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今回のお題は、ウィリアム・A・ウェルマン監督、ヘンリー・フォンダ主演の『牛泥棒』(43)。日本では劇場未公開の作品で、長い間“伝説”になっていたが、今はBSで頻繁に放送され、DVDも出ている。いい映画だが、あまりにも暗く、後味も悪い。この映画のフォンダは、冤罪に異を唱えない傍観者の役。その後悔が、後に『十二人の怒れる男』(57)の一人だけ無罪を主張する陪審員役につながったと考えると面白い。それにしてもこの邦題はひどい。原題の「オックスボー事件」のままでよかったのではないか。「BSシネマ」『牛泥棒』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ece23e0e3797582cf82b0e8a091db19e『十二人の怒れる男』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/...ビデオ通話で西部劇談議『牛泥棒』
『牛泥棒』(43)TheOx-BowIncident流れ者のカーター(ヘンリー・フォンダ)は、相棒のアート(ハリー・モーガン)と共にネバダ州のある町にやって来た。そこへ地元の牧場主が殺害され、牛が連れ去られたという知らせが入る。町民とカーターたちは犯人を捜すため、捜索隊を組織し、牛を連れて野宿していた3人の男(ダナ・アンドリュース、アンソニー・クイン、フランシス・フォード)を発見する。3人は無実を主張するが…。名匠ウィリアム・A・ウェルマン監督が、冤罪事件を真正面から描き、アカデミー作品賞にもノミネートされた西部劇。名作とのうわさを耳にしながら、日本ではテレビ放映のみで、劇場公開されず、見られない状態が長く続いたが、今はDVD化もされている。「BSシネマ」『牛泥棒』
『我等の生涯の最良の年』(46)「彼らにとっては、本当は最悪の年なんですね」(淀川長治)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/735f29fdec19be8a14e314b99188da8b「BSシネマ」『我等の生涯の最良の年』