トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、フィリップ・アリエス著「子供の誕生」読み進む。統計業務で土曜日に住宅を訪ねるたら大抵老人が出てくる。二世代で住んでいる家もあるようだが、老人だけの世帯も多いようである。その多くが今後空き家と化していくのだろう。家に居て何をしているのか分からないが、特になのもしていないのではないかという印象である。家に居て楽しいことがあるのでもなかろうが、休日という条件があっ...
偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。
元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。
何でもやめどきというものがある。仕事のやめどき、趣味のやめどき、おしゃれのめどき、クラス会のやめどき、旅のやめどき、ボランティアのやめどき、人生のやめどきなどである。人生のやめどきは自分では決められないものだろうが、延命治療を断っておくことはできる。やめどきは案外難しいもので、失敗すると笑われたり、恥をかいたり、晩節を汚したなどとも言われたりする。自然に遠ざかり、いつの間にかやめてしまうこともあれ...
経済企画庁編「昭和60年版国民生活白書」再読完了。年金の第三号保険者の制度は1985年に雇用機会均等法とともに作られたのではなかったか。無年金の樋口恵子氏のいうBB(貧乏ばあさん)を減らす効果はあったというが、性別役割分業制度を助長するとして女性からも廃止の声があがっていた。人は短期の利益を重視するをというが、将来の年金給付よりも現在の収入ということで就業調整するという。パート女性を専業主婦とは言わ...
経済企画庁編「昭和60年版国民生活白書」再読進む。定年退職しても労働力不足解消のため細々でもいいので働いてほしいというのが政府の意向らしい。働くのはもう懲り懲りだという人ともう少し働きたい、社会との接点を持っていたいという人がいるようである。働きたくない人は働く必要はないだろうが、充分な貯蓄や年金がなければ節約生活を強いられる。結果として65歳から70歳の男性の半分が現役時代と同じようにというわけ...
樋口恵子著「老いの玉手箱」読了。昭和60年版「国民生活白書」再読す。人は誰でも個人的事情を抱えているが、だからといって個人の事情だけで物事を主張するのは誤っているだろうし、ましてや事実を捻じ曲げて曲解し、誤解を与えるなどというのは人としてやってはいけないことだろう。いわゆる変な人にはあまりお目にかかったことはなかったが、幸運というものだったのかもしれない。最近変な人を立て続けに知りやはり世の中には...
樋口恵子著「90歳になっても楽しく生きる」読了。韓国の諺で40歳 美人不美人関係なし。50歳 学歴関係なし。60歳 既婚未婚関係なし。70歳 お金の有無関係なし。80歳 生きているかどうか関係なし。というものがあるそうである。40になれば美しいか醜いかは関係なくなるそうです。平等に老いていき若い頃の美しさも歳とともに失われ美醜に悩む必要もなくなり美人も不美人も平等になるという意味のようです。後はお...
上野千鶴子他著「老い方上手」読んでみた。統計調査で各戸を訪ねてみると高齢者世帯が多い。陽気な人、不機嫌な人がいるが、年取るほど、男ほど何か不満を持っていると思われる人が多い。調査に応じたくないという高齢男性は何かと理屈をいい逃れようとするが、気持ちは分かるが、素直に高齢なので勘弁してもらいたいと言われたほうが気持ちがいい。許してくれと言われても許すわけでもないが、助け船くらいだそうという気になる。...
樋口恵子著「老いの福袋」読了。秋草の水やらずとも花咲かし秋の朝漆のカップで飲むコーヒー今日は統計調査のお願いに回るつもりである。昨日から始めればよかったのであるが、研修があった。お願いのセリフをパソコンで書きだして何度か修正した。しゃべるのには自信がないからである。頭に入れてから行くつもりだ。セリフ一つ忘れはしないとの歌詞もあるが、頭に入れるのも簡単ではないこの頃である。9時半から回ることにしたが...
樋口恵子著「老いの福袋」読み終えるつもり。同じような本を何冊も借りてしまったので、全部は読めない。あと1冊くらい選んで読んで後はそのまま返すことにする。類似本が多いのは超高齢化時代であるためだろうが、実際どれくらいの人が類書を読んでいるだろうか。関心がある人は何冊も読むのだろうが、全く読まない人もいて二極化していないか気になる。今日は成年後見人の研修を受けてきたが、人生いろいろだなという気がした。...
