと言われています。 古くから人と共に自然の中で生きてきたツバメ、 彼達が安心して子育てできる環境を これからも守って行きたいですね。...

  • 色鮮やかに (秩父鉄道)

    2024.6.05 秩父鉄道 武川-永田 今年の関東地方は梅雨入りが遅れていて、 晴れて暑い日が続いていますが、 紫陽花は暦どおりに咲き始めています。 強い太陽の光の下で照らされた紫陽花は これまで以上に色鮮やかで ビビッドな姿が印象的です。 これから本格的な梅雨の季節に入り、 しっとりと濡れた風情豊かな紫陽花にも 出会えることを楽しみにしています。...

  • 風物詩 (秩父鉄道)

    2024.6.05 秩父鉄道 永田-武川 秩父鉄道沿線の熊谷市周辺は、冬は晴天日が多く 日照時間が長いという気候条件に恵まれて 古くから小麦栽培が盛んな地域として知られています。 特に明治時代から大正時代にかけては 小麦の栽培技術改良に尽力した権田愛三によって、 当時の熊谷市周辺は日本一の小麦生産地になりました。 刈取り前の季節に名産の小麦畑を行く電車は この時期ならではの風物詩です。...

  • 橋梁の歴史 (秩父鉄道)

    2024.5.25 秩父鉄道 大野原-和銅黒谷 横瀬川に架かる秩父鉄道の横瀬川橋梁は、 秩父銘仙などの輸送を目的に建設された鉄道が、 秩父市内への延伸を果たすために造られた橋梁です。 当初は奥羽本線の初代松川橋梁を転用したものですが、 1971年に現在の上路式ワーレントラス橋へと 架け替えられました。 架け替えから50年余り経った現在も、 赤い橋梁として人々に親しまれています。 SLパレオエキスプレスが橋を渡って...

  • 花咲く季節に (秩父鉄道)

    2024.5.25 秩父鉄道 親鼻駅 初夏の風薫る五月は、バラやツツジなどの花々が 美しく咲き誇る季節でもありますが、 赤く可愛いポピーの花もこの時期に開花を迎えます。 親鼻駅からアクセスできる 秩父高原牧場の「天空のポピー」は 今年は生育が今ひとつのようですが 駅裏のポピー畑は、まずまずの咲き具合でした。 風に揺れる花を眺めるように SLパレオエキスプレス号が速度を落として ゆっくりと駅を通過して行きまし...

  • 視界良好 (秩父鉄道)

    2024.5.04 秩父鉄道 親鼻-上長瀞 鉄道写真では、今まで撮影できなかった場所でも、 木々が伐採されて視界が開け、 新たに撮影が可能になる場合があります。 荒川橋梁を望むことができるこの場所は、 斜面の竹林を一部伐採したことで、 橋梁を一望できるようになりました。 新しい角度からいつもの蒸気機関車を見ると、 今までとは違った新鮮な印象を受けました。...

  • 長閑な休日 (秩父鉄道)

    2024.5.04 小湊鉄道 武州日野駅 ゴールデンウィークの晴天に恵まれた日 木造のホーム上屋が印象的な小さな駅に、 ツツジの花が咲く様子を眺めに行ってきました。 多くの人出を予想していたのですが 現場に着いてみると先客は1名のみで 周囲にはのどかな雰囲気が漂っています。 まだ満開には少し早かったものの、 ツツジと新緑の鮮やかな色彩を楽しみながら、 ゆっくりと初夏の一日を満喫することができました。...

  • 第二の人生 (小湊鉄道)

    2024.4.28 小湊鉄道 馬立駅 レールの敷設に使用されている木製の枕木は、 10年程度使用すると、腐ったり割れたりなど 経年劣化が生じます。 昭和の時代には、古くなった枕木が 駅周辺の敷地境界に再利用されているのをよく見かけましたが、 近年ではほとんど見られなくなりました。 とはいえ、ここは昭和の風情を色濃く残す小湊鉄道の馬立駅。 古枕木と同じように、JRからやってきたキハ40形気動車も 第二の人生として...

  • 五月晴れの下 (小湊鉄道)

    2024.4.28 小湊鉄道 上総川間駅 今年のゴールデンウィークは晴天に恵まれ、 各地の観光地も賑わったようです。 房総半島の中央を走る小湊鉄道も、 普段は1・2両編成の列車を 3両に増やして運行していました。 長閑な田園風景の中で、 赤い車両と五月晴れの空のコントラストが 初夏の訪れを告げてくれます。 ...

  • ツツジ咲く頃 (小湊鉄道)

    2024.4.28 小湊鉄道 上総川間駅 鮮やかなピンク色で花期が長いツツジは ゴールデンウィークの頃に見頃になり、 その美しい姿を楽しむ事ができます。 田植えを終えたばかりの田圃が広がる 上総川間駅の周辺に、 綺麗なツツジの花が咲いていました。 木漏れ日を受けて花びらを輝かせた花々が 列車の発車を静かに見守っています。...

  • 旧客憧憬 (秩父鉄道)

    2024.4.20 秩父鉄道 秩父駅 昭和の時代には機関車に牽かれた旧型客車が 全国津々浦々を駆けていました。 エンジンやモーターを搭載していない車両は 駅に停車中すると何とも言えない静寂が訪れ、 旅情感を盛り上げてくれたものでした。 ぶどう色に塗られた車体と開け放たれた窓が 蒸気機関車全盛の頃を彷彿とさせます。...

