昨日の上田市は、36度の猛暑でした。晩酌を澄ませ、悠々と床に就きました。1時間くらいした時、体中が暑くて飛び起きました。もう、一瞬で熱中症と自覚し、ふらふらしながら、水分補給をし、アイスノンで体を冷やしましたが、なかなか収まりません。最後は、冷水のシャワーを浴び、最後は、バケツに足をつけて冷やし、ようやく、人心地がつきました。室温を見ると、32℃でした。新聞では、救急車で運ばれた人が沢山いたそうです。重症の場合は、意識がなくなりますが、軽症で済みました。もう、他人ごとではありません。...
蓼科山山麓で田舎暮らしをしています。生活を通して、文学・歴史・哲学を学びながら、 楽しく暮らしています。自由にお立ち寄りください。
北海道の藻岩山で見つけられたので、モイワナズナと言うそうです。何とか写真が取り込めました。 ...
長さがなければ短さも成り立たぬ。短いということがあるからこそ、長いという意味もありうる。これは長短に限ったことではなく、この世の万相のすべてに当てはまることであり、我々の人生や幸や不幸にも適用できることだ。不幸があれば幸福は存在しないし、病気があるからこそ健康もありうるわけだ。すべての価値概念は、このように相対的である。結局、我々の人生には、絶対的なものなどありはしないということにつきる。 (生き上手死に上手 遠藤周作6) 幸せと不幸は、一見対立するもののようでありながら、実はそれほど鮮やかな対照を示してはいない。むしろ、重さと体積を一つの秤に掛けて比べようとするようなおかしな事態が生じる。幸せとは一瞬の閃光の如きものであり、不幸はどんより曇った長い午後に似ている。一般の暮らしの中では、そのいずれとも定め難い普通の状態の占める領域が最も広いと推測される。幸せの状態がもしも長々と続...
5 幸福誰も幸福の正体を見た奴はいない。幸福を追い求めているが、なかなか幸福はつかまらない。どうやら幸福というものは、ひどく平凡なことの中にある。静かな眼、おだやかな心、健やかな体、平穏な日々、そうした状態以外の何ものでもないらしい。(欅の木 井上靖1) 不幸と思わないで、思い悩むことを止めれば、うれしくなる。 そして、うまくいき、幸せになれる。幸福とは、心の平静なことであり、平凡な日常の中に存在する。幸福とは、作り出すもので、知る喜びも幸福のひとつである。幸福は、周りの人の人生も幸福にする。そして、人間は幸福になる義務がある。(幸福論 アラン2) 人それぞれの脳の中には、幸せ度というものがあって、多少上下するが、その幸せ度は意識的に変えようとしない限り、一定の値にとどまってしまう。脳の柔軟性を考えれば、幸福感や思いやりの気持ちを高めるのは、楽器やスポーツを習うと同じで、脳...
われわれのライフサイクルのうちでもっともカミに近い段階にあたるものが老人のそれであるということになるであろう。年をとるということはたんに老いて死を迎えるということを意味するのではない。それは生命の暗い谷間を降りていくことなのではなく、むしろカミの世界へとしだいに近づいていくこと、すなわち至福の山頂へとのぼっていく。ゆるやかな道ゆきを意味していたのである。 (日本人の顔 山折哲雄12) 「脳にいいこと一覧表」1つ 手を使う。文字を書く、絵をかく、ガーデニングをする、利き手でないほうの手をよく使うことなど。2つ 耳を刺激する。音楽を聴く、誰かと話をするなど。3つ 口を動かす。食べ物をよく噛む、歌を歌う、本を音読するなど。4つ 新しい体験をする。美術館に行く、新しい場所を散歩する、新しい料理に挑戦するなど。 (10歳若返る健康法 米山公啓13) 昨日は、月1回の歴史を読み解く...
年をとるにつれ、人の記憶の配置というものは変わっていく。いわば、縦並びから横並びへ。若い頃は日めくりカレンダーのような年代記だが、だんだん時間の順序があいまいな遠近法になり、最後は一枚の絵になる。人生の記憶の画面を眺める無為の時間が手に入れば、幸せといっていいのだろう。 (微候・記憶・外傷 中井久夫7) 感動を味わった時には、大いに涙を流すことです。面白いと思ったならば、大声で笑うことです。感動する気持を抑え込んではいけません。私はまだまだ若いんだと考え、表情は明るく、天真爛漫に生きることです。 (感動する脳 茂木健一郎8) 私の心を大きく占めるのはある種の感謝の気持ちである。私は愛し、愛されてきた。多くを与えられ、お返しになにがしかを与えてきた。本を読み、旅をし、考え、書いてきた。世界とのかかわりを築いてきた。(残りの時間を濃密に生きる 神経学者オリバー・サックス9) ...
4 老い悠々自適に暮らすことと、ただ、ボンヤリと過ごすことは、全く違う。 (森村誠一1) 加齢というのは、残酷なものなのだ。視力も落ちる。聴力も、反射神経もおとろえる。歯もガタガタになる。記憶力も、判断力も、いやおうなしに低下してくる。べつにこれという病気でもないのに、体が昔のように自由に動かない。さらに、八十歳になったら、八つの病気をもっていると覚悟すべきだ。 (新老人の思想 五木寛之2) 老いるということは、どこかに到達することではなく、延々と老いつづけることであり、老いつづけるとは生き続けることに他なりません。老いが身の底に定着するとしたら、そこから日々の味わい、季節の感触、一年一年の姿が、それまでとは異なるものへと変わり始める。 (老いるということ 黒井千次3) 老いは自然現象です。体のさまざまな機能に少しずつブレーキをかけながら、速度をゆるめていくの...