樋口恵子著「どっこい生きている90歳」読了。樋口恵子著「老いの福袋」読み進む。何が福袋なのかと思ったが、歳を取るごとに思いのままにならず不自由になる心身の状態が延々と書かれている。亡くなった人には経験できないことだから不自由を経験できることも幸運だと解釈しよう。前人未踏の高齢化の先鞭をつけた世代だというが、その先にも先人はいたようである。人生100年時代と言われるようになって初めて90歳代に突入し...
鵜飼正樹他編「戦後日本の大衆文化」読了。最早戦後ではないと経済白書で宣言したのは戦後11年目の昭和31年だが、今も戦後と語るものいいは続いている。日本人のとって先の敗戦は歴史上にかってない衝撃だったのだろう。島国ゆえ侵略され支配された経験がないことから、有史以来の出来事であったのである。生活やものの考え方もがらりと変わり、戦後20年程度で民主主義は定着し、近代的で物質的に豊かな生活をおくれるように...
鵜飼正樹他編「戦後日本の大衆文化」読み進む。昨日の新聞に老人専門のタレント事務所を設立した女性の話が載っていた。ある番組によく出る変な老人もタレントではないかと思ったが、そうなら芸達者なのか、演出がうまいのか。バラエティー番組なら罪がないということなのかもしれないが、老人のイメージダウンにはなっているようである。シニアタレントは収入を求めているわけではなく楽しさを求めて所属しているというが、老後の...
昨日は講座の準備のために図書館に二度行き就業構造基本調査から表とがグラフを作った。新潟県の女性の昭和50年代からの就業状態の数字だけみると家族従業者がパート・アルバイトに入れ替わったように見えるが実態はどういうものだっただろうか。農村工業の導入もあり農村部でもパートの口は増えたのだろうが、実態は分からない。老後に罪を犯したり、破産したりする人もいるようだが、老後の生活の破綻は現役時代には働いていて...
内閣府編「令和5年経済財政白書」読了。コンビニ帰りに農家の畑で奇妙な姿の作物も見つけた。茎の上の葉だけが残っていて裸で一列に並んでいる。道路を渡り確かめるとオクラであった。茎のてっぺんに実がついているのでわかった。昨日の新聞に樋口恵子氏の本の広告が載っていたが、氏は91歳であるという。最近同じような老いの衰えを書く氏の著作が続けて出ているが、需要があるということなのだろう。90歳過ぎの女性など五萬...
内閣府編「令和5年版経済財政白書」読み進む。お題に困ってコンビニの書籍棚を覗いたら雑誌の「お金に困らない生き方」という惹句が目に入った。金に困らない生き方というのはどういうものだろうと中身を詮索してみたら、案の定投資などでお金を増やせということにようであった。お金とほぼ無縁な仕事をしてきて自然と投資の知識が身に付くということがなかった。多くの人がお金に困らなくても投資や利殖などと無縁だったろう。仕...
内閣府編「令和5年版経済財政白書」読み進む。年齢とともに心身の自然と主観的な認識の距離が出来てくるそうである。一日、一年の時間の時間感覚はおおいに違い、子どもの頃は長く、歳を取ると短くなるのは誰でも経験することだろう。自分の実年齢と自分が感じる年齢との差も歳を追うごとに差が開き、実際より若いと思っていることが多いという。老人が体力や認知能力が低下していても気づかず、足腰に自信があると思ったり、車の...
内閣府編「令和5年版経済財政白書」読み進む。経済財政白書は白書の王様だと誰かが言っていたが、他の省庁は気を悪くするだろう。経済だけが重要であるわけでもなく、財政も重要だがどれが一番というわけでもあるまい。今日は半日仕事をして午後は有償ボランティアの用事で1時間ほど過ごした。やはりボランティアは無償の方が気楽でいい。一時期宮沢賢治の本を読んだことがあったが、買い置いた本も全部処分してしまった。絵本も...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読了。今日は新潟県の上場企業のプレゼンの催しがあると聞いていたが招待状が届いていない。暇な人だと思われて電話があったのだろうが、参加してみようかと思っていた。考えてみれば参加してみたとてたいした情報があるわけではないだろうし、新潟県の企業に拘る理由もない。いかに暇とてやることくらいはあるので、一応招待状が無くても参加できるかどうか聞いてみるが、参加し...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。くら寿司の優待券が届いたので近いうちに食べに行こうと思っている。株は値下がりしたので売ってしまったが、条件は満たしていたので届いたようだ。割引券なので会社は損をすることはないのだろう。 今日は行政の会議がある。70歳定年制を採用しているので、任期は長くても後2年である。委員は70歳以上は任命しないという具合になっているようで、69歳を迎える...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進まず。今日は一日仕事であったが、仕事もまた楽しいような気もする。気楽な仕事のせいだろうが、ストレスは一切ない。この歳になって初めて生きることの楽しさを知った気がする。今まで人生が楽しいものだなどとは思いもよらないことだったのである。仕事も楽しいし、遊びはなお楽しい。人生の終盤の安息は神が人間に与えてくれたものだろうか。欲もなく、望みも希望もない...
北田暁正大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。先日久しぶりに映画を見に行ってきた。芸術の秋にふさわしい映画とは言えないだろうが、安心して見られる映画であった。今更小難しい映画など見ようとは思わない。庶民の趣味ですねと言われそうだが、気取るつもりはない。庶民が庶民向けの映画を見るのは当然である。ついでに言っておくと富裕層は高級と言われる趣味ばかりを持つわけではない。文化的雑食性が比較的...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。旅行に行くことや庭木の剪定について話をした。平穏な生活の毎日である。最近国家の政策や競争や戦争について語ることが、嫌になってきた。自治体のならまだ身近な感じもするが、国家は得体の知れない。自分がこの小さな存在の生に注意を集中し、人生を全うすることにしか関心がなくなってきているのかもしれない。新聞やテレビで国家の争いや戦争について見聞きはする...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。人生読本とは昔のテレビ番組のようだが、同名の表題の本もある。他人の人生は参考になることもあれば、全く参考にならないこともある。置かれた環境、人生経路、能力、特性、そして好みなど人それぞれに違うのだから当然だろう。子どもに偉人の伝記を読ませればいいというものではなく、普通の大人の人生の喜怒哀楽について聞かせたほうが、実はよっぽど利点が多いと思...
内閣府編「経済財政白書」縮刷版発注する。在庫があると言われたので直ぐ取りに行こうとしたら、大判サイズしかないというので取り寄せてもらうことにした。安い方ですねと言われたが、嵩張って邪魔になるからである。言葉は選ばなくてはいけない。医者に行ったついでに古着屋を覗いてみた、もう秋冬物に品替えしていた。いいと思ったものもあったが、決定力に欠けたので何も買わずに出て来た。今日はエアコンがなくても過ごせそう...
昭和60年版「国民生活白書」読了。講座の参考になることがいろいろ書いてあった。経済財政白書が発表されたと昨日の新聞にあったので本屋に問い合わせてみようと思う。異次元の少子化対策を銘打った岸田政権のためか今年の経済財政白書は一味違うようである。経済と無関係ではないが少子化対策が内容に含まれているらしい。女性の低賃金がどう少子化につながるのだろうかと新聞記事を読み返し論理を辿ってみた。新聞は小生のブロ...
経済企画庁編「昭和60年版国民生活白書」借りてくる。戦後40年の節目だったようで戦後回顧の特集があった。講座の参考になりそうなので通して読むことにする。自分が中流だとか、貧困層だとか考えたことはないが、上流・中流・下流のどこに属するかと問われれば中流ないし中流の下と答えるだろう。この質問が便利なのは上流・中流・下流の定義がないことだろう。所得水準で定義すれば9割が中流などということにはならない。所...
天野寛子他共著「生活時間と生活文化」読了。「母と祖母の人生を知る講座~戦後にいがたの女性の生活と仕事の歴史」のアイデアと資料がだいぶ整ってきた。先回の「戦後新潟女性労働史」と同じことをやるわけにいかないと思い生活を加えてみたが正直、その時点ではどういう内容になるのかのイメージが固まっていなかった。なんとなく家庭電化製品の普及や生活の現代化で主婦の生活は楽になったのだろうという程度の考えであった。家...
