chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
光陽精工株式会社 女社長のブログ https://koyoseiko.hatenablog.com

光陽精工株式会社は東京都東村山市(本社/工場)と埼玉県入間市(入間工場)でプラスチックの射出成形をしている会社です。ブログは社長(新井啓子)が毎月1日にアップしています。

光陽精工
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/03/24

arrow_drop_down
  • 万博にベンチを設置しました! ~光陽精工の取り組み~

    2025年に開催中の大阪万博。 未来に向けた様々な技術や取り組みが集まるこのイベントに実は光陽精工もほんの少しだけ関らせていただいています。 会場に設置されている間伐材ベンチの「リングサイドマーケットプライス東」に設置されている1台。これはカネパッケージ様ご協力のもと光陽精工が設置させていただいたベンチです。 このベンチには森の健康を保つために間引かれた間伐材が使われています。しかも今回は、通常ならば利用が難しい「葉・皮・枝」の部分が活用されており、素材を無駄にしない自然へのやさしい配慮が込められているのです。 この取り組みをカネパッケージ様より紹介されたとき、とても感銘を受けました。ものづく…

  • 仕事におけるリスペクト

    まず、仕事におけるリスペクトは直訳である「尊敬」とは少し違うと思います。仕事におけるリスペクトは、相手の経験や知識、立場を尊重すること。敬意を持つことは前提ですが、むしろ相手を対等な存在として認めるという感じでしょうか。 尊敬は上下関係が感じられますが、リスペクトは相手の立場を問いません。同僚や後輩、協力会社に対してもリスペクトを持って接すればきっと良い関係が築けます。 リスペクトは組織として、全員が働きやすく成長できる職場を作るために必要な文化です。 リスペクトのある会社は 上下関係に関係なくお互いに意見を尊重する。 挨拶ができる。特にありがとうという感謝の言葉、気持ちを皆が持っている。 失…

  • 第42期を終えて

    光陽精工はおかげさまで第42期を無事に終えることができました。まずは、日々支えてくださるお客様、協力会社の皆様、そして現場で尽力してくれている従業員一人ひとりに心から感謝申し上げます。 この1年も、製造業全体がさまざまな変化に直面した年でした。原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱、そして環境規制の強化など、決して楽な状況ではありませんでした。しかし、当社はこうした課題に対し「品質第一」の姿勢を貫きながら、お客様の期待に応える努力を続けてまいりました。 また、光陽精工は「ものづくりを通じた社会貢献」を大切にしています。私たちの仕事は単に製品を作るだけではなく、お客様の事業を支え、ひいては社会…

  • 長く勤める意義

    1月30日に東村山商工会より当社の従業員2名が永年勤続優良従業員として表彰されました。 2名とも製造部で射出成形オペレーターとして東村山、入間それぞれの工場で日々頑張っている方です。Aさんは勤続28年でBさんは勤続17年です。当社には他にも長年勤めてくださっている方々がおります。 企業にとって人は何よりの財産です。長く勤めることは単に年数を重ねるだけでなく、経験の蓄積や技術の継承、そして職場の文化を支える重要な役割を担います。近年、働き方が多様化し、キャリアの選択肢も広がる中で「一つの会社で長く働くことの意義」を改めて感じました。継続的な努力を積み重ねることで得られる信頼、自分自身の成長。これ…

  • 新年のご挨拶

    新年あけましておめでとうございます。 旧年中は、格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。 お客様や協力会社の皆様の支えがあってこそ、当社の成長と発展が可能となりました。心より感謝申し上げます。 2025年、当社はプラスチック射出成形のさらなる技術革新と品質向上に努め、環境に配慮した製品づくりや生産体制の強化に挑戦してまいります。またお客様の多様なニーズに迅速かつ柔軟にお応えすることで、信頼されるパートナーであり続けることを目指してまいります。 本年も引き続き、皆さまのご期待に応えられるよう、従業員一同全力を尽くしてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。 最後に…

  • 2024年の振り返り

    2024年の個人的な目標として外に出るということを掲げていたので、今年は意識して外部とのかかわりを持つようにしていました。満足できるほどではありませんでしたが、それなりに外に出て様々な情報を得られたと思っています。そして今年最後の大仕事として東京都商工会連合会の事業承継フォーラムのパネラーを務めさせていただきました。コーディネーターの先生が進行してくださったので、私たちパネラーは答えるだけでよかったのですが、とても緊張し伝えたかったことが伝えられたのかという不安等、やはりたくさんの反省が残るパネルディスカッションとなってしまいました。しかし初めての貴重な経験をさせていただき、とても感謝していま…