自分が変わることでしか、環境は変わらない。環境や他人を直接変えることはできない。自分を変えられるのは、自分しかない。自分のやり方が変われば、相手も変わる。(7つの習慣 スティーブン・コヴィー6) 習慣を作ったのは、自分自身です。だから、習慣を変えることができるのも自分です。アドラーは、「人間は自分自身の人生を描く画家である」という言葉を残しました。アドラー心理学の魅力は、すべての行動を環境のせいにせず、自分の意志しだいで変えられるとするところです。人間関係も習慣によって作られますから、やはり変えることは可能です。これはアドラーが教えてくれた心理学の知恵なのです。 (アドラーの教え 岩井俊憲7) ぼんやりしているのが好きだ。ぼんやりしていると清々(すがすが)しい気持ちになってくる。とりわけ海を見ながらぼんやりしているのが好きだ。せわしければせわしいほど、憂き世の急流に溺...
3 心朝、散歩に出かけて美しい山を見て感動した。夕方にまた散歩に出かけて再びその山を見る。別に山が変化するわけではないのに、それでも新たな美しさに感動する。毎朝同じ時間に、同じ場所から山を見ているのに、毎朝新しい感動を覚える。こういう人はとても幸せです。 (感動する脳 茂木健一郎1) 今日一日を楽しく生きようと思うなら、そのままの自分でいいのだと安心する以外方法はない。そのままの自分が百点満点。そのままのあなたでいい。そのままのあなたが百点満点。馬鹿みたいに何をそんないに心配しているの。今、何にもなかったら、なんでもないのです。人生って、今なんだから、馬鹿みたいに、黄色くなった古新聞を握りしめて、自分を苦しめるのはやめよう。 (心がやすらぐ魔法のことば 山崎房一2) 私たちは自分の心のなかを整理する必要がある。何年、何十年にもわたって溜め込んだ心のゴミともいえるようなものが...
その人が、自分の好きな勉強をし、社会の一部に組み込まれて働き、愛も知り、人生の一部を選ぶことができ、自由に旅行し、好きな読書をし、趣味に生きる面も許され、家族や友だちから信頼や尊敬や好意を受けたなら、もう、それだけで、その人の人生は文句なく大成功だったのである。こういう計算のできない年寄りは、何のために年をとって来たのだ、と言われても仕方がないだろう。 (戒老録 曽野綾子12) 闘病中、それまで理想の死に方を豪語していた夫は、一転生きたいと思い始め、そんな彼を見ながら、私は生来の悲観主義に取りつかれていた。祈りは必ず天に届く、と素直に信じることができない天邪鬼(あまのじゃく)な私も、祈ることを止めなかった。烈しく悲観しながらも、あるかなきかの希望にとりすがった。目に見えない無名の神々に向かって、四六時中、手を合わせた。夫(作家藤田宣永)が逝ってから、四つの季節が過ぎようとしている...
いい言葉を使う習慣が、いい現象と共鳴していきます。嬉しいね、楽しいね、ありがたいね。どんな小さなことにもこうした言葉を口にしていると、嬉しいことや楽しいことやありがたいことが、どんどん起こっていきます。 (魔法の習慣 佐藤伝6) 借り物でも、毎日着ていれば身につくもの。自分が善人と思っていれば、やがて善人に変わっている。習慣は、その人格、品格まで変えてしまう。 (シェークスピア7) 私にとっての人の死の最もきれいな姿は、風のようにあとかたもなく消えることである。この頃、自分史を出す人も増えてきているが、何かを言い残して死のうなどと思わないこと。子供たちに家の歴史を残すことを有益とする考えもあるが、何も言わずに死ぬ方が美しいと思う。 (戒老録 曽野綾子8) 祖父や祖母の記憶はあっても、祖祖父・祖祖母については知らないと言う人がほとんどだろう。血はつながっていても名...
2 人生人生というものは、一つの体験であり、全体としてよいか悪いかを判断されるべきものだと考え、自分自身を犠牲にしている人が大勢いる。人生はたった一つの体験なのではない。人生は常に変わりつつあり、一生のうちの一日一日が、一日のうちの一瞬一瞬が、まったく新しい何かを意味しているのである。あなたの決定する見方次第で、数えきれないほどの方法で楽しむことができる。人生をただ一つの体験だと解釈する人びとは、ほとんど幸福になれない。 (どう生きるか、自分の人生 渡部昇一訳1) 本に書いたことのどれひとつをとっても、私はそれにまったく反対の生き方があることを肯定する。あるがままの自分でいいと思う。これだけ面白い人生を送ったのだから、いつ死んでもいいと習慣づけること。老年のさまざまな苦しみは、人間の最後の完成のために与えられた贈り物と思うこと。 (戒老録 曽野綾子2) 我々の人生のどん...
3月15日の早朝、左足首と左腰、左肩に違和感を感じ、医療センターの緊急外来へ受診したことは、記述しています。その後、レントゲンとCTを撮って、頸部脊柱管狭窄症ではないか、 何度か同症状が再発し、今週月曜日に頸部MRIを撮って、翌日、整形外科で頸部脊柱管狭窄症ではないだろうと診断。 水曜日、脳のMRIを撮って、翌日、脳神経外科で診察、脳の病気ではなく、脳梗塞の痕跡もないことが分かりました。さらに、脳の萎縮状態を質問すると、年齢にしてはしっかりしているようです。と安心しましたが、現在の持病である頸部脊柱管狭窄症でないか? 本日、今週、3度目の腰部MRIを撮りに行きます。当地は、やっと梅が散り始め、アンズが満開で桜が咲き始めました。春爛漫の最高の日々が続いています。...