天野寛子他共著「生活時間と生活文化」読み進む。毎日ブログを書いているとアイデアが浮かばない日もある。四苦八苦とまではいかないが、それなりに新聞を眺めたり本を読んだりしジタバタしなんとか文章をひねり出している。来月は吟行があるが、二時間ほどで俳句を作るのは無理なので予め作句しておくことにする。10月の季語を調べてみると秋涼、秋冷、秋晴、秋月など涼し気なものが並ぶが、この暑さではイマイチイメージが浮か...
伊藤セツ他共著「生活時間」読了。毎日夕方庭に水を撒くのが日課だが、最近朝に昨日水を撒いたかの記憶がないことがある。昨日はアイスクリームを食べるのを忘れ溶かしてしまった。裁判で記憶にありませんと言った老人も本当に忘れてしまったのかもしれない。昔から記憶力には自信がないが、日常生活に支障が出るようなことはなかった。老人性健忘症と認知症の違いは何なんだろうかなどと思う。ブログを書くことは忘れないが、何を...
女性活躍推進企業データーベースを使って第四北越銀行の男女の雇用状況を調べてみた。今日の新聞で厚生労働省のデーターベースがあると書いてあったので見てみようと思ったのだ。企業の数値の算出根拠はあるのだろうが、必ずしも統一されていないので詳しくは企業に問い合わせないと分からないようである。第四北越銀行を例に取ったのは、株主ということもあるが、一番最初に見つかったからで他意はない。学生向けは企業名で検索可...
伊藤セツ他共著「生活時間」読み終えるつもり。昨日講座のためのグラフをいくつか作ったが、経年の数字に抜けているものがあった。行政に問い合わせたらやる気のない感じの人が電話に出てあれこれ問い合わせに応じられない言い訳をする。困ったものだと思ったがそういう人もいるものだろう。最近は高学歴化しても質は落ちているのだろうかと思ったりする。公務員の受験倍率も低下傾向なうえ最近は予備校などで勉強する人がいるから...
伊藤セツ他共著「生活時間」読み進む。そごう・西部労組のストのニュースが出ていたが、長くストを行ったという事例に接したことがない。ストが当然であった時代を過ごした者としては隔世の感がある。労組の組織率が下がり力がなくなったとか、切実な課題がないということもあろうが、企業内労組という日本の労働組合の在り方からすれば労使協調路線は当然なのだろう。企業の業績が悪くなったりすれば元も子もないないから必然と労...
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トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、フィリップ・アリエス著「子供の誕生」読み進む。統計業務で土曜日に住宅を訪ねるたら大抵老人が出てくる。二世代で住んでいる家もあるようだが、老人だけの世帯も多いようである。その多くが今後空き家と化していくのだろう。家に居て何をしているのか分からないが、特になのもしていないのではないかという印象である。家に居て楽しいことがあるのでもなかろうが、休日という条件があっ...
フィリップ・アリエス著「子供の誕生」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。600ページの本は進み方が見えない。活字も小さいのでいっこうに終わりに近づかない。両方の本とも読者泣かせであるが、読まないわけにもいかない。せいぜい気を長く持って読み進めたい。最後に達成感を持って読み終えたい。「21世紀の資本」より読みづらく、はかがいかない。2千円の商品券をもらったので、何が食べたいと聞いてみた...
フィリップ・アリエス著「子供の誕生」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進まず。戦後まもなくの食料危機のもとで団塊世代が生れ、人口計画の必要性が唱えられた。一年間に生まれた子が250万人以上いたのである。今の三倍くらいだろうか。堕胎を合法化する優生保護法の成立や避妊の知識の普及などにより、出生率は急速に下がり昭和30年代には人口置換水準に落ち着いて1970代年まで続くことになる。その間若年...
フィリップ・アリエス著「子供の誕生」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読もうと思う。最近ユーチューブをよく見る。自分の関心にそった番組を見れるので気に入っているが、少し気にかかることもある。一部の出演者だが、他人に能力がないとあからさまに言うのである。貧乏人も同じようにさげすまれる。テレビ番組なら謝罪に追い込まれるところだろうが、公共のメディアとみなされないためだろうが、言動を改めるところが...
