民主主義が攻撃されている?

民主主義が攻撃されている?

しばらく前、朝日新聞の「日曜に想う」という欄に、沢村亙論説主幹代理が「歴史はいかに転換するのか」と題する文章を書いていました。その中で、ドイツのショルツ首相が、「ロシアのウクライナ侵攻」開始を受けて議会演説でくり返した「ツァイテンベンデ(時代の転換点)」という言葉を、ドイツで生まれ、日本で暮らす3人に投げかけ、それぞれの「ツァイテンベンデ(時代の転換点)」に関する思いを聞いていました。まったく立場の異なる3人なので、「ツァイテンベンデ」について、読者にいろいろ考えさせようという意図が窺えました。だからこの文章では、ウクライナ戦争の捉え方が極めて重要なわけですが、ウクライナ戦争をより深く理解させ、停戦や和解のきっかけにしようとする意図はまるでなく、「でも、だれもプーチン大統領は止められなかった。楽観は消え、...民主主義が攻撃されている?

2023/09/12 22:05