「京都、オトナの修学旅行」は、普通の京都観光に飽きた方や京都の隠れた表情を探ってみたい方におすすめの本です。 「中学校や高校の修学旅行では京都の良さを知ることができない、京都は大人になってこそその良さがわかる町だ」という考えのもと、画家の赤
「京都、オトナの修学旅行」は、普通の京都観光に飽きた方や京都の隠れた表情を探ってみたい方におすすめの本です。 「中学校や高校の修学旅行では京都の良さを知ることができない、京都は大人になってこそその良さがわかる町だ」という考えのもと、画家の赤
藤原道隆の娘・定子(ていし・さだこ)は、一条天皇の皇后として、深く愛されながら若くして亡くなってしまった女性です。 藤原家の長男のもとに生まれ、何不自由なく育った定子は、3歳年下の一条天皇に入内し、幸せな結婚生活を送っていました。 ところが
原田マハさん初読みの「旅屋おかえり」 前から気になっていたのですが、なぜか読む機会がなく、今回初めての出会いです 温かい涙が止まらない、素敵なお話でした。 「旅屋おかえり」登場人物とあらすじ 物語の主人公は、元アイドル、今は売れないタレント
新幹線で京都へ来ると必ず目にするのが、東寺の五重塔です。 京都市民なら「ああ京都に帰ってきた」とほっとする、京都のランドマーク。 平安京が作られたときから、ずっと京を守ってきた東寺。 今回は、そんな東寺の深~い歴史と魅力を紹介します。 東寺
相国寺は、日本最古の法堂建築と広大な寺域で知られた臨済宗のお寺です。 辰年の2024年春の特別拝観では、「鳴き龍」と呼ばれる「幡龍図」を見ることができます。 また、境内にある美術館には、伊藤若冲や円山応挙、長谷川等伯らの作品が収蔵されていま
京都市右京区にある梅宮大社は、嵐山渡月橋の下を流れる桂川(渡月橋を超えると大堰川が桂川と名を変えます)の東にある神社です。 境内には、梅に椿、八重桜、つつじにカキツバタ、青もみじにあじさい、そして紅葉までも楽しめる神苑が! 今回は、嵐山から
京都の寺院には、数々の龍図があります。 私が調べたところ、京都市内だけでも25ヶ所ほど確認できました。 最も多いのが法堂や本堂などの天井に描かれた龍図です。 そこで今回は、通常公開・期間限定公開・外から覗くことができる、天井に描かれた龍図を
今回は、2023年11月16日にオープンした素敵な和菓子屋さんを紹介します。 築100年以上の町家をリノベーションした店内は、誰もが優しい気持ちになれるようなはんなりした空間となっています。 苔が美しい坪庭を眺めながらいただく可愛い和菓子は
2024年は、辰年! 昇り龍のごとく、運気がどんどん上がるように、新年は龍神様に会いに行きませんか。 ということで今回は、京都の数多い神社の中から、龍神様がお祀りされていて特にパワーがすごい注目の神社を紹介します。 辰年にちなみ限定公開も!
清少納言は、平安時代の女流歌人で、随筆家で、そして天皇の后である中宮・定子の教育係を勤めた女性です。一説には紫式部とライバル関係にあったとも言われています。 ところが、清少納言が書いた『枕草子』について、学校で習ったのはあの「春はあけぼの…
元治元年(1864)6月5日。 京の町は祇園祭宵山で賑わっていました。 祭りを楽しむ人々の中を、ある一団が粛々と進んでいきます。 揃いのだんだら羽織を着た隊列、それが新選組。 世間をあっと言わせる大事件を起こす直前の彼らでした。 新選組を一
京都御所のすぐ東の寺町通り沿いにある蘆山寺は、『源氏物語』を書いた紫式部の邸宅跡として有名な寺院です。 向かいには萩の花で有名な梨木神社、北には「泣き不動」の清浄華院が、南へ歩くと上御霊神社、行願寺(革堂)があり、ゆっくりと散策するのに最適
「可愛いお花を部屋に飾りたい」「いつもよく似たお花ばかりで代わり映えがしない」「どんなお花を飾ればいいのかわからない」これは私のいつもの悩みです。あなたもよく似た悩みがありませんか?お花を飾りたくてもあまりセンスのない私は、結局いつも無難な
新選組隊士として隊務に励みながら、妻子に仕送りを続け、悲惨な最期を遂げた吉村寛一郎。これは『壬生義士伝』の主人公・吉村寛一郎の姿です。あまりにも素晴らしい小説だったため、吉村という人はこの小説に出てくるような人だと思い込んでいました。ところ
今回紹介する本は、小路幸也さんの『すべての神様の十月』と言う短編集です。優しい神様と人間とのふれあいに心が温かくなるお話が詰まっています。神様ってきっといるんだな、そんな風に思わせてくれる素敵な小説でした。あらすじ帆奈がバーで隣り合ったイケ
最近どうも体が重い、特に腰回りが…。わかっていたのですが、見ないふりをしていた私に辛い現実を突きつけたのは娘でした。里帰りをしてきた娘と久しぶりに一緒にお風呂に入ると「お母さん、おなか!」と言う大声。確かいっときは少しへこんでいたはずのお腹
