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令和4年9月24日(土) 【旧 八月二九日 赤口】・秋分・雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)あふことは雲ゐはるかになる神の音に聞きつつ恋ひ渡るかな ~紀貫之 『古今和歌集』 巻11-0482 恋歌一逢うことは叶わず、雲の彼方で轟く雷の音を聞くように、噂だけをたよりに恋
令和4年9月3日(土) 【旧 八月八日 先負】・処暑・禾乃登(こくものすなわちみのる)秋の夜の静かにくらき窓の雨打ち嘆かれてひま白むなり ~式子内親王 「建久五年百首歌」秋の夜の静かで暗い窓を雨が打つようにふと溜息をついているうちに窓の隙間が白んできたようだ。Pho
令和4年8月20日(土) 【旧 七月二三日 大安】・立秋・蒙霧升降(ふかききりまとう)うたたねの朝げの袖にかはるなりならす扇の秋の初風 ~式子内親王 『新古今和歌集』 巻4-0308 秋歌上うたた寝から覚めた朝の袖に感じる風が変わったようです。煽ぎなれた扇の風の音も秋の初