母は私の事を「大切に育てた。」とよく言っていた。 その言葉のどこかにずっと違和感があった。 畜産業の人たちは牛や豚を大切に育てる。 ただ、それは牛や豚が成長し自立して社会に出て行けるように飼育するのではない。 牛さんや豚さんは大切に育てられるが、独り立ちはしない。 食肉加工工場に高値で売られるのだ。 独立し世の中で生活していくようには決してならない。 それと似ている。 サーカス小屋の動物で…
ドラマが大好きで、恋愛物やサスペンス、推理物など連ドラを見ています。ドラマの感想を書いています。
父はギャンブル依存症。 母は教育熱心で過干渉。自宅で洋裁の仕事に追われ、休みの無い日々。 そんなアンバランスで異常な環境に育った生い立ちも書いています。 他に『エリート志向の闇〜平気で嘘をつく子供』など。
何が間違えていて、何が正しかったのか。自分がどんな家庭で育ったのか。当たり前の親なら、まず子供の歯の事を気にかける。ほんの少し想像力を働かせれば分かる。相手の立場になって物を考えれば、生き易いか生き辛いか、すぐに分かるはず。 現実感。 それが両親には欠けていた。 * * * * * * * * 長い年月を経て、前歯のブリッジがとうとう限…
優しさに溢れた登場人物たちのゆっくり、まったりとした時間が流れていきます。そして湊斗(鈴鹿央士)は決断し紬(川口春奈)に別れてと告げます。 自分の幸せを手放すこの判断は果たして…。 物語がどういう方へ向かうのか戸惑います。(・・。)ゞ 紬(川口春奈)は湊斗(鈴鹿央士)を好きだとハッキリ自覚している、そう描かれている。 なのに突然、別れを告げられて。 あまりにも唐突。 視聴者として…
どんどん面白くなってきました!!サイコサスペンスだよね。麦ちゃんやっぱり最初から怪しいと思ってたらその通り。普通の女子大生の訳ないじゃん。笑)彼女も多重人格なのかなぁ。過去を知ったエイジ(山田涼介)は京花(門脇麦)ちゃんの支えになろうとしますが…。 サイが退場して半グレ集団の残虐シーンが無くなって良かった~。 強烈だったよ。 これからはサイコミステリの心理的な怖さで進みそう。 京花ち…
あす花(本田翼)は本当に健気。明るい、一生懸命。セリフも自然体なトーンで初回より落ち着いた印象。 商店街の面々にブルームを売り込むシーンは熱かったね。〓 着ぐるみでイベントの手伝いをしていたのは弾(高橋文哉)でした。 皆のために奔走してくれたあす花のために…ですね。〓 いつも不貞腐れた態度だけど、いいところあります。 酔って歩けないあす花をおぶって寮までって優しいし。 自分を…
眞栄田郷敦の追い詰められたような悲壮な表情とセリフ回し、目力が怖い。笑)拓朗(眞栄田郷敦)が恵那(長澤まさみ)に冤罪事件を取り上げて欲しいと頼むところからドラマは緊張感と怖さに包まれていきます。 プロデューサーの村井(岡部たかし)が強烈な個性を放ち。 セクハラ、パワハラ発言の洪水。 どこからあんなに他者を責め立てるエネルギーが出てくるのか…。 ヘアメイクのチェリー、大山さくら(三浦…
那由他(山崎賢人)が「SAGAS」へ契約に向かう隼人(松下洸平)を追いかけ、もう一度自分たちのゲームを作ろうと熱く呼びかけるシーンは良かった。 だけどそこへ辿り着くまでが長く、15分拡大という事で説明セリフも多くてこの疲労感は何?て感じでした。 もう全部、海(岸井ゆきの)の活発な働きかけと口説きと。 そしてセリフで説明してしまって。 積極的でガンガン攻めるタイプですね。 隼人(松下洸平)…
微妙な空気感に考えさせられます。想(目黒蓮)を想う湊斗(鈴鹿央士)の気持ち。友達だったのに自分に何も打ち明けずに姿を消してしまった想。そして紬(川口春奈)を譲る様な言葉を残して音信不通に…。 それは怒るよね。 親友なら信頼関係があったはずだし。 誰にも知られたくなかった気持ちは分かるけど。 湊斗(鈴鹿央士)にだけは伝えておいて良かったのかも。 想(目黒蓮)は紬(川口春奈)の将来を…
