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蓼科山山麓で田舎暮らしをしています。生活を通して、文学・歴史・哲学を学びながら、 楽しく暮らしています。自由にお立ち寄りください。

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2019/03/11

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  • 脳梗塞に注意する

    朝の4時、目を覚ますと左足首が動かしにくく、どうしたのかなと首をひねりながら、鎮痛剤を塗りました。そのうちに左足首・左腰・左肩を中心とした違和感があり、さらに顔の皮膚の左側だけも、違和感がありました。この段階で脳梗塞かなと思いましたが、しばらく静観していました。約15分後、軽い頭痛がしだしたので、脳梗塞と自己判断し、家族に相談しました。 一時、救急車で行こうと決めましたが、医療センターの予約が取れたことから、家族に送ってもらいました。医師は、身体の故障がないか丁寧に診察し、血液サラサラの薬を飲んでいることや、2回目の脳梗塞でこれまでの経過が残っていたことなどにより、無罪放免になりました。脳梗塞は、まずは自己判断をし、できるだけ早く、病院に行くことです。 ...

  • 諏訪大社巡り

    良心に照らして少しもやましいところがなければ、何を悩むことがあろうか。 何を恐れることがあろうか。 (孔子)  すべて、見えるものは見えないものに、聞こえるものは聞こえないものに、感じられるものは感じられないものに触っている。おそらく、考えられるものは、考えられないものに触っているだろう。 (ドイツの詩人 ノヴァ―リス)[木の葉は見えるが木の根は見えない。本当に価値あるものは見えにくいが、見つけることが出来る]  わが魂の奥なる神 神をかくせるものは誰ぞ日夜かく叫びて 神を求るわが魂の奥なる神ああ神を掩(おほ)へるものは誰ぞ(求神 百田宗治)  可能は、不可能に尋ねた。「君の住所はどこ」。不可能は答えた、「無気力の夢の中です」。 (詩人 タゴール)  うさぎが蟻の声を聞こうとして あの大きな耳をぴったりと地面にくっつけた二千年も 三千年も昔からの はるかな世...

  • 北陸新幹線のこと

    【時は瞬く間に過ぎていきます。待ってくれと言っても------】 四季の移ろい少年よ。大志を抱け (クラーク)少年老い易く、学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず (朱子)  少にして学べば、即ち壮にして為すあり。壮にして学べば、即ち老いて衰えず。老いて学べば、即ち死して朽ちず。 (言志四録 佐藤一斎)   十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順(したが)う。七十にして、心の欲する所に従えども、矩(のり)をこえず。(論語 孔子) 〔七十にして、道をはずれることが無くなります〕  知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。 (論語 孔子)[知恵のある人は水のように自在に動き、徳の高い人は山のように動じない。春の海のように一日暮らす]  彼を知り己を知れば、百戦あやうからず。彼を知らずし...

  • のんびりと

    きっぱりと冬が来た八つ手の白い花も消え公孫樹(いちょう)の木も箒(ほうき)になったきりきりともみ込むような冬が来た人にいやがられる冬草木に背かれ 虫類に逃げられる冬が来た冬よ 僕に来い 僕に来い僕は冬の力だ 冬は僕の餌食だ (冬が来た 高村光太郎)  山枯れて青空ばかり峠神 (森澄雄)百姓の愚に清浄の冬山河 (飯田龍太)  おのが灰おのれ被(かぶ)りて消えてゆく木炭の火にたぐえて思ふ (太田水穂)かなしみのきわまるときし さまざまに 物象(ぶっしょう)顕(た)ちて寒の虹ある〔坪野哲久 物象とは、あふれる心の姿〕うすらひは深山(みやま)へかへる花の如 〔藤田湘子 うすらひは薄氷のこと〕  林間に酒を暖めて紅葉をたく 石上に詩を題して 緑苔を掃う (白居易)  雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体をもち 欲はなく...

  • 善光寺さんへ

    地区の同窓会があり、善光寺さんへ参拝してきました。   善光寺周辺に梅が咲いているのを期待していきましたが、まだ、冬景色で雪がちらつき、寒さに震えながら、家内安全を祈願しました。  よろこべばしきりに落つる木の実かな (富安風生)落(おち)栗(くり)の座を定めるや窪(くぼ)溜り (井上井月)蓑虫や思えば無駄なことばかり (斎藤空華)憂きことを海月(くらげ)に語る海鼠(なまこ)かな (黒柳召波)  白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり (若山牧水)分け入っても 分け入っても 青い山 (種田山頭火)ふるさとは遠きにありて思ふもの、そして悲しくうたふもの (室生犀星)  このあかるさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば秋の美しさに耐えかねて 琴はしずかに鳴りだすだろう (八木重吉)  さびしい...

  • 善光寺さんへ

    地区の同窓会があり、善光寺さんへ参拝してきました。   善光寺周辺に梅が咲いているのを期待していきましたが、まだ、冬景色で雪がちらつき、寒さに震えながら、家内安全を祈願しました。  よろこべばしきりに落つる木の実かな (富安風生)落(おち)栗(くり)の座を定めるや窪(くぼ)溜り (井上井月)蓑虫や思えば無駄なことばかり (斎藤空華)憂きことを海月(くらげ)に語る海鼠(なまこ)かな (黒柳召波)  白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり (若山牧水)分け入っても 分け入っても 青い山 (種田山頭火)ふるさとは遠きにありて思ふもの、そして悲しくうたふもの (室生犀星)  このあかるさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば秋の美しさに耐えかねて 琴はしずかに鳴りだすだろう (八木重吉)  さびしい...

  • 春ですね

    待ちに待ったひな祭りです。10日ほど前から、お雛様を玄関に飾り、ひな祭りを待っていました。長い冬でした。部屋の絨毯やカーテンも、少し春らしく、部屋替えをしました。 とはいえ、まだ、3寒4温で寒さ暑さも彼岸まで、一歩一歩、目標に向かって再スタートです。...

  • いよいよ3月です

    目に青葉 山(やま)時(ほとと)鳥(ぎす) 初鰹(はつがつお) (山口素堂)  弓なりにしなった竿の先で小魚がいっぴきぴちぴちはねている おやじは得意で有頂天だが あひにく世間が静まりかへって遠い牧場では 牛がよそっぽをむいている (野景 萩原朔太郎)  わが夏をあこがれのみが駆け去れり 麦わら帽子被りて眠る マッチするつかのま海に霧ふかし 身捨(す)つるほどの祖国はありや (寺山修司)  風のなか まひるの山の峠で出あった あなたよこかげの岩かげで ふたりはしばらく せみの声に 耳をかたむけ遠い雲をみていたっけ あなたはのぼり道 私は下り あのひとときの出会い みじかい対話 (遠い友よ 蔵原伸二郎)  おうい雲よ ゆうゆうと 馬鹿にのんきそうじゃないか どこまでゆくんだ ずつと磐(いわ)城(き)平の方までゆくんか (吉田満)  1月と2月は、毎年、老体...

  • 貴重な一日です

    国破れて山河あり 城春にして草木深し 時に感じては花にも涙をそそぎ 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす 烽火(ほうか)山月に連なり 家書万金にあたる 白頭掻けば更に短く すべて簪(しん)に耐えざらんと欲す (春望 杜甫)[簪とは、かんざしのこと] 余に問ふ 何の意ありて碧山(へきざん)に棲むと 笑って答えず 心自ずから閑なり桃花流水 窈(よう)然(ぜん)として去り 別に天地の人間(じんかん)に非(あら)ざるあり (山中問答 李白) 〔心はゆったりとのどかで、桃の花が川面に浮かんで流れていく、人の世とは異なる時間が流れています〕  ふらんすへ行きたしと思えども ふらんすはあまりに遠し せめて新しき背広を着てきままなる旅にいでてみん。汽車が山道をいくとき みづいろの窓によりかかりて われひとりうれしきことをおもはむ 五月の朝のしののめ うら若草のもえいづる心まかせに。 (旅上 萩原朔...

  • 春は、まだですね

    【あなたは、いつの季節が好きですか】7 春の季節少女たちはうまごやしの花を摘んでは、巧みな手さばきで花環(はなわ)をつくる。それをなわにして縄跳びをする。花環が円を描くとそのなかに富士がはいる。その度に富士は近づき、遠くに座る。耳にはよしきり。頬にはひかり。(富士山 草野心平)  小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ緑なす繁縷(はこべ)は萌えず 若草もしくによしなししろがねの衾(ふすま)の岡辺 日に溶けて 淡雪流る あたたかき光はあれど 野に満つる香も知らず浅くのみ春はかすみて 麦の色わずかに青し旅人の群れはいくつか 畑中の道を急ぎぬ暮れゆけば浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛 千曲川いざよう波の 岸近き宿にのぼりつ 濁り酒濁れる飲みて 草枕しばし慰む(小諸なる古城のほとり 島崎藤村)  昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ この命なにをあくせく 明日をのみ思いわずら...

