5/16、 小坂邸の玄関の右隣りには茶室、左隣には3帖の和室がある。 茶室は、六畳とすこし広め。 旧小坂邸の管理人さんが発行している「風のコラム」の2017年夏号Vol.16には、こんな記述がある。 茶室 玄関横の六畳の茶室は、客座側は蒲の茎の簾すだれ張り平天井。 棹さおは晒し竹。火灯側の屋根の傾斜に添った杉板大和張りの駆け込み天井は一段低くなっていて客をもとなす亭主の心が伝わってくる。さび丸太の廻り縁や天井近くの化粧板は織部床という設えでさりげないが侘びた風情で趣き深い。 井田里美 勉強不足なので茶室のことはよく知らないけれど、専門家のお話を聞くと、色々と凝らしてあるのだということはわかった…