  • 初夏の風渡る (秩父鉄道)

    2024.4.20 秩父鉄道 上長瀞-親鼻 桜の季節が人々を楽しませてくれた後、 程なくして新緑の若葉の季節が訪れます。 昨今は温暖化の影響でしょうか 4月中旬でも初夏の様な陽気になる日もあり、 眩い若葉を目にするようになりました。 新緑に包まれた初夏の風渡る荒川橋梁を 旧型の客車を牽引した蒸気機関車が ゆっくりと渡って行きます。...

  • 単行列車が行く (八高線)

    2024.4.10 JR八高線 松久-児玉 八高線の高麗川以北の非電化区間には、 日中一往復のみ一両編成の単行列車が運行されています。 乗客の乗車率を考慮すると、学校の試験期間など、 昼間の利用が見込まれる時期を除いては、 この運行形態で 十分かもしれません。 ローカル線をはじめ、鉄道そのものが 縮小傾向にあるのは寂しい限りですが、 咲き誇った桜の中を走る列車は、 我関せず、元気に走り去って行きました。...

  • ななつ星咲く (久大本線)

    2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 曇り空の下、満開の桜が咲く北山田駅に JR九州が誇る豪華クルーズトレインの 「ななつ星in九州」が姿を見せました。 黄金色に輝く装飾を施された 古代漆色のディーゼル機関車は 重厚な排気音を響かせながら 駅を通過していきます。 定員はわずか20名、料金も破格ですが 運行開始から10年以上が経過しても、 今なお多くの人々を魅了する人気列車です。...

  • 北山田駅通過 (久大本線)

    2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 日本を代表する花のひとつであるソメイヨシノ 全国で約1000万本植えられていると言われ、 これらの多くは、挿し木や接ぎ木によって 増やされたものです。 駅や学校など公共の施設に植樹されたモノも多く見られ 久大本線の北山田駅のソメイヨシノもその一つです。 駅ホームの両側に咲く満開のソメイヨシノの中を 真っ赤な特急「ゆふ号」が通過して行きました。...

  • 花曇りの頃 (久大本線)

    2024.4.02 JR久大本線 豊後中川駅 桜の花が咲く頃の曇り空を「花曇り」と言いますが、 薄明かるい曇り空で、霞がかかったような天気は、 少し幻想的な雰囲気にもなります。 雨が降らず、日差しも弱いため、咲いた花は散りにくく、 駅の周辺では幾重にも桜の花が咲き誇っていました。 花曇りの淡い空気に包まれた駅から、 ゆっくりと発車する真っ赤な普通列車は、 普段にも増して鮮やかに見えました。...

  • 遅れて来た春 (八高線)

    2024.3.29 JR八高線 小川町-明覚 春に咲く代表的な黄色い花をいえば 菜の花を真っ先に思い浮かべますが、 可憐に咲く水仙もその一つに挙げられます。 一般的に12月から3月頃に咲く水仙は 早春の花というイメージがありますが 今年は3月末にやっと目にすることができました。 初夏の様に暖かな陽気になった日に 線路に近くに咲く水仙の花は 遅れてやって来た春を満喫しているようでした。...

  • 白煙を上げて (秩父鉄道)

    2024.3.24 秩父鉄道 寄居-桜沢 今年の3月は寒の戻りで気温が低い日が多く 関東のソメイヨシノは開花が遅れています。 本日、福岡や松山で開花が観測されたようですが、 秩父鉄道沿線では早咲きの桜が 小ぶりな花を咲かせていました。 綺麗な白煙を上げる蒸気機関車と 満開のソメイヨシノを一緒に撮影出来るのは 4月に入ってからになりそうです。...

  • ゆるキャラ (秩父鉄道)

    2024.3.20 秩父鉄道 ふかや花園駅 地域や企業をPRするマスコットキャラクタの「ゆるキャラ」は、 愛らしく親しみやすいデザインで、 幅広い世代で人気を集めています。 2024年のSLパレオエクスプレスファーストランの日に、 ふかや花園駅では、深谷市のゆるキャラ、 「ふっかちゃん」が登場しました。 深谷ねぎをモチーフにした「ふっかちゃん」は ゆるキャラグランプリで準グランプリを受賞した人気者、 駅のホームは...

  • 梅から桜へ (八高線)

    2024.3.17 JR八高線 明覚-小川町 ソメイヨシノの開花予想が発表されて 気温が20℃を超えて日が出てくると 今年も春が近づいて来た感じがします。 梅の花が終わった里山の山裾にも ピンク色の桜の花が咲き 沿線の景色も華やかさが増してきました。 まだまだ寒い日もある3月ですが 暖かくなる日が増えて行くと 豊かな自然を感じられる季節がやってきます。...

  • 近づく春景色 (八高線)

    2024.3.11 JR八高線 明覚-小川町 景色は少しずつ春っぽくなってきましたが ことしの冬は記録的な暖冬だったせいでしょうか 梅が咲く時期のばらつきが大きい気がします。 普段は花期が長い梅の花でも 既にすっかり花が終わっている樹もあれば 今が盛りの樹も見かけます。 ともあれ、春は確実に近づいてきています これから咲くソメイヨシノの花を 今しばらく待つことにいたしましょう。...

