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日本版CDCは政府の‘手下’?-「国立健康危機管理研究機構」に独立性を
今般、日本版CDCとして設立が予定されている「国立健康危機管理研究機構」については、コロナ禍の経験から公衆衛生上の危機に際しての新たな‘司令塔’の設立として解説するメディアも少なくありません。同機構が国立感染症研究所と国立国際医療研究センターとの統合による設立が同見解の背景にあるのでしょうが、‘司令塔’については、既に本年4月21日に「内閣感染症危機管理統括庁を内閣官房に新設する改正内閣法」が成立しております。むしろ、同庁と国立健康危機管理研究機構との関係が不明な点が問題視されているのですが、両法案とも、政府への権限の集中が図られた点では共通しています。そして、ここに、政府主導の感染症対策は望ましいのか、という問題が提起されることとなりましょう。そもそも、モデルとされるアメリカのCDCに極めて政治色の強い...日本版CDCは政府の‘手下’?-「国立健康危機管理研究機構」に独立性を
【読書考】「ドキュメント日銀漂流」と「日本銀行失策の本質」を読み比べる
今日のブログの記事は、一度投稿を取りやめたんです。なにしろ1万6千字あります。題材の硬さからしても、とうてい皆さんに最後まで読んでもらえそうもないと思いました。コロちゃんには、このような内容をコンパクトにまとめる力がないんです、だけど、せっ