高砂(元朝赤龍)部屋の分家は錦戸(元水戸泉)部屋だけである。その錦戸部屋は弟子が少なく、部屋としては危うい状態である。広い意味では高砂部屋出身の初代西ノ海の流れを組む錣山(元豊真将)部屋、音羽山(元鶴
元十両の華王錦の断髪式が旧東関部屋でおこ なわれた。元高見盛の東関と元高見山がはさ みをいれた。新旧の師匠が顔を合わせた。 東関部屋は元高見山が高砂(元横綱朝潮) 部屋から独立しておこした部屋であった
七月場所のチケットは5月22日に一般発売 された。その前に選考予約があった。最初の 緊急事態宣言で発売日は未定とされた時期が あったが、結局は予定通りとなった。サイト のみの発売である。チケットぴあと
五月場所、阿炎が連続幕下優勝を達成した。 三月場所に続き、連続幕下優勝となった。 もともとケガで落ちたわけではなく、ペナル ティによるものだからレベルが違った。実際、 14番の相撲は危なげなく、阿炎が
元稀勢の里の荒磯親方が田子ノ浦(元隆の鶴) 部屋から独立することになった。部屋は出身 地である牛久に隣接する茨城県の阿見町に 建設予定である。2019年一月場所で引退した ときは秋葉原と浅草橋の間あた
「照ノ富士はこの1年間で3回優勝している んだよ」師匠であり、審判長である元旭富士 の伊勢ヶ濱は口にした。照ノ富士は幕内に 復帰した昨年七月場所から今年(2021年)の 五月場所までの1年間確かに3回
五月場所、照ノ富士が関脇・大関で連続優勝 を達成したことで、七月場所は横綱昇進を かけることになった。こうした例は大正15年 優勝制度が設けられてから双葉山しかいない。 双葉山は次の場所も優勝して横綱
五月場所が終了したことで、今年(2021年) の本場所は半分消化したことになる。年間 最多勝レースはどのように展開しているのか。 3場所までの途中経過をまとめてみた。それ が次の表である。なお、対象は
★場所中に明るみに出た朝乃山・竜電の 問題について 朝乃山は外出禁止期間中にキャバクラ通い。 しかも虚偽の報告をしていた。処分は阿炎 3場所出場停止を上回るとみられている。 地位だけでなく、協会の看板
にわかにもつれた優勝戦線は千秋楽、決着の ときを迎えた。結び前の一番優勝戦線第一 ラウンドは大関正代対3敗遠藤戦。互いに 左の相四つ。相撲は、遠藤が二本入って出る が、正代左が入って返すと遠藤浮き上が
1敗照ノ富士の優勝は堅いと思われた。3敗 遠藤がそうはいくかいとばかりに、紙一重で 照ノ富士の投げを打ち返して制した。相撲は、 遠藤が二本はいって寄り立てる。照ノ富士、 こらえて小手にかかえて投げにい
終盤にきて、大相撲の話題が土俵から土俵外 に移ってしまった。朝乃山の外出禁止期間の キャバクラ通いの処分が話題になっている。 虚偽報告があったので、3場所出場停止の 阿炎を下回ることはあるまいという見
ここへきて大相撲がゆれている。大関朝乃山 が協会の新型コロナウイルス感染対策ガイド ラインに違反してキャバクラに通っていた のだ。これまでは事実無根と主張していたが、 ここに来て認めたというのだ。週刊
全勝優勝の話題が出始めた照ノ富士。それ ほど磐石で安定した相撲を取り続けてきた。 その照ノ富士がまったく意外なカタチで黒星 がついた。11日目の対戦相手は妙義龍である。 相撲は、妙義龍がもろざしではい
まず、このテーマ自体が情けない。大関は 本来協会の看板であり、特別待遇を受けて いる立場である。朝乃山・正代は10勝できる かが本当のテーマでなくてはならない。しか し、現状では難しい。大関は常に10
全勝照ノ富士と2敗高安が9日目に組まれた。 大関対関脇というにはいささか早すぎる取組 である。というのも照ノ富士は残り6番を 平幕3番、大関3番となるからである。ただ、 高安戦は照ノ富士にとって乗り越
照ノ富士の強さの秘密、その1つに押し相撲 に押させないことがある。それが8日目の 大栄翔戦にあらわれた。大栄翔が押しにいこ うとするが、照ノ富士は踏み込んでどんどん 前に出る。さらに左をかかえこんでさ
お客さんが帰ってきた。平日は寂しい入りが 続いていた。だが、7日目は土曜ということ もあっていつも以上の入りとなった。相撲が 見たいという方は、本当はもっといるのでは、 と思わせた。大相撲はドラマだ。
