大手都市銀行、コンサルティングファーム勤務を経て、経営コンサルタント兼FPをやっています。 地域金融・経済の活性化と、個人の穏やかで安定した生活を目指す視点から、時事について思うことなどを書いていきます。
『地銀再編』は、イコール『統合』ではない(その3) ―日本の金融の弱点は「選択肢が少ないこと」!―
今や、サービス業は、いかに“個客”のニーズに対応できるかの勝負だ。 金融サービスもこの例外ではなく、お仕着せの金融ではなく、お客様一人一人に適合性の高いサービスを提供できるかの競争を行うことが求められている。にもかかわらず、なぜか銀行に関しては、寡占状態を生み出すこととな...
『地銀再編』は、イコール『統合』ではない(その2) ― 銀行の“数減らし”は「世界に誇れる金融立国」の実現を遠ざける! ―
日本は、世界屈指の経済大国でありながら、金融分野については「遅れている」と言われている。 日本の金融の“遅れ”は、金融リテラシー教育の遅れとともに、地域や特定分野に精通したコミュニティバンクがそのスペシャリティを発揮して躍動するよりも、ブローキング主体の“凡庸な銀行”が「一つ...
『地銀再編』は、イコール『統合』ではない(その1) ―「一県一行」なら、日本の金融は崩壊する―
自民党総裁選挙への出馬表明の会見において、最有力候補である菅官房長官が、地域銀行の数は多いとの認識を示し、再編を示唆していた。 金融行政に明るいとは言えない菅氏からのこのような発言は、政権内にも、足元の国民生活を顧みないグローバル市場主義者の声が蔓延していることの表れであ...
パソナの淡路島移転は『首都圏一極集中』解消の第一歩となるか?
人材紹介大手のパソナが、本社機能を淡路島に移転すると発表したことが、話題を集めています。 『首都圏一極集中の解消なしに、日本経済の復活はない!』 で記したとおり、首都圏への極端なヒト、モノ、カネの集中が日本経済に閉塞感を生んでいることを思えば、パソナのような大企業が東京を...
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