  • 遠望 (湘南モノレール)

    2023.1.17 湘南モノレール 目白山下-片瀬山 片瀬山駅で下車して西へ歩いて行くと 江の島へと下る坂道の途中に 遠くに相模湾を望む場所があります。 支柱にぶら下がってやって来るモノレールは まるで海の上を走っている様で、 普段とは違う鉄道風景が広がっていました。 不思議な景色を見ることができるのも 湘南モノレールの楽しみのひとつです。...

  • また来年 (伊豆急行線)

    2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 花弁が大きめで濃いピンク色をした河津桜は、 濃く明るい紅色をしたカンヒザクラと 一重咲きで大きな花を咲かすオオシマザクラとの 自然交配種と考えられています。 花期も長く、約1カ月に渡って見頃が続く河津桜ですが、 今年の開花は例年より早かった為でしょうか、 既に葉桜へと変わってしまいました。 また来年、美しい花達に会いに来たいと思います。...

  • 三色共演 (伊豆急行線)

    2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 気候が温暖な南伊豆の河津町では 2月になると河津桜と菜の花を 同時に愛でることができます。 線路沿いのガード付近で見つけた 桜と菜の花が一緒に咲いている場所に 赤いキンメ列車がやってきました。 ピンクの桜と黄色い菜の花、 それと赤い車両を照らす柔らかな陽ざしは 穏やかな早春の1日を約束するようでした。...

  • サフィール (伊豆急行線)

    2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 2020年3月14日のダイヤ改正で 東京―伊豆急下田間に登場した 観光特急の「サフィール踊り子」号 プレミアムグリーン車を含む 全車両グリーン席の編成は まるでホテルのような快適さで 河津桜の観光にも最適な列車です。 東京から2時間20分の道のりを駆けた 紺碧色のサフィール踊り子号を 河津川両岸の河津桜が迎えてくれました。...

  • 桜まつり (伊豆急行線)

    2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 一足早く春の訪れを告げる河津町の河津桜ですが、 今年の冬は暖かな日が多かった為でしょうか 例年より少し早めに見頃を迎えているようです。 2月1日から29日まで開催される「河津桜まつり」では、 コロナ禍以前の約8割に当たる 70万人の人出を見込んでいます。 今週末には満開になると予想される河津桜 河津川沿いに咲き誇る850本の桜を 多くの観光客に愛でてもらいたいです。...

  • SF世界 (湘南モノレール)

    2023.1.17 湘南モノレール 大船駅 大船と江の島を結ぶ湘南モノレールには 車体を軌道の下に吊り下げて走行する 「懸垂型」が採用されています。 車体を支える軌道が車両上部にある為、 車体の下にはレールがなく すのこ状の路面が広がっているだけです。 通常の鉄道とはかなり異なる懸垂型モノレール、 宇宙船を格納するかような駅の構内は まるでSFの世界を見ているようでした。...

  • 冬の残照 (江ノ島電鉄)

    2023.1.17 江ノ島電鉄 稲村ヶ崎-七里ヶ浜 稲村ケ崎駅を出発した藤沢行きの電車は 七里ガ浜の海岸に出て来ると、 正面に富士山を望むことができます。 空気が澄んでいる冬の夕暮れは オレンジ色の空に優麗なシルエットを 浮かび上がらせてくれました。 暮れゆく冬の残照を車体に映して 電車が目の前を通り過ぎていきます。...

  • 小さな古刹 (江ノ島電鉄)

    2023.1.17 江ノ島電鉄 腰越-鎌倉高校前 江ノ島電鉄の腰越駅から徒歩約5分の場所にある満福寺は、 源義経が頼朝への和解を願って「腰越状」と呼ばれる手紙を書き、 頼朝の元に届けようとした寺として知られています。 境内には弁慶の腰掛け石や手玉石など、 義経・弁慶ゆかりの品々が残っていますが 訪れて見ると思いの外、小さな古刹で驚きました。 歴史の舞台となった腰越の満福寺 冬の夕陽を浴びて静かに佇む古刹の門...

  • 聖地巡礼 (江ノ島電鉄)

    2023.1.17 江ノ島電鉄 鎌倉高校前-七里ガ浜 昨今、聖地巡礼という言葉は、マンガやアニメ、 映画などの舞台やモデルとなった場所に、 ファンが訪れることを差すようになりました。 人気アニメ「スラムダンク」で有名になった 「鎌倉高校前1号踏切」には、平日にも関わらず 若者を中心とした多くの観光客が集まり、 さまざまな国の言葉が飛び交っています。 日本が世界に誇るアニメ文化ですが、 その影響力の強さを、ま...

  • 併用軌道 (江ノ島電鉄)

    2023.1.17 江ノ島電鉄 江の島-腰越 鎌倉と藤沢の間を結ぶ江ノ島電鉄ですが 途中の江ノ島駅と腰越駅の間は 併用軌道となっており、道路上を走行しています。 江ノ島電鉄は全区間が鉄道事業法に基づく 正真正銘の鉄道路線ですので、 併用軌道は電車が道路を走っているというよりも 自動車が線路に入らせてもらっていると言えます。 商店が続く狭い道路に自動車を待たせて 江ノ電は今日も安全運転と定時運行で走ります。...

