メインカテゴリーを選択しなおす
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。これは誰もが知る平家物語の冒頭。中学生の頃 暗記していて今でも覚えているという方も多いだろう。 写真はイメージです。祇園精舎の写真ではありません。 では祇園精舎とはどこにあるのか。私が中学生の頃に使っていた教科書に 祇園精舎の場所が書いてあった気がするが、私の身の回りの知り合いに何人かに聞いたところ 覚えていないという方も多かった。また祇園精舎が京都にある施設だと思っている方もいた。 実際には平家物語の冒頭に登場する祇園精舎はインドにある。インドのコーサラ国の大富豪スダッタ が釈迦に寄進した施設であり現在でも仏教…
B級グルメブログも少し飽きてしまったので・・・旅行ブログ。1年前の京都旅行のことを思い出しながら、書いています。 前夜、東京から1980円の夜行バスで…
ヒンズー教と仏教の原風景4 ― 結界・浄不浄 シリーズ『ヒンズー教と仏教の原風景』 あらすじ 元々は、仏僧、仏僧尼の生活空間を区切って、こっからは修行する人の場所、一般人お断り!という軽い考えだった「結界」という考えが、小乗仏教から外れた大乗仏教の密教の神秘主義とマヌ法典的...
古名 おうち、あふち 楝という文字、ふだんなかなか見ることはありません。 日本の色、淡い藤色をおうち色といって、楝という漢字があてられます。 古名のおうち、あふちは、木に咲く淡い藤色の花 アワフジから転訛したという説があります。 花の咲くころは、枝々に紫雲がかかっているよう...
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす おごれる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし 猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵におなじ 『平家物語