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「Kowkinsblog・光風抄」 https://kowkinsblog1973.fc2.net/

詩人・木村浩欣の2013年8月からのブログです。  日本文化・東洋思想・神秘思想を基盤に、和歌・俳句・写真詩の創作をして、「祈りの詩文芸」に取り組んでいます。皆々的との楽しい交流を希望しおります。合掌・感謝・詩人・木村浩欣。

詩人・木村浩欣
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2024/04/17

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  • 「FBからの転載」(24・10・29)

    「FBからの転載」(24・10・29)今年も、FBでいろいろ書かせて頂きました。本年も、まだ二か月ありますし、まだまだ、駄々洩れで、語り続けると思いますが、FBは、時間がたてば消えてしまう、メディアです。特別な記事をここに転載して保存したいと思います。まずは私自身の学びの深化のために、そして、このブログを楽しんで下さる方々の喜びと気づきの種になりましたら、嬉しく思います。今回は、三つの記事を載せます。合...

  • 「ザザザザーン」

    「ザザザザーン」秋の海風はかわいている伊豆の城ヶ崎の断崖絶壁岩礁を洗う大海の呼吸青い海と青い空そして無窮の水平線ゴジラよりも生々しく眼前に屹立する巨岩響いているのだ とぎれることなく唯に唯に岩礁を洗う潮騒だけがザザーンドッパーンザザザザーンおおわだつみの雄叫びか全てを呑み込み浄化する大海に毅然と立ち尽くす巨岩は万陣の風と共に響き続けている黒曜石を運ぶ縄文の船もこの巨岩は見下ろしたのか無数の朝陽と無...

  • 「稲架と岩礁」

    「稲架と岩礁」 整然と神話の国の稲架の列 ( 川崎 慶子 )和歌三首 ちはやぶる龍宮窟の天窓の ちぎれて哀し雲の光れる 天高し稲架の影にて仰ぎなば 天地開闢明日にあるらし 今ここに未来も過去も握りしは 吾が手なりしか神の手なりしか俳句七句 吾が血にも稲架を見つめる祖霊の眼 新涼や少女の瞳の奥の謎 晩秋の生死一瞬の波濤かな 岩礁に素風を遊ぶ秋の潮 石廊崎の擬宝珠が仰ぐ秋の...

  • 「天蓋花の白き輝き」

    「天蓋花の白き輝き」 江ノ電のタタンタタタン秋うらら ( 大野 鵠士 )和歌三首 陽の去来かさね沁みたる岩礁に 常に新たな秋の風かな うつし世もかくり世にても透き通る 名月に祈る死者たちの旅 曼殊沙華の生死こえたる輝きは 虚空を渡る船をよびたり俳句五句 秋爽の伊豆のかなたの水平線 残り香の浄土に帰するか曼殊沙華 そのなみだ天蓋花の白は知る 死人にも出発のあり彼岸花 浄刹に君...

  • 「名月と聖石と私」

    「名月と聖石と私」(2024年中秋の名月)中秋の名月の夜ベランダに大きな鏡を寝かせてその上にパワーストーンをならべた聖石達に月光浴をしていただくのだヘマタイト ラヴラドライト クリスタル極彩色の感情の内側から私もしばらく満月を仰ぐのだがそれでは月の心は分からない流れゆく九月の夜の薄雲に月光は自らの歌をのせながら色彩を与えてゆく中秋の夜の涼気と虫の声皓皓たる月光に聖石たちをあずけて自室のソファーにも...

  • 「曼殊沙華ちる」

    「曼殊沙華ちる」 ひとりきてふたりで帰る曼殊沙華 ( 矢島 渚男 )和歌三首 無量なる時空やどせし曼殊沙華 慈悲に満ちたる懐かしき明日 今ここに確かに幽かに曼殊沙華 土の香りを織りたる如くに 恋なくば新しき世も無きことを 赤く刻みて曼殊沙華ちる俳句七句 彼岸花を揺らせる風の細きこと 天蓋花色なき風を赤くする 曼殊沙華名も無き風をなぐさむる 咲き散るも滅びを知らぬ曼殊沙華...

  • 「曼殊沙華の白に虹」

    「曼殊沙華の白に虹」 神々の水引細工曼殊沙華 ( 石井 弘子 )和歌三首 ちはやぶる伊豆山神社の秋の朝 潮風あびてはミロク世を祈る 曼殊沙華の白き精霊おもひなば 浄土光れる音楽ありしか 石廊崎の岩礁の知る空の色 虚空の無限に響く波音俳句七句 浄刹を天蓋花の白に知る 曼殊沙華の色の中にも虹があり 浄土の笑み伝えたりしか死人花 深秋や振り返り見る遠き明日 絶壁に金風無限を睨...

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