民家のごと葬儀場かな半夏生西野理子他編著「よくわかる家族社会学」読了。フィリップ・アリエス著「子供の誕生」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。今日の昼コンビニで昼食を買った帰り道、以前から気になっていた小さな葬儀場から喪服の人がニ三人出てくるのに出くわした。大きな窓がなければ民家と見間違うような葬儀場である。以前には普段着の人が出てくるのを見た。チョット寄ってご焼香をしたという感じだ...
西野理子他編著「よくわかる家族社会学」、フィリップ・アリエス著「子供の誕生」読み進む。今日家に帰ったら株主総会の案内が4通ばかり届いていた。これから続々とくるのだろう。中の一通に株主優待のカタログが入っていたが、何をもらおうか。魚沼米4キロは無難だろうが、たまに美味いものも食べたい。他の優待も当てにしているが、まだ届いていない。今日の株価は予想通り下落したが、自分の持ち株には影響はなかったようであ...
西野理子他編著「よくわかる家族社会学」、フィリップス・アリエス著「子供の誕生」読み進む。死後に引き取り手がいない無縁遺体が増えているのだそうだ。高齢化に伴い死亡者が増えているが、それ以上に引き取り手のない遺体が増えているのだそうだ。戦後田舎から都会に出て親族と無縁になったり、家族を持てなかったり、子どもがいなかったりして一人残された人の死亡が増えているということだろう。昭和の時代はほぼ皆婚社会であ...
西野理子他編著「よくわかる家族社会学」アリエス著「子供の誕生」など読もうと思う。「子供の誕生」は家族社会学の金字塔のような本だというが、読んだことがなかった。今月初の株主総会が20日にある。丁度都合がよいのでネットで見てみようかと思う。さっきZOOMの配信の申し込みをしたが、登録済みのメールはまだない。新潟で食品スーパーを展開しているアクシアルの株を100株持っているのである。旧NISAで持っていたが、今...
西野理子他編著「よくわかる家族社会学」、日本家族社会学会全国家族調査委員会発行「階層・ネットワーク」読み進む。田中角栄の再評価ブームが起きているということだが、彼の強さの原因は選挙民が貧しい農民が大半だったということだろう。野坂昭如氏が金権批判で同じ選挙区で立候補したことも、田中が余裕を持って風邪をひくなと心配したことが伝説にさえなっているくらいである。公明選挙など掲げても角栄氏には何の痛痒も与え...
西野理子他編著「よくわかる家族社会学」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。老後2千万円問題とはざっくり言って夫婦の老後の収入が月20万円なのに対し、支出が25万円なので、30年間には2000万円の貯蓄が必要になるということだった。そもそも収入が25万円以上ある夫婦は問題はないということかもしれないが、自分の経験を踏まえる少し違うという気がする。一戸建てを所有しているか、マンションなのか...
西野理子他編著「よくわかる家族社会学」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。「・・家族社会学」は一度読んだような記憶はあったが、読んでみて既読感はないので新版なのかもしれない。昨日のテレビの地方ニュースを見ていたら、タバコの害を大学の教授が解説していた。起きて5分以内にタバコが吸いたくなるニコチン中毒者としては他人事ではない。癌、脳卒中、心臓病などあらゆる病気によくないというが、ハゲの要...
目黒依子著「家族社会学のパラダイム」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読もうと思う。昨日行政の研修会であまりに初歩的な話の内容で退屈したのだろうか、少しラフな発言をしてしまった。その前の話し合いでは、他人を批判したと受け取られるような発言してしまったようで、第三者が追い打ちして話を被せてきたので、エっと思ったが、素早くそういう意味ではないと打ち消すことができなかった。最後にも中国の例を出して資...
平井晶子他編「わたしから始まる社会学」必要箇所のみ読了。目黒依子著「家族社会学のパラダイム」読み進む。子育ては投資か消費か人によって異なるだろうが、昔の親は投資と考えることが多かった。出来の良い子にはお金をかけ、出来の良くない子にはお金をかけないものだった。子どもがニ三人いたから子供を比べれば明らかな能力差があるのが分かったし、経済的資源にも限りがあったからだ。子どもも心得たもので自分の分に合った...
平井晶子他編「私から始まる社会学」読み進む。今日はボランティアの日ではないが、顔を出してみるつもりである。雨が降りそうなので歩いていくことにする。我々は明日をも知れぬ命の器であるが、明日も生きるものと思い込んでいる。そう思わなければ生活などできないものであるが、それでは90歳を越えるとどうなのだろうか。90歳を過ぎたかたから清酒をいただいた。先に贈呈した自費出版本のお礼であるそうで、有難くいただく...