  • ややこしい地名の話

    当社の工場のある入間市と私の出身地である隣の狭山市について歴史がYouTubeで出てきたので何となく見たところ、とても興味深かったので紹介します。ただ、地元の人以外には面白くもなければややこしくて理解しづらい話だと思いますのでご容赦ください。 地元では有名な話ですが、入間市と狭山市は地名が逆になっていることが多々あります。例えば狭山市入間川、入間市狭山台、狭山市立入間小学校、入間市立狭山小学校…と他にもこのような例はたくさんあります。私は幼いころから狭山市民だったので入間川が流れている狭山市で入間川という地名には何の疑問もありませんでした。ところが行動範囲が広がってから入間市に狭山という地名が…

  • 都市再開発で思うこと

    光陽精工の本社がある東村山市の隣の所沢駅周辺が大きく変わっています。幼い頃からなじみ深かった所沢の駅がどんどん変わっていく様はとても興味深いです。また、私が現在住んでいる川越の駅周辺も大きく変わりました。川越は幼い頃の記憶があまりないので楽しみしかありませんでしたが、所沢に関してはほんの少しですが寂しい気持ちもあります。 都市再開発は基本的には交通や生活の利便性が高まり、住みやすい街になることが目的ですが、この歳になると思い出が多くなっているので寂しさがどうしても残ってしまいます。もちろん道が変わって「車の渋滞が減る」という私が(自宅と職場の間にあり通勤路である)所沢市に最も求めている課題はど…

  • 世界一幸福な国

    お盆休みを利用してフィンランド旅行に行ってきました。フィンランドは7年連続で世界幸福度ランキング1位を獲得しているので観光以外にもとても興味を持っていってきました。 【私が感じたフィンランドの印象】 自然が豊か 自然豊かなナーンタリなどにも行きましたが、首都ヘルシンキでもとても自然が多かったです。最終日はノルウェーのストックホルムにも寄ったのですが、ストックホルムも伝統的な街並みだったのですがヘルシンキの方が緑が多く少し田舎な感じを受けました。 自転車が多い ガイドさんの話によると多くの国民が自転車通勤をしていて、日本人では考えられない距離を自転車で行くそうです。ほとんどの道に自転車専用道路が…

  • 米不足から感じたこと

    先日、我が家の米が無くなり、スーパーの米売場に行ってみたところ、棚には数袋しか残っていませんでした。値段的にはあまり高く感じなかったのですが、とにかく酷い不足状態でした。恥ずかしながら米不足のニュースを知らなかったので本当に驚きました。東日本大震災の時の棚のようでした。 調べてみると、少し前から話題になっていたようでしたが、二人暮らしの我が家は米を買う頻度もそんなに多くないので気づきませんでした。30年ほど前の米不足の年を思い出すほどの棚でしたが、今回は不足だけではなく情報によって買いだめしている人も多いような気がします。 確かにあのスッカラカンの棚を見ると不安になり、買いだめしたくなる気持ち…

  • 都知事選

    最近、Youtubeで都知事選の街頭演説を観ています。演説している方もYoutubeを意識した演説をしているようですし、それに関しての解説や評価の番組もたくさん視聴されているようです。私は今まで街頭演説を聞いたことがほとんどありません。今は車通勤なのですが、電車通勤していたころも朝は聴いている時間などありませんでしたし、帰りも遅くなれば終わっているので聞く機会がほとんどなかったのです。それを考えると候補者も含めて全世代がYoutubeを使いこなせればかなり平等な選挙運動になるような気がします。テレビや街頭演説と違い、自分が聞きたい候補者の話を自分の都合の良い時間に聞けることが出来るからです。忙…

  • 教育について

    先日、入間市工業会の総会で教育長のお話しを聞く機会がありました。 全国でコロナ禍は修学旅行や卒業式などが中止になる中、入間市は生徒たちが自主的に工夫をして全ての年度で行われたそうです。お話しの中では学力というより「人間性、自主性」を重んじた授業の説明が多かったです。そのような授業をしているからなのか、世界中の子供たちの統計で自己肯定感やチャレンジ精神、将来の不安などが著しく低かった日本の中で、入間市の子供たちの結果はとても良いものだったそうです。 私は子供がいないので自分の学生時代以降の若者事情をよく知りません。全体像としてゆとり世代やZ世代という言葉は聞きますが、ふれあう人数が少ないので世代…

