捕らぬ狸の皮算用 ことわざを物語に仕立てたユーモラスな絵本です。 読み聞かせ目安 中学年 6分 あらすじ ある朝のこと。 めんどりが卵をひとつ産みました。 「こけこっこう!」 にわとりを飼っているおばさんは大喜び! 今朝の卵と、これまで貯めておいた卵棚の卵を合わせて3ダース、36個の卵を街へ持って行って売ろうと考えます。 おばさんは、36個の卵をかごに入れ、てくてく出かけていきました。 道々おばさんは考えます。 「このたまごが、いったい いくらになろうかね?」 わき目もふらずに金勘定をはじめました。 そして、お金を手に入れたら、何を買おうかと考えはじめます。 まず、めんどりを2羽。そうしたら今…