暗 朝乃山 朝乃山がどうもピリッとしない。自分の相撲 が取れていない。6日目の対戦相手は霧馬山 である。先場所は立ち合いの変化から一気に 攻められ敗退している。 相撲は、霧馬山が突きあげて離れた展開か
初日から4連勝と危なげない相撲を取り続け てきた照ノ富士。先場所に続き大関正代を 倒し、そして大関朝乃山にも勝っている若隆 景。今場所旋風が吹きあれている。若隆景は 照ノ富士にどういう相撲を取るか。5
国技館には会場30分前の12時半に着いた。 知った顔数人と再会した。待ち望んだ大相撲 という顔だった。館内にお客さんが戻って きた。しかし、4月下旬に売り止めしたせい か空席が目立った。幕下で阿炎の取
若隆景は先場所大関貴景勝・正代を倒して 活躍したが、朝乃山には負けている。過去 不戦勝はあるものの、朝乃山に土俵の上で 勝ったことはない。その大関朝乃山に対して 若隆景は思いもかけない相撲を見せた。
初日こそ4大関がそろって勝利したが、早く も2日目に大崩れに崩れた。朝乃山は連勝 している明生と対戦した。朝乃山は勇んで 出ていくが、明生が右からすくうといかにも 軽く、重心が浮き上がった。明生はそこ
3日間だけ無観客となる静かなスタートの 五月場所が始まった。初日は大関にとって 試練の対戦相手となった。朝乃山対大栄翔、 貴景勝対若隆景、正代対北勝富士はいずれも 先場所負けている対戦相手である。唯一
東京の非常事態宣言が延長された。5月11日 だったのが、5月31日になった。延長はある 程度予期されていたが、問題は大相撲五月 場所の開催である。最悪は15日間の無観客 開催である。その恐れがあった。
一人横綱白鵬の休場は、自身が三月場所中に 決断しており、五月場所の出場はなさそうで ある。照ノ富士が大関に復帰して4大関に なった。4大関に挑むのは、上位に休場が ない限り、前頭西4枚目妙義龍までであ
貴景勝が大関への足がかりとなったのは2018 年十一月場所である。そこから連続5場所の 成績が下記である。2020年五月場所は中止で ある。 2018年11月~2019年7月 37勝15敗23休 20
五月場所番付は、若隆景、北勝富士、明生の 3人は関脇、悪くても小結に上がれる成績を あげながら、平幕に留まった。関脇・小結が 全員勝ち越したためである。関脇・小結の 全員勝ち越しは一月場所も同様であっ
照ノ富士が大関へ復帰した。幕内復帰して 5場所後のことである。かなり驚異的なこと である。この5場所に優勝2回、優勝同点 1回だから、現在の大関の中では最強といっ て差し支えない。取り口は寄りを主体と
■平成20年代 なし ■平成30年代 3回 平成30年七月場所、横綱稀勢の里は全休、 鶴竜と白鵬は途中休場した。大関は3人いた が栃ノ心は途中休場、豪栄道10勝、高安9勝 で優勝争いに加われなかった。
三月場所は関脇以下の上位力士の勝ち越しが 目立った。それが以下である。 照ノ富士 12勝3敗 関脇 隆の勝 8勝7敗 高 安 10勝5敗 小結 御岳海 8勝7敗 小結2 大栄翔
■若三杉 ・優勝した翌場所負け越し22例目 昭和35年五月場所、前頭4枚目の若三杉は 初日大関若羽黒敗れたものの、その後連勝を 重ね、14勝1敗で優勝した。横綱栃錦が引退 した場所であり、その栃錦から
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高砂(元朝赤龍)部屋の分家は錦戸(元水戸泉)部屋だけである。その錦戸部屋は弟子が少なく、部屋としては危うい状態である。広い意味では高砂部屋出身の初代西ノ海の流れを組む錣山(元豊真将)部屋、音羽山(元鶴
大相撲の常設館ができたことは画期的なことであった。天候に左右されないで興行ができることは日程の安定にもつながる。それまでは晴天〇日興行であった。なかには天候が回復しないでそのまま中止になった場所がある
大相撲の幕内は夕方中継している。通常なら勤務時間であり、ほとんどの方は休日以外みることはできない。でもブルーレイで留守録設定しておかばみることができる。それだけ便利で大相撲を楽しめる時代になっている。
大関は横綱に次ぐ地位で協会の看板である。昇進が決まると使者が部屋に赴き、新大関は口上を述べるセレモニーがある。最高位大関の優勝はそれほど多くない。ただし、横綱の大関時代を加えると様相は違ってくる。そこ
