時津風(元時津海)親方が一月場所中雀荘、 歓楽街に何度も外出したとして問題になって いる。コロナ禍のなか不要不急の外出や人 との接触を禁じた相撲協会感染予防に反する ことになった。しかも九月場所前ゴル
技能派横綱栃ノ海が1月29日誤嚥性肺炎で 亡くなられた。82歳であった。横綱で80歳 以上の寿命は稲妻、初代梅ヶ谷、鏡里、初代 若乃花と5人しかいない。本名花田茂広、 青森県出身。花田と青森ということ
2横綱の休場が続く中、一月場所優勝した のは元関脇の大栄翔であった。昨年(2020年) は5場所中4場所2横綱が休場するなか、 大関の優勝は十一月場所の貴景勝だけであっ た。それも大関優勝は2017年
引き続き大栄翔の相撲内容を検証していこう。 採点は5段階で、細かく評価するため0.5を 加点減点することにした。採点基準は勝敗で はなく、大栄翔がどれくらい自分の力を発揮 したかにおいた。 ■8日目
協会のホームページトップには <<協会ホームページ> が表示されている。メディアのなかには大阪 で開催すると報じたところがあった。かと いってチケット販売日・販売法方など詳細は なにも記されてい
一月場所、大栄翔は13勝2敗の成績で堂々と 優勝し、埼玉県朝霞市民を熱くした。一月 場所平幕上位の大栄翔はどのような相撲を 取ったのか。改めて一番一番を検証してみる ことにした。 採点は5段階で、細か
★多数の休場者がでたが 協会発表によると以下である。 ・幕内 全休7人、途中休場1人 ・十両 全休9人、途中休場2人 ・幕下以下 初日から休場81人 途中休場19人 途中出場7人 新型コロナウイルス陽
昨日から降った雨はやむことなく、降り続い ていた。迎えた雨の千秋楽。やはり千秋楽は 特別な日である。進行がいつもより早い。 協会ご挨拶がある。各段の優勝決定戦がある。 各段の表彰がある。そしてこれより
優勝を賭けた2番 2敗大栄翔の平幕8番勝負、7番手は玉鷲 である。玉鷲は5勝8敗と負け越してはいる が、要注意の相手である。ただ上位に定着 していた頃のパワーはやや失われている。 大栄翔あたって突き起
13日目は通常各段の優勝争いが行われる。 今場所は休場力士が多いだけに幕下は2人の 6戦全勝が出るかわからなかった。三段目の 全勝者を破ったことで幕下に6戦全勝力士が 2人でることになった。一人は濱豊
2敗の大栄翔の平幕8番勝負、5番手は明生 である。7枚目でここまで8勝3敗と好成績 をあげている。左四つ寄りの相撲。きびきび した取り口で時には速攻を見せる。大栄翔に とって油断はできない相手である。
1敗の大栄翔の平幕8番勝負、4番手は阿武 咲である。阿武咲はここまで6勝4敗。関脇 照ノ富士・隆の勝、大関貴景勝に勝っている。 相撲は大栄翔のあたってからの突き押しが 決まり、阿武咲は後退。勝利は大栄
貴景勝が10日目から休場した。前日まで無残 な2勝7敗。相撲内容は相手を押し込めず、 破壊力なき相撲が続いていた。押し込めず、 もたもたしているうちに相手の技をくうと いう負けるパターンが目立った。こ
大栄翔平幕8番勝負、2番手は宝富士である。 大関貴景勝・朝乃山に勝っているだけに好調 とみていい。相撲はこう展開した。大栄翔は あたっての突き押し。だが宝富士は踏み込ん で後退しない。大栄翔果敢に攻め
大栄翔の平幕8番勝負が始まった。最初の 対戦相手は輝である。大栄翔にとっては押し やすい対戦相手である。ところが、相撲は 思わぬ展開となった。大栄翔があたって押し 込まんとするが、輝が突き押しで攻めた
7日目、6戦全勝大栄翔の対戦相手は関脇で 4勝2敗の隆の勝である。ここ3場所上位で 勝ち越し、定着してきた新しき実力者である。 その実力者を相手に大栄翔は破壊力、出足を 伴うスピードが加わって、あっと
