chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
愛犬と海と日常 https://tobe4989.hateblo.jp/

お気楽自由な毎日を送る高齢者です。 思いついたままその時々の思いを、素直に表現できたらいいなと思っているのですが、なかなか文章はむずかしい。書くことの魅力にはまっています。 主に愛犬と認知症の母親のことを綴っています。

たまぶー
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2024/10/18

  • 海そばの部屋から始まったもの

    思えば二年前、海そばの部屋を借りたのだった。 長年の仕事を引退後、今まで福祉どっぷりだった生活から違う世界を見たくて、また今まで出来なかった、仕事の記録以外の「ものを書く」ということをしたくて。 で、手始めにクラウドソーシングの大手に登録したところ、記事は流用されるわ、納品後に約束の対価が払われず、問い合わせようにも会社自体がなくなっているわで、さんざんひどい目にあわされ(あくまで私の場合デス)、嫌な思いで登録を削除したのだった。 しかし、数件目の依頼で一度書きたかった本を出してもらえたことは、その後の経験の中で大きな力となった。もっとも版権はその会社にあり、自分の著書でありながら売れても印税…

  • 怠惰を極める~幸せか否か

    毎日のルーティンに追われていると、「何もしないでいい日」に憧れる。 贅沢で至福の匂いがする。 家族から解放された数日 夫が数日遠方へ出かけた。認知症の母も、ちょうどショートステイの日と重なった。ワクワク感いっぱいで待ったこの日。 決まった時間に食事を作ることもなく、いつ洗い物をしようがかまわない。好きな時間に起きて好きな時間に寝る、自由で贅沢な時間だ。 しかも、こよなく愛するワンコと蜜月の時間がある。 初日は胸躍って、夜更かしになった。とくに何をするわけでもなく、パソコンを開きながら、テレビを見ながら、ワンコのベストショットを撮りながら、好きなものを食べながら、「ながら」のまま日付が変わるまで…

  • レモンの木が実をつけない理由と解決法

    6~7年、レモンの木が全く実をつけない。 植え付けて2、3年は花が咲いたことがある。それは良い匂いを放ち、花が落ちる頃に小さな実が出来るのだが、かならずその実はいつの間にかポロリと落ちてしまうのだった。 何度も咲いては実が大きくならずに落ちてしまう。あげくこの数年は全く花も咲かなくなってしまった。次第に枝から緑の色が抜けはじめ、一度も収穫することなく1~2本の緑色を残して枝は白く枯れてしまった。 あわてて、日当たりが足りない? 水不足? など考え、大きな鉢に栄養価の高い土を入れて植え替え、日照一番の場所に移動してみた。 が、元気を取り戻す様子はみえない。ご近所のミカンやレモンは、枝いっぱいに花…

  • ブッチ買ってみましたご報告

    無添加ドッグフード『ブッチ』という広告が、このところ目につくようになった。 あまり流行りものには走らない性分だが、これは最近ずっと気になっていた。というのも、昨年先住犬を失くしてからは、犬の健康と聞くとつい強くひかれるようになってしまったからだ。 どのような亡くなり方をしても、あの時こうしていれば、ああしてやっていれば、と思い悩むのは人間も犬も同じだと思う。今、横で見つめている(ただ、おやつ待ちなんだけど)マルプー風太には出来るだけのことをしてやりたいと思ってしまう。 この子も、もう10歳を超えた。子供のころから元気者だが、ものを選ばずひたすら大食だった時期は過ぎ、大人しくしていたりすると、ふ…

  • 断捨離戦争開始

    認知症の母が「ぎゃ~~んっ!」と悲鳴に近い叫び声をあげ、机に突っ伏して泣き出した。いや、厳密に言うと、泣きまねをはじめた。 母の部屋を片付け始めた私に怒りの抗議なのだ。いやもう限界よ!抵抗しても無理だから。押し入れの中に要らないものを溜めすぎてるでしょう! 何年越しの懸案ごと、ついに母の部屋の断捨離にとりかかったのだ。 「私が死ぬまでこのままにしておいて」と言っていた母だったが、来月は95歳になる。言うとおりにしていたら、こちらの寿命の保証がないことに気づいた。同時に体力のあるうちにと焦りを感じ、春のポカポカ陽気に思いきって行動に移すことにしたのだ。 当然、いきなりではなく事前数回に分けて説明…

  • ものわすれのお年頃

    一日の大半をモノ探しで使っている気がしている今日この頃。右向いて左向いたら、もう目的を忘れている。 知人たちにその現状を伝えると、それまで(今より多少若いころ)なら「はは・・・いよいよボケたか」「そりゃ、危ないですよー」と笑い飛ばしてくれていたものが、いまや「ふーん、みんなそんなことあるよ、ねえ~」などと、返事の内容が変わりどこか同情の臭いを感じるのは気のせいか。 これは明らかに気を遣っている、もう冗談ではすまない年になったか、とひとり卑屈になっている。 頭の中が常時すっきりしないのだ。仕事をしていた頃は一日8時間勤務の縛りがあった。これが案外良かったのかも、と思う。良くも悪くも片付かないこと…