山口慎一郎著「家族の幸せの経済学」読了。定年まで働き、更に再雇用で5年働いたという人がいた。恐らく65歳から70歳くらいになっただろう。私が仕事を辞めたころは、再雇用で5年働くという人はあまりいなかった。やることがないので石にかじりついても65歳まで働くという人もいたが、大抵1、2年で再雇用を辞めていた。最近話を聞くと65歳まで再雇用で働く人が多いという。65歳が定年になる時代になり、多くの人が働...
山口慎一郎著「家族の幸せの経済学」「子育て支援の経済学」読み進む。昨日来月のカードの支払額を確認してみたら、何時もより数万円少なかった。灯油・ガスは使わない、エアコンも使わない季節なので出費が少ないのだろうか。ポイントを使って買い物を1万円ほどしたのでその分少なくなるが、やはり季節要因としか思えない。再来月はエアコンの購入費があるので、出費が膨らむが、一安心である。もう一つのカードのポイントでビー...
住めば都というが、高級老人ホームは天国なのだろうか。試してみるのにもお金がないので貧乏人の僻みと思われるかもしれない。確かに施設は整っており、人員配置の手厚く、よいケアを受けられるのだろう。子どもの手を煩わせず死んでいくには最適かもしれない。同じような富裕層が入るので居心地もよいかもしれない。しかし、どんなに豪華だろうと老人ホームは死を待つ人々の居場所だろう。集団で死を待っている場所というのは、夢...
清水晶子著「フェミニズムってなんですか?」読了。いよいよトマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」を読み終えなければと思う。自立と依存のあわいはあやふやだが、経済的自立、衣食住の生活の自立など一見明白とも思える。経済的に自立していても妻や家族に依存していたり、他人に食料や生活を依存していたり、現代人は厳密にいうと自立とは正反対の生き方をしている。社会の存在に助けられて生きていることを依存といえば自立し...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読了。清水晶子著「フェミニズムってなんですか?」読み進む。今日は一日の仕事のご褒美としてプレミアムビールを買ってきた。350ミリリットルでしかないので細やかなものだが、たまに飲む本物のビールは美味しい。ポイントで毎年発泡酒をもらっているが、今年は少なくてもよいのでビールにしようか。確かもらえるポイントが減ったはずだが、1ダースや2ダースくらいならもらえるのでは...
バラの花蜂が触れても嬌もなし落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。今日は午前中2時間のボランティアをしてきた。力仕事や雑用が主だが、それがなくては活動も立ち行かない。面白い、面白くないの問題ではない。誰かがやらなくてはいけないなら自分がやるべきだろう。週に一度のエッセンシャルワークである。昨日真夜中に委員応募の電子申請をした。二度目の経験であるが、たまにしかやらないので慣れない。送った添...
若き声を屋上に聴く緑園か今日の糧求める人や夏の昼今日は図書館に本を返しに行き、別のものを借りてくる予定である。だいぶ帰すのを遅延していた本もある。俳句の会へ提出する俳句を考えていると日常の出来事気を配るようなことがある。俳句に出来ないかと考えるのであるが、その背景や意味合いまでも考えはする。フードバンクにいがたでは定期的に母子連の食料の支援を行っている。国の支援が十分でないことや、社会の体制の在り...
谷本真由美著「脱!暴走老人」再読完了。金谷千慧子著「女性の経営マネジメント」読み進む。ある会社から50周年記念の商品券をいただいた。2千円であった。正直もっと大きい金額だと思ったが、いただいて文句はいえない。2千円の範囲で何かか買おうかと思ったが、2千円は中途半端であるようにも思う。2千円で買えるものと検索してみたら、女性物ばかり出て来た。消費の85%は女性が決定権を握っているらしいので女性物ばか...
ネットで高齢者の団体を調べてみると、全国シルバー人材センター事業協会、全国老人クラブ連合、全国年金受給者団体連合会など官製と思われる団体しかない。全老連(全国老人団体連合会・仮称)や老人政治連盟というような老人の利害や福祉のための活動をする団体がないのである。確かに趣味の会などは公民館などで多く見かけるが、生活に困っている老人が多いのに老人の生活の向上を図る団体がないというのは不思議である。今の老...
