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2020/02/09

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  • まさに「音くり寿」劇場!!組長・専科も活躍!:『マスカレードホテル』

    マスカレードホテルは、さまざまな人間関係、人間模様が織りなす長編ミステリー小説を舞台化した作品。 キラキラとした宝塚らしさはほんの少し、あとはしっかりとお芝居を魅せてくれましたね~。それがとても新鮮だったし、瀬戸さんのパーソナリティにもとてもマッチしていてラストまで一気に観ることができました! まだ作品を観ていないよ!という方は、ネタバレが少し入るかもしれませんので、ここからはご覧になってからお読みくださいね(^^♪ 【栗原健治】 高翔みず希さん 鬼気迫る、リアリティのある役作りをされた高翔みずきさん。優しく穏やかなイメージから一変、とても神経質そうでキリキリとした痛みを感じるようなお芝居をされていた。 作品に奥行きを与える、印象的なお芝居を魅せてくださいました。 観ていてつらくなるような、栗原の姿…去り際も切なかったなぁ。 【藤木総支配人】 汝鳥 伶さん 汝鳥 伶さんは、仕事ができるだけではない「懐の深さ」を感じさせるような素敵なおじさま、上司の姿を魅せてくださいました。やっぱり年を重ねたからこそ滲み出るものってあるんですよね。 もし同じセリフ、同じお芝居をもう少し若いジェンヌさんが演じられていたとしたら…たとえ芝居巧者と言えども、やはり汝鳥さんのような風格はとても出せないと思います。これは、年輪を重ねたからこその深みや温かみではないでしょうか。 本当に貴重な存在として、宝塚の作品を底上げしてくださっている方の一人だと思います。 【長倉麻貴】 音くり寿さん まさにこの作品は、「音くり寿」劇場!! もうね、本当にそのお芝居の巧さに感嘆してしまいました。とても実力のある方とは聞いていましたが、そのお芝居をしっかり観たことはありませんでした。 でも、この作品でその真髄に触れた気がしました。 この若さにして、このお芝居力の高さよ! ただただ巧いというだけではなくて、何ていうのかな…お芝居を突き詰めて研究し尽くして、それを自在に操り表現できるスキルが尋常じゃないくらい高い、という感じ。 もしかすると、彼女は宝塚のようなキラキラとした世界だけじゃなく、もっと広い世界で羽ばたけるタイプの「俳優」さんではないかと思いました。 宝塚OGなら白華れみさんみたいなタイプかな。宝塚以外なら、ソニンちゃんのように鬼気迫る芝居に近いような…ストイックにお芝居をするタイプのジェンヌさんのように感じたなぁ。 特に印象的だったのは、「老婆」の

  • 朝月希和さん、トップ娘役への序章:『マスカレード・ホテル』

    朝月希和さんが次期雪組トップ娘役に大抜擢されてから、やはり彼女の作品が気になるようになりました。 先日、タカラヅカカフェブレイクに出演されているのを観て、なんて堅実で古風な娘役さんなんだろう、そしてお話しぶりからとても「慎重派」な方だと感じました。この時流れた「はいからさんが通る」の花乃屋 吉次役の朝月さん… ダイジェストなのに泣いた(;_;) お芝居が良すぎた…凛としてカッコ良くて粋で。物腰、立ち居振る舞いが美しくて、目が離せませんでした。和物が得意な雪組さんの次期トップ娘役として本当にぴったり。 この番組で朝月さんのことが気になって、スカイステージで放映されている「マスカレードホテル」」をすかさず録画予約しました! 山岸尚美 朝月希和さん 一流のホテルマンとして、自分の仕事に誇りを持ち妥協をしない、まさに「デキる女性」を絵にかいたような山岸尚美。朝月さんの控えめながら、芯の強さを感じさせる舞台姿がとても印象に残りました。 何と言っても朝月さんの魅力は、美しい立ち居振る舞いと滑舌のよい台詞まわし。とても聞き取りやすいし、声が美しいので心地よい! 瀬戸かずやさんとの呼吸もぴったりで、相手役さんのことをきちんと感じて、受け止めて、しっかりと返せるタイプの娘役さんだと思いました。 次期トップ娘役としての重圧は凄いものでしょうが、私の勝手なイメージでは、それを冷静に受け止めてなすべきことをクリアにして、ひとつずつ課題を乗り越えていく…努力の人。 そんな真面目さや真っすぐさをこのお役からも感じました。 これは今年の1月に上演された作品。この時、私たちはまだ朝月さんが次期トップ娘役に抜擢されることは知りませんでしたよね。 でも、今思えばこの作品は次期トップ娘役への序章だったのかなと思います。 歴代の雪組トップ娘役たちは、抑えた演技でも光るものがある芝居巧者揃い、大人の女性が似合う方たちばかり。 朝月希和さんも、そのひとりとしてきっと立派に雪組を引っ張るトップ娘役さんになられると感じました!今後の活躍がとても楽しみな方のひとりです(^^♪

