世の中からズレてる人の書いたもの。詩、エッセイ、日記、小説など。
甚だ異形なる感受 異端の言葉難解と 我も違和感抱きたり 暗い暗いはリアリズム それゆえ望み見えぬとて どうやら我が詩不評なり 然れどままよ筆を執り 刻む足跡いしぶみに 誰ぞ一人と解き放つ
なぜこんな自分になったのか。 なぜ行き詰ってしまったのか。 「白紙」の中で、自分と語り合いました。 【白紙】 まっさらな紙のうえに まったく我が意思にまかせられている 流れるリズムのないままに しいんとひとりで 居場所ある者はさいわいと 君は言った、ソウダネ 望んで引き受けた軛じゃないけれど 誰もが耐えられるわけじゃない おかしくならないほうがおかしいね と思えば たまたま耐えざるを得ない毎日を 来る日も来る日もしのんでいる こんなちっぽけな日常も やりがいがある と思えるような気がした (『声・まっくら森』収録)
このブログはほとんど見ている人がいないので、気が乗らず放置していたのですが、半年ぶりに更新します。 私の世界 このエピソードはいずれ私のもう一つのブログで書きたいですが、中学1、2年生の時、突然強烈な自我が芽生え、「自分の世界」をもったことがありました。 私はその世界のために生き、死ぬと、その時思いました。 そしてその世界が見えなくなった時から、何十年にもわたる鬱が始まりました。 中学2年生の時のエピソード 心の中の何かが欠け落ちてしまったことを私は知った――それは「故郷」だった。故郷の色鮮やかな懐かしい景色を。 社宅アパートの窓に掛かったブラインドから夕暮れを眺めていた時だった。自分の中から…
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