  • 五十而知天命

    私事ですが、4月で50歳となりました。女性としては思うところが多々ありますが、ここでは社長としての50歳を考えたいと思います。 孔子の論語では五十にして天命を知ると書かれています。私も人生においてはまだまだですが、社長業に関してはようやくやりたいことが見えてきたような気がします。 私が社長になったのは43歳なので、40代は不惑とは程遠く人生も仕事も迷いっぱなしの10年でした。50歳を迎えるにあたって、現役で働ける期間や老後など終わりを意識するようになり、時間に限りがあることが切実な問題となってきたのでやりたいことがハッキリしてきたという感じです。ただ、論語は結局のところ一生の心得であり、悟りを…

  • 経営理念

    この度、光陽精工では会社案内を新たに作りました。そこで経営理念を1ページ目に大きく載せました。 挑戦 ~変化を恐れず、常に新しい価値観を創造する~ 文字にすると大げさになってしまいますが、奇抜な新しい価値観をゼロから創り上げることでなくてもいいのです。既にある価値観を少し変化させることも新しい価値観です。 41年間で凝り固まった社内の常識を覆す人が出てきてくれることを、私自身も恐れずに楽しみにしたいと考えています。もちろん自分でも新しい情報を仕入れて、変化や挑戦を提案していけたらと思います。 改革には加工された情報ではなく、生の情報が絶対に必要と言われます。そこを意識して、正しい方向へ導けるよ…

  • オーディオブック

    先日、オトバンクというオーディオブックの創業者の上田渉さんの講演を聴く機会がありました。 元々、オーディオブックにはまったく興味がなかったので、ほとんど知識がない状態で行きました。何故興味がなかったのかというと、私は読書が大好きだったからです。 過去形なのは、現在はほとんど読書をしていないからです。幼稚園から小学生までが読書好きのピークだったように感じます。中学生になり部活等で忙しくなると読書の時間を作ることが難しくなってきました。それでも高校時代は本好きの友人が周りに多かったり、母親が司書だったため本が身近な存在ではありました。 再び読書が趣味になったのは社会人になって電車通勤をするようにな…

  • 製造業の希望の星

    あっという間に2月になってしまいましたが、今年の目標のひとつとして「もっと外に出る」ということを掲げていました。1月、2月は賀詞交歓会などの会合が多いため意識せずとも外に出る機会が多くなります。初めて参加した会では新たな出会いもあり、とても刺激をもらうことができました。やはり新聞やテレビだけではなく、現場の生の声を聴く(情報交換)というのはとても大事だと思います。製造業だけではないと思いますが、日々状況も変化し様々な問題が起こっています。全体的な一般論ではなく、それぞれの問題や意見を聞くことができるので気づきもたくさんあります。 某賀詞交歓会のゲストが高校生の法人グループでした。高校生がロボッ…

  • 新年のご挨拶

    新年、明けましておめでとうございます。 平素はご愛顧を賜り、熱く御礼申し上げます。 旧年中は多大なるご協力をいただき、誠にありがとうございます。 2024年も、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 光陽精工株式会社 代表取締役 新井啓子

  • ジャネーの法則

    おじさん、おばさんの年末の常套句ですが、12月になり「一年があっという間だった」と今年もつくづく感じます。一年が早く感じることを「ジャネーの法則」というそうです。これは人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例するということだそうで、歳をとると自分の人生の中の1年の比率が小さくなるために体感として1年が短く感じるということです。5歳の子供は1年が人生の1/5ですし、60歳の大人は同じ1年でも人生の1/60と考えると納得できます。 そうすると、人生の折り返し点というのも実際の折り返し年齢と、体感の折り返し点が違ってくるはずです。調べてみると20歳で主観的な人生の時間の半分を終えていること…

  • 情報収集の重要性

    今年度は同業他社様を訪問させていただく機会がとても多く、とても勉強になっています。 コロナ禍以降、材料高騰や半導体不足なども重なり製造業は他業種に景気回復の後れをとっているように感じます。またすべての会社で課題となっていたのが人材不足でした。少子高齢化が加速しているので仕方のない事ですが、私が訪問させていただいた企業はほとんどが東北地方だったので東京と比べると顕著で深刻な問題でした。ただその分当社と比較すると自動化が進んでいることがとても印象的でした。 ここでも何度も言っているとおり、製造業は取り巻く環境が激変し、変革は必須な状況です。それぞれの会社が苦しんでおられ、今後の方向性を模索している…

