古代史メモ(6) 遠山美都男氏の『大化改新』
長らく「白村江」をテーマにつづってきたが、その間、感慨深いニュースがあった──遠山美都男氏『大化改新』の30年ぶりの改訂だ。旧版は、当時(1993年)、新書レベルでは初めて「乙巳の変」の孝徳(軽皇子)主犯説をぶちあげたと思う。学会でどういう評価を得たかはともかく、巷の古代史ファンにはかなり話題になったのではないだろうか。私にとっても衝撃的な出会いとなった本の1つだ。ただ、新版のはしがきで遠山氏が触れている...
2022/12/01 10:48
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#遠山美都男
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