千才森の2人が贈る、オリジナルの小説や詩をメインに、独自の視点での発見や日記を書いてるブログ。 小説も詩も、テンポやリズムを重視した作品が多いかな。 自由な発想で新しい物を生み出していきたいな~。
『詩飾り小説の欠片』 詩的な文章で綴る小説の断片 『楽式~たのしき~』 188文字で作る詩っぽいもの を鋭意制作中!
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桜も散って、そろそろ五月に入ろうとしているのに、まだまだ夜が寒いんだよ。 北国は山菜の季節が始まってて、そっちの勉強もしている最中。 それはそうと、10日ほど前にキャベツやレタス、カボチャなん
草木はとうに眠りに就いたが、獣たちはギラギラと目を輝かせる夜半。 隣県へと通じる国道は峠を越えると、大口を開けて獲物を待ち構えているかのような暗いトンネルへと続いていく。トンネルの
肉眼で見るとまんまるなのに、スマホのカメラの性能が良いせいなのか、雲を拾ってぼやけちゃう。 なんだか残念な写真になっちゃった。 4月の満月はピンクムーンって呼ばれているみたいだね
一昨日書いた詩 『一緒に帰ろう?』 の写真に使った花を調べたよ。 どうやら 菊咲一華 (キクザキイチゲ) って名前みたいだね。
野菜を植えている畑が肥えてきちゃって、カボチャを植えると蔓ボケしそうだったのさ。場所も空いてなくてね。 なので、使われていない土地を耕してカボチャ用の 畝 ( うね ) を立ててみたよ。た
誰も知らない場所だって 君がいるなら僕は迷わない 噂話をかき分けて 他人の評価を切り払い 君が隠している真心を 木漏れ日の下に明かしてみせるよ 微かに色づく白い花 大切な一輪 「一
さっき、22時過ぎに屋根裏か屋根の上か、どっちかでめっちゃ足音が聞こえたのさ。鼠みたいなせわしない移動音だったんだけど、鼠にしては少し重たい音だったね。 音は数えられたもので3匹かな~
腕を広げてハグをかわそう。 強く、弱く。 引きつけるように、抱えるように。 体の芯が柔らかくなり、瞳が熱に浮かされるまで。 呼び合う名前が絡み合ったら、心のすみまで潤せる
←前話 朝礼と雑務が終わったら、各お部屋を回る。お年寄り達が起きるのを手伝ってあげながら、体調を聞いていくんだ。 最初のお部屋。 「おはようございます、そろそろご飯ですよ」 声を
とりあえず、予定していた3作品目をコンテストに応募してきたよー。 今作品は、二人称で贈るちょっと変わったテイストだね。 これでコンテストは一区切り。また思いついたら書くかもしれないけ
コンテストに向けて書いているんだけど、もう2つぐらい書きたいね。 1つはそろそろ仕上がりそう。幻想的な作品になるかな。 あとね、詩も書きたいんだ。ただ、わたしの場合、詩は書こうと思っ
monogataryさんの『【「ものがたり珈琲」コラボ企画】一杯のコーヒーが人生を変える』をお題としたコンテストに、もう1つ投稿してみたよ。 『星の火が沸く』 人間が火星へ渡った後
5話 『表のおはよう 裏のオハヨウ(上)』 立夏の姉 (緊張してきた……) いつもと違い、今朝はスマホを擦る手が汗ばむ。寝起きは時間に追われ、職場の老人ホーム『すみれ山荘園』に来
できたー! monogataryさんのところで開催されてる『一杯のコーヒーが人生を変える』ってお題で作品を書くコラボコンテストに投稿してきたよ~。 イケメン な
←前話 第4話 『アフターダイブ 下』 匿名サラリーマン 「そっすか。ゲームも止めちゃうんすか?」 「いや、時々は遊ぶつもりだけど、頻度が落ちるから、チームに属さない野良
春の最中に盛るジャスミン 目を引く真っ赤な蕾が隠した、夏を知らない柔らかな白が、息を揃えて咲き出した。 一面を飾る紅白の色彩と、一帯を染め上げる華やかな香りは、他に類を見
←前話 『アフターダイブ 上』 匿名サラリーマン アパートの真っ暗な部屋に心が溶け込む。 最後に助けてくれるのは、いつだって無色の居場所。やっぱり僕は陰の者。 パソコンの電
←前話 第二話 『おはようございます!』 ~匿名サラリーマン~ 車を事務所の前に駐めるか、それとも、工場裏手の社員専用駐車場へ回すべきか。 運転しながらしばらく迷った。 頭が
一章 『ウェイクアップ!』 立夏 チリチリ焼かれた鉄のお鍋が、夢の中まで転がってきた。 料理の匂いで目覚める朝は、幸か不幸か自問自答。 胃を刺激する油の蒸気に、部屋が侵食され始め
「目玉を取り出して歯ブラシで磨きたいわー」 「ほんと、それ。鼻に洗剤突っ込んだら攪拌機でグルグル回したいぐらい」 「わかるわー。喉を高圧洗浄機でさっぱりしたくなる」 「それはやって欲しい。あと、頭な。
『黄色の春招き』 春を招いた黄色花 揃って空を見上げているよ 太陽を追い東へ西へ 雪の中でも暖かな顔 曇りや雨は嫌いみたい 日が陰ったら花を閉じちゃう カンカン照りの広い場所
誰しも、綺麗な言葉や美しい表現で描写したいと思うものだけど、美麗な言葉を使うことを目的としてしまったら本末転倒になるよ。あくまで、対象のものを描写するために書かないと。 ダイヤモンドの美し
『五感を生かす』 描写というと、どうしても見た目の話になりがちだけど、描写が生きるのは視覚に限った話じゃないんだ。味覚、聴覚、触覚、嗅覚、それぞれの描写を絡めることで、より情景が伝わりや
壊してくれないか? 僕らを縛る鎖 その名を叫びながら ★ 乾いたアスファルト 砕いて進むオートマタ 肉も血も捨て去った抜け殻たちよ 全ては神々のサイコロから 大地は枯れ行き 始まりの星
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