6月のよく晴れた…少し薄曇りのある日、紫陽花が見ごろになっている三室戸寺へ行ってきました。紫陽花の名所として大人気のスポットだけあって、開門すぐにもかかわらず、すでに多くの人が!私もその中に混じって、美しい紫陽花を見てきました。今回は、三室
『花咲家の人々』は、村山早紀さんが書かれている風早街に住んでいる花咲家の人たちにまつわるお話が詰まった一冊です。村山さんは、風早街の物語を20年以上も書かれているのですが、私はこの本が「初めまして」でした。今日は、心が温まる優しいお話がたっ
ゴールデンウイークの喧騒も一息ついた5月の心地よい晴れの日。新緑が美しい鷹峯エリアへ行ってきました。紅葉シーズンは、結構人出が多い鷹峯エリアですが、この季節は案外穴場になっています。ゆったりと心行くまで楽しめた、そんな鷹峯散策。青もみじと清
戊辰戦争の最終決戦となった箱館戦争。新選組副長・土方歳三は、新政府軍総攻撃の前に、1人の少年を箱館から江戸の日野へ向かわせます。まだ若い少年隊士・市村鉄之助です。それは、市村の命を救うため、そして新選組が生きた証を残すための行動でした。しか
岡崎神社は、平安神宮から少し北へ行った丸太町通に面したところにあります。2023年は、兎年にあたり、1月中はずっとすごい数の参拝客でしたが、4月になるとさすがに落ち着いてきました。実は1月末に、一度岡崎神社の参拝を試みたのですが、鳥居の手前
2023年桜満開、最高の時期に平安神宮へ行ってきました。混雑を避けるため、朝いち…といっても7時半ごろですが、私にしては、早めの出発で、目指すは岡崎!今回は、平安神宮の神苑がメインコースです。お話は少なめに、桜の神苑をどうぞお楽しみください
徳川7代将軍・家継の時代に起きた絵島生島事件は、そのセンセーショナルな内容に、江戸の町衆までも大騒ぎをするほどの大事件だったと言われています。映画「大奥」では、仲間由紀恵さんが演じた大奥御年寄・絵島。そして、西島秀俊さんが歌舞伎役者の生島新
新聞広告で気になっていたこの本、やっと手に入れることができ、さっそく読んでみました。歴史人物が活躍するというから、堅めのファンタジーかと思っていたら大間違い!すごいスピード感に巻き込まれて、一気に読了しました。今回は、日本人ならみんなに読ん
「どうする家康」では、山田裕貴さんが演じている本多忠勝。ドラマでは強いだけでなく、ちょっと可愛いところもある本多忠勝ですが、徳川四天王・徳川十六神将そして徳川三傑とも呼ばれたすご~い武将なのです。今回は、徳川家康の天下取りを支えた本多忠勝の
京都の新京極とは、明治の初めに生まれた新しい通り「新京極通り」のことです。また、三条通りから四条通り間の新京極通りを「新京極商店街」と呼び、土産物屋やシネマコンプレックス、飲食店が立ち並ぶとても賑やかな通りとなっています。そんな新京極商店街
うららかな早春の日。桃の花のやわらかな香りを楽しみながら過ごす3月3日。桃の節供は、日々春めいてくるころで、心が浮き立つようです。そんな穏やかな気分で、京都を散策してみませんか。今回は、3月3日桃の節供に行われる京都のイベントを紹介します。
早良親王とした八所御霊がお祀りされている上御霊神社は、皇室のそして都の守護神として古くから篤く崇敬されてきました。戦国時代へのきっかけとなった応仁の乱発祥の地としても知られる上御霊神社について、その見どころや御朱印などについて紹介します。
ヘルシーフードの代表的な食品の1つ、梅干し。その効能はさまざまですが、最近特に話題になっているのは、梅干しを加熱したときのダイエット効果です。ただでさえ健康的な梅干しが、加熱するだけでとっても優秀なダイエット食品に変身!まさに一石二鳥、いえ
関ケ原の戦いの前哨戦とも言うべき伏見城の戦いをあなたはご存知ですか?徳川家康の家臣である鳥居元忠は、わずかの兵で石田三成を伏見に足止めし、家康に勝利をもたらしたと言われています。2023年の大河ドラマ「どうする家康」では、音尾琢真さんが演じ
関ケ原の戦いの前哨戦とも言うべき伏見城の戦いをあなたはご存知ですか?徳川家康の家臣である鳥居元忠は、わずかの兵で石田三成を伏見に足止めし、家康に勝利をもたらしたと言われています。2023年の大河ドラマ「どうする家康」では、音尾琢真さんが演じ
洛北鞍馬の手前・二の瀬にある白龍園は、長らく非公開だった個人のお庭です。春と秋に1日100人という限定つきながら、一般公開されたのが、2012年で、京都市民でもまだご存じない方が多い観光スポットです。今回は、2か月前から予約をして、楽しみに
今回は、新選組が誕生してからの約5年間を中心として紹介します。幕末に詳しくない方にもわかりやすく、興味深い逸話も織り交ぜつつ、いつものように私の独断と偏見も入った楽しい記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。まず初めに新選組の主な