自分が興味をもったものを、毎日、少しずつでもいいから勉強していく。この小さな蓄積が、将来、花開くのである。朝日新聞の名コラムニスト荒垣秀雄氏がふとこう漏らした。「晩酌の習慣のある記者で本を書いたものはいないね」と。ただし私は、晩酌をして幸福感を持って布団に入る生き方も、ひとつの人生の美学であり、立派なことだと思う。 (知的余生の方法 渡部昇一6) アイザック・ニュートンは、万有引力の法則を発見し、また微分積分法の創始という、人類史上特筆すべき偉大な業績を残した。その方法は、自分が経験したことばかりをくり返してみるのではなく、経験していないことに目をやる。そうすることで感動を見つけることができるのです。人生の大海原というのは、泳ぎ回れば回るほど、楽しくかつ刺激的なものです。今のあなたが、全てではないのです。 (感動する脳 茂木健一郎7) 知っていることを伸ばしていけば、...
1 学問自分独自の道を歩む可能性を追求して行くためには、歴史を知り、哲学を知り、その上で常に考える姿勢を身につけていなければならない。自分らしく生きるということは、苦しみを求めるということと、ほとんど同じ意味を持つ。人生を列車にたとえれば、長いトンネルもあれば、短いトンネルもあるということだ。いつも陽光の下を走っているわけではないのである。 (自分らしく生きられる 藤島泰輔1) 「なんの役に立つのか」より「誰の役に立つのか」を重視して考えることです。誰の役に立つかを重視するというのは、つまり、そのアイデアによって喜ばせる対象をはっきりさせることです。 (脳がさえる15の習慣 築山節2) あなたに、もともとそなわっている記憶力だけでも驚くべきものである。脳や知的な能力をフルにつかうようになったとき、あなたは本当に力のある人物といえる。そして、ほとんどの場合、あなたは自分がなり...
鶴岡八幡宮を参拝してきました。参道の桜が満開です。参道の桜が見えるレストランで生シラス丼を堪能しました。 ...
【休憩】 小話農家の人に「何を蒔いているんですか」と聞くと、「シー、静かに」。不思議に思って、近づくと、「大豆じゃ。大きな声でいうと、カラスや鳩に聞かれてしまう」 (江戸小話) 「牧師さま、神様は本当にいるのでしょうか」、「イエス」。「では、お釈迦さまは」、「そのような他宗教のことは、ホットケ」 (フリテンくん) 歳はとりたくないですねえ。男性のかたは、使えなくなる言葉があります。「俺についてこい」と言えなくなります。自分がついていく年齢です。 (綾小路きみまろ) 夫が妻に「母さん、時々友達にウソをつくようだね」、「ええ、時々はね。―――」、「だって、あなたの本当のことは、人さまには、言えないですもの」。 (笑い話) 「少年老いやすく、学成り難し」をもじって、「中年老いやすく、ガクガクなりやすし」。 (車内広告) 昨日は、風速6メートルの風が吹いて、駐車場の波板がパ...
赤城の山も今夜を限り、生まれ故郷の国定の村や、縄張りを捨て国を捨て、可愛い子分の手前たちとも、別れ別れになる首途(かどで)だ。そういやなんだか嫌に寂しい気がしやすぜ。ああ、雁が鳴いて南の空へ飛んでいかあ。月も西山に傾くようだ。加賀の国の住人小松五郎義兼が鍛えた業物(わざもの)、万年溜の雪水に浄(きよ)めて、俺にゃあ生涯手前という強い味方があったのだ。(国定忠治 赤城山) 野辺へ出てまいりますと春先のことで、空にはひばりがピーチクパーチクピーチクパーチク、下にはレンゲ・タンポポの花盛り、陽炎(かげろう)がこう燃え立ちまして、遠山にはすーつと霞の帯を引いたよう麦が青々と伸びて、菜種の花が彩(いろど)っていようかという本陽気、やかましゅう言うてやってまいります。その連中の陽気なこと。(落語 愛宕山) (善光寺の隣、城山公園のライオン像)嚥下障害は、読めないです。食事をしてい...
「ブログリーダー」を活用して、ジョウさんさんをフォローしませんか?
昨日の上田市は、36度の猛暑でした。晩酌を澄ませ、悠々と床に就きました。1時間くらいした時、体中が暑くて飛び起きました。もう、一瞬で熱中症と自覚し、ふらふらしながら、水分補給をし、アイスノンで体を冷やしましたが、なかなか収まりません。最後は、冷水のシャワーを浴び、最後は、バケツに足をつけて冷やし、ようやく、人心地がつきました。室温を見ると、32℃でした。新聞では、救急車で運ばれた人が沢山いたそうです。重症の場合は、意識がなくなりますが、軽症で済みました。もう、他人ごとではありません。...