  • ライフライン (のと鉄道)

    2012.05.03 のと鉄道 西岸-能登鹿島 集落の手前に広がる入江と、線路の奥に作られた棚田。 のと鉄道沿線には里山と里海が入り混じる 能登らしい風景が展開されています。 穏やかな表情を見せていた のと鉄道沿線も 地震の影響で停電や断水が続いており ライフラインの復旧が喫緊の課題となっています。 水道の復旧には数カ月かかる可能性もあるようですが、 安全を確保しながら、早期の復旧が望まれます。...

  • 被災概況調査 (のと鉄道)

    2012.05.03 のと鉄道 田鶴浜-和倉温泉 元日の能登地震発生から、11日が経ちました。 1月9日から和倉温泉~穴水間で、 鉄道災害調査隊などの専門家チームが現地に入り、 被災状況の調査が実施されたようです。 その結果、各所で線路の湾曲や土砂流入、 各駅施設の損壊などの大きな被害が確認されています。 今後は復旧への方法や技術的な助言を受ける予定で 運行再開までには、かなりの時間が掛かりそうです。...

  • 新春花模様 (秩父鉄道)

    2024.1.05 秩父鉄道 武州中川-武州日野 柔らかな新春の陽光を浴びて 華やかな花模様のラッピング車両 「彩色兼備」が長瀞駅に入線してきます。 列車の到着を待つホームでは 宝登山神社の初詣客や長瀞観光の人々で いつもより賑わっていました。 正月の松の内も本日7日までです 三連休の中日ではありますが そろそろ平常モードへ切り替えるころですね。...

  • 謹賀新年 (東海道新幹線)

    2021.12.13 JR東海道新幹線 新富士-静岡 新年明けましておめでとうございます。 年始より、想像もしていないような 災害や事故が立て続けに発生しております。 毎日を何気なく無事に過ごしていることに 感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。 本年もよろしくお願い申し上げます。...

  • 能登半島地震で被災された皆様へ

    この度、能登地方を震源とした地震により、 被害を受けられた皆さまに、謹んでお見舞い申し上げますとともに、 一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。...

  • ジオラマ (鹿児島市電)

    2023.11.11 鹿児島市電 南鹿児島 鉄道に係わる趣味にはいくつか種類がありますが その一つに模型の制作があります。 中でも電車や機関車などの鉄道車両は元より、 駅舎やホームなどの鉄道関連の建造物や 周辺の風景や街並みまでも作り込む 鉄道ジオラマはその代表的なものでしょう。 市内電車とJR指宿枕崎線が隣接している 南鹿児島駅周辺はジオラマの絶好の題材、 ミニチュアの世界が目の前に広がっていました。...

  • 南国風情 (鹿児島市電)

    2023.11.11 鹿児島市電 南鹿児島-涙橋 涙橋電停から谷山へ向かう市内電車が 専用軌道へと入って行くと 周辺に緑が増えてきます。 線路沿いにある大きな柿の木は 11月の中旬にもかかわらず、 まだ青々と葉が茂り 柿の実は色付き始めたところでした。 一年の平均気温が18.8℃と 東京より約3℃も高い鹿児島市 そこかしこで南国の風情を感じます。...

  • Green Road (鹿児島市電)

    2023.11.11 鹿児島市電 加治屋町 昨今、都市部における問題のひとつとして 夏場のヒートアイランド現象が上げられますが その対策として市街地の緑化事業が注目を浴びています。 鹿児島市内を走る路面電車の道路併用区間となる 総延長約9kmの軌道敷内全面に対して、 耐環境性が高く、冬場に枯れない芝生を植栽する事で 路面温度の抑制や騒音低減などの効果を上げているそうです。 電停の付近には草花の花壇も設けられて...

  • 時標 (鹿児島市電)

    2023.11.11 鹿児島市電 加治屋町 明治維新に重要な役割を果たした薩摩藩 鹿児島市街には近代日本に影響を与えた偉人達の像と その解説板を「時標(ときしるべ)」として 市内の7か所に設置されています。 加治屋町電停がある交差点には、 薩英戦争に際に急ぎ鹿児島湾へと駆け付ける 若き大山巌・西郷従道・山本権兵衛の 3名の姿を見ることができます。 緊張感のある中にもどこかユーモラスな姿から 幕末の歴史の一端...

  • 東火を噴く (鹿児島市電)

    2023.11.11 鹿児島市電 武之橋-新屋敷 鹿児島市街の東方約4Kmの 鹿児島湾に浮かぶ標高1117mの桜島 今も活動を続ける活火山で 噴煙を上げる勇壮な姿は 市内の各所から眺める事ができます。 風向きによっては火山灰を市街地に降らせる 厄介な存在ではありますが、 その火を噴く姿は間違いなく鹿児島のシンボルです。...