前の歯で物を噛み切る。 上下で挟んで切るから、きれいに食べられる。 私のは二重になっていた。 みかんの房を前歯で挟んで果肉を引き抜いて食べようとしても、二重になった奥の歯が邪魔して、水分が飛び散り上手く食べられない。 林檎もきれいにかじる事はできなかった。 物を食べるささやかな行為と幸せ。それが不可能な歯。 それは些細な事かもしれない。 些細でない事もある。 舌に当たって常…
エイジ君の京花ちゃんへの愛が凄かった。〓命がけで助けに行ったね。拷問シーンは痛そうだったけど、エイジ君が主役なので死なないと思いました。桃井刑事はサイを撃ってしまいました。 サイはこれで退場。 これじゃ証言を得られないじゃん。 生きてられると何か不都合な事あるの? 桃井刑事、ちょっと怪しい。 しかし…門脇麦の京花ちゃんも、最初から配役的に絶対怪しそうと思ってる。笑) 顧客リストは…
少女漫画そのものって設定。寮の中の様子が描かれ、初めの20分くらいは舞台の状況説明。竹中直人が現れて、もっと漫画チックに。そして登場人物が一気の出揃います。活気があります。あす花を演じる本田翼の演技が後半に行くにしたがって落ち着きが無く、上滑りしていく感じが…。(^^;)浮いてますよね。何かセリフを言わされているような。 大急ぎで台本を覚えて感情を表現してって事に追われているような。 テンシ…
山崎賢人のロングヘア、よく似合っていますね。ちょっとキムタクの若い頃をイメージしました。端正な顔立ちでドラマの華。ヒロインの岸井ゆきのはさばさばした性格。恋愛よりもお仕事。サクセスストーリーがメイン。分かり易いですね。 ゲーム業界って分からないのでリアルなのかそうでないのか。 高度な技術が必要そう。 経験やセンス、那由他(山崎賢人)の言う通りアイデアが勝負。 和客の男性陣が渋い。 …
時間がゆっくりと流れていくドラマ。紬(川口春奈)は想(目黒蓮)に会いたいと願い、もうその時点で気持ちが動いている。二人で同じカフェで待ち合わせしてスマホや手話で語り合ってる様子は、もうヨリが戻ったかのよう。 恋の再燃。 そういう空気感しかないですね。 紬(川口春奈)と想(目黒蓮)の二人がどうなっていくのかもうラストが見えてはいる。 気の毒な湊斗(鈴鹿央士)。 ラストシーンの踏切を…
見どころはエイジ(山田涼介)がサイ(尾上松也)の部屋に忍び込んでパソコンの情報を盗もうとするシーン。ハラハラドキドキでこういうシチュエーション、サスペンス物でよくあるよね。 ^_^ 予想通りサイは警察から早く解放され、戻って来ました。 エイジ、間一髪でお店の火災警報器が鳴り、サイたちは離れて行きますが。再び鍵の異変に気付き戻って来ます。 窓の鉄格子が外れて落ちているのを見て、外へ逃げたものと思…
分かり易いし優等生ドラマだなぁと思いました。 「長いものに巻かれろ…。」岩崎和佳(奈緒)が高校生の時に味わった苦い体験。事なかれ主義が賢い。目立たず水面下でひっそりと。そういう生き方しないと集団から浮いて外されてしまう。 しきたり、古い因習、そういうものに抗って損をするのは賢くない。 だけどその悔しい思いが根底にあって、負けず嫌いの和佳は動き出すんですね。 漁師の片岡洋(堤真一)さん…
ラストシーンの紬(川口春奈)と想(目黒蓮)の再会。目黒連の演技に圧倒されました。これまで本当の事を言わずに黙って耐えていた心の内が一気にあふれ出し、それが手話となって視聴者には字幕で伝えられる。 紬には想が何を言っているのか分からない。ただ彼が聴覚を失っているという事実。あまりにも受け入れ難く。だけど筆談しようとバッグに手を入れます。筆談はとても時間がかかります。言葉があふれ出し感情的になっ…