宮城野部屋の力士が協会首脳の指令により元旭富士の伊勢ヶ濱部屋に移籍した。元白鵬の宮城野は伊勢ヶ濱の指導の下に入る。発端は北青鵬の悪質な暴力事件だった。元旭天鵬の友綱部屋では同じモンゴル出身で最高位関脇
幕内は相撲界の最高クラスである。十両に入ったら次の目標は幕内になる。そこで幕内力士の幕内在位場所数番付を作成してみた。対象は2024年三月場所場所番付の幕内力士である。数字は2024年三月場所までの幕
横綱は相撲界の最高位である。横綱が実質地位となったのは常陸山以降である。しかし、横綱ほど実力差が激しい地位はない。年6場所制でも横綱優勝回数は白鵬の42回から横綱優勝0迄ある。横綱優勝0は横綱失格であ
今物言いはビデオを参考にしている。だから物言いがついても勝負結果を間違うことはなかった。これしか見てこなかった相撲ファンにはこれが当たり前に映る。しかし、ビデオを参考にする以前は違っていた。 <物言い
曙の死去にともなってライバル若貴との対戦成績がクローズアップされた。ただ、優勝決定戦が含まれていなかった。優勝決定戦は番外で通算勝利、幕内勝利に加えられることはない。それはそれでいい。しかし、両力士の
一門はかつて巡業をともにする組合だった。本家分家関係を中心としての寄り合い連合だった。現在の一門は理事、副理事を生むシステムに変貌している。 <八角理事長> 🔶高砂一門八角元横綱北勝
曙の通夜が14日行われた。かつてのライバル若乃花が弔問に伺った。今改めて若貴・曙の時代が懐かしく語られている。昭和三代人気力士は双葉山・初代若乃花・貴ノ花である。その貴ノ花の二人の息子が相撲界入りした
双羽黒は優勝経験がない横綱として記憶されている。双羽黒はそれほど普及していないときに、パソコンを扱うことから「新人類」と呼ばれた。横綱7場所後の昭和62年10月、付け人などが集団脱走したのである。尋常
大谷選手の通訳だった水原一平氏のギャンブル問題が大きな話題になっている。その負け金額たるや24億5千万と庶民からみたら天文学的数字である。それを大谷選出の口座から振込していたのだからひどい話である。今
琴ノ若は新大関の場所10勝5敗でおわった。2ケタ勝利だから及第点である。祖父琴櫻は8勝7敗だった。部屋の先輩琴欧州は新大関の場所10勝5敗だったが、横綱になれなかった。 <琴ノ若> 琴ノ若は一月場所優
曙が亡くなった。闘病生活をおくっていたのは知っていたが、あまりにも若過ぎる人生だった。曙といえば若貴と同期だった。常に出世争いをしてきた。 大関・横綱は曙が早かった。曙は外国出身の初の横綱だった。曙の
2020年12月幕下のホープを2回にわけて掲載した。当時は若ささと幕下の成績を基準にしていた。10人選出した。あれから3年2場所、幕下のホープは今どうしているだろう。 【幕内】 平戸海長崎県出身 境川
三月場所、尊富士の初優勝は衝撃だった。新入幕優勝。前相撲から10場所目の優勝。ここまで負け越しなし。十両1場所で突破したなど数々の記録に彩られている。 尊富士は日大出身である。いわば学生出身である。た
4月6日10時五月場所のチケットが発売された。それは大阪場所をはるかにこえるスピードでなくなった。半日で15日間のチケットが完売した。琴奨菊が約10年ぶりに日本出身力士優勝をした後1日で全チケットがな
さる三月場所、ケガで番付を下げていた若隆景が十両に復帰した。初日から7連勝で大勝ちすると思いきや最終成績は9勝6敗で終わった。十両復帰を好成績で飾れなかった。現役で十両復帰を迎えた力士の成績はどうであ
大関琴ノ若が五月場所から琴櫻を名のることになりそうである。琴ノ若の祖父であり、父琴ノ若の師匠でもある。今のように部屋の力士全員に、頭に琴の字をつけたのは、元琴櫻の佐渡ヶ嶽の代から始まった。 琴櫻とはど
大相撲の土俵は15尺である。出たら負けになるという格闘技はほかにない。ほとんどの格闘技は組むか離れて戦うかのどちらかである。ところが相撲は土俵があるからどちらも兼ねる珍しい特徴をもつ。 15尺土俵に変
これまで四股名あれこれは漢字が中心だった。一から十まで頭につく四股名1文字漢字四股名色の字がはいった四股名東西南北がはいった四股名~花~の(ノ、乃)山などを扱ってきた。 今回は趣向をかえて四股名をひら
