台湾有事を望んでいるのは誰か
「台湾の悲劇世界の行方を左右する台湾」(総合法令)の著者正木義也氏によると、アメリカのトルーマン大統領は、1950年初頭に、台湾について下記のような三つの重大な政策を発表しています。一、アメリカは台湾人の軍事基地設置を希望しない二、中国情勢の干渉にアメリカ軍隊を使わない三、国民党に軍事援助しないこの政策は、中台問題、すなわち中国(中華人民共和国)と台湾(中華民国)との問題を、この時期のアメリカは、国内問題ととらえていたことを示していると思います。しかし、朝鮮戦争が勃発すると、トルーマン大統領は、「今や共産勢力が、地下運動に頼る段階を終え、武力侵略および戦争を実行するに至った」と述べて、南北朝鮮の内戦に軍事介入するとともに、台湾海峡への第七艦隊の出動を命じています。この台湾海峡への第七艦隊の出動が、事実上中...台湾有事を望んでいるのは誰か
2022/09/01 11:34