  • 雪が降らず助かりました

     種田山頭火は、「わたしは、無になれたが、空にはなれなんだ」と言ったそうです。無とは悩みを無くそうとすること。空とは悩みにこだわらないこと。分け入っても 分け入っても 青い山 (山頭火)空とは難解です。  2月5日は、大雪でした。昨日も、南岸低気圧が通過し、心配しましたが、上田市は積もりませんでした。 家族の一人が先日の雪かきで、腰を痛め、ここ1週間以上、食事の用意をしています。慣れないので包丁で怪我をするかなと心配しながらやっていると、ガス3台をつけていて、一つの鍋の鉄の取っ手が熱くなっていて、手のひらをやけどしてしまいました。酷い火ぶくれで、困ったものです。...

  • 過去10年のブログをまとめる

    5 大正時代の文学僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来るああ、自然よ 父よ 僕を一人立ちにさせた広大な父よ僕から目を離さないで守る事をせよ常に父の気魄を僕に充たせよこの遠い道程のために この遠い道程のために(道程 高村光太郎)  ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。広い門の下にはこの男のほかに誰もいない。ただ、所々に丹塗(にぬり)の剥げた、大きな円(まる)柱にきりぎりすが一匹とまっている。 (羅生門 芥川龍之介)  或る春の日暮です。唐の都洛陽(らくよう)の西の門の下に、ぼやんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。若者は名は杜子春といつて、元は金持ちの息子でしたが、今は財産を費(つか)ひ尽(つく)くして、その日暮らしにも困る位、憐(あわ)れな身分になつているのです。 (杜子春 芥川龍之介)  高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である...

  • お雛様の時期

    4 明治時代の文学天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり。されば、天より人を生ずるには、万人は皆同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく、この世を渡らしめ給うの趣意なり。 (学問のすすめ 福沢諭吉) 〔慶応大学を創始し、1万円札に肖像が載っています〕  回れば大門の見返り柳いと長けれど、お歯黒溝(どぶ)に灯火うつる三階の騒ぎも手に取る如く、明けくれなしの車の行来(ゆきき)にはかり知られぬ全盛をうらないて。(たけくらべ 樋口一葉)  吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。吾輩は、ここではじめて人間というものを見た。吾輩は猫ながら時々考えることがある。教師というものはじつに楽なものだ。人間と生まれたなら教師となるに限る。 (吾輩は猫である 夏目漱石)  親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。小学校にいる時分、学校の二階から...

  • スキーに行ってきました

    3 江戸時代の詩歌月日は百代(はくたい)の過(か)客(かく)にして、行きかう年も又旅人也。船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらえて老いをむかうるものは、日々旅にして旅をすみかとす。古人も多く旅に死せるあり。予もいずれの年よりか、片雲(へんうん)の風にさそわれて、漂泊(ひょうはく)の思いやまず。 (奥の細道序文 元禄文化期 松尾芭蕉)行春や鳥啼き魚の目は涙 夏草や兵どもが夢の跡五月雨の降りのこしてや光堂 閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声五月雨をあつめて早し最上川 暑き日を海に入れたり最上川荒海や佐渡によこたう天の川 蛤(はまぐり)のふたみにわかれ行く秋ぞ(奥の細道 松尾芭蕉)  痩せ蛙まけるな一茶是に有 雀の子そこのけそこのけ御馬が通る 朝焼けが喜ばしいかかたつむり おとなしく留守をしているきりぎりす昼飯をたべにおりたる雲雀かな 初蛍なぜ...

  • 中世の文学は、面白い

    2 中世の文学ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀(よど)みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世中にある人と栖(すみか)とまたかくのごとし。 (1212年 方丈記 鴨長明) 〔隠遁生活の無常観を表現した随筆集です〕  つれづれなるままに、日くらし、硯にむかいて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるおしけれ。 (鎌倉時代末 徒然草) 〔吉田兼好による自然と人生などを綴った随筆集です〕  この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思えば(平安時代 藤原道長)   今生(こんじょう)の願いすでに満ち 来世の菩提を求むる以外なし (平安時代 平清盛)  祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者(しょうじゃ)必衰の理(ことわり)をあらわす。おごれる人も...

  • 三寒四温

    第1章 暗記する文学と詩歌【静かな空間の中で音読します。そして覚えます】1 古代の文学大和には群山(むらやま)あれど、とりよろふ天の香具山登り立ち、国見をすれば、国原は煙たちたつ、海原は鷗(かもめ)たちたつ、うまし国そ、あきづ島大和の国は。(712年 古事記 稗田阿礼(ひえだのあれ)・太安万侶(おおのやすまろ))〔舒(じょ)明(めい)天皇が香久山に登って、大和盆地を望まれた時の長歌です〕  直土(ひたつち)に藁(わら)解き敷きて 父母は枕の方に 妻子どもは足(あと)の方に囲みいて 憂(うれ)ひ吟(さまよ)ひ 竈(かまど)には火気(けぶり)吹き立てず 甑(こしき)には蜘蛛の巣かきて 飯(いい)炊(かし)ぐことも忘れて(万葉集 貧窮問答歌 山上憶良)  今は昔、竹取の翁(おきな)といふもの有けり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろずの事に使ひけり。名をば、さかきの造(みや...

  • 文章の点検

    「?」 「!」文豪ビクトル・ユーゴ―は、自作「レ、ミゼラブル」を書いた評判を聞くため、便せんに「?」とだけ書いて、出版社に出した。出版社の担当は、上々の意味で「!」と返事を出した。古いブログの文章を再検討していると、絵文字が沢山使われています。冊子として、再編するにどうするか、思案しています。 脊柱管狭窄症で電気のリハビリに行くか、スキーに行ってから温泉に入って来るか。二者択一は、後者でした。リフト券はシニアで1日券4800円、3時間でリフトに12回乗り、スキー場の近くにある見晴らしの湯に入り、一日が終わりました。 1週間、公園でスキーの練習をしていたので、今朝は、特に問題はありません。脊柱管狭窄症を乗り越える、第一歩です。これは個人差がありますので念のため。...

  • 暖かくなりそうです

    春は名のみの風の寒さや谷のウグイス 歌は思えど時にあらずと 声も立てず時にあらずと 声も立てず春と聞かねば知らでありしを聞けば急(せ)かるる胸の思いをいかにせよとの この頃かいかにせよとの この頃かこの歌の碑が安曇野市の川の土手に、立てられています。この拓本を取り寄せ、表装して、筑波研究学園都市の研究室に飾りました。もう、30年も前の事で、懐かしく思い出します。整形外科へ行って電気のリハビリを受けるか。近くの公園でスキーをしてから、日帰り温泉で足をいたわるか。昨日は、二者択一で悩みましたが、スキーを約40分して、別所温泉のお風呂に入ってきました。 今日は、浅間山の見えるパラダスキー場に一人でスキーに行こうか、二者択一です。...

  • 集中力

    春はあけぼの。ようよう白くなりゆく、山際少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。『枕草子』 清少納言 春が待ち遠しいこの頃です。ブログが4000回を過ぎ、文章の全部と一部の写真が残っていました。ようやく、これが宝の山と1月21日に自覚し、現在は、この整理に集中しています。ぼつぼつ1か月近くになり、130ページの4冊の骨組みが見えてきました。   ...

  • 別所温泉の氷灯祭り

    最近は、鹿教湯温泉や善光寺でも、この期間氷灯祭りをしていますが、夕方、別所線の電車も上田市の「チケットQR」で無料になるので行ってみました。スマホでのQRコードの読み取りや手続きは難しく、高齢者には無理でしたが、若い人がいたので無料で乗れました。北向き観音は青や赤にライトアップされ、とても綺麗でした。 近くの公園の坂道で一人でスキーの練習をしています。脊柱管狭窄症の運動も徹底してやり、改善の見通しが出てきました。  ...

  • 春眠暁を覚えず

    春眠暁を覚えず処々啼鳥を聞く夜来風雨の声花落つること知りぬ多少ぞ 『春暁』 孟浩然朝、眠くて布団から起きられずにいました。充分な睡眠をとったのに、と考えていると、『春暁』の詩を思い出しました。あちこちで鳥が鳴いています。昨夜は、風が強く、北側の戸がトントンとなっていました。いつもなら、ツバキの花が咲いていますが、今年は、まだ、蕾です。家のツバキは、年末に咲いたり、2月になったり、3月だったり、いろいろです。写真は、過去のものです。国破れて 山河あり城春にして 草木深し時に感じては 花にも涙をそそぎ別れを恨んでは 鳥にも心を驚かす『春望』地球上のあちこちで戦争が行われ、春を待ち望んでいます。...

  • 枕草子を読む

    春はあけぼの。ようよう白くなりゆく、山際少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。『枕草子』 清少納言 ...

  • 平家物語を読む

    祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはすおごれる人も久しからず ただ春の夜の夢の如したけき者も 遂にはほろびぬひとへに風の前の塵に同じ前の太政大臣清盛公という人の有様を伝え聞くことこそ 想像を絶するものであり表現する言葉もありません。リッチテキストって何でしょうか。難しいです。...

  • パソコンの挑戦

    国破れて山河あり 城春にして草木深し 時に感じては花にも涙をそそぎ 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす烽火山月に連なり 家書万金にあたる白頭かけば更に短く すべてしんに耐えざらんと欲す『春望』 杜甫 ワードから転記して、ブログとなるか挑戦しています。...

