現役の記者で2019年までニュースキャスター。読売新聞オンラインでwebコラム「今につながる日本史」を連載中。ブログには書ききれなかった余話や書き下ろしの歴史コラムを掲載します。
東映創立70周年記念作品『レジェンド&バタフライ』が全国公開された。天文18年(1549年)に政略結婚で夫婦となった2人が、天正10年(1582年)の本能寺の変まで、乱世を駆け抜けた33年間を描く。織田信長(1534~82)を木村拓哉さん、正室の帰蝶きちょう(濃姫のうひめ、1535~?)を綾瀬はるかさんが演じている。 読売新聞オンラインのコラム本文 ↑読売新聞オンラインに読者登録すると全文お読みになれます 脂の乗り切った人気俳優のW主演だけでも話題十分だが、総製作費20億円をかけて巨大なオープンセットを組み、国宝を含む全国30か所以上でロケを行った。岐阜城と安土城のセットとⅭGはしっかりした考…
読売新聞オンラインでコラムを書いて5年になった。長い間コラムを書いていると悩ましい問題に突き当たる。取り上げる人物の生没年もそのひとつ。ÑHK大河ドラマで放送中の『どうする家康』主人公の徳川家康(松平竹千代)についても悩ましい問題がある。 家康自身が年齢サバ読みを認める 磯田道史さんも天文12年説を支持 公式見解も家康も正しい? 和暦→西暦で悩むことも 家康が岡崎城で産まれたのは、天文11年(1542年)12月26日というのが定説だ。徳川家の系図『徳川家譜』も家伝の『松平記』も生まれは天文11年。元和2年(1616年)年に75歳で没したという記録から逆算しても天文11年の生まれになる。確かにこ…
戦国の世を終わらせた徳川家康(1542~1616)を松本潤さんが演じるNHK大河ドラマ『どうする家康』の放送が始まった。前作の『鎌倉殿の13人』は毎週誰かが誅殺されることから「死ぬどんどん」の異名がついたが、作者の古沢良太さんは、月曜日に会社に行く励みになるようなドラマを目指しているようだ。 『どうする家康』メインビジュアル(ポスター) もちろん松本さんをはじめとする俳優陣の演技にも注目だが、『ALWAYS 三丁目の夕日』『コンフィデンスマンJP』やなどを手掛けた当代きってのヒットメーカー、古沢さんが描く家康像に関心が集まる。いったい「どうする」のか、コラムで推理してみた。 読売新聞オンライン…
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