メインカテゴリーを選択しなおす
地獄が永遠な理由「地獄(第二の死と云われる永遠の滅び)」『煉獄と地獄』マキシム・プイサン神父
マキシム・プイサン神父「地獄(第二の死と云われる永遠の滅び)」『煉獄と地獄』岸和田天主会教会、1925年31.地獄が永遠な理由地獄にては罪と罪人と一致する。かの地に落ちる者は、皆、大罪をもっている故、天主の美善、美徳を拝すは、永遠にかなわぬだけが同一であって、各自の悪の程度によって限りなき苦痛の程度は各自異ってある。さればいかなる方面より見ても、天主の正義は完全である。地獄が永遠でなければ、天国も同じく永遠でないと云えるものであり天国、地獄、とも無くなるとすれば霊魂不滅もなく天主の存在も無意味なものとなれば自己の存在までも原因のない結果になる。これによって地獄を信ぜぬ者は自分自身すらも認めぬようになって、何をも認めぬという結論となる。罪を犯す者は驕悪にして、かつ誤解している。聖書に記された罪人というものは...地獄が永遠な理由「地獄(第二の死と云われる永遠の滅び)」『煉獄と地獄』マキシム・プイサン神父
高利貸とその三人の息子「地獄(第二の死と云われる永遠の滅び)」『煉獄と地獄』
マキシム・プイサン神父「地獄(第二の死と云われる永遠の滅び)」『煉獄と地獄』岸和田天主会教会、1925年22、高利貸とその三人の息子ある高利貸が病にかかり、肉体は全く腐敗してしまったが、しほりとった金は返却しようとはしなかった。このところの教会の霊父は、この高利貸に病気をなおしてあげるが高いです、と云えば病人はこれを聞いて「価は千円、万円※でもかまいませんから早く教えて下さい」と云った。※当時の1円は、今(2023年)の貨幣価値で5000円くらい「教えましょう。それは生きた人間の肉を火であぷり、肉より出る脂肪を採って傷に塗るのです。沢山は入らぬ、唯一人、一万円貰うため、わずか十五分程、手を火の上に置くのを承知すればよろしい。」病人は愁然として「禍いなるかな。十五分間、その苦しみをしのぐ者はあるまい」と深い...高利貸とその三人の息子「地獄(第二の死と云われる永遠の滅び)」『煉獄と地獄』
イエス・キリストとはそも何者ぞ?「第4話:天と地と太陽と月と万物と最後に男と女を創造された全知全能の神ヤハウェ」
「知の巨人」と言われた立花隆氏が2021年4月に亡くなり、私の幼友達と学生時代の友人も続けて逝った2年前(76歳)から死を身近に感じ、立花隆氏の「死はこわくない」やキューブラー・ロス女医の「死ぬ瞬間」やシェリー・ケーガン教授の「死とはなにか」などを立て続けに読みましたが死んだ後どうなるか、魂(たましい)は存在するのかよくわかりませんでした。 立花隆氏が残した業績と行動を死の直前までを追った2023年1月3日NHKスペシャル「立花隆 最後の旅」をテレビの再放送で見たことを思い出し、あらためて霊魂やキリスト教の神(聖霊)について考えてみました。 立花隆氏は若いとき、死を恐れていましたが2014年7…