今頃は、朝の4時には、起きることにしています。朝食までに約3時間あるので、いろんなことができます。今朝は、ボランティアで管理している駅前の花壇の草取り、自分の部屋の整理等できました。 北海道の東側は、朝の4時には、日の出だそうです。昨日が、夏至です。近くの日本遺産、生島足島神社では、夏至の日に鳥居から朝日が上がるので、沢山のカメラマンが集まったようです。このところ、梅雨の晴れ間が続きましたが、月曜日から、梅雨模様です。花壇の管理をしているので、雨が降ると、水やりをしなくて済むので有難いです。暑さに負けず、頑張りましょう。...
7年前に一過性脳虚血発作が起こりました。これは、一時的に脳に血栓が詰まり、右半身がしびれた症状が出て、30分ほどで治まりました。 そのまま放置しておくと、かなりの頻度で脳梗塞になるといわれています。すぐに総合病院に行きましたが症状は治まったので、何の問題点も引っかからず、以来、血液サラサラの薬を飲み続けています。当時、頸動脈狭窄症がみつかり、1年に1回、頸動脈の超音波検査をしています。昨日、別の病院で検査をし、まあまあ年齢相応でしょう。それほど心配することはありません。 万博の時、大阪城に行きました。 4月から、不整脈、心房細動、狭心症の疑いありで、心臓カテーテルまでいき、何とか動脈硬化で治まりました。あっという間の3か月で、「浦島太郎」のような気持ちです。しばらく、のんびり暮らします。...
75歳以上の免許更新は、高齢者講習を受けなければ、なりません。これまでと違ったことは、認知機能検査の合格点が36点以上に下がったことと、合格点で受験料に差がありましたが、法令改正で、誰でもが7650円でした。 大変なのは、認知機能検査の手がかり再生です。しかし、イラスト16枚のうち、ヒントなしで4枚正解すれば、1枚5点で20点が加算されます。日時の記入は、正解すれば20点が加算化されますので、合計40点となり、合格です。詳細は、インターネットに計算方法が書かれています。これまでパターンABCDの4例をすべて暗記していきましたが、今回も、全員が降格で落ちる人は稀のようです。ご安心ください。男性の免許返納の平均年齢を調べてみると、74歳までが約30%、80~84歳が約20%、約6割の人が80歳までに返納しています。さて、今後どうしましょ...
4月にお腹が痛くて、医者へ行くと、不整脈が見つかりました。すぐに別の専門的医院で心電図を取ると、狭心症の疑いがあり、医療センターへ、紹介され、心臓の超音波検査をすると、冠動脈がぼろぼろに硬化し、さらに循環器内科に回され、心臓カテーテル検査をしました。 この間、胸が2週間も苦しく、狭心症の症状と思いましたが、掛かりつけ医に相談すると、逆流性食道炎で薬を飲むと、症状が治まりました。そのほか、胸が苦しかった時など、狭心症の症状だろうと、心配した2か月半でした。大阪道頓堀です。幸いにも、1泊の心臓カテーテル検査は、動脈硬化はかなり進んでいるが、極端に血管が詰まっている個所はなく、狭心症の疑いはなくなり、病名は付きませんでした。1泊の検査でしたが、良い経験になりました。 それまで、掛かりつけ医にこの狭心症の疑いは、...
東京周りで新幹線を乗り継ぐと大阪に11時前に着くことができます。上田という田舎に住んでいると、大阪はまさに都会でビルや人ごみに圧倒されます。大屋根リングの内径は約600メートル、高さは内側で12メートルの世界一大きな木造建築物です。大屋根リングの上を歩くと、世界を見ている気分です。一日の入場者数は、約15万人で人、人、人があふれています。80歳を過ぎた感じの高齢者は、たくさんいましたが、皆さんお疲れのようでベンチに座っている人が多くいました。 パビリオンは予約していかなかったので、どこのパビリオンも1時間以上は待つことになります。ドイツ館を目指していきましたが行列がすごく、隣のルクセンブルクパビリオンに1時間半並んで、見学は約30分、小さな国ですが、万博の最初にしては、満足しました。フランス館は、ロダンの手などが展示され、流れ...
4月から医者通いが忙しくなり、整形外科、泌尿器科、内科などに行きました。お腹が痛かったり、肩が痛かったり、身体にいろいろな症状がでますが、基本的には、自分の体は自分で治すことにしています。 3週間前に炬燵の布団で足の親指を損傷し、かなり出血しました。2週間、時々痛みがありましたが3週間を過ぎて、やっと、普通に歩けるようになりました。自分で治す信念がありました。 上田場内の真田信繁の青年像です。 朝ドラを見ています。今週の副題は、絶望の隣は希望でした。まだ、はっきりはしませんが狭心症の恐れがあり、不安の隣は、希望などと読み替えて、日々、暮らしています。 ...
20年前にブログを始め、後、14回、7年7月7日の七夕の日に、4200回の記念の自分だけの楽しい行事を考えています。祈念になる物品を買うか、美味しいものを食べに行くか。高原に咲く花を見にもーーー。 先日、こたつの布団で足の親指を痛め、大出血でした。1週間たつのに化膿したか、痛みがあります。医者へ行くべきか、この程度では面倒です。 先月、心臓の造影検査をし、狭心症・心不全の恐れがあり、医療センターの予約もしています。いよいよ、あちこち故障で腹を決めなければなりません。...
先日、遠くの花屋さんへ行って。花の苗を10数本、5千円分買ってきました。美味しい食事をしたと思えば、ーーーーー。クリンソウ、月見草、シランなどでする 日頃は、チドリソウ、デージなど、落ちこぼれた苗を育て、比較的、購入しないで倹約しています。 毎朝、朝茶を飲んだのちは、庭に出て、野菜や花がどうなっているか見るのが楽しみです。 雨が降れば、花は喜んでいます。しとしとしと、朝から降っている雨に感謝感謝です。イチリンそうです。...