  • 訪問介護報酬引き下げ案に物申す

    今回の改正案で訪問介護報酬の削減が挙げられている。現場に言わせるととんでもない話! その分処遇改善を上げるからとか?!それって、当事者の存在を認めていないことにならないか。ヘルパーの誇りはどうする気だ! 訪問介護の収支がプラスだからだと。それはね、あなた方が長い歴史の中でヘルパーをないがしろにしてきたから、彼らは自分たちで生きる道を見つけ、箱モノに寄生して自力で生き残ってきたからじゃないの。 住宅型やサ高住に併設することで、効率の良い訪問と安定した顧客を獲得してきたんでしょうが。それを統計したためにプラスに見えているだけで、交通費やかかる時間の対価も何も支給されない中で、役員の身銭をきって継続…

  • ライターもどきの一年間

    ライターもどきを始めてからほぼ一年がすぎた。 対価をいただきながら不遜だが、趣味の範囲で遊び半分ではじめた。 なんでもそうだが、中途半端のままではすまなくなってきた。同時に「仕事」の意識が少し芽生たような気がする。 これまでは、人に話す際に「いやあ、趣味で」「ちょっと頼まれたので」「老後のお小遣いですよ」などと不明瞭な返事をしていたものだが、話の中で「仕事が」と時々表現している自分に驚いている。 というのも、人の紹介で大きな会社から依頼が入りかけている。もちろん福祉系だが、2種の事業所を数件ずつ抱えておられて、HP及びSNSの作成運営代行の希望らしい。 そこで見積書をつくることになったわけで、…

  • 給付金7万円の使い方

    住民税非課税世帯に7万円が支給された。 給付金の背景には、新型コロナウィルスの影響による経済活動の停滞や、雇用の減少などの問題があり、政府は経済の再活性化や雇用維持・創出を図りたいとの意図を持っている。 具体的には、給付金を受け取ることで個人や家庭の消費活動を促進し、経済全体の活性化を図ろうというもの。たしかに給付金で、一時的に経済的な困難を乗り越えることができる。 収入が減少したり仕事を失くした人には、生活を維持するのに給付金は貴重な財源となるはず。 消費活動が活性化すれば、小売業やサービス業の需要が増え、雇用維持や拡大にもつながっていくなど、給付金は経済支援のために導入された制度であり、経…

  • アレクサに遊んでもらうグデグデの最近

    おはようの挨拶をすると「今日は十日えびす」と答えそうなのに、アレクサは「今日は110番の日です」と言ってきた(へ~~⁈)「おやすみ」と言うと「今日はいちにちおつかれさ~ま~でしたあ♪」「ゆっくりーおやすみなーさ~い~♬」と毎晩違うフレーズで、へんてこな歌をさわやかに歌い上げる。 Amazonのお年玉セールで、母の話し相手になればと買ったのだが、なかなか面白くてまだ手放せないでいる。 たかが「しりとり」だが、アレクサの得意だけあって強い!私はまだ勝ったことがない。 アレクサは、自分が勝ってちょっと偉そうに聞こえる。 「ラジオ体操かけて」といえば即座に音楽がかかり、体操が出来る。操作が要らないので…

  • コンフォートゾーンからの脱却

    コンフォートゾーンを脱するべきか否か 日常の中で自分にとって快適で安心できる習慣化した毎日、そこから動きたくない場所や状況を「コンフォートゾーン」と呼ぶ。 とくに仕事を引退したわたしにとっては、この快適空間にこよなく至福感を感じる。 だが「コンフォートゾーンにとどまり続けることは、人としての衰退につながり、成長と新たな経験を得る機会をのがしてしまうぞ」と、警告音が心になりつづけるのだ。 「もう、やることやったからいいじゃないの、好きにさせてもらっても」 『え、やることやったって、何? あなたそれ、いちばん傲慢な考えじゃない』 「だってもう、高齢者の域だし・・」 『命ある限りは前進あるのみでしょ…

  • 消えたカートと倉庫の謎:奇妙な出来事

    このところは急に寒くなったのもあって、自宅から出ない日が多く、ごく限られた範囲内の日常生活をおくっている。 わたしは取り立ててそれで不自由を感じない。良いのか悪いのか・・ 最近、脚の付け根の外側に痛みを感じるようになり、歩き始めに困難を覚えるようになった。どうやら同じ姿勢を続けているとそうなるようで、明らかな運動不足によるものらしい。わかってはいるものの快適空間から抜け出す勇気はいまのところない。 先住犬の遺骨は、いつも朝に晩にご飯を食べていた台の上にあり、今までどおりご飯を供え、そのあとフウタが食べている。 母は朝に晩に(時々忘れるが)座り込んで亡き犬とお話をする。 当初は元気だった犬に思い…