  • 雪片付けが大変です

    山ガールも足衰えてきた八十路大久保幸吉 (信毎柳壇) 電車ってありがたいものだとの投書80歳の女性 3年ぶりにしなの鉄道に乗り、混んでいたので立っていると、若い女性から、肩をトントン叩かれ、席を譲られた。少し疲れていたのでありがたく感謝し、風景を楽しむことができたとありました。奈良と京都を旅行した時、何度か席を譲られました。自分では、それほどの年寄りと思っていませんが、感謝し、座らせてもらいました。 今回の大雪は、まだ道路に雪が残り、車の運転は大変です。歩いて薬局に薬を貰いに行く途中、80歳過ぎの女性が、歩道の雪かきしていました。「うちは敷地が道路沿いに長いので、歩道の雪かきが大変です。若い人は、ぜんぜんやってくれないしーーーーー」。昼間でしたので、雪かきをしているのは、高齢者です。余りの大雪に、みんなヘトヘトで...

  • 大雪です

    午前中から降り始めた雪は、日中降り続き、約30㎝は積もったでしょうか。雪かきをしないと、車が駐車場に入れません。 午後の4時半に整形外科を予約していたので、行かないわけにいかないので、自家用車で道路に出ると、車の大混雑です。やっと診察が済み、自宅に帰ると片屋根式の駐車場が傾きかけ、必死の思いで雪を下ろしました。 今朝のニュースでは、いつも通っている坂の踏切で、雪で立ち往生した車が別所線の電車とぶつかり、幸いにも怪我人はなかったようです。雪道の運転は、相当な注意が必要です。 春が待ち遠しいです。...

  • 今日は、雪かもしれません

    今日は、都心でも雪のようです。幸いにも、冬型の低気圧の日本海側で大雪の時、当地は、ほとんど雪が降りません。しかし、暖かくなってきて南岸低気圧が来るとき、大雪となり、今回はそのケースです。今日は、遠くの医療センターへ行くため、少し心配です。安全運転します。自民党の裏金問題は、全く解明が進まず、世論調査では、最悪です。さらに、前々から問題視されている自民党幹事長が自由に使えるお金は、政策活動費として10億円があり、不透明です。 立春が過ぎ、ひな祭りが待ち遠しいこの頃です。...

  • ようやく節分です

    1月は、足のしびれとめまいと、ほてりの3本柱に加え、寒さに耐えた暗い月でした。一時は、人生が面倒くさいとも思いました。今日は節分で、明日は立春です。朝陽の光の強さも、かなり暖かくなったように思えます。今月のモットーは、「フレッシュ 2月」ラン ラン ランと行きます。長野県では昔は豆をまいていましたが、最近は8割が落花生だそうです。片づけるのが楽ですね。恵方巻を食べるのも、楽しみです。恵比寿ーー 大黒ーー 福の神ーー鬼は外ーー 福は内ーー ...

  • 時は金なり

    カレンダーをみると、今月は29日まであります。そうだ、4年に一度のうるう年ですね。1年は、365.24日で毎年6時間ずつ余りがあるようです。時は、当たり前に過ぎていきますが、考えてみると貴重な時間です。夢見たものは ひとつの幸福ねがったものは 一つの愛山なみのあちらにも しずかな村がある明るい日曜日の 青い空がある「夢みたものは」 立原道造...

  • 自分の身体に敬意

    ランニングを初めて、丸4年がたちました。去年は、室内ランニングを中心として年間1460㎞の目標を達成し、自己満足をしていました。が、昨年11月から、足が痛く、夜中に起きるとヨロヨロする脊柱管狭窄症が再発しました。1月は、なんとか身体をだましだまし来ましたが、いかに自分の身体が大切なものか実感し、敬意を感じています。病気になってみないと、健康であることの有難さが分かりません。先日、スキーに行っても、足が痛くて見学でしたが、もう一度、スキーができるように研鑽しているこの頃です。...

  • 御嶽海が大きく負け越し

    信州出身の相撲取りは少なく、御嶽海一人です。かっては、快進撃で大関にまでなって、信州の希望の星でした。しかし、前頭10枚目以下に落ち、昨年、9勝、8勝と復調の兆しが見えましたが、残念です。識者の評を新聞で見ると事前の稽古が不十分で、本人は「考えて取る相撲」で白星を願っているようですが、心技体、いずれも劣っている。人生良いことばかりではない見本のようですが、再起を願っています。女子マラソンでは、日本新記録を出した人がいます。卓球界や体操の世界を見ても、若い新人が次々と出て、新旧交代は、自然の流れなのですね。...

  • 気力があっても、諦めるか

    土曜日に菅平高原へスキーに行きました。小学校の3年生からスキーを始め、コロナで4年間のブランクはあったものの、毎年、スキーをしていました。スキー場に着き、スキー靴を履こうとすると、これまで履いていたスキー靴が、足が痛くて履けません。寒さのせいかと思い、午前中は見学し、午後に再度履きましたが、やはり足が痛くて滑ることができませんでした。 直接は脊柱管狭窄症の影響だと思いますが、寄る年のせいかもしれません。諦めることなく、もう一度、スキーに行くつもりです。岸田派の政治資金収支報告書の不記載額は、3000万円です。首相曰く、「うちの不記載額は裏金でなく、事務的なミスです」。これだけ、他の派閥が問題視されているのに信じられません。自他ともに暗い世の中です。  ...

  • 来週は、立春です

    節分は、立春の前日で2月3日です。季節を分けるので節分と言い、福の神と鬼とが一緒にやってきます。そこで、「鬼は外、福は内」と大きな声で豆をまき、上田周辺では、主人が豆を播くと、後ろから奥さんがすりこぎを持って「ごもっとも、ごもっとも」と言ってついてくるようです。地域の習わしではありませんが、玄関に節分の飾りを毎年、します。ナンテンは、難を転じること、ヒイラギは、鬼の目に刺さるので、鬼除け、今年はありませんが匂いが臭くて鬼が寄り付かないメザシを飾ります。家庭円満、無病息災を願い、春が待ち遠しいこの頃です。...

  • 今年は暖冬だそうです

    先日、蓼科山山麓の田舎暮らしに行くと、朝の室温が-1℃でした。台所のいろりのある部屋は、スキマだらけです。戦後の小さい頃は、囲炉裏の炭火を運んだ炬燵で暖を取っていました。 現在寒波がやってきています。今朝の外気温は、-9℃で少し寒いですね。これまで朝の室温を見てから、一日の行動を起こしていました。その目安は、室温が9℃以上は、暖かです。室温7℃は、やや暖かく楽です。室温5℃は、やや寒い。室温3℃以下は、寒くて大変です。 幸いにも当地は、内陸性気候で寒いのですが、雪は少なく、快晴の日が多く、助かります。今年の長期予報は、暖冬だそうで、冬ごもりも、もうしばらくです。ほっ まぶしいな。 ほっ うれしいな。みずはつるつる。 かぜはそよそよ ケルルンクック「春の歌」 草野心平 ...

  • 災害派遣のこと

    中越地震は、平成16年に長岡市を中心に震度7の大きな地震でした、この時、職場の管理者で職員一人を災害派遣に送るよう指示がありました。まだ、余震が続いていて、誰に行ってもらうか苦慮しました。やむなく30代の妻帯者に決め、行ってもらいました。 無事に帰って来てから、家族に何か言われたかと聞くと、奥さんに、「なぜ貴方が行かなければならないの」と、言われたとのことです。関係はありませんが、その奥さんは、3年後に亡くなられました。当時の職場はトップが替わる戦国時代(?)で、座右の銘は、「我に七難八苦を与えたまえ」、望んで苦しいことに立ち向かうべきだでした。山中鹿之助が三日月に願った誓いの言葉です。大寒波がやってきています。当地は、今のところ雪は無く、今朝の最低気温も-5℃でした。...

  • 初詣です

    去年の暮れに近くの生島足島神社の近くをランニングしていると、沢山の人が集まっているので行ってみると、今年最後の厄払いの行事です。宮司さんが3人で30分ほど祝詞をあげ、参加者全員に人型をした紙と小さな切った紙を渡され、人型の紙で頭から足先までなで、自分の身体に紙吹雪を散らします。最後にお祓いをしてもらいました。三が日にも生島さんの前をランニングしましたが、沢山の参拝者で30~40人が行列をしていたので、会釈だけで通り過ぎました。生島さんの大きな行事がある時は、その合図として花火が打ち上げられます。初詣を済ませていなかったので、あらためて参拝すると、2本の矢を持った宮司さんが池に向かって弓を弾き、最後は、池に弓を投げる儀式に出会いました。暮れと新年に良い行事にめぐり合わせました。...

  • 都道府県対抗駅伝

    昨年の暮れの京都で行われた高校駅伝では、男子長野県の佐久長聖高校が優勝し、テレビで応援しました。女子の高校の部では、前年優勝した長野東高校が期待されましたが、残念、先週の都道府県対抗女子の部では、テレビ応援しましたが、テレビ画面には、殆ど映りませんでした。 昨日の男子では、三連覇がかかり、4区、5区でトップに立つという予測通り、長野県が完全優勝でした。石川県は、1区から47位でしたが、最後まであきらめず、大き奏声援がありました。応援している時間は、軽いランニングをしたり、バランスボールを使ったり、自分の健康にも注意していました。...

