昨日の上田市は、36度の猛暑でした。晩酌を澄ませ、悠々と床に就きました。1時間くらいした時、体中が暑くて飛び起きました。もう、一瞬で熱中症と自覚し、ふらふらしながら、水分補給をし、アイスノンで体を冷やしましたが、なかなか収まりません。最後は、冷水のシャワーを浴び、最後は、バケツに足をつけて冷やし、ようやく、人心地がつきました。室温を見ると、32℃でした。新聞では、救急車で運ばれた人が沢山いたそうです。重症の場合は、意識がなくなりますが、軽症で済みました。もう、他人ごとではありません。...
蓼科山山麓で田舎暮らしをしています。生活を通して、文学・歴史・哲学を学びながら、 楽しく暮らしています。自由にお立ち寄りください。
西行は、月明かりの中に立っていた。西行の眼の前に、桜の古木がそびえている。満開の桜であった。みっしりと、重く、枝が下がるほどに花が開いている。風はない。ただ、ひそひそと、月光の中を桜の花びらが散ってゆく。自身の重みに耐えかねた如くに、花びらは枝から離れ、月明かりの中にこぼれていく。 (宿神 夢枕獏) うしろで優雅な低い話し声がする。ふりかえると人はいなくて 温顔の石仏が三体 ふっと 口をつぐんでしまわれた。秋があまりに静かなので石仏であることをお忘になって お話などなさったらしい。其処だけ不思議なほど明るく 枯葉がこまかく揺れている。 (石仏 吉野弘) 満開の桃の小枝をとろりとした目で眺めながら うれしそうにもってとほった あの御爺さん にこにこするたんびに 花のほうでもうれしいのかひらひらとその花弁(はなびら)をちらしたあの御爺さんどこかでみたやうな (御爺さ...
いっぱいの星だ 暗い夜みちは星雲の中へでもはいりそうだとおい村は 青いあられ酒を あびているぽむ ぼうむ ぽむ 町でなおした時計を 風呂敷包みに背負った少年がゆくぼむ ぼむ ぼうむ ぼむ少年は生きものを 背負っているようにさびしいぼむ ぼむ ぼむ ぼうむ ねむくなった星が 水気をはらんで下りてくるあんまり星がたくさんなので 白い穀倉のある村への路を迷いそうだ(青い夜道 田中冬至) それは 花にへりどられた高原の林のなかの草地であった 小鳥らのたのしい唄をくりかえす 美しい声がまどろんだ耳のそばに きこえていた私たちは 山のあちらに青く 光っている空を淡くながれている雲をながめていた 言葉少なく しあわせはどこにある? 山のあちらのあの青い空に そして その下のちいさな見知らぬ村に 私たちの心は あたたかだった山は 優しく 陽にてらされていた希望と夢と 小鳥と花と私...
6年前に一過性脳虚血発作を発症し、これにかかった人は、数か月以内に脳梗塞を起こす可能性が高いと言われています。以来、血液をサラサラする薬を服用しています。 3月15日の朝4時。目を覚ますと左足首が動かしにくく、おかしいなと思いつつ、鎮痛剤をぬって様子を見ました。じっと身体を観察していると、左腰、左肩、左顔に違和感を感じます。約10分後。頭痛がしてきたので、脳梗塞の症状と確信し、家族に相談しました。救急車を呼ぶと決めましたが、幸い医療センター緊急外来の予約が取れたので、自家用車で行きました。 医者は、15分以上かけて、身体の異常がないか、顔を触ったり、両手を上げさせたり、左側と右側に違いがないか診察しました。この時点でも、左側に違和感はありましたが、身体を動かしたときの差は、左右でなく、経過観察で帰りました。[E:#x1F3B...
ひかりをおでこに くっつけてはなひらく日を 夢にみてたんぽぽ綿毛が まいあがります 「野原は歌う」 工藤直子 たんぽぽが たくさん飛んでいくひとつひとつ みんな名前があるんだおーい。たぽんぽ おーい。ぽぽんた おーい。ぽんたぽおーい。ぽたぽん 川に落ちるな 「たんぽぽ」 川崎洋 先日、迷った末に脳梗塞の症状と自覚し、家族に救急車を呼ぶよう言いましたが、機転を利かせ、医療センターの救急外来に電話し、見てもらうことになり、自家用車で行きました。その時、救急車なら見てもらえることが自家用車で行くことと違いがあるかとも思いましたが、結果として、良かったと思います。上田市の近所では、高齢者が多く、頻繁に救急車が来ます。 約10日が過ぎた一昨日、前回と同じ極軽症の脳梗塞の症状が出ました。その晩は、救急安心センター、[...
花がふってくると思う 花がふってくるとおもう この てのひらにうけとろうとおもう 「花がふってくると思う」 八木重吉 幸福というものは鳥みたいなものだ、この広い野原の中にいる。 声がきこえるのはまだしもいい、声も形もかくれ解らぬことがある。 だがこの鳥も一度摑まえたらしめたものだ、 今度は掴まえた彼がその鳥になる。 いくら何か出て来て邪魔したって もうだめだ。 芥子粒(けしつぶ)のやうに小さくなって、夙(つと)に向うを飛んでいる。 「幸福」 福士幸次郎 今年の花めぐりの第一歩で、上田市の塩田城址のセツブンソウを見に行ってきました。数年前にできたばかりで、今年は花が小さく、立ち入り禁止の遠くで寒さに震えていました。このところ寒くて、春が足踏みです。 ...