  • ラジオ収録

    ご縁があって、ラジオ日本の埼玉彩響のおもてなしという番組に出演してきました。偶然にもパーソナリティの久礼様は私と同じ高校の2学年上の方で当時の話にもなったのですが、あまりにも昔のことで中々共通点が見つけられず…。というのも私の通っていた高校はスポーツ推薦があったので野球部のエースだった久礼様はもちろんスポーツクラスで、私は一般クラスだったので接点がほとんどなかったのです。ただ、野球の強い学校でエースとなればとても有名人だったのでこちらが一方的に名前は知っていました。 内容ですが、全てが反省といっていいほど何もできませんでした。言いたいことが言えずに余計なことだけ話していたような感覚です。緊張し…

  • 組織の変革 ~目標に向かって~

    コロナ禍以降、私は経営において変革という言葉を常に意識しています。ただ、組織の変化というのは一歩間違えるとモチベーションの低下や人材の流出にもなりかねません。自身の意識改革から始め、独り善がりにならないよう従業員に伝えるにはどうすればよいのか模索していました。 ところが先日入間工場にて私の中で伝えるべきか決心がつかないまま期日つきである提案をしてみたところ、全員一丸となって取り組んでくれました。目的がはっきりしていたので伝わりやすく、また最終目標もはっきりと全員が認識していましたので、全員で同じ目標に向かって各々ができることを自発的に取り組んでくれたのです。その取り組みは外部からも明確に見えた…

  • 製造業の未来

    先日、同業の社長が講師をしている関係で東京都の職業能力開発センターの見学に行かせていただきました。 私が見学したのは「プラスチック成形・デザイン科」という科でした。うだるような暑さの日でしたが、熱い射出成形機の周りを動き回っていてとても頼もしく感じました。製造業の人手不足は深刻で、入社してもすぐ辞めてしまうということも多々あります。情報過多の時代で色々と可能性は広がりましたが現実とのギャップに戸惑うことも多いようです。しかし生徒のみなさんは工場の仕事内容のみならず暑さまでも経験されているので、戸惑うことも少ないかもしれません。 射出成形を学びたいと入学した方々がいるという事実が、とても心強く感…

  • 刺激的だった6月

    6月は総会や商談会があり他社の方とお話しする機会が多い月でした。また、ビックサイトで行われた機械要素技術展にもゲスト側で顔を出し、たくさんの出展者の方とお会いしてきました。 中小企業、製造業、で今苦しんでいるけれど頑張っている仲間がいると思うと本当に心強く感じました。総会に出席する、商談会に参加する、機械要素技術展に出展する…とすべて行動を起こしている方々とのお話しなのでとても刺激になりました。私ももっと頑張らなくてはと思いました。 頑張るという言葉はとても抽象的です。そして結果を出すことを強いられると途中経過の頑張りはまったく意味がなくなります。むしろ頑張らずに結果を残す人の方がカリスマ性が…

  • 創立40周年

    5月30日に当社の従業員のみで光陽精工40周年の食事会を開催いたしました。 コロナの心配もあったので、お客様は呼ばずに本社、入間工場合同でアットホームに行われました。 中小企業で40年続く会社というのは優秀だと言われています。従業員には心から感謝しています。それから光陽精工にかかわってくださったすべての方々に感謝いたします。 40年前に叔父が創業したときに私は小学生でしたが、中学生、高校生の頃の日本はバブル期でした。会社を立ち上げ10年くらいは本当に忙しそうでした。私が中学生になり父が初めて制服姿を見たときは夏服だったというくらい朝から夜中まで働いていて、今では考えられないような働き方をしてい…

  • ChatGPTについて考えてみた

    今回は話題のChatGPTについてですが、私の知識はほぼゼロです。テレビや新聞で見たことがあるくらいの浅い知識ですので間違っていることもあるかもしれませんがご了承ください。 ChatGPTとはユーザーが入力した質問に対して、自然な対話形式でAIが答えてくれるサービスだそうです。私は使用したことがありませんが、テレビでは早速様々な質問をして回答が紹介されていました。昔、プログラミングを少しだけ勉強したことがありましたが、まさに不可能と言われていた会話のようなAIの回答に驚きました。私程度の知識ではプログラムの勉強をすればするほど不可能だと思い込んでいました。 ChatGPTの使用方法について賛否…