  • 4001回の扉を開ける

    あなたは 扉であってほしい たたけば 敏感にひらく 扉であってほしい厳しく こばむ 扉であってほしいある時は じぶんからひらいて思わず僕を 迎えてくれる 扉であってほしいたった 一つの合鍵を あずけられたその重さを確かめながら暗い世界のなかで 僕は期待して開ける扉であってほしい「扉」 青木繁この日曜日にスキーに行かないかと誘われた。コロナで中止していたスキーだから、行きたいと即座に思った。スキー靴を出して履いてみると、足がなかなか入らない、そして、脊柱管狭窄症のことを思い出し、「これは無理だ」、気持ちが焦っても、身体がついて行かない。歳をとったものです。 今日がブログの回数、4001回となった。無料のココログに感謝し、新しい扉をあけて、一歩一歩と歩んでいきたい。...

  • 世代交代

    共産党の委員長は、不破哲三さんが長く勤めていた記憶があります。最近のテレビ画面では、かなり高齢な容貌をしていました。志位和夫さんも、長く委員長をされ共産党の顔でしたが、田村智子さんが新しく委員長に就任されました。 田村さんは、小諸市に生まれ、小さいころ、クリスチャンで、寝る前に祈りを欠かさなかったようです。長野県の野沢北高校時、広島を訪れて、原爆の恐ろしさを知り、早稲田大学で民青に入り、今日の座まで昇りました。前途多難ですが、活躍を祈りたいものです。自民党の裏金問題は、当初から一部派閥だけでなく、自民党全体がかかわっているような気がしていました。ひょっとすると、野党までが裏金をしていれば、どうなるかとも心配でした。今のところ、野党までの飛び火は無いようです。 自民党の党首は、火の玉となって裏金問題に取り組むと発言してい...

  • 南信州で梅が開花

    長野県は縦に長いので、北は雪国、南は静岡に近く比較的暖かです。上田市はちようど真ん中にあり、内陸性気候で晴れの日が多く、長野市の天気予報は、全く参考になりません。冬の間は、東京や甲府の天気の方が近いくらいです。 いよいよ南信州で小梅が開花したそうです。毎日、寒い寒いと震えていますが、春の足音がきこえてきました。暖かい地域の人達がうらやましいですが、我慢します。梅の花が 咲いたら 春だってさぬまに 氷が はってても やつぱり 春だってさ春は 風のにおいで わかるってさうめのつぼみが その風の においを しってるってさうめの花が 咲いたら はるだってさ耳のしもやけ かゆくても やっぱり 春だってさ「春」 宮澤章二...

  • 過去の大災害

    関東大震災は1923年、死者数は約10万人余で大半が火災による死者です。東日本大地震では、死者数約2万2千人で津波による死亡者が90%以上です。阪神淡路大震災の死者数は6400人で、建物の倒壊等による窒息・圧死が、70%を占めています。阪神・淡路大震災から29年が経ちました。火災、津波、建物の倒壊など原因はさまざまですが、悲惨なことです。どこでも地震がおこる可能性があり、日本列島の宿命ですね。答えは、見つかりません。1月は寒くて、今年も冬ごもりです。...

  • 黙っていても

    黙っていても 考えているのだ俺が黙っているといって 壁と間違えるな「黙っていても」 八木重吉 秋だ 草はすっかり色づいた壁のところへいって 自分のきもちにききいっていたい「壁」 八木重吉 一日、パソコンのファイルの整理をしました。2024年の過ごし方を壁に向かって、考えています。考えれば、だんだんに道が見えてきます。...

  • ブログ回数3996回です

    退職した翌年から無料のブログを始め18年間、今日が3996回となりました。幸いなことにココログにこの文章がすべてが残っており、インネットは想像ができないような世界です。一昨晩は、脊椎狭窄症で5分に一度は、足が痛み寝れませんでした。治らないかと心配がつのります。自治会のどんど焼きが3年ぶりに開催されたので、厄払いの決意で参加しました。美味しいお神酒をいただき、無病息災を祈りました。自宅に帰ってくると、足の痛みがほとんど感じられなくなり、助かりました。信心をすることは、大切なことと実感です。...

  • 新しい年を迎えて、のんびり行こう

    もう新年になって2週間が過ぎました。今年の幕開けは、能登半島地震と飛行機事故、そして、自分自身は、脊柱管狭窄症による足の不調、耳石がうろうろするめまいで不安定な日々を過ごしています。 例年なら三が日に新年の決意を決めるのですが、今年は、いまだその気にならず、何をしたらいいか考え中です。その契機をつくるために上田丸子図書館へ行きました。ノートを持ちながら、確たる目的がなく、約1時間、全ての書棚を見て回りました。・ 「うらやましい死に方」五木寛之、数冊だけ目を通しました。・ 健康に関する本は、かなり気になります。・ どこへ行く日本、老い方上手、野の花のこと。小説家のコーナーでは、一人で何冊も本を書いている。能力のある人は、素晴らしいです。止めどもなく、本のタイトルだけ見て、いろいろ考えましたが、結論に至りませんでした。今朝は、数センチの積...

  • 私の花壇は、花盛りです。

    去年は、花めぐりを年間延べ82か所を楽しみました。特に高原の山野草は7~8月が盛期で9月に入ると、もう秋です。自宅の庭の花は、かっては購入していましたが、今は落ちこぼれした花だけです。 今朝の最低気温は-11℃、この冬一番の寒さです。私の温室花壇は、花壇の上にガラス戸を載せ、周囲をビニールで覆って言います。ガラス戸には、見事な霜柱の跡がついています。一晩かかって、だんだんに模様を増やしていったのでしょうね。すこし見にくいのですが、ガラス戸の下には、デージとキンセンカが花盛りです。加温はしていませんが、温かいのでしょうね。冬の花は、とても楽しみです。...

  • 冬のスケートは今

    きつぱりと冬が来た 八つ手の白い花も消え公孫樹の木も箒になった きりきりともみ込むような冬が来た人にいやがられる冬 草木に背かれ 虫類に逃げられる冬が来た冬よ 僕に来い 僕に来い僕は冬の力だ 冬は僕の餌食だ「冬が来た」 高村光太郎(諏訪湖畔です)昔の冬のスポーツと言えばスケートで、諏訪湖は、氷が張ってスケートのメッカでした。現在の冬の諏訪湖の名物は御神渡りですが、今年は、今のところ氷が張らないそうです。 小学校の頃、上田城のお堀に氷が張って、下駄スケートで滑ったことがありました。長い間親しまれた上田市の市民スケートセンターは、今年で閉店です。スキー人口も減って、スケートなどする人が少なく時代の流れでしょうか! ...

  • 日常の生活を見なおす

    自宅の部屋に掃除機をかけて、朝ごはんの準備をして、夕食の買い物に行きました。三時過ぎてからは、近くの山の散歩道を登り、バクチ岩という武田信玄らが立ち寄ったという岩壁まで、1時間足慣らしをしました。普段の生活より、充実していました。 夕方になって、近所の71歳のがんを患っていた女性の訃報を聞きました。ここ3日間は、老人施設から帰った仮想体験をしていたためか、夜中に目を覚ますと、「自宅に帰りたいと」本当に思いました。 朝になって、新聞の能登地震の亡くなられた人の記事を読むと、耐えられなくなり、さらに、八代亜紀さんの73歳の訃報を読むと、さりげない一日が、かけがえのない一日に思えます。この日、この空の下に在る私を、かけがえのないものとしてまえむきに受け止めていたか。どうか、一日を振り返って、ひとつでも爽快な、愉快だと思うこ...

  • 老人施設への仮想入居

    現役を退職する3か月ほど前に、上田公園へ行って、半日ほどベンチに座り、弁当を食べたり、ぼんやりと景色を眺めていました。退職してから暇になってすることが無い仮想体験です。もう、約20年前のことです。 正月になってから、足のしびれとめまい、ほてりの三本柱で寝れない夜があります。戦後まもなくなら、傘寿のお祝いをする人は少なかったことでしょう。今は、男性でも90歳の人は、沢山います。 とはいえ、身体が不調だと老人施設への入居を考えなければなりません。入居は、先のことですが、3日間だけ入居の仮想をしてみることに、決めました。  自分の部屋を自由に歩けて、テレビや新聞をゆっくりと見ていると、今の生活がいかに豊かなものであるか? ...

  • 町内会の総会

    3年ぶりに町内会の総会が開かれました。約1時間半、重要課題は公民館の耐震化でした。8年位前に市から耐震化の基準を満たしていないという指摘があり、5年間、一軒当たり年6000円の貯蓄をし、施設改善は見積約1000万円、市の補助金が70%あるので今年度、耐震化の工事が行われます。能登半島の地震の被害を見ると、公民館の耐震化の是非の議論はありましたが、何とか実現しそうです。今朝は、うつすらと雪が積もっています。今年の年末年始は、平年に比較し平均気温約2℃高かったそうです。幾分でも暖かければ、生活が楽ですね。...