門脇麦が普通の女の子の訳が無い。主人公に寄り添う優しい彼女で済む訳がない。笑)それにしても残虐シーンは観るのキツかったなぁ~。佐井(尾上松也)のキャラ作り込んだビジュアルも凄かった。迫力あり過ぎ!! 門脇麦をはじめ尾上さんといい、エンケンさんといい妻役の人、それから八野衣の早乙女太一も…「ミステリと言う勿れ」の出演者が多いよね。 思い出してしまった。 ^_^ サスペンスとして面白くなっ…
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母は私の事を「大切に育てた。」とよく言っていた。 その言葉のどこかにずっと違和感があった。 畜産業の人たちは牛や豚を大切に育てる。 ただ、それは牛や豚が成長し自立して社会に出て行けるように飼育するのではない。 牛さんや豚さんは大切に育てられるが、独り立ちはしない。 食肉加工工場に高値で売られるのだ。 独立し世の中で生活していくようには決してならない。 それと似ている。 サーカス小屋の動物で…
21日(土)は仕事があったので教会のミーティングには行けませんでした。 昨日は生野区の教会でクリスマス・フェローがあったので参加しました。 静かでした。 近くの公園はイルミネーションが綺麗で、普段とは様子が違っていて驚きでした。
小学生の時は図書室にいるのが好きだった。 小説をよく読んでいた。それは中学生になっても同じで推理小説が好きで海外の有名な作家のをいろいろ読んでいた。 10代後半頃から映画を観に行くようにもなった。 今から思うと「現実逃避」だったのかもしれない。 やがてレンタルビデオの時代になり、借りてはビデオデッキで鑑賞した。 そしてテレビドラマにも入り込むようになった。現実から目をそらす事で呼吸していたよう…
今日も阪急茨木市駅周辺に用事があって行きました。阪急高槻駅前の商店街もよく行ってたっけ。あのお店、ニチイやサティの名称だったよね。家にいるより外へ出たかった。母親といたくなかった。果てしない時間を費やした。自助グループとの出会いが無く正しい知識を持っていなかった。無知でどうにもならない日々。 衣食住はあったけど、やっぱり母親の考えや価値観は全部とは言わないまでも病んでいるし間違えている。 特に子…
なじってけなして従姉と比べて、さげすんで見下して…母は子供の育て方を知らなかった。私の自尊感情を下げ、不安神経症にした。 「自傷皮膚症」「強迫性皮膚摘み取り症」という今は名前が付いている。神経症状が出るほどの孤独と不安。その寂しさは年齢が上がるにつれ怒りとなって外へ向かった。私は自分の感情を感じ取る事ができていない。怒りの底にあったのは寂しさ。 母の承認欲求の強さ。何も…
木曜日、ベランダの溝の掃除をしました。 この日は思い立って急にという感じです。前から気になっていた場所でした。 前日の水曜日、電球が切れてしまい、玄関が薄暗いのは嫌だったのですぐに取り換えようと思いました。 それで翌日の昼過ぎに家電量販店へ買い物に。 踏み台に乗って取り換え完了。 その後、洗面所で使っていた扇風機が故障で動かなくなっていたので、これも梅雨入りする前に何とかしなくては…
3日 小寺池図書館、3時から視聴覚室で西村琴乃の演奏を聴きました。 西村琴乃(サックス), 植田良太(ピアノ), 池田安友子(パーカッション)という3人編成。 オリジナルでしたが爽やかで聴きやすいサウンドでした。 富田コミュニティセンターグラウンドに行き4時からスティーヴ エトウの演奏。パーカッション、etcその他という表記。 前日に腰をひねったという話をするスティーヴ エトウ。 「ぎっくり腰」という言葉…