  • 2023年度の始まり

    一年前のブログにも書きましたが、当社の決算は2月なので事業年度は3月からとなります。ただ新年度という意味で身が引き締まるのは毎年4月1日です。 4月にまだ小さい新一年生や初々しい新社会人を見かけるとこちらもフレッシュな気持ちになります。 今年の4月でコロナ禍になりちょうど3年経ちます。3年前の2月頃からニュースにはなっていましたが、自分たちに本格的に降りかかってきたのは4月で売上的には5月から影響を受けました。正直ここまで長引くとは微塵も考えていませんでした。ようやくコロナは2類相当から5類に移行となりますが、私の意識ではマスクくらいしか変更する予定がありません。お祭りなどのイベントやコンサー…

  • 年収の壁

    働き方にも多様性が求められる社会ですが、税や社会保険料の負担が増えないように時間を抑えて働く「130万円の壁」が国会でも話題になっています。当社でも主婦の方や他社を定年退職された高齢者の方がパートタイマーとして働いてくださっているので、多いに関心のある議題です。 当社のパートの方の就業時間は基本的に平日の9時~15時です。これは子育て世代の女性には都合の良い働き方らしく、パートの募集をかけると割とたくさんの応募があります。平日5時間勤務だと当社の年間休日はだいたい126日程度なので130万円の壁もクリアできていたので社会保険料の面でも好都合だったわけです。しかし賃金の上昇により労働時間を意図的…

  • スピーチが上手な人から学ぶ

    今年の1月はコロナ禍以降初めての賀詞交歓会がありました。セミナーなども徐々に復活して、1月は壇上での挨拶や講演を聞く機会が何度かありました。私自身はスピーチがとても苦手なのですが、今後の参考にするために感じたことをまとめたいと思います。 まず、とても上手だと思った方が2人いました。話しがまとまっていて、内容がスムーズに入ってきました。あまり余計なことを話さなかった気がします。たまに政治家などでサービス精神からなのか余計なことを延々と話す人がいますが、本当に無駄だったのだと改めて気づきました。良いことを言おうとして無理なたとえ話や、笑わせようとして自身や他人を卑下するような内容は、今の時代には合…

  • 2023年 新年のご挨拶

    あけましておめでとうございます。 2023年、光陽精工は創立40周年を迎えます。 当社に関わっていただいたすべての皆様の多大なるご支援ご協力のおかげで40周年を迎えることができ、心より感謝申し上げます。 バブル期突入前の昭和、長期停滞期の平成、コロナ禍の令和と目まぐるしく変化する時代とともに光陽精工は歩んできました。 これからも常に新しい価値を創造し、社会に貢献できる会社を目指して従業員一同、全力で取り組んでまいりたいと存じます 2023年も、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。 光陽精工株式会社 代表取締役 新井啓子

  • 2022年の最後に思うこと

    年を取るごとに一年が早く感じるようになります。相変わらずコロナ禍だった2022年はどのような一年を過ごしたでしょうか。 先代が、一年の目標に「変」を掲げた年がありましたが、コロナ禍になり、「変」というのは目標ではなく必須となったのではないでしょうか。仕事に限らず子供の学校生活や進学、休日の遊びや老後のシステム等…、コロナ禍の3年で変化していないことを探すことが大変です。私が新入社員の頃もWindows95が出たころで、ちょうどパソコンとメールアドレスが全社員に支給されたばかりでした。思い出してみれば、それまでパソコンを使用していなかった今の私くらいの年代の方々の中には苦戦している方も多かったよ…

  • 入間万燈まつり

    10月22日(土)に入間工場のある埼玉県入間市で万燈まつりが行われました。当社もバイオマス樹脂で作ったペットボトルオープナーを販売し、参加してきました。 本社のある東村山市では毎年11月に行われる市民産業まつりに関して7月に実行委員会が行われ、開催の中止を決定しました。隣接する西東京市や東久留米市、清瀬市などもお祭りの中止が決定された後でした。多数決は本当に少しの差でしたが、当時は新型コロナウイルス感染症の第七波で感染者数がどんどん拡大している最中だったので実行委員はそれぞれとても悩んで投票しました。ちなみに同じく東村山市で9月に行われたどんこい祭は開催されました。私の地元の埼玉県狭山市や川越…