おれの一生はあの冷たい炎のやうなものだ。おれの過ぎてきた跡には、一すじ何かが残っているだろう。それも他の風が来ると跡形もなく消されてしまふやうなものかも知れない。 だが、その跡には又きつとおれに似たものが、おれのに似た跡を残して行くに違いない。(菜穂子 堀辰雄) 山のあなたの空遠く 幸住むと人のいふああ われひとと尋(と)めゆきて涙さしぐみ かえりきぬ 山のあなたになほ遠く 幸住むと人のいふ(カールブッセ 上田敏訳) 〔幸せを山の彼方に探しに行って涙ぐんで帰ってきた。青い鳥と同じように幸せは、遠くではなく、すぐ近くにあるという〕 ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか苛立つのを 近親のせいにするななにもかも下手だったのはわたし 初心消えかかるのを 暮ら...
生きる喜び一輪の朝顔よ ここに生きた時間がある 生くることの尊さがある (山村暮鳥) 郭公(かっこう)や何処(どこ)までゆかば人に逢(あ)はむ (臼田亜浪)春風を以て人に接し 秋霜を以て自ら粛(つつし)む (佐藤一斎)骨を埋むる あに墳墓(ふんぼ)の地を期せんや 人間(じんかん)至る処青山あり (村松香雲)影は曲がれる物の為に直(なお)くせず (宙合) 〔形が曲がればその影も曲がる。良い結果を得ようと思えば、よい行いをしなければならない〕念ずれば花開く (坂村真民) 正直に 野心なく暮らし 迷いなく信仰に励む 自らの情を測り しかして鎮める 自由なる心 良き判断力を保ち 努力を重ね 祈り欠かさず (ある外交官のソネット) 自分はものをありのままに感じることはすきである。春は心うれしく、秋は身にしみ、花は美...
朝の4時、目を覚ますと左足首が動かしにくく、どうしたのかなと首をひねりながら、鎮痛剤を塗りました。そのうちに左足首・左腰・左肩を中心とした違和感があり、さらに顔の皮膚の左側だけも、違和感がありました。この段階で脳梗塞かなと思いましたが、しばらく静観していました。約15分後、軽い頭痛がしだしたので、脳梗塞と自己判断し、家族に相談しました。 一時、救急車で行こうと決めましたが、医療センターの予約が取れたことから、家族に送ってもらいました。医師は、身体の故障がないか丁寧に診察し、血液サラサラの薬を飲んでいることや、2回目の脳梗塞でこれまでの経過が残っていたことなどにより、無罪放免になりました。脳梗塞は、まずは自己判断をし、できるだけ早く、病院に行くことです。 ...
良心に照らして少しもやましいところがなければ、何を悩むことがあろうか。 何を恐れることがあろうか。 (孔子) すべて、見えるものは見えないものに、聞こえるものは聞こえないものに、感じられるものは感じられないものに触っている。おそらく、考えられるものは、考えられないものに触っているだろう。 (ドイツの詩人 ノヴァ―リス)[木の葉は見えるが木の根は見えない。本当に価値あるものは見えにくいが、見つけることが出来る] わが魂の奥なる神 神をかくせるものは誰ぞ日夜かく叫びて 神を求るわが魂の奥なる神ああ神を掩(おほ)へるものは誰ぞ(求神 百田宗治) 可能は、不可能に尋ねた。「君の住所はどこ」。不可能は答えた、「無気力の夢の中です」。 (詩人 タゴール) うさぎが蟻の声を聞こうとして あの大きな耳をぴったりと地面にくっつけた二千年も 三千年も昔からの はるかな世...
【時は瞬く間に過ぎていきます。待ってくれと言っても------】 四季の移ろい少年よ。大志を抱け (クラーク)少年老い易く、学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず (朱子) 少にして学べば、即ち壮にして為すあり。壮にして学べば、即ち老いて衰えず。老いて学べば、即ち死して朽ちず。 (言志四録 佐藤一斎) 十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順(したが)う。七十にして、心の欲する所に従えども、矩(のり)をこえず。(論語 孔子) 〔七十にして、道をはずれることが無くなります〕 知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。 (論語 孔子)[知恵のある人は水のように自在に動き、徳の高い人は山のように動じない。春の海のように一日暮らす] 彼を知り己を知れば、百戦あやうからず。彼を知らずし...
きっぱりと冬が来た八つ手の白い花も消え公孫樹(いちょう)の木も箒(ほうき)になったきりきりともみ込むような冬が来た人にいやがられる冬草木に背かれ 虫類に逃げられる冬が来た冬よ 僕に来い 僕に来い僕は冬の力だ 冬は僕の餌食だ (冬が来た 高村光太郎) 山枯れて青空ばかり峠神 (森澄雄)百姓の愚に清浄の冬山河 (飯田龍太) おのが灰おのれ被(かぶ)りて消えてゆく木炭の火にたぐえて思ふ (太田水穂)かなしみのきわまるときし さまざまに 物象(ぶっしょう)顕(た)ちて寒の虹ある〔坪野哲久 物象とは、あふれる心の姿〕うすらひは深山(みやま)へかへる花の如 〔藤田湘子 うすらひは薄氷のこと〕 林間に酒を暖めて紅葉をたく 石上に詩を題して 緑苔を掃う (白居易) 雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体をもち 欲はなく...
地区の同窓会があり、善光寺さんへ参拝してきました。 善光寺周辺に梅が咲いているのを期待していきましたが、まだ、冬景色で雪がちらつき、寒さに震えながら、家内安全を祈願しました。 よろこべばしきりに落つる木の実かな (富安風生)落(おち)栗(くり)の座を定めるや窪(くぼ)溜り (井上井月)蓑虫や思えば無駄なことばかり (斎藤空華)憂きことを海月(くらげ)に語る海鼠(なまこ)かな (黒柳召波) 白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり (若山牧水)分け入っても 分け入っても 青い山 (種田山頭火)ふるさとは遠きにありて思ふもの、そして悲しくうたふもの (室生犀星) このあかるさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば秋の美しさに耐えかねて 琴はしずかに鳴りだすだろう (八木重吉) さびしい...
地区の同窓会があり、善光寺さんへ参拝してきました。 善光寺周辺に梅が咲いているのを期待していきましたが、まだ、冬景色で雪がちらつき、寒さに震えながら、家内安全を祈願しました。 よろこべばしきりに落つる木の実かな (富安風生)落(おち)栗(くり)の座を定めるや窪(くぼ)溜り (井上井月)蓑虫や思えば無駄なことばかり (斎藤空華)憂きことを海月(くらげ)に語る海鼠(なまこ)かな (黒柳召波) 白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり (若山牧水)分け入っても 分け入っても 青い山 (種田山頭火)ふるさとは遠きにありて思ふもの、そして悲しくうたふもの (室生犀星) このあかるさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば秋の美しさに耐えかねて 琴はしずかに鳴りだすだろう (八木重吉) さびしい...
待ちに待ったひな祭りです。10日ほど前から、お雛様を玄関に飾り、ひな祭りを待っていました。長い冬でした。部屋の絨毯やカーテンも、少し春らしく、部屋替えをしました。 とはいえ、まだ、3寒4温で寒さ暑さも彼岸まで、一歩一歩、目標に向かって再スタートです。...
目に青葉 山(やま)時(ほとと)鳥(ぎす) 初鰹(はつがつお) (山口素堂) 弓なりにしなった竿の先で小魚がいっぴきぴちぴちはねている おやじは得意で有頂天だが あひにく世間が静まりかへって遠い牧場では 牛がよそっぽをむいている (野景 萩原朔太郎) わが夏をあこがれのみが駆け去れり 麦わら帽子被りて眠る マッチするつかのま海に霧ふかし 身捨(す)つるほどの祖国はありや (寺山修司) 風のなか まひるの山の峠で出あった あなたよこかげの岩かげで ふたりはしばらく せみの声に 耳をかたむけ遠い雲をみていたっけ あなたはのぼり道 私は下り あのひとときの出会い みじかい対話 (遠い友よ 蔵原伸二郎) おうい雲よ ゆうゆうと 馬鹿にのんきそうじゃないか どこまでゆくんだ ずつと磐(いわ)城(き)平の方までゆくんか (吉田満) 1月と2月は、毎年、老体...
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昨日の上田市は、36度の猛暑でした。晩酌を澄ませ、悠々と床に就きました。1時間くらいした時、体中が暑くて飛び起きました。もう、一瞬で熱中症と自覚し、ふらふらしながら、水分補給をし、アイスノンで体を冷やしましたが、なかなか収まりません。最後は、冷水のシャワーを浴び、最後は、バケツに足をつけて冷やし、ようやく、人心地がつきました。室温を見ると、32℃でした。新聞では、救急車で運ばれた人が沢山いたそうです。重症の場合は、意識がなくなりますが、軽症で済みました。もう、他人ごとではありません。...
今頃は、朝の4時には、起きることにしています。朝食までに約3時間あるので、いろんなことができます。今朝は、ボランティアで管理している駅前の花壇の草取り、自分の部屋の整理等できました。 北海道の東側は、朝の4時には、日の出だそうです。昨日が、夏至です。近くの日本遺産、生島足島神社では、夏至の日に鳥居から朝日が上がるので、沢山のカメラマンが集まったようです。このところ、梅雨の晴れ間が続きましたが、月曜日から、梅雨模様です。花壇の管理をしているので、雨が降ると、水やりをしなくて済むので有難いです。暑さに負けず、頑張りましょう。...
7年前に一過性脳虚血発作が起こりました。これは、一時的に脳に血栓が詰まり、右半身がしびれた症状が出て、30分ほどで治まりました。 そのまま放置しておくと、かなりの頻度で脳梗塞になるといわれています。すぐに総合病院に行きましたが症状は治まったので、何の問題点も引っかからず、以来、血液サラサラの薬を飲み続けています。当時、頸動脈狭窄症がみつかり、1年に1回、頸動脈の超音波検査をしています。昨日、別の病院で検査をし、まあまあ年齢相応でしょう。それほど心配することはありません。 万博の時、大阪城に行きました。 4月から、不整脈、心房細動、狭心症の疑いありで、心臓カテーテルまでいき、何とか動脈硬化で治まりました。あっという間の3か月で、「浦島太郎」のような気持ちです。しばらく、のんびり暮らします。...
75歳以上の免許更新は、高齢者講習を受けなければ、なりません。これまでと違ったことは、認知機能検査の合格点が36点以上に下がったことと、合格点で受験料に差がありましたが、法令改正で、誰でもが7650円でした。 大変なのは、認知機能検査の手がかり再生です。しかし、イラスト16枚のうち、ヒントなしで4枚正解すれば、1枚5点で20点が加算されます。日時の記入は、正解すれば20点が加算化されますので、合計40点となり、合格です。詳細は、インターネットに計算方法が書かれています。これまでパターンABCDの4例をすべて暗記していきましたが、今回も、全員が降格で落ちる人は稀のようです。ご安心ください。男性の免許返納の平均年齢を調べてみると、74歳までが約30%、80~84歳が約20%、約6割の人が80歳までに返納しています。さて、今後どうしましょ...
4月にお腹が痛くて、医者へ行くと、不整脈が見つかりました。すぐに別の専門的医院で心電図を取ると、狭心症の疑いがあり、医療センターへ、紹介され、心臓の超音波検査をすると、冠動脈がぼろぼろに硬化し、さらに循環器内科に回され、心臓カテーテル検査をしました。 この間、胸が2週間も苦しく、狭心症の症状と思いましたが、掛かりつけ医に相談すると、逆流性食道炎で薬を飲むと、症状が治まりました。そのほか、胸が苦しかった時など、狭心症の症状だろうと、心配した2か月半でした。大阪道頓堀です。幸いにも、1泊の心臓カテーテル検査は、動脈硬化はかなり進んでいるが、極端に血管が詰まっている個所はなく、狭心症の疑いはなくなり、病名は付きませんでした。1泊の検査でしたが、良い経験になりました。 それまで、掛かりつけ医にこの狭心症の疑いは、...
東京周りで新幹線を乗り継ぐと大阪に11時前に着くことができます。上田という田舎に住んでいると、大阪はまさに都会でビルや人ごみに圧倒されます。大屋根リングの内径は約600メートル、高さは内側で12メートルの世界一大きな木造建築物です。大屋根リングの上を歩くと、世界を見ている気分です。一日の入場者数は、約15万人で人、人、人があふれています。80歳を過ぎた感じの高齢者は、たくさんいましたが、皆さんお疲れのようでベンチに座っている人が多くいました。 パビリオンは予約していかなかったので、どこのパビリオンも1時間以上は待つことになります。ドイツ館を目指していきましたが行列がすごく、隣のルクセンブルクパビリオンに1時間半並んで、見学は約30分、小さな国ですが、万博の最初にしては、満足しました。フランス館は、ロダンの手などが展示され、流れ...
4月から医者通いが忙しくなり、整形外科、泌尿器科、内科などに行きました。お腹が痛かったり、肩が痛かったり、身体にいろいろな症状がでますが、基本的には、自分の体は自分で治すことにしています。 3週間前に炬燵の布団で足の親指を損傷し、かなり出血しました。2週間、時々痛みがありましたが3週間を過ぎて、やっと、普通に歩けるようになりました。自分で治す信念がありました。 上田場内の真田信繁の青年像です。 朝ドラを見ています。今週の副題は、絶望の隣は希望でした。まだ、はっきりはしませんが狭心症の恐れがあり、不安の隣は、希望などと読み替えて、日々、暮らしています。 ...
20年前にブログを始め、後、14回、7年7月7日の七夕の日に、4200回の記念の自分だけの楽しい行事を考えています。祈念になる物品を買うか、美味しいものを食べに行くか。高原に咲く花を見にもーーー。 先日、こたつの布団で足の親指を痛め、大出血でした。1週間たつのに化膿したか、痛みがあります。医者へ行くべきか、この程度では面倒です。 先月、心臓の造影検査をし、狭心症・心不全の恐れがあり、医療センターの予約もしています。いよいよ、あちこち故障で腹を決めなければなりません。...
先日、遠くの花屋さんへ行って。花の苗を10数本、5千円分買ってきました。美味しい食事をしたと思えば、ーーーーー。クリンソウ、月見草、シランなどでする 日頃は、チドリソウ、デージなど、落ちこぼれた苗を育て、比較的、購入しないで倹約しています。 毎朝、朝茶を飲んだのちは、庭に出て、野菜や花がどうなっているか見るのが楽しみです。 雨が降れば、花は喜んでいます。しとしとしと、朝から降っている雨に感謝感謝です。イチリンそうです。...
補聴器を付け始めて約40日が過ぎました。購入したのは、オティコンのミニライター、両耳で約26万円です。昨日、補聴器の調整に行ってきました。・ これまで音量は、最終目標の80%で使ってきましたが、 まだ、きちんと聞こえないので90%まであげると、 かなり聞こえが良くなりました。・ 自分では、補聴器に慣れるに2~3か月かかり、 できるだけ毎日つけるようにしてきたつもりですが、 業者のデータでは、9~10時間しかつけていないようです。 できれば、15時間はつけていた方が良いとのことです。・ 音量は、自分でも上下ができるのですが、操作の方法が、 間違っていたようです。 できるだけ購入時にしっかりと操作方法を理解するべきでした。昨年の9月に手を骨折し、リハビリを含めて2~3か月かかりました。数日前には、こたつの布団に足が絡まり、足の親指から出血、骨折は...
飯山市にある正受庵を訪ねました。正受禅僧は、真田信之の子供で飯山城に生まれ、小さい頃から才能があり、晩年は、飯山市に庵をかまえ、一日暮らしを実践します。一日暮らしとは、今日一日を精一杯生きて、明日のことや過去のことにこだわらない生き方です。 +閑静な庵で戸があけ放されており、座敷の奥に金箔の仏さまが座しておられました。 ...
新緑の中であちこちの鯉のぼりが楽しそうです。連休の前半は、近くの里山のニリンソウの群落を訪ねたり、山野草を楽しみました。上田武石の須栗渓谷では、キケマンの大群落に出会い、感激です。上田市塩田の前山寺の裏参道は、ニリンソウの大群落です。前山寺のフジとツツジも花盛りで、何組かの観光客が楽しそうでした。後半は、庭の除草や花壇の管理など、青い空の下でのんびりと過ごしています。...
80歳を過ぎると、思いもよらない病気が次々と出てきます。ぼつぼつと、色々なことに腹を決めないと、生活がし難くくなりそうです。 その1 死は日常の延長にあり、自然の出来事である。サクラの咲く前は、先行きが見通せないので死が不安でしたが、何も恐れることはなく、当たり前の生活の出来事であることに気が付き、自ら納得しています。いろいろな病気があればこそ、考えがまとまります。 その2 老いも当たり前のことで現実を認め、肯定する。補聴器をつけ始め、1ヶ月が過ぎようとしています。先日、聞きにくいかかりつけ医にかかり、10分ほど話しましたが、十分に聞き取れて、効果はありそうです。新緑前線がどんどん頂上に昇っていきます。現在、上信越の山の4合目まで緑のすそ野が広がり、里山は緑に包まれ、四季の素晴らしさにはげまされています。...
長野市にある水野美術館で京都大原に生きた画仙人小松均展を見てきました。美術展のタイトル、見えるのは、個性か、気迫か、魂かにたがわず、一人の作品が約130点、見事でした。作品の中でも、目玉とされる「牛図 さみだれ」は、8面の屏風に、田んぼで代掻きをする牛の姿が、目の前に残っています。 80歳を過ぎると、8つの病気に出会うという言葉通り、次々と体の不調が出てきます。数日前に医療センターで造影剤を飲んだCTや心電図を撮り、結果は、これからです。病気は、日常生活の延長であるという心構えに至り、ゴールデンウィークに何をするか、楽しみです。...
上田公園の本丸下の濠に時々、カワセミを見ます。休日の時など、望遠カメラの人が沢山並んでいます。ちょうど、濠に杭が出ていて、そこに止まります。上面は濃い青色、お腹は赤栗色で美しい姿です。 今朝、朝の散歩に出ると、近くの川に鳥がいます。冬に庭に時々やって来るショウビタキかと思い、近づいてみるとカワセミです。朝日の照らされて、まさに鳥の宝石で心がウキウキします。今日は、良い日になりそうです。...
やっと、当地も桜が満開です。土曜日の朝一番に行きましたので、何とか駐車出来ましたが、昼間に行った人たちは、駐車場は満杯で、付近は渋滞し、大変だったようです。屋台も沢山出て、さすが自慢の桜です。...
半年前から、どの補聴器を買えばよいか考えました。ある隣人は、両耳で70万円だったとか。補聴器は買っても使わない人が多いともいいますので、不安は、つのるばかりでしたが、メガネのナガタの両耳で26万円を買いました。私の場合は、既製品が耳に合わなかったので、特注に約2万円かかりました。 買っても数か月は慣れないため、自信があって、良かったというところまでは、まだいきません。先日、聞き取りにくかったある医者の説明が聞き取れるようになり、効果は、あります。 日常は、つけなくても不便はありませんが、慣れるために毎日、つけています。作業などしている時、無くならないか心配で紐を1100円で購入しました。サクラの咲くのが待ち遠しいこの頃です。...
別所線の近くの駅でのこと。遠くからいかにも年寄りのお婆さんが歩いてきました。踏切を渡ろうとしていた時です。少し前からカンカンカンと警報機が鳴っているのに、そのまま踏切へ入ります。ヨロヨロしている頭へ、遮断機が下りて来て、あたり、後ろへ下がりました。ああ、良かった。危ない所です。当地はやっと、スイセンが満開です。ソメイヨシノは、開花が始まります。...
4~5年前から、耳が遠くなり、1万円の集音器を買いましたが効果がありませんでした。去年の4月、郷土の歴史を学ぶ1か月一度の講座に行きましたが、大きな部屋でマイクもありましたが、ほとんど聞こえず、2か月目に退会しました。 一般論で補聴器を買っても使わない人が多いという話もあり、いろいろ考えてきました。先々月、かかりつけ医から紹介された医院で、耳が聞こえにくいせいか、自尊心を傷つけられ、購入することにしました。 補聴器に慣れるには、数か月がかかるそうです。まだ、1週間しかたたないので、関心のある方は、続報に期待してください。寒かったり、暑かったり、大変です。...
あちこちで桜が開花したというのに上田城は、やっと梅が満開です。 昨日は、外気温が28℃で想像ができない暑さです。 ...
5月の2000m以上の高原の花は、ほとんどありません。6月に入って、昨年は志賀高原のミズバショウと、入笠山のリンドウなどの山野草を楽しみました。 今年の6月は、佐久穂高原自然園でクリンソウやベニバナイチヤクソウを楽しみ、今週、霧ケ峰高原でアカギキンポウゲ、山一面のレンゲツツジの群落に歓声を上げ、水曜日は、湯ノ丸高原・池の平湿原・霧ケ峰高原でイワカガミの群落は見事、めったに見ることができないコマクサ、ミヤマハンショウヅルに出会いました。池の平湿原の風景を見ていると、歩いた分だけ長生きできる実感がありました。山に登ると上田市の全景が広がり、北アルプスの山々が悠然と座しています。...
新聞の投書欄に高齢者の悩みや本音が書かれていて、感心しながら読んでいます。75歳の農業の男性の話 、難聴になり、補聴器を使い始め、ある程度の音声は聞き取れるが、言葉が分からないことが多くあります。会話が成立しないもどかしさから、友人との交際も避けたり、大好きな音楽も諦めていました。が、落ち込んでばかりいたのでは人生の下り坂、奮起して、無理なことは無理と腹を決めました。難聴でも自分の耳、諦めることなく、のんびりと歩いて行きます。同感ですね!霧ケ峰高原の八島ヶ原高層湿原です。遠くの山は、車山の気象レーダーです。花を巡りながら、ウグイス、カッコー、ホトトギスの声が楽しげです。高原の鳥ノビタキも木の梢で空を仰いでいました。...
今週は1週間、蓼科山ろくの田舎暮らしでした。パソコンは持参しましたがインターネットがつながらず、お休みしました。最大の仕事は、昨年、リンゴを7本+梨を3本植えて、果樹園のもとを作りました。それに追加して今週、3割引きのブドウ苗が売っていたので、シャインマスカット、巨峰、デラウエア、ピオーネなど10本買って、畑に植えました。大分、果樹園のようになりました。外食は、佐久市のいっちょう、横浜家系ラーメンを食べに行ったり、庭で焼き肉をしたり、忙しい毎日でした。さらに、佐久総合病院の脳外科に頸動脈狭窄症の診察の後、八千穂高原自然園の山野草をめぐりながら、自然の風景を満喫しました。前途洋々です。...
全国の天気予報を見ていると、沖縄と鹿児島が雨マークが続いていて、いよいよ九州が梅雨に入りました。全国的に今年は、梅雨入りが遅れそうです。傘寿になろうとしていますが、中々自分の思った通りの生活ができません。のんびり行こうと決めたり、時には、余裕ある暮らしをしたいと思います。そのいくつか、自分と向き合う。何がやりたいのか、大切なことは何か、感動することは何。・ 物を優しく扱い、古いものが利用できるか考える。・ 服装に気を遣う。・ 時間にゆとりを持つ。何もしない時間を作り、一日を振り返る。勉強し、整理整頓をし、楽しく暮らします。...
今週は、整理整頓、補修の毎日です。 駐車場の屋根が強い風で浮き上がるので、ヘルメットを着けて梯子をかけて補修する。物置の隣に雨に濡れないように横板を打ち、波板の屋根を追加する。ニラをたくさん作っていましたが、勝手に生えて、楽な作物ですが、消費する分が少なく、廃棄する。 これまでやる気がなかったことが次々と、完成していくのは、充実感があります。ランニングをしていると二度目のウサギに会いました。自由に道路で遊べるなんて、飼い主もウサギも楽天家なのでしょう!...
5月末の胃カメラの検査は、100%オッケー、歯医者も素晴らしいとほめられ、おかげさまで美味しいものが沢山食べられますと言ってきました。大体の検査は済み、ほっとしているところです。年齢からすれば、まあまあ上出来でしょう。脊柱管狭窄症は、70歳を過ぎると40%の人が発病するようです。5月に医者に、足がしびれるようになったら、又来てくださいと。夜中に時々、しびれるので対策を立てました。日常生活では、① 腰をひねったり、反ったりしないこと。② 同じ姿勢を取らないとか、作業は手元でやり腰に負担をかけない。③ ストレッチや背筋を鍛える運動をすることなどがあります。そして、丹田に力を入れる生活習慣を作ることです。自らに厳しく、丹田気入で頑張ります。 ...
最近は、夜明けが早くなりましたね。6月21日は、夏至です。時間の立つのが早くなり、もうじき、半年になります。今朝は4時に目を覚まて、簡単な整頓をしたのち、5時からランニングに出ました。雨が止んですがすがしい朝です。植えられた田圃の稲も、すくすくと育ち、カモが一羽、悠々と泳いでいました。 写真の位置が違ってしまいましたが、ある住宅のお家の前にウサギの置物が置かれているのに気が付きました。段々に近づくと、アレアレ、置物が動いているではありませんか。何と、本物のウサギが口をもぐもぐさせていました。どこかへ行かないだろう、余計な心配はやめて、のんびりとランニングを続けました。...
就職してすぐに小麦の品種改良に9年間従事し、そして壮年になって3年間育種主任でした。最初はまだ、収穫するバインダーが職場にない時代でしたので、鎌を一日何度も研ぎ、6月の炎天下の中で麦刈りは、大変でした。長野県は、今がちょうど麦秋です。黄金色に実った麦を見ると、昔を思い出し、元気が出ます。...
先日まで、輝くような新緑の林でしたが、ぐっと濃さを増し、何とも言えない落ち着いた季節です。5月も後数日、里山を歩きながら、今月を振り返ってみました。・ 脊柱管狭窄症も落ち着いて、歯医者や胃カメラも問題なく、 健康であることにほっとしています。・ 花巡りに4回ほど1000m以上の高原を歩きましたが、 まだ寒くて、ミズバショウ、ショウジョウバカマ位しかありません。 しかし、里山に花を探しに歩き、独鈷山、前山寺、太郎山裏参道などで、 ニリンソウの群落に出会ったのは、感動でした。・ これまでになく、自分でも驚くほどの部屋の模様替えを含む 整理整頓を徹底しました。 これなら、気持ち良く生活できます。行動的な5月が終わり、6月は、パソコンの写真集や冊子の作成に頑張ります。...
自分の住むところには 自分で表札を出すにかぎる。自分の寝泊りする場所に 他人がかけてくれる表札はいつもろくなことはない。 殿も 様も 付いてはいけない、自分の住む所には 自分で表札をかけるに限る。「表札」 石垣りん14歳で事務員として銀行に就職。父ら家族を養うために、41年間、定年まで働く。定年を前に、川のほとりのマンションで一人暮らしを始める。働き続けた先にようやく手に入れた自分の城。生涯独身、没後20年、詩集がしずかなブームとなっている。私は家族というものの親愛、その美しさが、時に一人の人間を食いつぶす修羅を思い描くと心の内を述べ、無壮絶な人生を送る。 去年、石垣りんさんの詩に出会い、自分の冊子に取り込みました。日常は平安そのものですが、時に現実を忘れて、反対側の視点から詩を作ってみたいです。...
[ドラエもん]・ よく見ておくんだね。君が昼寝をしている間にも時間は流れ続けている。一秒も待ってくれない。そして流れ去った時間は、二度と帰ってこないんだ。(分かっていてもねえー)・ 道を選ぶということは、かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ。 (先輩の助言 分かれ道で困難な方の道を選べば後悔することはない)・ 悪いことばかりつづくんじゃないよ。夜は必ず朝となる。長い冬がすぎれば、暖かい春の日が来るよ。 (一歩一歩だね)・ 無理しないで、自分の力で出来ることをやってみようよ。(ちょっとづつね) ドラえもん・ のんびり行こうよ、人生は。 (のんびりしているときに疲れが取れて、見えてくることがあるよ) のび太・ すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしいという願いをこめた名前なんだよ...
[サザエさん]・ サザエでございまぁ~す。・ タラちゃん?人と比較するところから不幸は始まるのよ。 サザエさん・ 君の好きなようにやればいいよ。サザエ、いつもありがとう。 フグ田マスオ・ 20年学校へ行って40年働いて、人間って何のために生きているんだろうね。・ 僕に任せてよ。 カツオ ...
8 アニメ登場人物の助言[ちびまる子ちゃん]・ 意味のないことをするのが人生なんじゃよ。 (なるほど)・ どっちでもいいことであくせくしない。これぞ人生を有意義に過ごすコツじゃ。さくら友蔵(祖父)(こんなときに頼れるのは、おじいちゃんだけだよー。 ちびまる子) (こんなときにしか、たよりにされないのもじいさんだけである。 ナレーション)・ 許すことができない人間は寂しいね。人生なんて許しまくってなんぼじゃよ。・ 幸せだから笑うんじゃないよ。笑うから幸せになるんじゃ。 さくらこたけ(祖母)・ いちいち心配したって心配しなくたって、どっちみち結果は同じなんだよ。どうせなるようにしかならねえんだから、心配するだけ損じゃねえかよ。(素晴らしい。見習いましょう)・ 俺はしなくてもいい苦労はしない主義なんだ。人生なんておもしろおかしく過ごしたほうが勝ちなん...
フロイトの心とは ユダヤ系のオーストリア人です。ウィーン大学卒業後、パリへ留学し、催眠によるヒステリー症状の治療法を学びました。その後、ユングと会いましたが決別し、精神分析学の祖として評価されています。・ インスピレーションが湧かないときは、こっちから迎えにいく。 心とは、氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上にだして漂う。 7 生きている意味 これらの思想家に生きている意味について問うたところ、ソクラテス・プラトン・アリストテレス・カント・パスカル・フロイトが、「生きている意味は、幸せになることだ」と答えました。7人の思想家が言うことですから間違いはないと思います。そして、幸せは、なるものではなく、感じるものです。幸せになりたければ、幸せを感じられるようになれば良いのです。好きな森を散歩するとき、好きな音楽を聴くとき、一日働いて冷えたビ...
