「無」が根本にあるから。この世に存在するものは、何か意味があるか?という意味では、等しく価値がない。死んじゃう人たちは価値があって欲しいと願ってしまうタイプなんだろうな。己が無力であることを悟れ、とか、日本の道徳の授業では教えないわけで。私が宗教の中で一番好きなのは、この等しく価値がないという点。皆んないつかは必ず死んで、無に還るというところ。最強に推せる。その無価値さを乗り越えてこその悟り、であり、それを承知の上で生き続けてこその仏教の苦行の醍醐味。それでも私はこの世がクソクソのクソなので、普通に役目を終えたら退場しますけど。退場したとて、素粒子になってまた有機物になってしまうのが、地球に誕…