  • 正月

    正月一日は、空の景色も珍しいほどにうららかで、一面に霞が出ているのに、世間にいる人たちはみんな、衣装・外見・化粧で特別に美しくして、主君も自分も末永くとお祝いしているのは、いつもと違った様子で面白い。「枕草子」 清少納言 現代語訳景行天皇陵三が日は、能登地震と羽田空港の事故で頭がいっぱいでした。天災人災は、ほとんど避けることができません。諦めの気持ちが強いのですが、古典を読むと気持ちも回復します。「枕草子」は楽しく読めます。対比される紫式部の「源氏物語」は、かって興味がありましたが、違う世界のようで難しいですね。「光る君へ」が始まります。 ...

  • 森保監督と明石家さんまさんとめまい

    寝付かれずに適当にテレビ番組を見ていると、偶然森保監督がさんまさんにインタビューする番組があり、次回は、逆にさんまさんが森保監督にインタビューするようです。 要旨1 さんまさんは、お笑いの練習をしているのですか。もちろんですが、それを表には出さないのがお笑いの世界です。何事も基本が大切で、その繰り返しです。要旨2 さんまさんは、落語の師匠に弟子入りし、生涯尊敬し、その指導を受けて来た。師匠が間違ったことを言ったかもしれませんが、それを受け入れる素直さが一番大切だ。要旨3 あることについて、今日はこれが正解だと思っても、明日は、違うことが正解だと思う。正解は常にあって常に変わっていくものだ。特にメモをとることもなく印象に残りました。さすが二人とも、その道の第一人者で比較することが間違っているのですが、わが身の考え方の薄っぺらさに納得し、終わりま...

  • 青首だいこん

    ここが 首だったのか じぶんでも しらなかったまわしてみようか 「青首だいこん」 はたちよしこ まっすぐな一本の決心「白葱」 はたちよしこ 一年中、毎朝、大根おろしを食べていて、庭のあちこちに大根を栽培します。 週に2回くらい、お昼に日本そばを食べます。おそばには、ネギが欠かせません。葱の品種は、九条ネギと松本一本葱で、ネギだけは自給です。今年の目標を考えています。健康第一ですね。...

  • 走れ走れ

    箱根駅伝は、青山学院のゴールで歓喜でした。これに比較して2位で、普通の参加大学なら喜ぶ場面ですが、駒澤大学の選手は、拍手はあったものの冷静に静かでした。箱根駅伝の活躍を見ながら1時間20分、室内をランニングしました。 夕方になって、ランニングをしながら生島神社へ初詣に行くと、これまで経験したことがないほど、車の台数は150台以上で、沢山の初もうでの人で、溢れていました。一日、合計して約14㎞を走りました。順調です。天災、人災の三が日でした。今日からは、正月気分は終了です。今日一日かかって、今年の目標を考えます。 ...

  • 今年も走ります

    父がラーメン屋でしたので、昨日は箱根駅伝を見ながら、あっちに走り、こっちに走り、麺16個と豚骨のスープを作りました。駅伝は、駒澤大学一強との事前予測でしたが、青山学院が頑張りました。 一日は長いので、何かをしながら今日も復路を見ます。昨日も、箱根駅伝に触発され、ラーメンを作り終えた後、途中、本屋に寄りながら5㎞の外ランニングです。(京都建仁寺の庭園)昨年は、1年間合計1460㎞(1日平均4㎞)で、今年も、これを目標にします。亀のようにゆっくりとスタートです。...

  • 災害は忘れた頃に

    阪神淡路大震災の数日後、滋賀県へ出張し、帰りに京都清水寺へ行くと、境内の一部の建物が被害を受けたとスタッフが話されていました。 東日本大震災では、故郷母屋の屋根の瓦がずれてしまい、自分で梯子をかけて、なんとか直しました。 昨日の上田は、横揺れが30秒以上続き、慌ててストーブを消しました。震度4でしたが、夜間に十年ぶりにめまいがあり、精神的ストトレスでおこったとしか思えません。 周辺での実害はほとんどなくても、大変です。ましてや、被災地の皆さんの人生を奪うようなこの惨事には、想像を絶するものと、思われます。日本列島のどこの地域でも、大地震が起こる可能性があり、常に、他人ごとではなく、現実を受け入れるしかありません。...

  • あけましておめでとうございます

    今年も、よろしくお願いいたします。昨日は、ランニング納めで生島足島神社に午後3時に着くと、厄払いの儀式を始める直前でした。約10分の祝詞では、豊葦原の瑞穂の国、天岩戸などの言葉がありました。その後、一人一人に袋が配られ、中には人型の紙が入っていて、自分の頭から足先までなでて、自分の身体に紙吹雪を散らせ、厄払いが済みました。払え給え、清め給えとお祓いを受け、スッキリしてランニングを続けました。今朝は、神棚、ご先祖様、屋敷神様に灯明をあげ、お正月の歌のバイオリンを弾き、新年の太鼓をたたき、国旗を玄関に掲げ、新年を祝い、お神酒をいただいています。今年が良い年でありますように祈願いたします。...

  • いよいよ今日一日に

    一年いかがでしたでしょうか。今年も、沢山の有名人が亡くなりました。作家大江健三郎さん 88歳、ちょっと遠い存在ですが素晴らしい人でした。音楽界の先達者坂本龍一 71歳、かなり早すぎです。谷村新司さん 74歳、親しまれた歌手でした。今日のニュースでは、坂田利夫 82歳で亡くなりました。新聞の訃報欄を見ていると、70代で亡くなる人が沢山います。テレビのドラマ、三屋清左衛門残日録の録画を取って、5作ほど見ています。庭に出て、盆栽に水をやりながら、花をめでる。人生は、陽の当たる道を歩く人だけではありません。隠居した毎日を平凡に生活できることこそ、幸せというものではないかと、問いかけてきます。今日は一年の締めくくりの日です。来年を少しでも高く羽ばたくために、静かに時の移りをかみしめます。...

  • 慌ただしい年の瀬

    昨年の年賀状にもう会うことのない友人、知人は、今後の年賀は失礼させていただきますと書きました。従って、約30枚の年賀が10枚になり、手書きの宛名で出しました。 4冊目の冊子、「この道一歩二歩 散歩詩歩」A4で134ページ、14部を自分で両面印刷し、表紙をつけて綴じ、家族と親戚に配りました。ともかく、忙しい年の瀬であたふた、まごまごしましたが、あと3日になりました。薬師寺三重塔衰えて死が訪れるその時は、おのれをそれまで生かしめた、すべてのものに感謝をささげて生を終わればよい。しかし、いよいよ死ぬるそのときまは、人間に与えられた命をいとおしみ、力を尽くして生き抜かねばならぬ。三屋清左衛門残日録より...

  • 足のしびれ、何科へかかるか

    1か月前より、1 夜間トイレに起きると足がよろよろする。2 足が夜間にジンジンする。稀に痛いことがある。3 頻繁に足のこむら返りが起きる。老化が進んでいるのかと考え、医者に行くか迷っていました。一昨日、夜間に右足全体が数分間、しびれて、その後も、足に違和感があり、不安になりました。内科に行くか、整形外科に行くか? 内科のかかりつけ医に行くと、即座に腰の不調から来ています。整形外科へ行ってくださいと、指示されました。この4月に腰が痛くて、脊柱管狭窄症と診断され、運動で回復し、安堵していました。考えてみると、痛みの症状は全く違いますが、今回の痛みが腰から来ていることに何故、気が付かなかったのでしょうか。自己反省です。整形外科の医者から、・ 手足のしびれ等の神経障害を改善する薬 2剤・ 血液の流れが悪くなることによって起こる手足の痛みやしび...

  • 佐久長聖高校駅伝制する

    佐久長聖高校は、私立高校でスポーツが盛んです。先日の京都で行われた高校駅伝で、トップはやや遅れたものの、以降先頭を走り、1位でした。来年1月に行われる都道府県対抗駅伝、女子は14日、男子は21で、男子は三連覇がかかっています。応援に熱が入ります。毎朝のランニングは、寒いので室内ランニングをしています。今年の年間目標、1460㎞(1日平均4㎞)を達成しました。これまで4年間、毎日、走り続け、来年も楽しみです。...

  • 耳が遠くなりました

    台所で警報音がピッピッと鳴っているというので、呼ばれて行ってみました。じっと耳を澄ましますが、どこで鳴っているのか分かりません。炊飯器かなと耳を近くにあてましたがそうではありません。ガス漏れ検知器かなと下を見て、コンセントを抜いてみましたが、音は止まりません。次に冷蔵庫を開け閉めしましたが違うようで、どうも冷蔵庫の上の方かもーーー。最後に天井にある火災報知器が点滅し、音は、そこから出ていました。 そこへ中学生が帰って来て、話をすると、そんなことすぐ天井だとわかるよ。いやはや、歳はとりたくないものです。「この道を一歩二歩 散歩詩歩」約135ページの冊子の最後の追い込みです。誤字、脱字など直しても、直してもきりがありません。 ...

  • 足の調子が段々に悪くなってきました

    数か月前から、夜中に起きると足がふらふらしたり、こむら返りが時々、おきるようになりました。ランニングをきちんとしているので、運動不足ではないし、どうしたことでしょうか。そのうち夜中だけ、足がジンジンするようになり、調べてみると、足の血流不足が原因のようです。 一般的に足の筋肉量が減少すると血流が悪くなり、とくにふくらはぎは、第2の心臓と呼ばれ、心臓より遠く離れているため、ポンプ作用が衰えるようです。いろいろの体の不調が起こるものですね。今年も後、10日余り、寒い中でガラス戸を拭き、師走の真っただ中です。...

  • 適当に暮らす

    ・ 薬 飲み続けるか、断薬するか 7種類飲んでいて、ある医師は、これだけ飲んでいるのだから 健康ですね。おっしゃられる通り、善玉コレステロールは素晴らしい。 やむ負えない。・ 総合病院か、開業医か 月一度、かかりつけ医に行き、検査が必要な場合は躊躇せず、 総合病院にかかっています。万事、 ・ ひざ痛 冷やすか温めるか 変形性膝関節症にならないよう筋肉強化に努めているので、 どちらでも。・ コロナワクチン打つか、打たないか。 約4年、7回のワクチンを打って、副作用の心配はありますが、 打ちます。週刊ポストの広告の一部から考えました。日ごろの心構えが大切です。...

  • 北陸新幹線敦賀延伸

    長野駅から電車で大阪へ行くには、3つの方法があります。一つは、一番距離が近い松本を経由する特急しなので名古屋まで行き、 東海道新幹線に乗り、約4時間で約12500円です。二つ目の、来年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸されますので、 敦賀からは特急サンダーバードで3時間半、約16000円です。三つめは、東京周りで新幹線を乗り継ぎ、行く方法です。 11月に京都まで行きは東京周り、少し遠いです。昔に開催された大阪万博に行くときは、初めて東海道新幹線に乗り、感激でした。富士山は見えるし、旅をした気分になります。帰りは、サンダーバードで金沢駅前で買い物をし、北陸新幹線は快適でした。 どの方法でも、旅は楽しめます。...

  • テクニカルサポート詐欺

    スマホに時々、おめでとうございます。当選しましたというメールが入ります。昔は、気になりましたが今は、無視することが当たり前になりました。 テクニカルサポート詐欺とは、インターネットの画面に、「ウィルスに感染しました」とか、パソコンから警告音が鳴り、不安にさせて、電話を掛けさせる詐欺です。十年以上前にウィルスに感染し、パソコンを替えたことがありました。 こんな時は、慌てずにフリーズしたときに使用する、「コントロール+アルト+デリート」を同時に押すか、再起動をすると良いそうです。京都建仁寺の天井に描かれた双龍図です。電話で詐欺も、後を絶ちません。自分は絶対かからないと思っている人ほど、注意が必要だそうです。 ...

  • マイナ保険証

    一昨年、申請している確定申告をマイナンバーカードがあれば、インターネットで簡単にできるというので、申請に行きました。いろいろと説明がありましたが、マイナポイント等理解できず、利点はありませんでした。いよいよ2月になり、確定申告を始めましたが、どうしてもうまくゆきません。友人に聞くと、やはり、挑戦したが無理だったようです。その後、保険証として利用する話もありますが、再び、申請しなければならないのか、全体が良く分かりません。もっと、分かりやすく説明しないと、支持は得られません。世の中が騒然としています。火の玉になって頑張るという人もいるようですが、火だるまになっています。腐ったリンゴは置いておけば、必ず腐ります。新しいリンゴに箱ごと替えないと同じことの繰り返しです。 ...

  • ランニングだけではなく

    今年1年間のランニング合計距離は、1460㎞(1日4㎞平均)の目標を達成できそうです。しかし、ランニングだけでは、老化の対策は不十分です。・ 4月に脊柱管狭窄症になり医者から始動された運動により、 幸いにも1年間苦しみましたが、治りました。・ 最近になって、足の爪を切る時、自由に体がならなくなり、 柔軟性の運動も取り入れることにしています。・ 先日から、夜中に起こると両足がジンジンすることがあり、 医者に行くと、足の血液の循環が悪くなっているので、 温めたり、循環を良くするよう指導されました。幾分でも、日々の努力で体調が維持できれば幸いです。風神雷神図現在、「この道を一歩二歩 散歩詩歩」の冊子の作成の追い込みに入っています。A4で約130ページ、図書館やインターネットで詩を198篇調べて、花巡りの写真と組み合わせ、正月に家族に配ります。...

  • 続自治会役員は古い順に

    昨晩、自治会の次期班長を決める会議が開かれました。これまで次期役員とされていた人が断って来たので、今年、2度目の会議です。幸いにも、来年は無理だが再来年ならやっても良いとの結論になり、次期班長が別の人に決まりました。基本は、古い順番から順次やることにし、5年先まで決めました。 一時は、自治会を止めたいとの話まででて大変でした。また、別の班でももめにもめて、10年先までの順番を決めたそうです。建仁寺の風神雷神図十数人の会議でしたが、司会から遠い席に座ったため、耳が遠くなって聞き取れないことがあり、落胆しています。仕方がありません。...

  • 自治会役員の改選に苦慮

    我が自治会は、会員が少なく約70名です。かって、自治会長のなり手がなく、大変苦労しました。論議に論議を重ね、4つある班を順送りにまわすことにし、何とか選ぶことができました。しかし、持ち家なのに自治会長になることが嫌で、借家に転居した人がいたことは、今も忘れません。 時が立って、時代が変わったのでしょうか。一旦、班長を引き受けたが、断りに来ました。早急に役員を決めなれればならないのですが、自治会は任意団体で、インターネットなどを調べると、自治会に入らない人が増えているようで、順送りも、崩れそうです。どうしたら良いのでしょうか、思案しています。今年も、あとわずかになりました。慌てずに一歩、一歩ですね。...

  • 急に寒くなりました

    東洋には姨捨山があって 不要な老人は捨てられる古いペンを捨てるように まことに合理的なことだ これは諸君 古いさびたペンは捨てよう ただし山へは捨ててはならぬ山では 泣きながら 不要な老人が歩いている 「危険」 天野忠秋の稲が実るころ、姨捨の棚田へ案山子を撮りに行きました。姨捨山の麓は、古来、俳人が沢山訪れた月の名所です。...

  • 知識の不足か

    心がうらぶれたときは 音楽を聞くな。空気と石ころぐらいしかない所へそっと沈黙を食べに行け! 遠くから生きるための言葉が こだましてくるから。「四季のスケッチ」 清岡卓行山の辺の道を歩いていると、背丈より長いダリアが、あちこちで咲いていました。初めて見る大きなダリアで心が和みました。皇帝ダリアと言うそうです。 心に隙間ができたのか、自分の勉強不足が気になり、本屋へ行き、教養「世界史」と知らないと恥をかく世界の大問題、池上彰著の2冊を買いました。しっかりと勉強しなければなりません。 ...

  • 友人とのともやま話

    年に数回、友人が訪ねて来て、昼食を取りながらよもやま話をします。・ ちょうど自治会の役員をしてくれないかとの班長からの依頼が、 あったので、昔に比較して、地域のつながりがコロナのせいもありますが、 かなり薄くなったことから始まりました。 自治会の会費だけ払うから、役はやりたくない人が増えています。 昔は、そんなことはなかったのに時代が変わったのでしょうか。・ 高齢者の医療費負担について、現在、7割の人が1割負担ですが、 75歳以上の全員を2割負担にする検討が始まり、 少子化や高齢者対策をどうすればよいのでしょうか。・ 今年の夏が暑く、野菜の出来が悪かったなど話題は尽きませんでした。毎朝、零下3~5℃の日が続いています。急に、寒くなりましたね。...

  • 道の駅の絶景

    インターネットを開くと日本の絶景の道の駅10選があり、このうち7か所は、行ったことがあります。・ 新潟県うみてらす名立は、10月に海釣りに行って昼飯を食べました。 宿泊施設や日帰り温泉もあり、すぐ近くで釣りができます。 刺身がとても新鮮で、美味しいです。 同じく新潟県道の駅笹川流れは、秋田県の帰りに泊まりました。・ 隣県の群馬県、みなかみ水紀行館は、桜の時期に水上川をハイキング、 日本橋から道の駅みょうぎまで1泊2日で桜の時期に中山道の宿場めぐり が楽しかったです。・ 栃木県道の駅湯西川は、山の中にあり、仮眠しました。・ 岩手県高田松原は、東日本大震災の津波で唯一残った建物で、 すぐ近くに高田の一本松があります。・ 道の駅美ヶ原高原美術館には、野外彫刻の写真を撮りに今年、 3回行きました。ここからは、長野県の県境の山々、浅間山、 志賀高原、妙高山...

  • この1年、何をしてきたのか

    いよいよ師走ですね。テレビを見ていると、クリスマスツリーや門松などの話題に驚きます。今年、1年何をやって来たのだろう。夏が暑かったことは、はっきりと記憶にあるのに、具体的な自分の行動が思い出せません。何故なのか、何が原因なのか?年をとるにつれて、人の記憶というものは変わっていく。いわば、縦並びから横並びへ。若い頃は日めくりカレンダーのように年代記だが、だんだん時間の順序があいまいな遠近法になり、最後は一枚の絵になる。人生の記憶の画面を眺める無為の時間が手に入れば、幸せといっていいのだろう。「徴候・記憶・外傷」 中井久夫 記憶をたどってみると、今年の7月頃、「今が一番、幸せかもしれない」と思ったことがありました。...

  • 同級会の終わり、先輩の話

    84歳の先輩とは、これまで長い付き合いがあり、先日、新聞に投書がありました。タイトルは、「中学校最後の同級会」とあり、60人いた同級生が3割以上亡くなり、出席者は、16名でした。同級会では、部屋が分からなくなる人、スマホをなくす人などで、これで最後の同級会としようと話し合い、最後の別れを惜しんだようです。普段は、年齢を気にすることなく、生活していますが、こんな話を聞くと、老いが切実なものとして迫ってきます。薬師寺の金堂です。金堂の中には、中央に薬師如来、向かって右に日光菩薩、左が月光菩薩、当初は金色だったようですが、幾多の災難を乗り越え、黒く光る姿は、荘厳です。...

  • ビーバームーン

    夕食を食べていると、素晴らしい満月が昇ってきました。真ん丸です。調べてみると、11月の満月をアメリカでは、ビーバームーンと呼ぶそうです。 今年に入って、野の花と詩の冊子を作っています。先日の旅、山の辺の道、平城京の遣唐使船、京都四条の道など9枚にまとめました。ほぼ出来上がりでタイトルは、「この道一歩二歩 散歩詩歩」、副タイトルが「花・詩に出会う ときめきと喜び」です。 最後のページをなんの話題で締めるか。月の道は?と考え、朝早く起きて高台へ行き、ビーバームーンの西に沈む写真を撮りました。うまく文章がまとまると良いのですが。パソコンが不調で写真は掲載できず、残念です。 ...

  • 冬大根の収穫時期

    今年の夏は、極暑かったので大根を播く時期が遅れてしまい、中々大きくなりません。少しでも大きい大根にしようと、霜は何度も降りたり、氷も張りましたがやっと、昨日一部を収穫しました。一つを切ってみると、すいりしていました。収穫が遅れると、スポンジのように中にすが入るそうです。明日頑張って、残りを収穫します。昨日は、里山が雪で真っ白でした。今週で11月も終わり、師走ですね。何かやり残したことは、ありませんか?...

  • 急ぐ老人からかい唄

    じいさん じいさん スニーカーはいてまじめな顔して どこへ行くのん?「どこへ行こうと、ほっといて」ほっといて言うもの ほっとかれん「夕日の国へ 行くのんじゃ」 なんであわてて 逃げ出すねんダンゴやるから たべて行き「昔のわしらの 泥ダンゴ これが逃げずにおられようか」じいさん じいさん 落としもの!「わかってるわい 足あとじゃ」 「急ぐ老人からかい唄」 阪田寛夫大仏殿は、小雨でした。旅することは、楽しいです。ちょっとお金はかかるけれど、もう一度、奈良、京都へ行きたいです!...

  • 80代で困ること

    夕方庭の外で片づけをしているとき、近所の80歳の男性が背筋を伸ばし、サツサッサと歩いてきました。先日まで腰にコルセットをしていたのですが、大分良くなったようです。 80代は、無限の可能性を秘めた時の歩みある本の80代のキーワード・ 外出することが元気の源・ 日常は、暇な時間を作らない・ 残された時間でなく、与えられた時間 しかし、だんだんに困ることが出てきます。・ バスや電車を使って外出すること。・ 預貯金の出し入れ。・ 本を読まなくなる。いろいろなことができなくなっても、日常生活を送れないわけではない。定番の猿沢の池から興福寺の五重塔を撮りました。今回の旅で一番困ったのは、荷物の預け方です。京都駅のロッカーは、ほとんどがカード式で、現金のロッカーを探しました。現金ロッカーも自動で、開けるには預かりシートのバ...

  • 60年前にケネディ暗殺

    1963年11月22日 ケネディ大統領は、妻ジャクリーンとともに、オープンカーでダラス市内をパレード中、頭部に銃弾を受けて死亡するという衝撃的な事件がありました。昭和38年のことで、もう60年がたってしまいました。 その後、弟の司法長官だったロバート・ケネディも暗殺され、悲劇のケネディ一家でした。 弟の息子、ロバート・ケネディ・ジュニアが大統領選に出馬する話題があります。ケネディ大統領の長女キャロラインは、数年前まで日本でアメリカ大使でした。山野辺の道 景行天皇陵です。奈良と京都の写真を整理し、文章を作成中です。遠くへ出かけることの非日常は、元気の源です。...

  • 高齢者、席を譲られる

    奈良と京都の旅では、電車とバスを20回乗り換えました。この間、2回席を譲られました。逆に、相当な高齢者がバスに乗って来て、一瞬譲るかと思いましたが、「まてまて、失礼に当たるかもしれない」。同年代か、少し若いかもしれません?自分が高齢者になったことは、間違いありません。 さらに、一日観光し、夕方には足が棒のようになり、夜中に疲れを実感し、「これが老いることか」と自問、しかし、一晩寝て起きると、「さあ、出発」。1日目は歩いた距離17㎞、2日目は20㎞、3日目は13㎞、普段も、10㎞歩くと疲れが出るので、仕方がなかったのかもしれません。 山野辺の道は、三輪神社から長岳寺まで約7㎞、ミカンやカキの実る細い道を楽しく歩きました。...

  • 大神神社を参拝

    新幹線で上田市から京都へ行くには、東京周りと金沢回りがあります。行きは東京周りで約5時間半かかり、一人約2万円、帰りは金沢回りで約4時間かかり、一人約1.5万円でした。この違いは、東京周りが約700㎞、金沢回りが約500㎞です。来年3月から、北陸新幹線は敦賀まで延伸しますので、今後は、金沢回りが得策です。 写真は、大神神社です。宿泊は、奈良県三輪駅前の旅館に2泊しました。まずは、大神(おおみわ)神社を参拝し、山門の近くの有名な三輪ソーメンを食べ、のんびりと山の辺の道を歩き始めました。...

  • しばらくお休みでした

    パソコンの調子が悪く、久しぶりです。この間、2泊で奈良と京都の旅をしてきました。写真もすぐに掲載したいのですが、ーーー。奈良公園周辺は、人、人、人の混雑、京都は、東寺と建仁寺を観光し、四条や京都駅周辺は、あふれる人で息苦しいほどでした。大分疲れがたまって、今日はボーっとしています。 ...

  • 季節の移り変わり

    今年の紅葉は、各段にきれいであちこちを巡っています。先日まで暑かったと思ったら、昨日は-3℃、車のフロントガラスは、まるで氷が張っているようでした。昨日、冬用のスタッドレスタイヤに履き替えました。上田では、まだ早いような気がしますが、準備万端です。たんぽぽの小宇宙です。種田山頭火は、「漂泊の俳人」と呼ばれています。さらに、その先輩は井上井月(せいげつ)です。山頭火は、3度信州を訪れ、そのうちの2回は伊那谷の井上の墓参りでした。お墓したしくお酒をそそぐ 種田山頭火 落ち栗の座を定めるや窪だまり迷い入る山に家ありそばの花 井上井月 ...

  • 同年齢がなくなると

    今年の2月、親しくしていた同級生がなくなりました。10数年前に脳梗塞をし、同級会は奥さんの介添えで出席し、一生懸命、みんなと話をしていました。焼香に行って手を合わせた時、胸にジーンとくるものがありました。 この日曜日に同年齢の近所の男性の告別式がありました。十数年前は、同年齢の父母の訃報が頻繁でしたが、もう同年代の時期がやってきました。頭の中では分かっていることも、現実のことは、生き方に大きく影響します。人生でやっておきたいことが、次々と浮かびます。そして、毎日、時間がない! 時間がないとーーーー。思いながら、まあ、いいかと日々を過ごしています。...

  • 冬の足軽さんがやって来た

    今朝の外気温は、3℃です。里山の峰々は、真っ白な初雪です。冬の足軽さんが先陣でやってきました。今年から、軽自動車日産ルークスに変えたので、明日は、冬用のスタッドレスに取り換えに行きます。 先日、ランニングをしていると、細い道から一時停止しないで、車が広い道にでようとして、ぶつかる寸前、大きなクラクションを鳴らしていました。交通事故には、注意したいものです。スタッドレスとノーマルタイヤの急ブレーキをかけた後の止まる距離は、普通の路面では、スタッドレス17.5m、ノーマルタイヤ15.5m(2メートルの違い)水でぬれた道では、スタッドレス25m、ノーマルタイヤ19.5m(約5メートルの違い)これからは、特に注意します。立科町津金寺のイチョウの落ち葉です。綺麗ですね!...