補聴器を付け始めて約40日が過ぎました。購入したのは、オティコンのミニライター、両耳で約26万円です。昨日、補聴器の調整に行ってきました。・ これまで音量は、最終目標の80%で使ってきましたが、 まだ、きちんと聞こえないので90%まであげると、 かなり聞こえが良くなりました。・ 自分では、補聴器に慣れるに2~3か月かかり、 できるだけ毎日つけるようにしてきたつもりですが、 業者のデータでは、9~10時間しかつけていないようです。 できれば、15時間はつけていた方が良いとのことです。・ 音量は、自分でも上下ができるのですが、操作の方法が、 間違っていたようです。 できるだけ購入時にしっかりと操作方法を理解するべきでした。昨年の9月に手を骨折し、リハビリを含めて2~3か月かかりました。数日前には、こたつの布団に足が絡まり、足の親指から出血、骨折は...
飯山市にある正受庵を訪ねました。正受禅僧は、真田信之の子供で飯山城に生まれ、小さい頃から才能があり、晩年は、飯山市に庵をかまえ、一日暮らしを実践します。一日暮らしとは、今日一日を精一杯生きて、明日のことや過去のことにこだわらない生き方です。 +閑静な庵で戸があけ放されており、座敷の奥に金箔の仏さまが座しておられました。 ...
新緑の中であちこちの鯉のぼりが楽しそうです。連休の前半は、近くの里山のニリンソウの群落を訪ねたり、山野草を楽しみました。上田武石の須栗渓谷では、キケマンの大群落に出会い、感激です。上田市塩田の前山寺の裏参道は、ニリンソウの大群落です。前山寺のフジとツツジも花盛りで、何組かの観光客が楽しそうでした。後半は、庭の除草や花壇の管理など、青い空の下でのんびりと過ごしています。...
80歳を過ぎると、思いもよらない病気が次々と出てきます。ぼつぼつと、色々なことに腹を決めないと、生活がし難くくなりそうです。 その1 死は日常の延長にあり、自然の出来事である。サクラの咲く前は、先行きが見通せないので死が不安でしたが、何も恐れることはなく、当たり前の生活の出来事であることに気が付き、自ら納得しています。いろいろな病気があればこそ、考えがまとまります。 その2 老いも当たり前のことで現実を認め、肯定する。補聴器をつけ始め、1ヶ月が過ぎようとしています。先日、聞きにくいかかりつけ医にかかり、10分ほど話しましたが、十分に聞き取れて、効果はありそうです。新緑前線がどんどん頂上に昇っていきます。現在、上信越の山の4合目まで緑のすそ野が広がり、里山は緑に包まれ、四季の素晴らしさにはげまされています。...
長野市にある水野美術館で京都大原に生きた画仙人小松均展を見てきました。美術展のタイトル、見えるのは、個性か、気迫か、魂かにたがわず、一人の作品が約130点、見事でした。作品の中でも、目玉とされる「牛図 さみだれ」は、8面の屏風に、田んぼで代掻きをする牛の姿が、目の前に残っています。 80歳を過ぎると、8つの病気に出会うという言葉通り、次々と体の不調が出てきます。数日前に医療センターで造影剤を飲んだCTや心電図を撮り、結果は、これからです。病気は、日常生活の延長であるという心構えに至り、ゴールデンウィークに何をするか、楽しみです。...
上田公園の本丸下の濠に時々、カワセミを見ます。休日の時など、望遠カメラの人が沢山並んでいます。ちょうど、濠に杭が出ていて、そこに止まります。上面は濃い青色、お腹は赤栗色で美しい姿です。 今朝、朝の散歩に出ると、近くの川に鳥がいます。冬に庭に時々やって来るショウビタキかと思い、近づいてみるとカワセミです。朝日の照らされて、まさに鳥の宝石で心がウキウキします。今日は、良い日になりそうです。...
やっと、当地も桜が満開です。土曜日の朝一番に行きましたので、何とか駐車出来ましたが、昼間に行った人たちは、駐車場は満杯で、付近は渋滞し、大変だったようです。屋台も沢山出て、さすが自慢の桜です。...
半年前から、どの補聴器を買えばよいか考えました。ある隣人は、両耳で70万円だったとか。補聴器は買っても使わない人が多いともいいますので、不安は、つのるばかりでしたが、メガネのナガタの両耳で26万円を買いました。私の場合は、既製品が耳に合わなかったので、特注に約2万円かかりました。 買っても数か月は慣れないため、自信があって、良かったというところまでは、まだいきません。先日、聞き取りにくかったある医者の説明が聞き取れるようになり、効果は、あります。 日常は、つけなくても不便はありませんが、慣れるために毎日、つけています。作業などしている時、無くならないか心配で紐を1100円で購入しました。サクラの咲くのが待ち遠しいこの頃です。...
別所線の近くの駅でのこと。遠くからいかにも年寄りのお婆さんが歩いてきました。踏切を渡ろうとしていた時です。少し前からカンカンカンと警報機が鳴っているのに、そのまま踏切へ入ります。ヨロヨロしている頭へ、遮断機が下りて来て、あたり、後ろへ下がりました。ああ、良かった。危ない所です。当地はやっと、スイセンが満開です。ソメイヨシノは、開花が始まります。...