昨日は読書進まず。戦後新潟女性労働史講座のためのZOOMの契約やリハーサルのための会場予約、後は何をしただろうか。立憲民主党の新潟1区総会で講座のチラシを女性に配ったら、子どもを産み育てろ、働けと言われても、夫は単身赴任、三人の子供のうち真ん中の子供は障害があり、とても大変だと言われた。もっともなことである。社会の体制が整っていないのが悪いのだが、本人にしたらワンオペ育児でも当面なんとかして乗り切らざ...
金谷千慧子著「女性の経営マネジメント」読み進む。現在の日本は経済的には成熟した社会だと思うが、社会的にはまだ十分成熟したとは言えないかもしれない。成熟社会は老人が過ごせる場所が多く、高齢者を代表する団体が多くあり、老人がイキイキと暮らせる社会でもあるというが、まだまだ日本では老人が片隅に置かれているようにも見える。ただ、フードバンクなどは老人のボランティアが大半だし、昨日参加した句会も老人男女ばか...
山口一男著「働き方の男女不平等理論と実証分析」、金谷千慧子著「女性の経営マネジメント」読み進む。今日は午後から句会と立憲民主党の県第1区総支部の会合に出席するつもりである。金曜日に何社からから総会の案内が届き始めた。外国会社からは案内は届かないが、郵送するには費用がかかりすぎるからだろうか。ようやく配当がいただけるが、配当額を分かりやすく書いてある会社と書いていない会社がある。規約の違いなのだろう...
金谷千慧子著「女性の経営マネジメント」山口一男著「働き方の男女不平等理論と実証分析」読み進む。「なんくるないさ」とは沖縄方言だが、なんとかなるという意味ではないという。南の国に対するアンコンシャスバイアスがそういう解釈を作ったのかもしれない。正しくは、挫けず正しい道を歩む努力をすれば、いつか良い日が来る」というのだそうだ。若い人の働き方、生き方を見て危ういと思うこともあるが、余計なお世話なのだろう...
金谷千慧子著「女性のマネジメント」山口一男著「働き方の男女不平等理論と実証分析」読み始める。戦後新潟女性労働史講座の参加希望者の連絡がまだない。少々心配である。準備は完全に終わっていないが、ブラッシュアップには知識が必要だろうと読書に逃げている。心配になり名刺をいただいていた記者の方に電話をかけてみたら、告知の約束はできないが、チラシを送ってくださいといわれたのでメールで送った。どうなるだろうか。...
神谷浩夫他編著「若者たちの海外就職」読み進む。今日は一日仕事であったが、エアコンの聞いた事務所での仕事だったので快適に過ごせた。日本のパートタイム労働者というのは、通常の労働者とは区別された身分なのだという。非正規労働者というのも身分なのだろうが、いずれにしても日本では身分制度がまだ残っているということらしい。身分とは社会的な位置をいうらしいが、正社員、正職員が労働者として正当な権利を有するのに対...
神谷浩夫他編著「若者たちの海外就職」読み進む。今日は半日仕事であった。今日は5時間睡眠。午後は半日グダグダと過ごす。やはり寝不足か。日が暮れて書斎に移り、CDで無伴奏組曲を聞く。特別音楽好きというわけではないので、CDをかけるのは久しぶりである。周りの静寂が際立つ気がする。たまにはいいものである。我々の時代には海外就職など考えられなかったが、今は普通に海外就職も海外赴任もあるのだろう。10年も無駄に語...
国際交流基金偏「女性のパートタイム労働」読了。お好み焼きハフハフ食らう梅の星梅雨の朝5時に起きてる隣人か昨日行った店はお好み焼き、もんじゃ焼き焼きそばの三種を出すところだった。お好み焼き一品、もんじゃ焼き一品にドリンク一杯をいただいて帰ってきた。1月ぶりの外食である。今日から梅雨入りした地方もあるらしい。朝の5時に外に出ていたら自転車で帰ってきた人がいた。誰かと思い、姿が現れるのを待っていたら、同...