  • プラスチックとSDGs

    先日、仕事とは関係のない何気ない会話でプラスチックはSDGsに反しているという意見をいただきました。主婦の方だったのでエコバックやストローなど生活の中でできるCO2削減を考えていて意識の高い方なのだと思います。ただ私たちのようにプラスチックに係る仕事をしている会社はカーボンニュートラルを目指し、むしろパリ協定以前から問題意識を持っていたのです。もちろん環境問題を考えてのことなのですが、これからの時代はそこを意識しなければ生き残っていけないという危機感もありました。 海洋プラスチックでウミガメの体が傷ついている映像を見ると本当に心が痛みます。プラスチックごみが地球に悪影響を及ぼしていることは承知…

  • 新型コロナウィルスに感染しました

    毎月1日にブログを更新していましたが、今月は遅れてしまいました。と言うのも私が新型コロナウィルスに感染して自宅療養をしていたからです。 コロナ禍3年目で第7波の最中でも自分は大丈夫だという慢心があったのは否めません。感染経路にまったく心当たりがないというのも油断していた証なのだと思います。感染したことはショックでしたが、せっかくなのでこの体験をブログにしたいと思います。 私は喘息の持病があり、アレルギー体質なので風邪でもないのに咳がとまらないことがよくあります。今回も少し咳が出ていたのですが熱がなかったので出社してしまいました。2~3日後に夫も喉が痛いと言い出したので、慌ててその日の10時にP…

  • アメトーーク「町工場芸人」を見て感動した話

    先日のアメトーークのテーマは町工場芸人でした。町工場で働いたことのある芸人さんたちがそれぞれの仕事の説明をしながら「町工場あるある」などのトークを繰り広げていました。 私が最も興味深かったのは、それぞれの芸人さんたちが働いていた職場の匠の技術を紹介するコーナーでした。マシニング加工や綺麗に配線する技術など、その仕事に携わっていなければ知らないようなマニアックな技術でしたが、正しく職人技でした。 町工場の仕事はとても地道な仕事が多いです。しかし地道に経験を重ねて極めることができれば、どんな仕事でも「匠の技」になります。 光陽精工にも匠の技を持った従業員はたくさんいます。もちろんパート従業員も含め…

  • ストレスとの上手な付き合い方②

    前回の続きとなります。6月10日のストレスとの上手な付き合い方の講演を聞いた感想ということでしたが、結論から申し上げますと私の意見の変化はあまりありませんでした。 逆に言うと、わかっているのに出来ていないということを痛感しました。 講演ではストレスを感じる仕組みなどを説明され、ストレスの軽減法や対処法を教えていただきました。ストレスを感じる脳の仕組みなどは医学的根拠があるものの、対処法は人それぞれです。 ストレスがこれだけ問題視されている社会で、本当にうつ病などで苦しんでいる方々への会社や行政からの救済は早急に必要だと感じますが、自身の努力で何とかなる方々のうつ病も増えてしまっている気がします…

  • ストレスとの上手な付き合い方①

    6月10日(金)18時より東村山商工会館にてセミナーが行われます。 講演内容はストレスとの上手な付き合い方とセルフケアということで、私も受講いたします。今回はまだ受講していない段階での私の意見を書き留めておきます。来月、受講後の意見との違いを検証してみたいと思います。 うつ病などの心の病が重要視される社会になりました。私が若い頃も20代の女性社員(20名程度)の中で4~5名は急行電車に乗れずに各駅停車で通勤していましたが、4分の1というのは相当な確率だと思います。理由はそれぞれで動悸、不安感、トイレなど様々でしたが、病院に行くまでもないというのが当時の考えでしたし、今ほど通院のために休むことに…

  • 吉野家常務の発言を女性目線で考えてみた

    吉野家の常務の発言が大炎上しました。発言の内容からかなり年配の方なのかと思っていましたが、私と同年代ということだったのでとても驚いています。しかし、振り返ると私たちの年代でも育った時代は女性蔑視と言わざるを得ない教育がされていました。 私が子供の頃は専業主婦の母親が多かったように思います。働いていた方も子供がある程度大きくなってからのパートタイムが多く、父親と同じようにずっと正社員として働く母親は少なかったと記憶しています。働き方改革もされていない時代ですから、休みもなく夜遅くまで残業をしている父親。同じく母親たちも現在よりも家事や育児も不便なことが多くて全てにおいて現在より時間がかかっていた…

