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2020/02/09

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  • 新解釈ジュリエット×舞空瞳さん

    舞空瞳さんは、そのまま演じてじゅうぶんにジュリエットが似合う役者さん。でも今回は、あえて「変化球」できました! そしてそれがとてもよかったんですよね(*^^*) 作品を観るまでは少し違和感を覚えた衣装やメイクも「納得」。 やっぱり小池修一郎先生はすごいな。 「今どき」現代的なジュリエット像 運命に翻弄されるジュリエットを想像していたら、「あれ?」と思うくらいに力強くて元気いっぱい! 2021年版のジュリエットはとても現実的で、自分の考えにブレがなく真っ直ぐに突き進む女性でした。 舞空瞳さんは、とても可愛らしい娘役さんですが、同時に「意志の強い」女性を演じるのもとても似合う。 ポテンシャルを秘めた舞空さんの魅力をぐっと引き出してくれたのが、「ジュリエット」という役だったと思います。 肩だしドレス、レッド基調のメイク 制作発表では、「あれ?本当にジュリエット?」と思うほど違和感を覚えたのがデコルテが大きく空いた、ヴィヴィッドなレッドの衣装とメイク。舞空さんにとても似合ってはいたのですが、「ジュリエット」と言われれば?な印象でした。 でもね、作品を観て小池修一郎先生のジュリエット像の説明を聞いて、納得した。これは、攻めの衣装やメイクからも「それ」を表したかったんだなって。 まるで衣装からも、少女が急いで女性になろうとしているみたいに… 自分の力で人生を切り拓いていく力強さ、何ものにも屈しない強い意志。 ふんわりとしたフリルや柔らかな色合い、「可憐」を絵にかいたような淡いパステルカラーの衣装ではミスマッチですもんね。 やっぱり、すべては計算されつくされてたんだ。 ロミオに出逢ったとき雷が落ちたように、全身に何かが走った感じがとてもよく出ていました。それからの行動力や判断力は、ロミオとは対極に何ものも恐れず、突き進む感じがとても斬新。 乳母とのやり取り、返事の仕方ひとつ、受け答えのひとつとっても笑いが出るほど男前( *´艸`)舞空さんの新たな一面を観た気がしましたね。 力強く突き進むジュリエットは、そのまま今の「舞空瞳」自身のよう。 ご本人も、トーク番組ではロミオへのジュリエットの想いと自分の礼さんへの想いが重なるって仰ってましたよね。 いつも溌剌と、そして真っ直ぐに礼真琴さんに飛び込んでいく舞空さんは、想像以上に男前(*^^*) でも根底で、根っからの宝塚ファン心・乙女心が溢れて、今本当に礼真琴さんに「恋」しているんだな

