平安京の内裏跡(1)平安宮朝堂院跡~大極殿跡

平安京の内裏跡(1)平安宮朝堂院跡~大極殿跡

平安京の北部中央には、天皇が身を置き、まつりごとが行なわれる施設群となる宮城(大内裏)の平安宮が建造されました。大内裏には天皇の御所として内裏、即位礼など国家行事を挙行する八省院(「朝堂院」、朝堂院の正殿が「大極殿」)、大規模な饗宴が行われた豊楽院、神事を行う中和院や仏事に関わる真言院、その他二官八省の政庁、衛府などが並び立ちました。紫式部の時代、都の中心である平安宮は、千本丸太町にあったとされて...

2024/01/15 00:56