【私の妄想解釈】「恋人よ」エレファントカシマシ
仕事帰りの電車のドア付近でぼーっと窓の外を眺めていると月がひとつ。 電車通勤しているサラリーマンなら誰しもこんな経験があるのではないだろうか。 私も20代後半、東京で京浜東北線にゆられ窓の外の月を見ていた。 帰りの電車から 見上げる月を見て 私はエレファントカシマシの「恋人よ」という歌の最後に出てくるこのフレーズに心を掴まれてしまった。見覚えのある光景だ。 このフレーズは歌全体の場面設定である。つまり、宮本浩次は電車のドア付近に立ち、ぼーっと窓の外を眺めている。月がひとつ輝いている。別れた彼女のことを考えている…。 怠けてるふりで 知らぬ顔 男達は今日も笑うのさ 卑屈なる魂 すり減らし 男達の…
2022/09/05 08:05