  • まさに究極のロミオ:礼真琴さん

    ライブ配信を観た感想ですが、やっぱりこう思いました。 思ったとおり、やっぱりみずみずしい究極のロミオ(礼真琴さん)だった! 見た目も声もお芝居も…フレッシュさと持ち味がマッチしていて、本当に自然すぎるくらい自然。 初演をこよなく愛する私。再演でもたくさんのスターさんが演じられてきたロミオですが、「等身大」を基準にして観ると今回の礼ロミオが「究極」だと思いました。 きっとそれは歴代ロミオを演じてきた方たちも納得でしょう。 小池修一郎先生に「ロミオとジュリエットの申し子」とお墨付きの礼さんですから… ロミオ:礼真琴さん 小池修一郎先生もおっしゃってましたが、「礼真琴のところにロミオとジュリエットという作品が戻っていった」本当にそんなイメージでした。 「愛」に始まり、多くのロミジュリ経験を経て、満を持して主演のロミオ役。 もうこれ以上ないほどの風貌のマッチ感とのびやかな歌声・ダンス。プレッシャーを感じておられたことは特番などでもひしひし感じましたが、そんなことは吹き飛ばして本当にのびのびと舞台上で輝いていて、すごくほっとしました。 でも今回のロミジュリで。礼さんの魅力が一番花開いたと思ったのが「お芝居」。 完璧な礼さんだからこそ、贅沢なことを言ってしまうと黒い役・苦悩を抱えた役は貫録の面で少し物足りなさを感じ、カラッと明るい役は軽快さと可愛らしさが全面に出て「タカラジェンヌ」らしさから少しだけ外れてしまう…これまでそんな印象を持っていました。(でも、「眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~」の礼真と「食聖」のドラゴンはすごく好き!) やっぱり礼真琴は「ロミオ」みたいな優しくて可愛らしい、そして少しの憂いを秘めた純粋な青年の役が抜群に似合う! タカラジェンヌならではの香りが漂い、なおかつクラシカルで重厚感もある。本当に素敵なロミオでした。 特に印象的だったのがバルコニー。迷うことなくジュリエットのもとに向かい、結婚を申し込む。 そしてキスをして「おやすみ」と言うときの声音と表情。何とも言えず情感があり、幼さと大人の狭間にいるロミオらしくてとてもよかったです。 歌声にはもちろん何の心配もなく、感情と歌が一体となっていて本当に極上。ダンスでは愛月ひかるさんとのコンビネーションが抜群で、よい意味で「すっぽりとおさまる感」が皆さんも言われているように「闇が広がる」を思い起こさせます( *´艸`) 本気で愛月ひかるさんのトート閣

  • 愛月ひかるさんの「本気」を見た:プレッシャーを軽々と乗り越えた「ロミオとジュリエット」B日程

    愛月ひかるさんという人は、いったいどこまで進化し続けるのだろう。 2020年2月に「黒い瞳」のプガチョフ様に出会い、一気にファンになってしまった私。気づけば愛月さんを好きになって1年が過ぎていました。 その間に、過去の作品を振り返ったり、専科に異動されたり星組に組替えされたり… なんと濃い1年だったことでしょう。もう、こんなにドラマティックなジェンヌさんはいないんじゃないかってくらい、激動の1年でした。 そして、私を宝塚の世界に引き戻してくれた2010年星組初演「ロミオとジュリエット」から約10年…麻路さきさん時代からずっと大好きな星組に「宙組の御曹司」だった愛月ひかるさんが星組へ…押しも押されぬ2番手スターとしてこんなにも神々しく輝いている。 不思議なご縁を感じずにはいられません。 ようやく、ようやく2021年の星組ロミオとジュリエットB日程をライブ配信で観ることができました! 書きたいことはたっくさんあるけれど、まずは大好きな愛月さんのことから書かせてください(*^^*) 死 愛月 ひかる【B日程】 人がこんなにも「人ではない何かを人間味を帯びて体現できるものか」と目を疑うほど、愛月さんの役作りは繊細で大胆で何より「楽しそう」だった。 愛月さんのまわりにだけ風が吹いているように、妖しく揺らめく髪の毛と衣装の裾。メイクは思った以上に女性的で、艶めかしくも力強く性別さえも飛び越えた「たとえようのない唯一無二の存在感」でした。 それは、舞台のセンターが似合う存在感 つまらなそうにしたり、逆上したり、陶酔したり…その表情と動きだけで、何がしたいのか、何を望んでいるのかが伝わってくる。 トート閣下のようにロミオの上に君臨したかと思えば、影のように付きまとったり、薬売りの姿に化けて手紙を妨害したり…どこからともなく現れては、好きなようにして人々の暮らしを想いを運命を翻弄していく。 初演の星組を観劇して固定概念ができていたから、今回の愛月さんの解釈はとても斬新だと思いました。 体格も学年も関係性も、初演の柚希礼音さんと真風涼帆さんとは違う。それでは、どう演じる?それがとても楽しみな部分でした。 そして、その期待を大きく上回る形で、愛月さんは新しい解釈を生んでくれた。これは「愛月ひかるの本気」を見たと思いました。 経験が総動員された役作り プガチョフ、ラスプーチン、そしてルキーニ。難しく奥深いお役をいくつも自分のものとしてき

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