  • 変わる役割 (秩父鉄道)

    2023.11.19 秩父鉄道 武州中川-武州日野 列車の先頭に掲げられるヘッドマーク 昔は列車の愛称名に因んだデザインのものが多く 寝台特急などに掲げられるヘッドマークは 鉄道少年たちの憧れの的でした。 昨今ではイベント等に係る列車に対し それに関連したヘッドマークが数多く制作され、 一種の広告としての役割を持つ様になりました。 この日のパレオエクスプレスに掲げられたのは 埼玉を題材にした話題の映画「翔ん...

  • 湧水の里 (南阿蘇鉄道)

    2023.11.12 南阿蘇鉄道 白水高原-中松 高原の様な爽やかなイメージがある阿蘇地方ですが、 実は年間降水量が2000㎜以上にもなる 雨が多い地域でもあります。 山々に降り注いだ雨は地下水となり あちこちから湧き出す水源になっていますが、 その中でも寺坂水源は鉄道橋の下にある 珍しい水源になります。 滾々と湧き出す湧水の上を走る列車と 黄色に染まった銀杏との共演を見られるのは、 熊本地震が発生して以来7年...

  • 治水の要 (南阿蘇鉄道)

    2023.11.12 南阿蘇鉄道 立野-長陽 昨今の気候変動の影響でしょうか 毎年のように各地で水害が発生していますが 数ある対策のひとつとして、 ダムによる治水事業が進められています。 阿蘇外輪山の切れ目、白川に建設された立野ダムは 洪水調節を目的とした流水型の治水専用ダムで 今年5月にダム本体の工事が完了し、 来年度からの本運用を目指しています。 コンクリートの武骨な姿ではありますが 色付き始めた峡谷や...

  • 架け橋 (南阿蘇鉄道)

    2023.11.12 南阿蘇鉄道 立野-長陽 南阿蘇鉄道の立野駅と長陽駅間には 白川が造り出した深い渓谷を跨ぐ 第一白川橋梁があります。 この橋梁は2016年4月の熊本地震によって 甚大な被害を受けた事で架け替え工事が行われ、 2023年7月15日に列車の運行が再開されました。 阿蘇五岳の南に広がる南郷谷と 熊本平野の入り口を繋ぐ美しいアーチ橋は 地域の架け橋とてしての役割を再び担います。...

  • 彩色兼備 (秩父鉄道)

    2023.11.03 秩父鉄道 武州中川-浦山口 華やかな花模様に彩られた7500系電車の ラッピングトレイン「彩色兼備」 この「彩色兼備」という愛称は、 秩父鉄道沿線の美しい景色や 美味しい食べ物を表現しているそうです。 ラッピングにも負けず劣らず 鮮やかに色付いた樹々たちが 秩父路に秋の深まりを告げています。...

  • 立冬の前後 (秩父鉄道)

    2023.11.03 秩父鉄道 武州中川-武州日野 暦の上では冬が始まるこの頃は 各地で樹々が色付き、紅葉が見頃になります。 安谷川橋梁が架かる谷でも紅葉が進み、 逆光に映えた樹々の葉が 季節の進みを知らせてくれました。 暖かい日が続いた今年の秋も いよいよ冬の準備に取り掛かります。...

  • 晩秋の入口 (東武東上線)

    2023.10.24 東武東上線 男衾-みなみ寄居 日本の秋を代表する風景として 田圃の彼岸花や群生するススキの他に、 たわわに実った柿の木が思い浮かびます。 線路際で見つけた柿の木には 傾き始めた夕陽に照らされた柿が 美味しそうな橙色に輝いていました。 例年になく暖かな日が続いく今年の秋ですが 季節は少しづつ晩秋へと進んで行きます。...

  • コスモス畑 (秩父鉄道)

    2023.10.23 秩父鉄道 武川-永田 秩父鉄道の武川駅と永田駅の中間付近に 一面のコスモス畑があります。 毎年秋には定番の撮影場所になっていますが この畑は地主の方のご厚意で 毎年花を咲かせているそうです。 秋風に揺れる満開のコスモスを眺めながら 花と列車の撮影を楽しんで来ました。...

  • これからも (東武東上線)

    2023.10.12 東武東上線 大山駅 東武東上線大山駅に隣接した形で 560mの長いアーケードを有する ハッピーロード大山商店街 1日に約25,000人もの買い物客が訪れる商店街は、 中小企業庁が2006年に選定した 「がんばる商店街77選」にも選ばれました。 東上線の高架化事業に伴い 大山駅周辺の再開発も予定されていますが、 いつまでも活気ある商店街であって貰いたいです。...

  • 踏切待ち (東武東上線)

    2023.10.12 東武東上線 大山駅 池袋駅から東武東上線の普通電車に乗車すると 2つ目の駅が大山駅になります。 同駅を含むエリアでは連続立体交差事業が予定され、 2030年度には駅の高架化と共に 8か所の踏切がなくなります。 駅北側のハッピーロード大山商店街と 遊座大山商店街を横切る第15号踏切もその一つ 商店街の間を電車が通り抜ける風景が見れるのも 今のうちかもしれません。...

  • 祭装束 (京浜東北線)

    2023.9.22 JR京浜東北線 浜松町駅 収穫の感謝と翌年の豊作を祈願する秋祭り。 その形は山車が町を練り歩いたり、 踊りなどを奉納したりと様々です。 秋祭りに因んでの事でしょうか 浜松町の駅に設置されている小便小僧は 祭装束のハッピ姿に変身していました。 ホームに響く発車ベルや列車の通過音も 賑やかな祭囃子に聞こえてきます。...