  • 新年度そして世界平和

    4月となり新年度となった会社も多いと思います。光陽精工は2月が決算となりますので事業年度は3月からとなりますが、やはり4月1日というのは身の引き締まる思いがいたします。 前年度は相も変わらずコロナ禍でしたが、製造業である当社の売上に直接響いたのは世界情勢でした。米中関係やロシアのウクライナ侵攻はコロナよりも物流や部品逼迫、材料高騰に影響を及ぼしています。 米中関係はニュースなどから多少の予測はできましたが、ロシアのウクライナ軍事侵攻は私にとって、にわかに信じがたい事件でした。 昨年SDGsのパートナー登録をしましたが、国際目標であるSDGsでも世界平和を謳っています。そのような時代にロシアのよ…

  • アンガーマネジメント

    冬季オリンピックが終わりパラリンピックが始まりますが、オリンピックでの平野歩夢選手(スノーボードハーフパイプ)の心の強さに本当に感動しました。 1本目は失敗、2本目は素人の私が見ている限りでは1位でおかしくない滑りでしたが2位、3本目で2位だった2本目と同じ内容で2本目の得点を上回って金メダル。自身でも採点に怒りを感じていたということをインタビューで話していましたが、あの場で怒りを原動力にして成功するということは悟りを開くようなレベルなのではないでしょうか。23歳のドレッドヘアーの若者が成し遂げたこととは考えられません。もちろん努力や才能といった裏付けがあったからこそだとは思いますが、完璧な感…

  • 有意義な無駄

    相変わらずコロナウイルス関連の話題となってしまいますが、現在当社の所在地である東京都と埼玉県にはまん延防止等重点措置が適用されています。不要不急の外出自粛などが要請されましたが、今回はコロナウイルスとは別問題として不要不急について考えてみたいと思います。 そもそも不要不急の定義としては「どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと」と解されるそうですが、この意味だけを踏まえて不要不急を考えると生活のほとんどのことが不要不急に私は感じてしまいます。明確な判断基準があるわけではないので個人差が出てしまいますが、そもそも人間には不要不急や非合理的なこと、つまり一見無駄と思えることがとて…

  • 2022年の抱負

    明けましておめでとうございます。 2021年は2020年に引き続きコロナで大変な年でしたが、製造業では原料高騰や部材逼迫が問題となった1年でした。しかし、こういった外的要因は内的要因よりも解決は簡単なのかもしれません。そして乗り越えれば企業も成長します。 コロナ禍では良くも悪くも内的要因もまた変化しました。内的要因はコントロールが可能ですので、今年は内部環境を整えていきたいと思っています。 「外部環境を常に意識(分析)して、内部環境を整える」 私は内部環境で一番大事なのは人材だと考えています。当社の平均年齢は若干高めですが、時代の変化に柔軟に対応できるよう従業員一同明るく前向きに仕事に取り組み…

  • 2021のまとめ

    昨年に引き続き今年もまたコロナに始まりコロナに終わる一年となってしまいました。パンデミックというと教科書に出てきたスペインかぜくらいしか思い浮かばず、歴史上の出来事や映画の中の話としか考えていませんでした。まさか自分が生きているうちにこのような事態が起きるなどとは微塵も考えていませんでした。 しかも私は自身が社長になって2年経ち、ようやく3年目という立場でのパンデミックだった訳です。社長として未熟な状態で叔父や父も経験しなかった困難に立ち向かわなければなりませんでした。 ただ、私が就任したときは既に会社が組織として出来上がっていた状態で、経理担当者や営業担当者も十分な知識と能力がある状態でした…

  • 保護犬保護猫について考える

    我が家の愛犬は元保護犬です。ブリーダーからの保護と聞いています。声帯を切られていて、繁殖犬だったので歯はボロボロです。我が家にきてもうすぐ一年経ちますが現在はだいたい5歳くらいらしいです。年齢も定かではなく、この先の健康面も心配なことが多いという条件でしたが、他の保護犬に比べると犬初心者である我が家の犬はかなり良い条件でした。先住猫との相性もあるのでトライアル期間を設けていただき、ペットショップより悪条件にもかかわらず思ったより面倒な手続きや説明があり譲渡となりました。保護犬を探していたときに他の団体からは「留守番が多い」という理由で断られました。保護団体によりますが譲渡基準はどこも厳しいです…

  • 選択肢の多い時代

    情報があふれるの今の時代、昔と比較して大変便利になりました。簡単に様々な情報を得られることは、人類が目指して少しずつ実現してきた成果なのだと思います。私には想像もできませんが今後はさらに便利になっていくのでしょう。 情報の多さから個人の選択肢が格段に増えました。個人的には「情報が多いことは便利でありがたい」よりも「いちいち選択肢が増えていくのは面倒だし怖い」と思っています。 嫌ならば躍起になって情報収集をしなければいいとは思うのですが、不安になってしまうのか何かあると必ず携帯で検索をしてしまいます。極論を言えば、真実なんて自分の目で見ても経験しても本当にわかっているのか疑問なのに、ましてや聞い…

  • 宮城出張で思うこと ~伝えることの大切さ~

    私は年に2度ほど岩手県~宮城県~茨城県の出張と、神奈川県、岐阜県などを日帰りで周ります。初めて伺ったのはたしか5年ほど前でした。この出張で伺う会社のほとんどが宮城県にあるので宮城出張で感じたことをお話ししたいと思います。 宮城県では大抵2泊しますが、目的地は宮城県の仙台の上(仙北)と下(仙南)です。宮城県と言えば東日本大震災で甚大な被害を受けた場所であり、訪問先や通る道も震災の時にニュースで何度も聞いた地名ばかりでした。そして訪問先の社員の方の中には実際にご家族を亡くされた方もいらっしゃるそうです。 初めて行ったときには震災から5~6年経っていましたが「あの辺りは新しい家ばかりだから震災で家が…

  • 東京2020オリンピック

    とうとうオリンピックが始まりました。 コロナが始まった頃からオリンピックの開催が危ぶまれていましたが、結局1年の延期となりました。その間、コロナ禍の日本ではオリンピック問題だけでなく緊急事態宣言やまん延防止法など問題が起きる度に意見の対立がおこり、テレビのコメンテーターもケンカ腰で怒っている人が多く(それが仕事なのでしょうが…)、私はニュースを見るのがとても嫌になってしまいました。特にオリンピックは平和の祭典のはずが政治とお金の臭いしかせず、とても悲しくなります。個人的には今回のオリンピックで日本は世界の犠牲になってオリンピックを無理やり開催させられる気がしているのですが、ということは日本の評…

  • コロナワクチンで露呈した地域格差

    当社は東京都東村山市に本社があり、埼玉県入間市に入間工場があります。先日入間工業会より新型コロナワクチンの職域接種のアンケートが来ました(モデルナの不足で職域接種は行われないかもしれません)。入間市には工業団地があり、工業会の活動が東村山市よりかなり盛んにおこなわれています。とはいえ、東村山市はギリギリ(?!)東京都なので都道府県で比べると入間工場より本社の方が助成金等手厚い気がします。 現在(6月28日)東村山市民は20代の健康な市民にもワクチンのハガキが届いていますが、従業員が住んでいる埼玉県の市町村では60歳以下でハガキが届いた者は一人もいません。当社の従業員は東京都民も埼玉県民もベッド…

  • 読書のススメ

    私は小学生の頃、とにかく読書が好きでした。親から「好きな本を買ってあげるから〇〇しなさい」と言われると喜んでその通りにしていましたし、休日に家族で外出するよりも家で本を読んでいることの方が好きな子供でした。 大人になってからも残業や飲み会のない日は仕事帰りに本屋に寄ることがルーティーンでしたがだんだん本屋が少なくなり、空いた時間も携帯をいじるようになり、今ではほとんど読書をしません。好きな本は何度も読む派なので大切に保管していた本も、何度か引っ越しをしてほとんど捨ててしまいました。読書に対する情熱がなくなったという感じでしょうか。 突然ですが我が家には猫と犬がいます。犬を迎えたのは半年前ですの…

  • コロナ禍で考える製造業の未来

    昨年から続いている新型コロナ感染症に世界中が翻弄され1年以上が経ちました。 「ニューノーマル」という言葉もよく聞かれ、ほとんどの人が多かれ少なかれ今までどおりとは違う日常を送っているのではないでしょうか。 もちろん当社も売上額の減少に伴う働き方の見直しや、感染症予防など様々な対策を練ってきました。日々変化する情報や環境についていくことに四苦八苦していましたが、あまりにも長いコロナ禍で「今しかできないこと」を意識するようになってきました。 そこで、昨年度「ものづくり補助金」に挑戦することを決定し、申請したところ無事に採択され、「バイオマス樹脂」を使用して新しいことに挑戦できることになりました。そ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、光陽精工さんをフォローしませんか?

ハンドル名
光陽精工さん
ブログタイトル
光陽精工株式会社 女社長のブログ
フォロー
光陽精工株式会社 女社長のブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用