  • 瀬戸かずやさん、「大人の余裕」が心地よい:『マスカレード・ホテル』

    エルアルコン鷹の続きも書きたいのですが、昨日観たこの作品のことを先に… いや~、面白かった! まず感じたのは、作品そのものの面白さ!さすがに人気長編ミステリー小説だけあって、内容がしっかりとしていて話が冗長することもなく一気に観てしましました。 近年の花組さんの作品はあまり観ていなかったのですが、改めて花組の芝居巧者たちの活躍にうなってしまいましたね。 私ね、実はミステリーというジャンルが得意じゃないんです。謎解きや事件などを扱った作品は苦手… でも、この作品はあるラグジュアリーなホテルを舞台にした「お仕事モノ(私が大好きなジャンル)」それに、宝塚らしいちょっとした「ラブ」な部分も描かれているので、とても観やすくて作品にのめり込んでみてしまいました。 まだ観ていない方は、ちょっとネタバレもあるので作品を観てから読んでくださいね(#^^#) 【新田浩介】瀬戸かずやさん 初めて主演作品を観ました。優しくて、スタイリッシュでスマートな兄貴!そんなイメージのある瀬戸さん。 真琴つばささんの大ファン(私も真琴つばさんが初めての大好きなジェンヌさんでした♡)だったというエピソードからも分かるように、スーツをすっと着こなすスレンダーなボディや台詞の言い回し、佇まいが真琴さんを彷彿とさせます。 瀬戸さんのお芝居って、とてもメリハリを感じますよね。 新田は、鋭さや無骨さだけじゃなく、どこかに人間らしさを感じさせる刑事役。犯人を追い詰めるストイックなまでの強さや緻密さだけじゃなく、朝月さん演じる山岸尚美とのやり取りから見せる素の魅力や人間味を魅力的に演じれていました。 始めは刑事らしさが抜けきれず、お客様にも無骨な態度をとっていた新田。でも朝月希和さん演じる山岸の仕事ぶりに接するにつれ、ホテルマンとしても成長し人としても成長していくんですよね。 怒りや苛立ち、腑に落ちた時の心の凪を感じる演技。 とてもメリハリがあって、伝わってきた。そしてそんなシーンはほとんどないのだけれど、山岸に惹かれるその心の機微が自然に伝わってきたから、ラストシーンにも納得できるんですよね。 瀬戸かずやさんの最後の挨拶からも感じたのですが、大人の余裕を感じる舞台姿に、こちらも安心するんです。ちょっぴり早口ながらも、舞台を楽しみ大切に1公演1公演をかみしめている感じがひしひし伝わってきた(*^^*) 瀬戸さんだってもちろん、主演として舞台に立つことに緊張もされて

  • 愛月ひかるさん、金髪美青年も似合う♡:『エル・アルコン-鷹-』

    『エル・アルコン-鷹-』の配役で、意外性のあった方のひとり。 ルミナス・レッド・ベネディクト役(キャプテン・レッド)の愛月ひかるさん♡♡♡ もうね、金髪美青年が似合いすぎて、似合いすぎて( *´艸`) 黒髪、お髭の大人の男!な愛月さんでファンになってしまった私としては、かなり新鮮なお役♪ でも、正義や純真さを全面に出したお役もこの学年にして、本当に真っすぐ演じられていて素敵だった~(#^^#) 特に好きだったところは、桜庭舞さん演じるジュリエットとの絡み( *´艸`) 年配のおじいちゃまと結婚させられそうになり「いやだ~(;_;)」と泣き叫ぶジュリエット。 それを見て、いてもたってもいられず連れ去ってしまうルミナス( *´艸`)、まさに白馬に乗った王子様のよう( *´艸`) その時はとっさに、持って生まれた「困っている人をほっとけない」感情からの行動だったのでしょう。 でもね、ラストの場面ではきっとルミナス自身は気づいていないけれど、ジュリエットに少し♡が生まれたのかなぁ( *´艸`)なんて。そう感じさせる余韻のあるお芝居が良かった。 そしてラストの場面では、ティリアンへの憎しみだけではない、何とも言えない感情を短い場面のなかで巧く表現されていました(*’▽’) 愛月ひかるさんは、もう学年としてはベテランの域。でも役を重ねるごとに、若々しくも重鎮もどちらもできてしまう。 そして、作品をより気品のあるものに、ゴージャスにしてくれる…その稀有な存在感と懐の深さに惚れ直してしまった(#^^#) コスチューム物が似合う星組に組替えして、その長身と美しい風貌、身のこなしをいかんなく発揮している愛月さん。トップスター礼真琴さんと対峙すると、お互いの個性が生きて、より素敵なコントラストを見せてくれます。 愛月さんのお芝居、やっぱり大好き。 役作りはもちろんですが、鬘やメイク、衣装の着こなし、指先、足先の動きひとつひとつまで「こだわり」抜いて宝塚の世界を夢を見させてくれる舞台姿に、今回も魅了されました(#^^#) 次回は、今回の作品でとっても気になった(*’▽’)若手スターたちのことを書きたいと思います。ぜひお付き合いくださいね(^^♪