  • 秋桜の花言葉 (八高線)

    2023.9.25 JR八高線 小川町-明覚 秋を彩る花のひとつに秋桜がありますが 白やピンク、赤色、黄色など さまざな色があることも、その魅力のひとつです。 それぞれの色によって花言葉は異なり 白は「優美」、ピンクは「純潔」、 赤は「調和」、黄色は「自然美」など、 優しい響きのものが続きます。 優雅な秋桜が咲き、吹く風が涼しくなると 線路沿いにも本格的な秋がやって来ます。 ...

  • 絨毯の上を (八高線)

    2023.9.25 JR八高線 小川町-明覚 初秋の柔らかな陽ざしの中、 秋桜が敷き詰められた絨毯の上を 普通列車が駆けてきました。 秋分の日も過ぎて涼しくなり、 沿線ではピンクや白の秋桜が 秋らしい情景を醸し出しています。 暑かった夏が過ぎ去ろうとする頃、 八高線沿線の景色も ようやく秋色に変わり始めました。...

  • 季節を繋ぐ (東武東上線)

    2023.9.28 東武東上線 男衾-みなみ寄居 9月になっても残暑に辟易する日が続きますが、 東京では今年の真夏日が90日を超えたそうで 1年の1/4は「真夏」になった計算になります。 記録的な暑さの初秋になっていますが 夏から秋へと季節を繋ぐ彼岸花は いつもと同じように紅い花を咲かせていました。 この花の盛りが過ぎるころには 本格的な秋がやって来て 過ごしやすくなること期待したいですね。...

  • 賑やかな田圃 (八高線)

    2023.9.24 JR八高線 松久-児玉 暑かった夏も終わり、9月も下旬になると、 あちこちの田圃で稲刈りが始まります。 最近は刈取りから脱穀までを コンバインを使うことが多い様ですが、 昔ながらの稲刈りとハゼ掛けの作業を 人手でを行っている光景に出会いました。 賑やかな田圃は秋の風物詩のひとつ 忙しく働く農家の方々の向こうを 普通列車が通過して行きます。...

  • 100日咲く花 (東武東上線)

    2023.9.05 東武東上線 男衾-鉢形 「百日紅」は初夏から秋までの長い期間、 花を咲かせる花木です。 「100日間、紅の花を咲かせる」事が その名前の由来となりますが、 実際には、一度咲いた枝先から 再度芽が出て花をつけるため、 長い間咲いているように見えるそうです。 道端に鮮やかに咲く百日紅は 遠くを駆けてゆく電車を 今日も見送っていました。...

  • 夏の延長戦 (東武東上線)

    2023.9.05 東武東上線 男衾-鉢形 電車から外を眺めていると 大きな百日紅の樹を見つけました。 近くまで来てみると、 樹高が10mはあろうかという立派な樹に 赤い花がたくさん咲いています。 まだまだ暑さが続く9月の上旬 湧き上がる夏の雲と共に 夏の延長戦が続きます。...

  • 野生美 (秩父鉄道)

    2023.9.01 秩父鉄道 武州中川駅 9月に入っても厳しい残暑が続く日々 武州中川駅では改札口からホームの間には、 キバナコスモスが咲いていました。 この花の花言葉は「野生美」 やせた土地でも育ち、花期が長く、害虫にも強いので、 手入れをせずに放任してもよく咲き続けます。 力強さと可憐さ兼ね備えたキバナコスモス 改札口へと向かう乗客の目も楽しませてくれるでしょう。...

  • 残暑の中で (秩父鉄道)

    2023.9.01 秩父鉄道 武州中川駅 オレンジ色の絨毯の向こう側から 普通列車がやって来ました。 残暑の中で訪れた武州中川駅の構内には たくさんのキバナコスモスの花が風に揺られ 美しく咲き誇っていました。 吹く風は熱気を帯びた南風 秩父路に秋がやって来るのは もう少し先になりそうです。...

  • 季節の進み (しなの鉄道)

    2016.8.26 しなの鉄道 信濃追分-御代田 今年の夏は、お盆が過ぎてもなかなか涼しくならず、 日中は厳しい暑さが続いていますが、 それでも夕方は心なしか、涼しくなってきたようにも感じます。 気付かぬうちに、いつの間にか日暮れの時間は短くなり 陽の光の力強さも、幾分柔らかくなってきました。 まだまだ残暑厳しき日々が続きますが 元気に夏を乗り切って行きたいですね。...

  • ハレとケ (しなの鉄道)

    2023.8.04 しなの鉄道 上田駅 長野駅を出発した「ろくもん」車内での食事が終わる頃、 列車は上田駅に到着し、後続の普通列車に道を譲ります。 窓辺には置かれたスタンドライトで淡く照らされた室内は、 いつもと違う特別な「ハレ(晴れ)」の世界に対して、 窓の外の景色は、いつもの日常の「ケ(褻)」の世界です。 普段では味わえない特別な雰囲気を楽しみながら 終着の軽井沢まで、列車の旅は続きます。...