4~5年前から、耳が遠くなり、1万円の集音器を買いましたが効果がありませんでした。去年の4月、郷土の歴史を学ぶ1か月一度の講座に行きましたが、大きな部屋でマイクもありましたが、ほとんど聞こえず、2か月目に退会しました。 一般論で補聴器を買っても使わない人が多いという話もあり、いろいろ考えてきました。先々月、かかりつけ医から紹介された医院で、耳が聞こえにくいせいか、自尊心を傷つけられ、購入することにしました。 補聴器に慣れるには、数か月がかかるそうです。まだ、1週間しかたたないので、関心のある方は、続報に期待してください。寒かったり、暑かったり、大変です。...
あちこちで桜が開花したというのに上田城は、やっと梅が満開です。 昨日は、外気温が28℃で想像ができない暑さです。 ...
5月の2000m以上の高原の花は、ほとんどありません。6月に入って、昨年は志賀高原のミズバショウと、入笠山のリンドウなどの山野草を楽しみました。 今年の6月は、佐久穂高原自然園でクリンソウやベニバナイチヤクソウを楽しみ、今週、霧ケ峰高原でアカギキンポウゲ、山一面のレンゲツツジの群落に歓声を上げ、水曜日は、湯ノ丸高原・池の平湿原・霧ケ峰高原でイワカガミの群落は見事、めったに見ることができないコマクサ、ミヤマハンショウヅルに出会いました。池の平湿原の風景を見ていると、歩いた分だけ長生きできる実感がありました。山に登ると上田市の全景が広がり、北アルプスの山々が悠然と座しています。...
新聞の投書欄に高齢者の悩みや本音が書かれていて、感心しながら読んでいます。75歳の農業の男性の話 、難聴になり、補聴器を使い始め、ある程度の音声は聞き取れるが、言葉が分からないことが多くあります。会話が成立しないもどかしさから、友人との交際も避けたり、大好きな音楽も諦めていました。が、落ち込んでばかりいたのでは人生の下り坂、奮起して、無理なことは無理と腹を決めました。難聴でも自分の耳、諦めることなく、のんびりと歩いて行きます。同感ですね!霧ケ峰高原の八島ヶ原高層湿原です。遠くの山は、車山の気象レーダーです。花を巡りながら、ウグイス、カッコー、ホトトギスの声が楽しげです。高原の鳥ノビタキも木の梢で空を仰いでいました。...
今週は1週間、蓼科山ろくの田舎暮らしでした。パソコンは持参しましたがインターネットがつながらず、お休みしました。最大の仕事は、昨年、リンゴを7本+梨を3本植えて、果樹園のもとを作りました。それに追加して今週、3割引きのブドウ苗が売っていたので、シャインマスカット、巨峰、デラウエア、ピオーネなど10本買って、畑に植えました。大分、果樹園のようになりました。外食は、佐久市のいっちょう、横浜家系ラーメンを食べに行ったり、庭で焼き肉をしたり、忙しい毎日でした。さらに、佐久総合病院の脳外科に頸動脈狭窄症の診察の後、八千穂高原自然園の山野草をめぐりながら、自然の風景を満喫しました。前途洋々です。...
全国の天気予報を見ていると、沖縄と鹿児島が雨マークが続いていて、いよいよ九州が梅雨に入りました。全国的に今年は、梅雨入りが遅れそうです。傘寿になろうとしていますが、中々自分の思った通りの生活ができません。のんびり行こうと決めたり、時には、余裕ある暮らしをしたいと思います。そのいくつか、自分と向き合う。何がやりたいのか、大切なことは何か、感動することは何。・ 物を優しく扱い、古いものが利用できるか考える。・ 服装に気を遣う。・ 時間にゆとりを持つ。何もしない時間を作り、一日を振り返る。勉強し、整理整頓をし、楽しく暮らします。...
今週は、整理整頓、補修の毎日です。 駐車場の屋根が強い風で浮き上がるので、ヘルメットを着けて梯子をかけて補修する。物置の隣に雨に濡れないように横板を打ち、波板の屋根を追加する。ニラをたくさん作っていましたが、勝手に生えて、楽な作物ですが、消費する分が少なく、廃棄する。 これまでやる気がなかったことが次々と、完成していくのは、充実感があります。ランニングをしていると二度目のウサギに会いました。自由に道路で遊べるなんて、飼い主もウサギも楽天家なのでしょう!...
5月末の胃カメラの検査は、100%オッケー、歯医者も素晴らしいとほめられ、おかげさまで美味しいものが沢山食べられますと言ってきました。大体の検査は済み、ほっとしているところです。年齢からすれば、まあまあ上出来でしょう。脊柱管狭窄症は、70歳を過ぎると40%の人が発病するようです。5月に医者に、足がしびれるようになったら、又来てくださいと。夜中に時々、しびれるので対策を立てました。日常生活では、① 腰をひねったり、反ったりしないこと。② 同じ姿勢を取らないとか、作業は手元でやり腰に負担をかけない。③ ストレッチや背筋を鍛える運動をすることなどがあります。そして、丹田に力を入れる生活習慣を作ることです。自らに厳しく、丹田気入で頑張ります。 ...