  • 舞空瞳さん×気高き女海賊ギルダ・ラバンヌ:『エル・アルコン-鷹-』

    フランスの女海賊「ギルダ・ラバンヌ」を演じたトップ娘役の 舞空 瞳さん。 これまでの可愛らしさ、健気さ、可憐さのイメージを大きく覆す 強き女海賊が予想以上に似合っていて、大人っぽく色気のある女性を演じられていました!! 礼真琴さん演じるティリアン・パーシモンを拒絶し、憎みながらも、本能的に惹かれてしまう… そんな愛憎をとても細やかに、そして美しく演じてくれました。 もともと可愛らしい顔立ちの方ですが、「綺麗系」も似合ってしまうところが、舞空さんの魅力(^^♪ 予想していたとおり、可愛らしさよりも「美しさ」「気高さ」をきちんと無理なく表現されていて、ますます好きな娘役さんになりました(#^^#) 特に印象的だったのは、冒頭のティリアンたちとの戦闘シーン! 「打ち方はじめなさい!!」(セリフ合ってますか?) と女海賊たちに号令をかけるところ( *´艸`) 劣勢になり退却する時の顔を歪めて本当に悔しそうな表情をするところが、凄く良かったですね~! このシーンを観た時、「いいぞ、いいぞ!舞空さん♪いけるぞ、これは( *´艸`)」と思いました。 やっぱりこの作品では、ギルダが男役に負けないくらいカッコよくないと締まらないんですよね。自分の大切な島を守りたい一心で、「大切なものを守るための戦い」を挑んでいる彼女の一途な想いがあるからこそ、野心に突き動かされ戦いを重ねるティリアンとの対比がはっきりする。 そして、その二人がどうしようもない愛憎で交わる激しさや切なさが、この作品に奥行きをもたらしているのだと思います。 それにしても、あのギルダの白いドレス… 私、初演で遠野あすかさんの舞台姿を観たときから物凄く好きでした(#^^#) 襟元の立ち上がったあの独特のデザイン、ヨーロピアンなゴージャスな装飾が素敵すぎで、もしかしたらヒロインの好きな衣装ベスト5に入ってるかもしれない( *´艸`) ギルダの負傷の跡をあえて見せるような、傷跡がまるで衣装の一部のように見える挑発的なドレス。ギルダの「覚悟」を表現しているんじゃないかな。 「私に決して近づかないで」 装いからも、そう語っているよう。でも、ティリアンに征服されて、ひとりの女性になった時、少しずつ彼女の心の鎧が剥ぎ取られ、必死に隠していた女性としての自分が現れだした…だから、あのようなラストになったのかもしれないなと解釈しています。 ラストに、ティリアンを包み込むような優しい表情を