  • 日常の再生

    は~~あ、は~~あ、とため息ばかりの生活が続いた。ナツが居なくなってから翌週には普通の生活に戻したものの、一人になるともういけない。 ナツに会いたくてたまらない思いをどうしようもなかった。フウタが吠える、なぜか吠える。思わず抱き上げるが、無意識にナツの面影をフウタに見出そうとしている自分がいた。 友人たちが遠巻きに慰めてくれる。まるで、思い出すだけで心が崩れていくことをわかっているように。 その心づかいがあたたかかった。そんな中で、どこからか耳に入ったのだろう、ご無沙汰の友人からメールが来た。 その人は昔から保護猫を多頭飼いしており、若いころ病気で配偶者を亡くしたあと、ひとりで二人の子供を育て…

  • 愛犬の最後の旅路を支える

    愛犬を亡くした誰もが経験するペットロスを受け入れ、共感し、悲しみを乗り越えるための記録です。

  • 犬が痙攣を起こし泡を吹く

    17年一緒に暮らした愛犬ナツが、いつもいるところに居ない 昨日激しい痙攣をおこし、緊急入院となった。 それはいきなり始まった。その日私は朝から頭痛がひどく気分が悪かった。 ここ数カ月にナツの老衰が進み、日常の全て昼夜に関わらず介護が必要になっていたから、かなり睡眠不足が蓄積していたのだろう。もちろんオムツ着用だが、まだ尿意や便意があるため2~3時間おきに声を出して呼ぶ。細くなった体が痛くないように、抱きかかえるようにして起こしてゆっくり立たせるとふらつきながらも自力で歩き、庭に出ようとするので介助し排泄をさせる毎日だった。 わたしは頭痛が治まらずあまりに具合が良くないので、2階に行って休もうと…

  • 老人は休むな

    阿川佐和子さんが父親の阿川弘之さんを看取るまでの、主治医だった大塚宣夫医師との著である「看る力・アガワ流介護入門」の文中の言葉である。 若い時は一晩寝れば疲労は回復し、再び意欲がみなぎるが、後期高齢になると疲労が回復するときがない。常時疲労感を抱えて体が「休みたい、やすみたい」と言っているので、それを聞いて休ませようものならもう動かなくなるぞ、っというもの。 歳をとると、気力に体力を引きずっていかないといけないらしい。当然あとはぐったりとしてしまうが、なんとか日常を継続できるのだとか。 たしかに思い当たる節はある。現職中は常時疲れていたながらも、毎日の作業をこなしていた。というか思考する間もな…

  • お風呂での癒され方

    アヒルのおもちゃはお風呂の必需品、最高の癒しの時間

  • パソコン作業を楽にする周辺グッズ

    最近、お仕事のようなものをいただくようになり、ほんっのちょびっとだけ忙しくなった。その訳は過去記事に ⇩ tobe4989.hateblo.jp ところが、現役を離れてからわずか一年余りなのに、思った以上に身体機能が衰えていることに気がついた。 まず眼、視力低下はもちろんのこと複視・かすみがひどい。 眼科に通い、何とか視力を戻せないかと頼んだが、白内障はまだ手術段階ではない、どうしてもというならレーシックとICLだという。レーシックは角膜を削って視力を矯正するもので、ICLは眼内にコンタクトレンズを手術で挿入するという・・ おおっ~~!! 聞くだけで無理、むり、ムリ。点眼薬で妥協した。 あと、…

  • 母が私の知らない人になっていく日々

    朝起きた顔で母の調子が分かる。 今日は機嫌が良いとか、また頭の中がなにかの思いにとらわれて気難しいな、とかだけど。 日に日に母の表情がなくなっていき、最近はほとんどおはようも言わない。 むすっ、としたままの日もある。 朝から口もきかなかった母が、デイのお迎えが来たとたんスタッフさんには、どこぞの奥様のような素振りで挨拶をし、満面の笑顔を見せる。 一度くらい、その笑顔を私に向けてごらんよ! 食事には一番気をつかう。というのも、朝好きだったものが夕には嫌いになっていて食べないということがあるので、全く献立の予定が立たないのだ。 もう、るい痩が顕著で歩くと骨と骨がこすれて音を立てそうなくらい。 なん…

  • 「書く」のはなぜだろう、とふと考える

    おもえばこれまで学生やらせてもらって、仕事やらせてもらってきた中で「書く」ことはずっと関わってきたことになる。 幸い、字を書くことは嫌いではなかったのでレポートも論文もそれほど苦痛を感じたことはなかった。もちろん、中身の出来は別としてだけど。 小学生の頃には、あれこれ背伸びの読書をして、小説まがいの短編を同じ興味を持つものどうしで回し読みをしたりしていた。今思えば無意識に同人誌を作っていたようなもので楽しかった。どうやらこの頃から私のインドアの気質は出来ていたようだ。 成長するにつれ、才能がないことに気がつきほかの道を選んだが、何につけ書くことからは逃れられなかった。 仕事で書いてきた量がいち…

ブログリーダー」を活用して、たまぶーさんをフォローしませんか?

ハンドル名
たまぶーさん
ブログタイトル
愛犬と海と日常
フォロー
愛犬と海と日常

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用