世の中からズレてる人の書いたもの。詩、エッセイ、日記、小説など。
甚だ異形なる感受 異端の言葉難解と 我も違和感抱きたり 暗い暗いはリアリズム それゆえ望み見えぬとて どうやら我が詩不評なり 然れどままよ筆を執り 刻む足跡いしぶみに 誰ぞ一人と解き放つ
詩を書いているFさんから電話がかかってきた。 「ウンコの詩、××誌に載せていい?」 「えぇ!?」 ウンコの詩とは、私が自分の詩をクソみたいに厭う感情から生まれた「私の詩なぞ」という作品。 あまりにもひどいので、とても人様にお見せできないお蔵入りの詩である(でもこっそり出版した)。 「あんなクソみたいな詩をですか!? よりにもよってあんなんをですか!?」 「なにクソっていうエネルギーは大事」 「そりゃまあ、そうですけど…」 「谷川にもウンコの詩がある。岩波文庫で」 「あの谷川俊太郎が、クソを、ですか?」 「ウンコは希望。文学的エネルギー」 「希望!? 文学!?」 なんと詩は、文学はすべて、森羅万…
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