  • WINEと地酒

    2023.8.04 しなの鉄道 長野駅 3両編成の観光列車「ろくもん」ですが、 2号車にあるサービスカウンターの前には 長野県産のワインや地酒がディスプレイされています。 車内でこれらのワインや地酒を注文し、 千曲川や浅間山など沿線の景色を楽しみながら グラスを傾けることができます。 列車の揺れに合わせて、飲むワインはまた格別 ほろ酔い加減も旅情を高めてくれます。...

  • 粋な演出 (しなの鉄道)

    2023.8.04 しなの鉄道 長野駅 長野駅に入線してきた観光列車「ろくもん」 ホームではアテンダントの方が法螺貝を吹いて 列車の到着を知らせてくれます。 これは沿線の上田市を居城とした戦国大名の真田氏が 出陣の際に、法螺貝を吹いたとされる事にちなんで 行っているそうです。 法螺貝の音に、これから乗車する乗客達も スマホやカメラを取り出して写真をパシャリ、 粋な演出に旅行気分も盛り上がります。...

  • 旅の楽しみ (しなの鉄道)

    2023.8.04 しなの鉄道 長野駅 軽井沢と長野の間を走る しなの鉄道の観光列車「ろくもん」では 地元の食材をふんだんに使った 洋食や和食が提供されています。 美味しい食事の他にも「旅」の楽しむ為に 車内設備は素敵なものが設えられ、 鉄道の旅の楽しさを演出してくれます。 新幹線の車内販売も廃止になる昨今ですが、 ゆっくりと食事をしながら 列車に揺られてみるのもいいですね。...

  • 向日葵の季節 (しなの鉄道)

    2022.8.10 しなの鉄道 御代田-平原 真夏を代表する花と言えば 大輪の黄色い花を咲かせる 向日葵(ひまわり)が挙げられます。 太陽の動きにつれて花が回ることから 名付けられた名前ではありますが、 太陽を追って動くのは 生長が盛んな若い時期だけだそうです。 鮮やかな向日葵の花が咲く夏の日々ですが 暑さ厳しき折、ご自愛の上お過ごし下さい。...

  • HIGH RAIL (小海線)

    2022.8.08 JR小海線 野辺山-信濃川上 土・日曜・祝日を中心に運転されている 小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」 天空に一番近い列車というコンセプトの下 JR線の標高最高地点「1375m」にちなんで 名付けられた「HIGH RAIL 1375」は この夏も元気に運行されています。 乗って楽しい夏の観光列車 夏休みの子供たちの笑顔が見られそうです。...

  • 手水の音響く (箱根登山鉄道)

    2023.6.27 箱根登山鉄道 塔ノ沢駅 塔ノ沢駅構内の銭洗弁天の門をくぐると すぐ左手に立派な龍の手水舎があります。 龍の口から水が流れ出る手水舎は、 龍が水を司る神様として崇められていたことが 由来とされています。 ここのご祭神は水を治める神様の瀬織津姫之大神 境内に響く手水の水の音が 列車の発車ベルにも聞こえました。...

  • 深沢銭洗弁天 (箱根登山鉄道)

    2023.6.27 箱根登山鉄道 塔ノ沢駅 塔ノ沢駅構内の上りホームに面したところに 弁才天を祀る「深沢銭洗弁天」があります。 大正15年に小さな社を建ててお祀りしたのが始まりで 境内に用意されているひしゃくとザルでお金を洗うと 金運向上のご利益がある言われています。 静かな森の中、境内に響く池の水の音によって 心も体も洗われる感じがしました。...

  • 秘境駅の佇まい (箱根登山鉄道)

    2023.6.27 箱根登山鉄道 塔ノ沢駅 2つのトンネルに挟まれた塔ノ沢駅は 辺りを深い緑に囲まれていて 駅の周辺には人家はありません。 駅へ通じる道も歩行者専用路しかなく、 1993年にトンネルを拡幅する際には、 重機などの機材搬入が不可能だったため 手掘りで作業が行われたそうです。 賑やかな箱根湯本の次の駅とは思えない 静かな佇まいの塔ノ沢駅は まさに「秘境駅」と言ってもよいでしょう。...

  • ルーティーン (箱根登山鉄道)

    2023.6.27 箱根登山鉄道 大平台駅 箱根登山鉄道には、列車の進行方向が変わる スイッチバックが3か所ありますが、 ここ大平台駅だけ乗客が乗降可能な駅になっています。 列車が駅に到着すると、車掌はドアを開け、 最後尾から先頭車両まで急いで移動し、 ドアを閉めて運転士に出発合図を送ります。 ホームの紫陽花が見守る中、 繰り返される一連のルーティーンによって 今日も列車の安全な運行が確保されています。...

  • 移ろう色に (箱根登山鉄道)

    2023.6.26 箱根登山鉄道 上大平台信号場-大平台 紫陽花の色には赤、青、紫などがありますが、 その色は土のPH度によって変化して 酸性の場合は青色、中性は紫色、 アルカリ性だと赤色の花になります。 日本では酸性の土壌が多いため、 紫陽花も青色のものが多いのですが 落ち着いた紫色もまた素敵です。 急カーブの先から現れた列車が 線路際に咲く紫陽花を揺らしながら ゆっくりと通過していきました。...