  • 国宝 大宝寺三重塔

    奈良時代まで信濃から京都方面に向かう街道は、東山道でした。その東山道沿いに大宝寺の三重塔があり、国宝です。地元の人には失礼ですが田舎の小さな集落で維持してきたと思われますが、こんな所に国宝があるなんて、信じられない思いです。 三重塔は、東山道を行く旅人が、その美しさに振り替える「見返りの塔」とも呼ばれています。塔の上の高台に紅葉が綺麗でしたが、塔と写真は、撮れませんでした。 朝ドラのブギウギを見ています。主人公が歌う「ラッパと娘」を歌いたいと思い、曲を何度も何度も聞きますが、難しそうです。...

  • 国宝 安楽寺八角三重塔

    別所温泉には、国宝の三重塔があります。写真では、4重の屋根に見えますが一番下はひさしで、鎌倉時代の八角の塔は珍しく、国宝に指定されました。安楽寺は、大きな駐車場があって、その周辺から境内にかけて紅葉が見事でした。三重塔の裏山も紅葉でしたが、背景に写真を撮るのは、一部しか入らず、残念でした。 今年の夏は、暑かったですね。幸いにも、11月に入っても暖かく、紅葉を長く楽しめます。...

  • 関ヶ原の戦い

    先日紅葉を見に行った、小諸懐古園や上田市の生島足島神社で、菊花展をしていました。丹精を込めた作品は、見事です。幾枚か写真を撮りましたが、真田幸村見参を載せました。大河ドラマ、「どうする家康」は、いよいよ関ヶ原の戦いになっています。 関が原へ向かう徳川軍は、二手に分かれ、秀忠率いる軍は、上田城で足止めをされ、世紀の関ヶ原の戦いに間に合わず、秀忠は家康に叱責されました。いろいろなドラマがあります。テレビの過去の大河ドラマ「真田丸」以前は、真田幸村が主でしたが、最近は、事実に沿った真田信繁が頻繁に使われています。...

  • 信濃路は紅葉の最中

    紅葉は、山から下りてきます。乗鞍高原と志賀高原の紅葉を見に行き、今は、里山が紅葉の最中です。写真のモミジは、10数年前に畑に植えた木です。 一般的に暑い夏の年は、紅葉が綺麗だと言いますが、ここ1週間の間に佐久市の貞祥寺(島崎藤村の旧家を移築した寺)、小諸の懐古園、布引観音、別所温泉の国宝八角三重塔、青木村の国宝大法寺、上田城を巡りました。とても、素晴らしい紅葉でした。 木々の新緑が入学式だとすれば、紅葉は、卒業式のようなもの、葉っぱの歌声が聞こえてきます。    ...

  • 陽だまりにトンボが秋を

    朝は、連日8℃以下の日が続き、里山に紅葉がやってきました。1本の幹でも、陽当たりかげんで紅葉が7色に色ずき、立ち止まって見ていても、飽きません。 1か月前には、空を埋め尽くすように飛んでいたトンボは、寒さでほとんどがなくなり、陽だまりに数匹が、残り少ない秋を楽しんでいるようです。   いよいよ11月です。体力と気力のどちらも、まだまだの気がします。が、近所の家の名前が思い出せず、記憶力は相当、落ちてきました。 ...

  • 85歳は、人生の節目です

    7~8年合わなかったので聞きたいことや、よもやま話がしたいと思い、85歳の友人宅を訪ねました。見た目はあまり変わらず、身体も元気そうで、気力もありそうに見えました。82歳まで仕事をしていたことや今は、畑仕事などのんびり暮らしているとのことでした。 ここまでは、全く問題はなかったのですが、友人のことや昔の思い出などは、残念ながら反応が遅く、しばらく考えて、「そんなこともあったのかもね」と、記憶力が極端に低下していて、話がはずむことはありませんでした。85歳、残念ながら、自分もたどっていく、人生の節目を実感し、暗い気持ちで家路につきました。  自分で植えた畑のモミジが、紅葉の真っ盛りです。今日も、どこかへ紅葉狩りに行こうかな。...

  • 志賀高原の紅葉は、過ぎました

    先週の25日に志賀高原の紅葉を見に行きました。志賀高原の中心は、蓮池周辺です。駐車場は沢山あり、新しくできた自然保護センター、観光センター、ゴンドラ駅などがあります。蓮池を一周し、紅葉が綺麗でした。写真は、蓮池です。次に近くの丸池までウォーキングし、湖面が神秘的で、綺麗です。丸池の写真です。さらに、大きな琵琶池の近くまで行き、熊注意の看板があり、ヤッホーと叫んだりしましたが、途中で引き返しました。車の中まで鈴は持ってきていたので、残念です。 ...

  • 乗鞍高原の大カエデの紅葉

    数年前まで一眼レフのカメラで写真を撮ってきましたが、その後、新しいスマホに変えたら、スマホの写真の方が良く撮れるので、カメラは使わないようになりました。そして、不勉強の為、スマホの写真をブログに取り入れると空白になってしまい、旅行などの記事は、文章だけになっていました。先日の乗鞍高原の大カエデの紅葉です。スマホからグーグルフォトへ保存、さらにパソコンのピクチャーへ移動させ、何とか掲載できるようになりました。今後も、うまく掲載できると良いのですがーーーー。...

  • 10月は、200㎞を超える

    例年、9月から10月の季節の変わり目に血圧が高くなります。このことを予測し、ランニングと減塩に集中し、9月のランニングは200㎞、今月も昨日まで199㎞を走りました。ランニングをすることは、苦痛である時、〈 走った時間だけ、健康寿命が延びると考えます 〉さらに、これだけ頑張っているのだから、もし、病気で早死にするなら、それはそれで仕方がないと人生の腹をくくります。苟(日)に新たに、日々に新たに、また日に新たに中国古典 大学写真は、上田城の手水鉢の碑文です。今月は、バイオリン練習も集中し、来年の傘寿には、ミニコンサートをしたいと夢を膨らませています。...

  • 草津良いとこ

    一度は、おいで ドッコイショお湯の中にも コーリヤ 花が咲くよチョイナ チョイナ草津温泉のシンボル湯畑は、毎分4000リットルの湯が沸き出でています。硫黄の匂いはするし、贅沢な温泉です。 西の河原露天風呂は、保育園の園庭ほどの大きさがあり、日本でも、10本の指に入るのではないでしょうか。久しぶりに紅葉狩りの後、入浴し、極楽、極楽~。 白根山は、何年か前に噴火し、今もあちこちで噴煙が出ていて、この風景も、絶景でした。高原の紅葉が、だんだんに里山へ降りてきています。...

  • 70歳以上のATM引き出し制限

    数年前にATMで50万円を一度におろそうとしましたが、出来ませんでした。窓口へ行くと、印鑑をお持ちですかと言われ、持っていなかったので30万円だけおろしました。不便になったものだなと思いました。⤴最近知ったことですが、70歳以上のATM利用者は、一定期間、利用が無いと1日の引き出し限度額30万~10万円にしているそうです。⤵これは、オレオレ詐欺防止のためで、70代の被害者より、最近は制限のない60代に被害が増えています。やれ! やれ!もう1年すると、80代です。自分はしっかりしていると思っても、時代は、過ぎています。 ...

  • 紅葉狩りに乗鞍高原へ

    乗鞍高原は、松本からほぼ1時間の乗鞍岳の麓にあります。乗鞍岳は、雪が降ったばかりで真っ白でした。高原の遊歩道がある一ノ瀬地区には、観光パンフレットの表紙に「大カエデ」の写真があります。乗鞍岳の初冠雪があるころに紅葉のピークを迎え、ちょうど見事な紅葉に的中し、大感激でした。 乗鞍高原からスーパー林道約8㎞で、温泉の色が白い白骨温泉があります。十年前ぐらいでしょうか、温泉の色が薄くなり、かってに白くなる入浴剤を使用したことで社会問題になりました。現在は白い湯の温泉に戻った白骨温泉の共同露天風呂に入り、紅葉の楽しみとともに楽しい一日でした。10月も後、わずかになりました。毎日が日曜日ですが、バイオリン練習などしたいことが沢山で、日が過ぎていきます。...

  • 物を整理する心得

    今朝の87歳の男性の新聞の投書です。30年近く水彩画を描き続け、これまで描いた作品が山のようになり、思い切って処分することにしたそうです。その後始末に20日間ほどかかり、部屋の中は、すっきりとしました。もう、絵を処分したことに未練はありません。たくさんの思い出が残ったのでさわやかな気分です。タイトルには、「作品と涙の別れ」とありますので、相当な決断であったことが想像され、物を整理する心得として、感動しました。何となく捨てきれないものが沢山あります。よし、思い出に作り替えます。 ...

  • 物価が上がっています

    朝日新聞から地方の新聞=信濃毎日新聞にかえて、半年が過ぎました。地域情報が多く、地元密着型です。毎日、朝の新聞の来るのが待ち遠しく、休刊日は、なにをしたらいいか思案します。 所得減税 首相に難路のみだし、物価が上がっています。先日、缶詰を買おうと思いましたが、高くて買えませんでした。先週は、2.5万円の眼鏡を新調し、来月は、奈良 山の辺の道に行くシューズを約5千円で買いました。買い物をすることは、楽しいです。来週は、花めぐりの最後、乗鞍高原へ行って、温泉の色が白色の白骨温泉でのんびりしてきます。 ...

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