大栄翔の突き押し相撲はますますさえわたり、 快調に白星を重ねてきた。6日目は関脇照ノ 富士が対戦相手である。先場所千秋楽本割 では押し相撲の貴景勝を捉え、あびせ倒し ことがあった。それだけに照ノ富士が
4連敗中の貴景勝が同じく4連敗の琴勝峰 相手に押してからの突き落としで1勝した。 押し切った相撲ではなかった。だが、相撲は まず1勝して流れを変えることを思えばよし としなければならなかった。国技館内
貴景勝の迷走が続いている。4日目の対戦 相手は宝富士である。奇襲があるわけでは なく、比較的要注意の要素が少ない力士で ある。だが、相撲は宝富士を押し切れない。 まわり込まれ、腕をたぐられる。そのとき
杉山桂四郎氏はかつて大関を受難の管理職に 例えた。下位からは突上げられ、横綱からは 頭をおさえられる存在だった。しかし、いま や横綱は休場中。頭をおさえられる存在では ない。出場したとしても番付上の横
年6場所制が始まるとき、元栃木山の春日野 はこう言った「先場所の優勝者が今場所の 優勝候補になる」と。年2場所のときは実力 が番付以上になることがあった。だが6場所 では間隔が短くなるので急激な実力ア
5人陽性だが、濃厚接触者として部屋全体が 休場扱いになったため、関取16人、力士65人 休場という異例の場所となった。この数字 だけでも驚きである。スポーツニッポン、 サンケイスポーツ、スポーツ報知が
感染白鵬に続き鶴竜の休場が決定した。来場 所引退をかけるというが、本来なら一月場所 に引退する立場であった。今の鶴竜に横綱 の力はない。横綱は横綱の力がなくなった とき、引退しか道はない。休場でも横綱
1都3県の非常事態宣言のなか、一月場所が 始まる。取組編成は通常初日の2日前だが、 今回は前日になる。感染した白鵬の休場は 決定的である。鶴竜はまだ判明していない。 しかし、稽古十分とはいえない。退院
貴景勝の壁になると語っていた白鵬。だが、 新型コロナウイルスに感染した白鵬の休場は 決定的なので、貴景勝15番勝負では触れない。 なお、ほかの宮城野部屋の力士は陰性だが、 濃厚接触者として出場をどうす
ここへきて白鵬の新型コロナウイルス感染で 休場が決定的になってきた。3日に嗅覚が 異常になり、4日にPCR検査を受けたら 判明したという。横綱の感染はショッキング なできごとであり、影響は大きい。石浦
朝乃山が始動している。北の富士さんから 指摘されていた合同稽古に参加した。貴景勝 と激しい三番稽古をし、白鵬の胸を借りた。 横綱を目指すという。昨年(2020年)はつい に1回も優勝がなかった。 <2
先場所優勝した貴景勝の綱取りが注目されて いる。九月場所は12勝で優勝次点であった ことが弾みをつけている。しかし、現代は 年6場所である。3場所で決めて問題はない のだろうか。玉の海梅吉氏は5場所を
2020年の年間最多勝は貴景勝に決まった。 成績は5場所で51勝だった。1場所平均10.2 勝だった。年間最多勝としては物足りない 成績である。それはなにも2020年に限った ことではない。ここ6年間
2020年5場所の休場は以下になった。 横綱8人 大関3人 幕内16人 十両6人 幕内と十両には出場停止になった阿炎が含ま れている。部屋でクラスターが発生して全員 休場となったケースが十両で2人いる
日本相撲協会の2020年度の赤字は55億円なる 見通しだという。年度というからには2020年 4月から2021年3月までである。無観客開催 となった2020年三月場所は入っていないわけ である。その原
「ブログリーダー」を活用して、denkourikiさんをフォローしませんか?