最近は、夜明けが早くなりましたね。6月21日は、夏至です。時間の立つのが早くなり、もうじき、半年になります。今朝は4時に目を覚まて、簡単な整頓をしたのち、5時からランニングに出ました。雨が止んですがすがしい朝です。植えられた田圃の稲も、すくすくと育ち、カモが一羽、悠々と泳いでいました。 写真の位置が違ってしまいましたが、ある住宅のお家の前にウサギの置物が置かれているのに気が付きました。段々に近づくと、アレアレ、置物が動いているではありませんか。何と、本物のウサギが口をもぐもぐさせていました。どこかへ行かないだろう、余計な心配はやめて、のんびりとランニングを続けました。...
就職してすぐに小麦の品種改良に9年間従事し、そして壮年になって3年間育種主任でした。最初はまだ、収穫するバインダーが職場にない時代でしたので、鎌を一日何度も研ぎ、6月の炎天下の中で麦刈りは、大変でした。長野県は、今がちょうど麦秋です。黄金色に実った麦を見ると、昔を思い出し、元気が出ます。...
先日まで、輝くような新緑の林でしたが、ぐっと濃さを増し、何とも言えない落ち着いた季節です。5月も後数日、里山を歩きながら、今月を振り返ってみました。・ 脊柱管狭窄症も落ち着いて、歯医者や胃カメラも問題なく、 健康であることにほっとしています。・ 花巡りに4回ほど1000m以上の高原を歩きましたが、 まだ寒くて、ミズバショウ、ショウジョウバカマ位しかありません。 しかし、里山に花を探しに歩き、独鈷山、前山寺、太郎山裏参道などで、 ニリンソウの群落に出会ったのは、感動でした。・ これまでになく、自分でも驚くほどの部屋の模様替えを含む 整理整頓を徹底しました。 これなら、気持ち良く生活できます。行動的な5月が終わり、6月は、パソコンの写真集や冊子の作成に頑張ります。...
自分の住むところには 自分で表札を出すにかぎる。自分の寝泊りする場所に 他人がかけてくれる表札はいつもろくなことはない。 殿も 様も 付いてはいけない、自分の住む所には 自分で表札をかけるに限る。「表札」 石垣りん14歳で事務員として銀行に就職。父ら家族を養うために、41年間、定年まで働く。定年を前に、川のほとりのマンションで一人暮らしを始める。働き続けた先にようやく手に入れた自分の城。生涯独身、没後20年、詩集がしずかなブームとなっている。私は家族というものの親愛、その美しさが、時に一人の人間を食いつぶす修羅を思い描くと心の内を述べ、無壮絶な人生を送る。 去年、石垣りんさんの詩に出会い、自分の冊子に取り込みました。日常は平安そのものですが、時に現実を忘れて、反対側の視点から詩を作ってみたいです。...
[ドラエもん]・ よく見ておくんだね。君が昼寝をしている間にも時間は流れ続けている。一秒も待ってくれない。そして流れ去った時間は、二度と帰ってこないんだ。(分かっていてもねえー)・ 道を選ぶということは、かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ。 (先輩の助言 分かれ道で困難な方の道を選べば後悔することはない)・ 悪いことばかりつづくんじゃないよ。夜は必ず朝となる。長い冬がすぎれば、暖かい春の日が来るよ。 (一歩一歩だね)・ 無理しないで、自分の力で出来ることをやってみようよ。(ちょっとづつね) ドラえもん・ のんびり行こうよ、人生は。 (のんびりしているときに疲れが取れて、見えてくることがあるよ) のび太・ すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしいという願いをこめた名前なんだよ...
[サザエさん]・ サザエでございまぁ~す。・ タラちゃん?人と比較するところから不幸は始まるのよ。 サザエさん・ 君の好きなようにやればいいよ。サザエ、いつもありがとう。 フグ田マスオ・ 20年学校へ行って40年働いて、人間って何のために生きているんだろうね。・ 僕に任せてよ。 カツオ ...
8 アニメ登場人物の助言[ちびまる子ちゃん]・ 意味のないことをするのが人生なんじゃよ。 (なるほど)・ どっちでもいいことであくせくしない。これぞ人生を有意義に過ごすコツじゃ。さくら友蔵(祖父)(こんなときに頼れるのは、おじいちゃんだけだよー。 ちびまる子) (こんなときにしか、たよりにされないのもじいさんだけである。 ナレーション)・ 許すことができない人間は寂しいね。人生なんて許しまくってなんぼじゃよ。・ 幸せだから笑うんじゃないよ。笑うから幸せになるんじゃ。 さくらこたけ(祖母)・ いちいち心配したって心配しなくたって、どっちみち結果は同じなんだよ。どうせなるようにしかならねえんだから、心配するだけ損じゃねえかよ。(素晴らしい。見習いましょう)・ 俺はしなくてもいい苦労はしない主義なんだ。人生なんておもしろおかしく過ごしたほうが勝ちなん...
フロイトの心とは ユダヤ系のオーストリア人です。ウィーン大学卒業後、パリへ留学し、催眠によるヒステリー症状の治療法を学びました。その後、ユングと会いましたが決別し、精神分析学の祖として評価されています。・ インスピレーションが湧かないときは、こっちから迎えにいく。 心とは、氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上にだして漂う。 7 生きている意味 これらの思想家に生きている意味について問うたところ、ソクラテス・プラトン・アリストテレス・カント・パスカル・フロイトが、「生きている意味は、幸せになることだ」と答えました。7人の思想家が言うことですから間違いはないと思います。そして、幸せは、なるものではなく、感じるものです。幸せになりたければ、幸せを感じられるようになれば良いのです。好きな森を散歩するとき、好きな音楽を聴くとき、一日働いて冷えたビ...