  • 紫陽花の径 (箱根登山鉄道)

    2023.6.26 箱根登山鉄道 出山信号場-大平台 箱根の山を登る箱根登山鉄道ですが 箱根湯本から強羅までの沿線には 1万株以上の紫陽花が植えられています。 元は線路沿いの土止めの目的で植えられたものですが、 今では箱根登山鉄道の社員皆様の手入れによって 車窓からその美しい姿を見ることができます。 シーズン中の夜にはライトアップも行われ 乗客の目を楽しませてくれる登山電車、 咲き誇る紫陽花が箱根の山道を飾...

  • 夏の気配 (秩父鉄道)

    2023.6.04 秩父鉄道 武州日野-白久 真上から降り注ぐ強い日差しを受けて 黒い蒸気機関車がやってきました。 梅雨入りを直前に控えた6月初旬 木々の間から望む青空には 夏を思わせる雲が湧いています。 緑と白い雲のコントラストは やがて到来する夏の気配を感じさせました。...

  • 初夏の風に (秩父鉄道)

    2023.6.04 秩父鉄道 親鼻駅 秩父鉄道の親鼻駅の裏手には 小さなポピー畑があります。 この親鼻駅と隣の皆野駅は ポピーの名所として有名な 秩父高原牧場の「天空のポピー」の最寄り駅 列車の発車に合わせるように 可憐な花が初夏の風に揺れていました。...

  • 天に向かって (小湊鉄道)

    2023.5.17 小湊鉄道 上総大久保-養老渓谷 温暖なイメージがある房総半島ですが 内陸部になると寒暖の差があって 様々な種類の樹木が生育しています。 線路に沿った細い道路を歩いて行くと 針葉樹の杉が天に向かって伸びていました。 真っすぐに育った杉の隙間から ローカル色溢れる列車が通過して行きます。...

  • 若葉透かして (小湊鉄道)

    2023.5.16 小湊鉄道 上総大久保-月崎 5月の爽やかな風が吹き抜ける中 涼しい木陰で列車を待ちました。 大きな樹の下では若葉が初夏の陽に透けて 美しい緑のコントラストを見せてくれます。 のんびりと撮影を楽しむには良い季節 カメラのシャッターを切りつつ 去りゆく列車を見送りました。...

  • 葉桜の頃 (小湊鉄道)

    2023.5.16 小湊鉄道 上総大久保駅 林の中に静かに佇む上総大久保駅に レトロなディーゼルカーが入線してきました。 春になると駅の周辺には桜や菜の花が咲き、 華やかなで美しい姿を見せてくれますが 眩い新緑に囲まれた景色もまた素敵です。 四季折々の姿を見せる小さな駅に 違う季節にも来訪したくなりました。...

  • 懐かしの色 (小湊鉄道)

    2023.5.16 小湊鉄道 上総大久保-養老渓谷 その昔、国鉄時代のローカル線を クリームと朱色に塗り分けたディーゼルカーが 全国各地を駆け巡っていました。 このクリームと朱色の色合いは 多くの地方私鉄の車両にも採用され、 小湊鉄道ではキハ200形が 今も現役で運行されています。 初夏の陽が降り注ぐ午後に 懐かしさを誘う車体の色が 深い緑の中へと消えて行きました。...

  • 緑のトンネル (小湊鉄道)

    2023.5.16 小湊鉄道 上総大久保-月崎 線路を覆い尽くさんばかりの緑のトンネルから 赤い列車が顔を出しました。 ローカル線ではよく見かける風景ですが 実際に乗車してみると列車の窓に小枝が当り カサカサと音が立てながら通過します。 これもローカル線ならではの風情でしょうか 木々の葉を揺らしながら列車がやって来ました。...

  • 小さな踏切で (小湊鉄道)

    2023.5.16 小湊鉄道 月崎-上総大久保 月崎駅近くの小さな踏切で、 「きしゃにちゅうい」と書かれた標識を見つけました。 昨今あまり聞かなくなった「きしゃ(汽車)」という言葉に なんだか懐かしさを感じます。 最近では、鉄道車両はなんでも 「電車」と呼ぶ人が増えていますが なんとなく違和感があるのは、古い人間だからでしょうか。 苔生す踏切で、そんな事を考えていました。...

  • 古き新鋭 (小湊鉄道)

    2023.5.16 小湊鉄道 月崎駅 首都圏近郊の房総半島を走る小湊鉄道は まるで昭和の時代に戻ったような 車両と沿線風景が人気の路線です。 五月の爽やかな風が吹きぬける午後 レトロな駅舎の月崎駅に現れたのは 秋田からやって来たJRのキハ40でした。 小さな花の出迎える温暖な房総半島で 古き新鋭が令和の時代に活躍します。 ...

  • 見頃を迎えて (秩父鉄道)

    2023.5.04 秩父鉄道 武州日野駅 風薫る五月に入ると、秩父鉄道の武州日野駅では 植栽されているツツジの花が見頃を迎えます。 よく手入れされたツツジの所へやって来たのは コスモスの花をあしらったラッピング車両。 ツツジとコスモスとの花のコラボが実現しました。 直前のSLパレオエキスプレスの通過時に居た たくさんのカメラマンやギャラリーもいなくなり 静かになった構内で、花も列車も楽しめました。...

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