2日目、愛知の相撲仲間と出会った。彼から様々な情報を得ることができた。2日目は客足が早かった。理由は炎鵬が序ノ口に登場するからである。応援空しく敗れたという。首はこわい。体が不自由になる恐れがあった木
七月場所が始まった。初日は幸い危険な猛暑とはいかず、霧雨がいくぶんあったほどであった。 先場所優勝した大の里は新関脇として登場した。対戦相手は番付を成績以上に大きくアップ下御嶽海である。御嶽海はここの
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために、七月場所の初日から千秋楽まで愛知県体育館で観戦します。 <七月場所の案内> 名古屋で観戦
14日から酷暑の七月場所が始まる。第2日曜として最も遅い日になった。そのためオリンピックと重なる日が出てくる珍しい興行となった。あくまで予定だが、愛知県体育館が会場となるのは今年が最後である。 <大の
■難敵引き続き3人目以降の難敵をみていこう。 11(××〇×××)10高安かなり接近した対戦成績である。貴景勝が初優勝したときははずみで負けている。もつれると貴景勝は危ない。 1(××××〇●)1平戸
令和元年は五月場所から始まり、現在30場所を経過した。令和2年に1場所中止になっている。開催したものの無観客が1場所ある。また13時入場の場所もあった。 令和の関脇以下の優勝力士キラーは誰か。ただし、
■三賞獲得9回 鶴竜 殊2・技7鶴竜は志願兵だった。大相撲の入門志願をしたため日本語がわかる教授に翻訳してもらい、それを日本相撲振興会に送った。受け取った会長は会員と相談後井筒(元逆鉾)に託して入門が
貴景勝は3場所連続休場中である。三月場所角番だったが、七月場所再び角番である。こうした状況は貴景勝の角番が容易ならざるものにしている。貴景勝の具体的な対戦相手から角番脱出がなるか、検討してみよう。 ■
先場所優勝した大の里。場合によっては七月場所の成績・相撲内容次第では大関もあり得る。実現したら入幕5場所目に大関という年6場所制では驚異の記録になる。 これは大の里がすごいのか。筆者は長年大相撲をみて
■三賞獲得9回今回取り上げる力士は偶然横綱までいった方々である。 旭富士 殊2・敢2・技5立浪(元安念山=2代目羽黒山)部屋の分家大島(元旭國)部屋出身。近大に進学したが、2年のとき中退。柔軟な体で津
大関の座を開け渡した霧島が復帰にむけて始動している。首の痛みが引き、優勝を目指すつもりで10勝以上をあげるという。大関から落ちた直後の場所、10勝以上で復帰できる規定によるものである。 6場所制ととも
照ノ富士の一人横綱が続いている。照ノ富士が新横綱のとき白鵬はコロナ部屋ごと休場だった。場所後引退した。照ノ富士の一人横綱は番付上きたる七月場所で17場所に及ぶ。その照ノ富士は休場がちである。すでに晩年
■三賞獲得9回 大麒麟 殊5・技4体が柔軟でもろざしから吊り。うっちゃりもあった。四つは右四つで素質・素材はすばらしかった。ここ一番に弱く大関のチャンスを2度逃し、3度目で手中にした。優勝はついになか
プロレスの本を読んでいると、相撲につながる知られざる面が多々ある。本は闘魂と王道というタイトルで副題として昭和プロレスの16年戦争としている。著者は堀江ガンツ氏で株式会社ワニブックスより発行された。5
7月に入って、七月場所の番付が発表された。1横綱3大関と寂しくなった。先場所優勝した大の里は新関脇となった。入幕から4場所目のことであるから驚異の新人である。 <大の里(右)> 平戸海が小結に昇進した
阿炎阿炎が優勝したのは2022年十一月場所である。優勝決定巴戦を制しての結果であった。その後の阿炎は73勝62敗である。大関戦は8勝10敗である。負け越しは1場所しかない。阿炎としてはよくやっている、
■三賞獲得8回引き続き三賞8回獲得者をみていこう。 黒姫山 殊4・敢3・技1幕下にいる黒姫山の祖父である。立ち合いの強烈なぶちかましからの突き押しでD51と呼ばれた。再入幕2場所目に敢闘賞を受賞した。
照ノ富士混迷の時代、照ノ富士は3回優勝している。7回目、8回目、9回目の優勝である。それだけ聞くとよくやっていると思いがちだが、つぶさに検討すると、そうはいかない。7回目の優勝後の成績は58勝25敗9
三賞が実施されたのは昭和22年秋場所であった。相撲人気の低迷脱出に記者クラブと相撲協会が考案した。ファンにも力士にも好評であった。優勝はどうしても限られた者、選ばれし者になってしまう。三賞なら誰にでも
混迷の時代は2022年一月場所から始まった。誰が優勝するか場所前から予想できない。ときには思いがけない力士が優勝したりする。混迷の時代の優勝者はその時はヒーローである。しかし、その後はどうしているのか