国際交流基金偏「女性のパートタイム労働」読み進む。他人の加齢現象など興味のある人はいないだろうが、一応書いてみる。先輩諸氏の加齢現象については聞いていたが、そういうものかという感じしか持たなかった。夜7時に寝て3時に起きる、記憶が曖昧になるなどと聞いてもどこか他人事であったが、自分のこととなると切実である。最近睡眠できる時間が短くなっている。起きて睡眠不足と感じる時は二度寝するが、今日は睡眠不足の...
辻桃子他著「イチからの俳句入門」読了。国際交流基金偏「女性のパートタイム労働」読み進む。人間未知なものに対しては不安を抱く。退職後の生活に不安を持つ人も多いだろう。経済的な不安もあれば、人生終わりの始まりを迎えたのだろうかという不安もある。これから何をして過ごそうかという戸惑いもあるだろう。心配ご無用である。退職後には好きなことを好きなだけできる時間が待っているだけである。そうは言っても、趣味もな...
辻桃子他著「イチからの俳句入門」国際交流基金偏「女性のパートタイム労働」読み進む。新聞に高齢者のごみ屋敷問題が取り上げられていた。テレビで見ると高齢のごみ屋敷の住民の異常な行動が映るがテレビは問題を解決したり、解析したりはしない。視聴者の好奇心を煽るだけのように見える。ごみ屋敷の住民は認知症である可能性が高いそうだが、福祉の視点からはごみ屋敷は見られていない。最近の社会は多様な価値を容認する方向に...
大沢真知子著「経済変化と女子労働」読了。国際交流基金偏「女性のパートタイム労働」辻桃子他著「イチからの俳句入門」読み進む。若い頃なら色々欲もあるが、この歳になると何時逝ってしまうか分からないので兎に角楽しく生きようなどと思う。不満を持っては楽しく生きられないので損である。世の中に差別・不平等はあるが今更言ってもしょうがない。不問にしようというのではないが、投票行動で示す程度でもよい気がする。一応立...
大沢真知子著「経済変化と女子労働」今日中に読み終えるつもり。日経新聞のリーダーの本棚欄に毛色の変わった人が登場した。元サッカー選手で、上場リサイクル会社経営者嵜本晋輔氏である。サッカーに開け暮れたという青春時代だった氏は文学青年でも本好きでもない。普段登場する大組織などの長が学術書などを紹介するのに対し、氏の読書はビジネス書やハウツー本である。いわゆる読書家の範疇には入らないだろうが、普通の人は本...
大沢真知子著「経済変化と女子労働」読み進む。今日は一日仕事であった。銀行にはアルバイトの代金も振り込まれていた。まだ70歳にならないので、老人と称しているが、ビギナーの部類だろう。体力・気力が衰えているといっても、まだまだ宵の口というところだろう。体と脳が機能するうちに人生を楽しんでいこうなどと思うが、充分に楽しめているのだろうか。基本は遊びだが、多少の負荷がかかることや、努力を要することもやらね...
高野光平他編著「現代文化への社会学」半ばまで読む。午前中は市の会議、午後からは講座の資料集め、会議でヒントを得たので追加資料を収集した。一応講座のパワーポイント資料は出来上がったのだが、まだ手直しする余地はありそうである。ブログを書き終わったら今日の晩御飯に何を食べるか考えるつもり。東北電力の株をほぼ底値で買えたのだが、料金値上げで黒字転換が見えてきたためだろうか、だいぶ値上がりした。ここで売って...
高野光平他編著「現代文化への社会学」読み進む。ファクトチェックなどというが、世の中ファクトチェックの出来ないもので溢れている。今日もマンションの自主管理についてお話を伺ったが、自主管理のマンションの理事長が委託管理のマンションとの比較に基づいた話をできないの当然である。好意でお話いただいていて申し訳ないが、疑問が晴れなかった。参考になることも多かったのだが、肝心の修繕工事費などが、安くなるのか否か...
高野光平他編「現代文化の社会学」辻桃子・阿部元気著「イチからの俳句入門」読み進む。若者文化などとんと理解できぬし、知りもしない。1972年に大学を卒業したときはポケベルも携帯電話もなかった。スマートフォンが出来るなど夢想もしていなかった。1987年にNTTがポケベル画面の数字を表示できる端末を発売し、件の暗号番号が高校、大学生のより考案され使われたのだろうだ。世代でいえば1960年代後半に生まれた人...