  • 礼真琴さんの「新しい一面」を堪能!!:『エル・アルコン-鷹-』

    『エル・アルコン-鷹-』『Ray -星の光線-』、ライブ配信で観劇しました。初演は、宝塚大劇場に遠征して観劇。安蘭けいさんの香り立つような成熟した大人の男役ぶり、そしてダーティーヒーローの魅力、片時も目が離せなかったのを思い出します。 そんな高いハードルをもって観た、礼真琴さんのティリアン・パーシモン… めちゃくちゃ良かったよ~!!!(≧▽≦) まず、素晴らしい楽曲をその太く低い声で歌い上げる歌唱力…本当に脱帽。プロローグからもう心を鷲掴みにされました。エルアルコンは、どの楽曲もとても壮大で素晴らしいと感じていましたが、礼さんが歌うことによってその魅力がもっともっと引き出されていた! 安定した音程はもちろんのこと、声ののび、艶やかな声質、全てが極上で本当に聞き惚れましたね~(#^^#)もともと礼さんの歌の巧さはわかっていましたが、その上をいく超絶素晴らしい歌を聴かせてもらいました。 ティリアンは、ダーティーヒーローの魅力を引き出せなければ、はっきり言って「野心に突き動かされる、ただの凄く嫌な奴」になってしまう。 でも、礼さんのティリアンは違った。ここ最近の礼さんで一番の「色気」「大人の魅力」「強さと儚さ」を本当に上手く表現し、実に魅力的な人物像に昇華していた。だからこそ、安蘭けいさんと比べることなく、純粋に礼さんのティリアンに感情移入できたし、新らな人物像を作り上げられたと感じました。 同じ礼真琴さんの悪役として思い出すのは、スカーレットピンパーネルのショー・ブラン。でもね、実は私、映像で観る限りあの頃の礼さんにはまだ本物の「悪役」を感じられなかったんです。 どうしても可愛らしさや優しさ、幼さを感じてしまって…柚希礼音さんのショー・ブランの迫力を思い出しながら観てしまったんです。 でも、今回は違った。 本当に「悪役」を感じられたし、そのなかにある奥深い心の葛藤もひしひしと感じられた。あぁ、こんなにも大きな男役さんになって…なんて、長く観てきた勝手な親?姉?目線で思ってしまいました。 数々の女性たちを虜にしていく様も、実に色気があり濃厚で大人の男役を体現していましたね( *´艸`) 特に、舞空瞳さん演じるギルダ・ラバンヌに迫るシーンは、息をのむほど…強く気高い彼女を、圧倒的なパワーで征服していく礼ティリアンは、迫力があって今の礼さんだからこそ演じられるシーンだと思いましたね。 トップスターとしてのオーラを醸し出しつ

  • 【宝塚名作劇場】星組ノバ・ボサ・ノバ最終回:圧巻の「シナーマン」に畏敬の念を込めて

    【名作劇場】第5回星組ノバ・ボサ・ノバ今回が最終回です。 書きたいことは数あれど、やっぱり最終回は「シナーマン」でもこのシーンのことは言葉になりません。何というか… すごいものを観てしまった!!という感覚!!! 柚希さんの生歌を聴くまで、シナーマンは「シンプル言葉」で表現されたカルナバルの幕が降りる歌、という印象を持っていました。 でも、この時柚希さんの歌うシナーマンを生で聴くことができて、私の中でこれまでと全く違う解釈が生まれたんです。 それは、すごく深くてその奥にある、「魂の叫び」「人間の根底の強さ」「生きる力・生命力」が溢れていた。 そういったことを舞台上からビシビシ感じて、ただただ呆然と聴き入ってしまいました。 そして、ソールの周りでみんなが、全く同じ踊りを一糸乱れず踊っている… それが、まるで「祈りの儀式」のようにも見えて。 これまで持っていたノバボサの華やかなカルナバルのイメージだけでなく、シナーマンに流れる「祈り」「生命の賛歌」「浄化」のような、何とも表現しがたいものを感じて…その世界観に畏敬の念を抱くような新しい解釈が私の中で生まれました。 何だかね、ノバボサって理屈じゃないんです。 ストーリーを追うというより、奇想天外ででも神々しいようなその世界観を体で心でとにかく感じる!その先に他の作品とも種類の違う大きな感動が押し寄せる! そんな感じなんですよね。 本当に、この観劇に理屈抜きでパワーをもらった!!人間ってやっぱり強いんだ!!っていう自信をもらった!! そして、真琴さんのノバボサ、轟さんのノバボサ(こちら2作品は映像にて…)もくわえこの時初めて、生観劇で柚希礼音さん率いる星組のノバボサを観て、これまで以上にこの作品が好きになり、強烈に心に残りました。 この日のことは、今でもずっとずっと忘れられない。 シナーマンで幕が下りる瞬間、体の底から湧き上がるパワーを自分自身に感じた時、私も舞台と一体になれた気がしました。 今、このようなご時世だからこそ、ぜひ観ていただきたい。 上演されてから年数が経ちますが、このパワースポットのような舞台から、元気と勇気と「人間の本来持つ力強さ」を今こそ感じていただきたいと思います。 そしていつか、然るべき時に再演してもらいたい。もしかすると、今の星組のメンバーに、そしてタイミングにぴったりの作品なのかもしれない。そんなことを感じています。 次回の【宝塚名作劇場】は何の

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