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医者の不養生、私も昔はよく言われていました(?) 今回は医者の不養生という用語について、医者(眼科医)である身として、内省しつつ書いていきます。 医者の不養生とは? 簡単にいうと、「人に注意しておいて、自分はそれをしないこと」を言います。
本日は、FIREムーブメントから最も遠いところにいた人の思い出話です。過日に高齢で亡くなった父が、なんと亡くなる10日前まで現役で働いていました。 10日前というのは、末期癌が耐えきれなくなって遂に入院した日のことです。と、これだけ書くと可哀想な人っぽいですが、事情はもう少し複雑でした。 年金開始年齢を大きく超えているのに、なぜリタイアしなかったのか。 そもそも、末期癌をそこまで差し置いて仕事するとは何事なのか。いや、癌だということは母を含めた全員が知りませんでした。 父本人だけがそれを知っており、医師だったので、自分で自分に鎮痛薬を処方していたのです。 その職場は不便な場所にある診療所。 誰…