現役の記者で2019年までニュースキャスター。読売新聞オンラインでwebコラム「今につながる日本史」を連載中。ブログには書ききれなかった余話や書き下ろしの歴史コラムを掲載します。
2016年の熊本地震で傷んだ熊本城天守閣の復旧工事が完了した。5年前に熊本地震に遭遇した筆者にはうれしいニュースだ。だが、復旧工事が完了したのは天守閣と重要文化財の長塀ながべいだけで、熊本城全体の復旧はまだ2割程度しか終わっていないとされる。 復旧がすべて完了するのは2037年度の予定。まだ16年以上先のことだ。完全復旧がいかに気の遠くなるような作業かについては以前にも触れたが、熊本地震から5年の節目にあわせ、改めてまとめた。 読売新聞オンラインのコラム本文 ↑読売新聞オンラインに読者登録すると全文がお読みになれます 気が遠くなるような石垣の積み直し 西南戦争で発揮された「難攻不落」の真価 元…
コロナ禍が長期化し、全国各地のお祭りやイベントの多くが延期や中止、縮小を余儀なくされている。戦国武将、武田信玄(1521~73)の命日(4月12日)にあわせて開催される山梨の春の風物詩、甲府市の「信玄公祭り」も10月下旬に延期された。信玄の好敵手、上杉謙信(1530~78)の地元、越後・春日山(新潟県上越市)で毎年8月下旬に開かれている「謙信公祭けんしんこうさい」は縮小され、川中島に出陣する越後軍団の武者行列などは2年続けて行われない予定だという。 残念だが仕方ない。今年は信玄の生誕500年という節目の年だけに、節目の祭りは命日より誕生日(11月3日)にあわせて行う方がふさわしいかもしれない。…
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