引き続き3人の朝潮(汐)をみていこう。 3代目朝潮(男女ノ川)新入幕 昭和3年春場所引退 昭和17年春場所幕内在位35場所最高位 横綱大関在位4場所横綱在位12場所 <男女ノ川のブロマイド> 昭和3
コロナ禍では控えていた巡業も徐々に復活してきている。巡業は協会主催ではなく、勧進元が主催者である。相撲仲間が春巡業の藤沢巡業、靖国巡業にいってきたということを聞いた。 巡業は勧進元次第だが、ずっと実現
三月場所、炎鵬は十両5枚目で9勝6敗と勝ち越した。五月場所、幕内を狙える位置まで番付を上げてくることが予想される。炎鵬が幕内を落ちてから久しい。すでに2年2場所たった。炎鵬は果たして幕内に復帰できるの
高砂部屋には伝統ある四股名がある。朝潮(朝汐)もそのひとつである。現役に朝志雄がいるが、これはあさしゆうと読む。 初代朝汐新入幕 明治23年夏場所引退 明治41年春場所幕内在位36場所最高位 大関大
出羽海の系統で変わった点は2つある。1つが元隆三杉の千賀ノ浦部屋が常盤部屋に変更したこと。千賀ノ浦部屋は元舛田山が春日野(元栃ノ海)部屋から独立しておこした部屋だった。部屋及び出羽一門に後継者がいなく
これからの話は人から聞かされたものであくまで噂の域を出ないものである。まず、そのことをお断りしておく。 ●松鳳山が協会に残れなかったわけ 表面的には年寄株がなかったからである。あるいは長い間元若嶋津の
空中戦というとプロレスのイメージが大きい。サマーソルトキックのエドワード・カーペンテア。連続ドロップキックの名手、フラインクロスチョップのミル・マスカラス。しかし、多彩な空中技で最も強烈な印象を残した
幕下には20歳以下の力士が14人ほどいる。若さは成長につながる。そして幕下を突破するには当然幕下の成績がよくなくてはできない。そこで20歳以下で幕下の成績がいい6人を選んでみた。それが以下である。 向
きたる五月場所、高安は幕内上位に戻ってくる。三月場所は途中まで全勝だったが、優勝争いには加われなかった。これまで優勝争いをしてもことごとく逃してきた。だから、いまだに高安優勝待望は絶えない。 <高安>
三月場所は思いがけず、15日間満員御礼だった。協会のホームページには完売御礼が表示された。去年当日売りがあったが、今回はなかった。見た目は札止めまでいっていないように映ったが、大相撲人気はコロナ緩和と
豊昇龍は現在7場所連続小結・関脇在位中である。きたる五月場所も関脇だから8場所に記録は伸びることになる。この7場所はすべて勝ち越している。 それでいて大関は見えてこない。ここ1年間の成績は54勝36敗
現在8場所連続優勝者の顔ぶれが異なる状態が続いている。場所前の優勝予想がまったくできない。誰が優勝するのかやってみないとわからない日々が続く。 優勝の内訳は横綱1、大関1、関脇3、前頭上位2、前頭中位
さる三月場所、新入幕金峰山は11勝4敗で敢闘賞を受賞した。そのパワー相撲は幕内でも通用した。上位の阿炎にも勝っている。五月場所は幕内上位までいかないと予想される。だが、上位戦が楽しみな力士ではある。
三月場所、最大の死闘は千秋楽十両最後の一番、朝乃山対落合戦であった。大関復帰を目指す朝乃山、幕下1場所で突破した落合。落合は、髪は伸びたが短髪である。 千秋楽の思いがけない大熱戦に館内は驚き、沸き立っ
昨年の七月場所で成長を見せた琴ノ若だが、その後目立った活躍はない。ただ、じわじわと番付をあげ、小結2場所を経験した。きたる五月場所も小結と予想される。ここで改めて琴ノ若と琴ノ若父・祖父琴櫻と比較してみ
現在貴景勝は一人大関である。これは正代の大関降格によって生じたもので、きたる五月場所で3場所目になる。実は貴景勝は以前一人大関の経験がある。豪栄道が引退したときである。このあと朝乃山が新大関となり一人
御嶽海は限界なのか 御嶽海(みたけうみ)は、相撲界のトップである横綱の一人であり、非常に強い相撲を取る力士の一人です。しかし、彼が限界に達しているかどうかは、現時点では明確には言えません。 相撲は、体
三月場所、御嶽海は前頭3枚目で4勝11敗と大敗した。これで6場所連続負け越しである。昨年の七月場所はコロナ部屋ごと休場だから厳密には負け越しとは言い切れない。2勝4敗1コロナ不戦敗8コロナ休場である。