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  • 三国志 第四巻

    宮城谷昌光 文藝春秋 文春文庫 390ページ董卓誅殺さる。賈詡の登場。曹操と袁術の戦いと曹操の勝利。陶謙の曹操の父殺害曹操の復讐戦。大殺戮。劉備と陶謙。呂布と陳宮対曹操。程昱、荀彧、夏侯惇らの活躍で、本拠地である兗州喪失の危機をからくも脱する。...

  • 三国志 第三巻

    宮城谷昌光 文藝春秋 文春文庫 387ページ董卓の王朝奪取と暴虐。諸侯の挙兵。孫堅の躍動。曹操の挙兵にあたって、衛茲と鮑信が重要な役割を果たしたことが描かれる。二人とも、特に衛茲はごく初期に戦死してしまうので、ゲーム等ではあまり目立たないが。...

  • 三国志 第二巻

    宮城谷昌光 文藝春秋 文春文庫 385ページ第二巻目に入っても外戚の梁冀(りょうき)の悪行が続くが、次代の桓帝に打倒される。曹操、孫堅、劉備が生まれ、党錮の禁を経て、第二巻の巻末でついに黄巾の乱が勃発する。宮城谷昌光の三国志は、三国志演義ではなく、陳寿の三国志に基づいて描かれている。無能な官軍将軍と思っていた皇甫嵩が、じつはかなり有能な武将であることをはじめて知った。...

  • 三国志 第一巻

    宮城谷昌光文藝春秋文春文庫378ページ「天知る。地知る。我知る。子(なんじ)知る。」の「四知」を語った楊震の父である楊宝からはじまる宮城谷昌光の三国志は、なんと前漢末期までさかのぼる。第一巻の前半は、ぎこちなく堅苦しさが感じられるが、曹操の祖父である宦官曹騰が登場してから、がぜん面白くなる。後半は、政権を牛耳る外戚の梁冀(りょうき)の悪行がこれでもかと描かれて少々げんなりする。...

  • 窓辺の風~宮城谷昌光 文学と半生~

    宮城谷昌光中央公論社中公文庫261ページタイトル通りの内容の本。淡々と述べられていて著者の小説のような面白味はないが、真面目な人柄のゆえだろう。競馬とカメラが趣味だとか、小説からはうかがえない一面を知ることができる。...

  • 赤と黒(上)

    Le Rouge et le Noir スタンダール 1830 桑原武夫・生島遼一=訳 岩波書店 岩波文庫 376ページ スタンダールは新潮世界文学全集で約40年前に読んだことがある。乾いた小説という印象が残ったが、おもしろかったかといったら、そうでもなかった。 世界的に有名な作品なので、いま読んだらどんな感じなのだろうと思って、バルザックに引きつづき読んでみた。 本書の初版は昭和33年。翻訳は当然古い。長さの単位に「尺」が使...

  • All Quiet on the Western Front (西部戦線異状なし 1930年)

    ★★★ 1930年 136分 ネットで視聴 英語字幕 原題:Im Westen nichts Neues(All Quiet on the Western Front) 邦題:西部戦線異状なし 制作:米 監督:ルイス・マイルストン 出演   リュー・エアーズ   ルイス・ウォルハイム 第三回アカデミー賞受作品。 第一次世界大戦はそれまでの戦争とはまったくちがって、総力戦と塹壕戦の実も蓋もない殺し合いであったため、騎士道的・英雄的な活躍を思い描いて出かけ...

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