ダーウィンの人生の貴重さ イギリスの博物学者です。名門貴族の家に生まれ、父は医者でした。海軍の船ビーグル号に乗せてもらい世界各地を航海し、ガラパゴス島でアイデアを得て、「進化論」を発表しました。 1時間を無駄に過ごすような人間は、まだ、人生の貴重さを発見していない。・ 科学者は希望や愛情を捨てて、石の心を持つべきだ。・ 生き残るとは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。 6 新しい道を開いた3人【民主主義と共産主義の思想家ルソーとマルクスの二人。新しい時代を開いたフロイトを取り上げました】 ルソーの思想とは スイス人、自然状態の中で自由・平等に暮らす自然人を理想とし、「社会契約論」などを著し、自由平等の民主主義社会を唱え、フランス革命の指導理念となり、今日の民主主義の出発点となりました。民主主義のルーツは...
ガリレオ・ガリレイの見ないと始まらない自作の望遠鏡で、木星の衛星、金星の満ち欠け、太陽の黒点などの宇宙を観察し、地動説を確信しました。宗教裁判にかけられ、自説を取り下げましたが、その場で「それでも地球は動いている」とつぶやきました。ガリレオが落下実験をしたピサの斜塔は、約55メートルあります。大聖堂を観光した後、青い芝生のうえに座り、どんな困難にも負けない強い信念と行動をとったガリレオの生き方を思い返していると、太陽が次第に傾き、夕陽が大聖堂の白い大理石の建物をつつみ、美しいピンク色に輝き始めました。この地球は、時速11万㎞という猛スピードで公転する想像のできない世界でした。 見ないと始まらない。見ようとしないと始まらない。・ 君は、報告を信じるだけで、自分で確かめないのか。 5 科学者の2人【科学者のパスカル・ダーウィンは、科学の世界観を変えました】 パス...
3 ルネッサンスの2人の芸術家【ルネッサンスの新しい芸術を生み出したダ・ヴィンチ・ミケランジェロは、今も、最高の芸術家です】 ダ・ヴィンチのどこか遠くへ行くと 芸術、科学など幅広い分野に通じたイタリア、ルネッサンス時代の万能人です。その探究心は素晴らしく、モナリザの作者 でもあります。 どこか遠くへ行くと、問題としていたことが小さく見えて、全体が眺められるようになる。・ 苦労しないものは、幸運に出会わない。・ このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。 ミケランジェロのやる価値 ダ・ヴィンチと同世代のイタリアの彫刻家です。フィレンツェにあるダビデ像は、イタリアで本物を鑑賞しました。 やる価値のあることなら、例え最初は下手でも、やる価値がある。・ 千の楽しみも、一つの苦しみに及ばない。...
2 近代の3人の哲学者【デカルト・カント・ヘーゲルの三人は哲学を大成し、その偉業は永遠です】 デカルトの一日を大切にする デカルトは不遇な家庭に生まれ、祖母と乳母に育てられました。身体が弱く、寝床の中で考え、何かを書きつける懐疑と思索の生活でした。環境のせいにしない自立心を持ち、近代哲学の父と言われています。・ 我思う、ゆえに我あり。 一日、一日を大切にする。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れる。・ あなたの人生は、あなたの思い描いた通りになると信じることです。 カントの喜びの一つ ドイツの哲学者、父は、実直な馬具商人。家のしつけは厳しく、特に母からは「善の芽」を植え付けられました。「純粋理性批判」の名著を書き、学問研究に没頭し、「これでよい」の一語を残し、世を去りました。 純粋の歓びの一つは、勤勉の後の休息であり、勤労...
第3章 思想家の名言の小道の散歩 1 ギリシャの3人の哲学者【ギリシャ哲学のソクラテス・プラトン・アリストテレスの三賢人が入口です。人類に大いなる遺産を残した道標です】 ソクラテスの良く生きること ソクラテスは、紀元前469年の生まれで古代ギリシャの哲学の祖と言われています。自ら真理のために命を犠牲にしたのは、古今東西、ソクラテスとキリストしかいません。対話を重んじたため本を一冊も書かず、弟子のプラトンがすべてを記録し、プラトンが居なかったら、ソクラテスは存在しなかったと言われます。・ 私が分かっていることは、私が知らないということだ。 唯生きることではなく、よく生きることこそ、何よりも大切にしなければならない。 プラトンの自分に打ち勝つこと 紀元前427年の生まれのギリシャの哲学者でソクラテスの弟子、アリストテレスの先生です。ソクラテスとは、42歳離れて...
【休憩】余話第2章は、声に出して読む教訓です。誰もいない部屋で、声に出して読むと気分が晴れ晴れとします。音読により言葉の意味や文脈の流れなどを意識し、文章の切れ目を考えながら読むことになります。目で文字を追いながら、同時にその文章を耳で聞くことで、読書のスピードは遅くなりますが、書かれている内容への理解が深まります。教訓の文章は、すべて引用です。当初、1文章10~15行程度でまとめましたが、5行程度に縮小しました。簡潔明瞭は、冗長(じょうちょう)をしのぎ、それぞれの著作家の意図をご想像ください。 【休憩】笑い話高校の先生が話してくれたことです。グランドを整備するローラーをコンドラという生徒がいた。なぜ、そう言うかと聞くと、巨人の星の主題歌の冒頭に「思い込んだら、試練の道を―――」の歌詞と「重いコンドラ、試練の道を―――」と勘違いしていた。 高校のとき、クラスで起こった出来事です...