ダーウィンの人生の貴重さ イギリスの博物学者です。名門貴族の家に生まれ、父は医者でした。海軍の船ビーグル号に乗せてもらい世界各地を航海し、ガラパゴス島でアイデアを得て、「進化論」を発表しました。 1時間を無駄に過ごすような人間は、まだ、人生の貴重さを発見していない。・ 科学者は希望や愛情を捨てて、石の心を持つべきだ。・ 生き残るとは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。 6 新しい道を開いた3人【民主主義と共産主義の思想家ルソーとマルクスの二人。新しい時代を開いたフロイトを取り上げました】 ルソーの思想とは スイス人、自然状態の中で自由・平等に暮らす自然人を理想とし、「社会契約論」などを著し、自由平等の民主主義社会を唱え、フランス革命の指導理念となり、今日の民主主義の出発点となりました。民主主義のルーツは...
ガリレオ・ガリレイの見ないと始まらない自作の望遠鏡で、木星の衛星、金星の満ち欠け、太陽の黒点などの宇宙を観察し、地動説を確信しました。宗教裁判にかけられ、自説を取り下げましたが、その場で「それでも地球は動いている」とつぶやきました。ガリレオが落下実験をしたピサの斜塔は、約55メートルあります。大聖堂を観光した後、青い芝生のうえに座り、どんな困難にも負けない強い信念と行動をとったガリレオの生き方を思い返していると、太陽が次第に傾き、夕陽が大聖堂の白い大理石の建物をつつみ、美しいピンク色に輝き始めました。この地球は、時速11万㎞という猛スピードで公転する想像のできない世界でした。 見ないと始まらない。見ようとしないと始まらない。・ 君は、報告を信じるだけで、自分で確かめないのか。 5 科学者の2人【科学者のパスカル・ダーウィンは、科学の世界観を変えました】 パス...
3 ルネッサンスの2人の芸術家【ルネッサンスの新しい芸術を生み出したダ・ヴィンチ・ミケランジェロは、今も、最高の芸術家です】 ダ・ヴィンチのどこか遠くへ行くと 芸術、科学など幅広い分野に通じたイタリア、ルネッサンス時代の万能人です。その探究心は素晴らしく、モナリザの作者 でもあります。 どこか遠くへ行くと、問題としていたことが小さく見えて、全体が眺められるようになる。・ 苦労しないものは、幸運に出会わない。・ このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。 ミケランジェロのやる価値 ダ・ヴィンチと同世代のイタリアの彫刻家です。フィレンツェにあるダビデ像は、イタリアで本物を鑑賞しました。 やる価値のあることなら、例え最初は下手でも、やる価値がある。・ 千の楽しみも、一つの苦しみに及ばない。...
2 近代の3人の哲学者【デカルト・カント・ヘーゲルの三人は哲学を大成し、その偉業は永遠です】 デカルトの一日を大切にする デカルトは不遇な家庭に生まれ、祖母と乳母に育てられました。身体が弱く、寝床の中で考え、何かを書きつける懐疑と思索の生活でした。環境のせいにしない自立心を持ち、近代哲学の父と言われています。・ 我思う、ゆえに我あり。 一日、一日を大切にする。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れる。・ あなたの人生は、あなたの思い描いた通りになると信じることです。 カントの喜びの一つ ドイツの哲学者、父は、実直な馬具商人。家のしつけは厳しく、特に母からは「善の芽」を植え付けられました。「純粋理性批判」の名著を書き、学問研究に没頭し、「これでよい」の一語を残し、世を去りました。 純粋の歓びの一つは、勤勉の後の休息であり、勤労...
第3章 思想家の名言の小道の散歩 1 ギリシャの3人の哲学者【ギリシャ哲学のソクラテス・プラトン・アリストテレスの三賢人が入口です。人類に大いなる遺産を残した道標です】 ソクラテスの良く生きること ソクラテスは、紀元前469年の生まれで古代ギリシャの哲学の祖と言われています。自ら真理のために命を犠牲にしたのは、古今東西、ソクラテスとキリストしかいません。対話を重んじたため本を一冊も書かず、弟子のプラトンがすべてを記録し、プラトンが居なかったら、ソクラテスは存在しなかったと言われます。・ 私が分かっていることは、私が知らないということだ。 唯生きることではなく、よく生きることこそ、何よりも大切にしなければならない。 プラトンの自分に打ち勝つこと 紀元前427年の生まれのギリシャの哲学者でソクラテスの弟子、アリストテレスの先生です。ソクラテスとは、42歳離れて...
【休憩】余話第2章は、声に出して読む教訓です。誰もいない部屋で、声に出して読むと気分が晴れ晴れとします。音読により言葉の意味や文脈の流れなどを意識し、文章の切れ目を考えながら読むことになります。目で文字を追いながら、同時にその文章を耳で聞くことで、読書のスピードは遅くなりますが、書かれている内容への理解が深まります。教訓の文章は、すべて引用です。当初、1文章10~15行程度でまとめましたが、5行程度に縮小しました。簡潔明瞭は、冗長(じょうちょう)をしのぎ、それぞれの著作家の意図をご想像ください。 【休憩】笑い話高校の先生が話してくれたことです。グランドを整備するローラーをコンドラという生徒がいた。なぜ、そう言うかと聞くと、巨人の星の主題歌の冒頭に「思い込んだら、試練の道を―――」の歌詞と「重いコンドラ、試練の道を―――」と勘違いしていた。 高校のとき、クラスで起こった出来事です...