天正寺のミーティングに参加しました。法人部門の設立に関しての説明会。仲間からのメールで知りました。どんな内容かは分からなかったけど、行く事にしました。 駅から四天王寺の中を通ると近道です。 墓地の入り口から入って中に進むと出店が並んでいて人も多く、これまで知っていた四天王寺の様子とは違っていました。 抜け道の東門を見失ってしまいました。 四天王寺の中をぐるぐると彷徨う事10数分。 …
用事があってJR吹田駅へ久しぶりに立ち寄った。 懐かしかった。駅前の建物の外観はそれほど変わっていない。 よく楽器店の会議で吹田に通っていた。 その当時は自分にどんな未来があるのか想像つかなかった。 両親が離婚し、問題はすべて解決したかに思えていた。 子供時代の陰鬱な世界。そこから解放されたと思っていた。 実は母が毒親で自分にとってかなり有害だとは分かっていなかった。 父親は…
健康保険証が書留で届きました。 再配達で受け取ることになりましたけど。 マイナンバーカードを取得して紐付けしていても、紙の保険証は届くんですね。 使いやすさは紙の方だから。 マイナカードを持ち歩くよりはいいですね。 2023年10月12日(木) 西宮北口まで行きました。 ステップセミナーに参加しました。 西宮グループは初めてです。 駅からすぐのビルの6…
3か月ぶりにレントゲン検査。 いい結果でホッとしました。 朝、9時半の予約は待ち時間もほとんど無く、すぐに名前を呼んでもらいました。 診察も同じ様にほとんど待たなくて済みました。 午後からの予約の時は、待ち時間が長かったので拍子抜けするくらい。 2023年10月2日(月) 昼から近所の病院でコロナのワクチンを打ちました。 5回目です。 オミクロン株対応1価…
帰りはJRを利用しました。 5時ごろ、阪急正雀駅で人身事故が発生。京都方面も梅田方面も列車は止まっていると改札口で駅員の方がアナウンスしていました。 JR岸辺駅は何十年ぶりでしょうか…。 都会的でモダンで、天井が高く広々とした空間に驚きました。 昔の面影はありません。 摂津富田まで190円。 阪急より10円安く乗れました。 2023年9月9日(土) 日曜日はデジタル商…
近くのコンビニが閉店になります。 台風が来るので食料品をもう少し買い足しておこうかと行ったのですが。 閉店セールで商品が50%OFF!! もちろん半分程度は対象外。 前はファミマだったそのお店。 セブンイレブンになってどのくらい経つのかなぁ。 駅前なんだけど、ちょっとパンなどの種類、数が少ない気がしていました。 コロナ以降、近所のお店の移り変わりが早いですね。 美容院やブテ…
金曜日は鶴橋に行きました。 JRで運賃は480円。 教会でミーティング。 間仕切りのガラス戸といいレトロな雰囲気のする建物。 7時30分始まり。 時間の経過とともに少しづつ人数が増え。 10人ほどの集まりになりました。 フェローはファミレスで6人。 活気があって賑やかでした。
土曜日は淡路へ出掛けました。 阪急電車で。 240円でした。 いつの間にか値上がってるんですよね。 そうそう、「何気に運賃が上がってる。」と知人が言ってたっけ。 淡路駅周辺は開発が進んでかなり綺麗に。 でも線路の下、西側への通路、階段付近は…。 あまりきれいではありません。 反対側との落差を感じるけど。 こちらも整備されていくんでしょうね。
JR摂津富田から大阪駅までいつの間にか値上がっててビックリ! 290円だって…。(;^_^A 今日は歯医者さんへ。 定期健診、予約の日でした。 歯ブラシ、一本購入しました。 330円です。 帰りは阪急の切符売り場に寄ってみました。 え?阪急も値上がってるのね。 JRと同じ値段。富田まで290円…。 だったら阪急電車で帰ろうっと。(o^^o) 成城石井はaupay、paypayどちらも使えな…
浦島乙、登場。しかし公式サイトの人物相関図にも載っていない。(^^;) 彼女はエイジ(山田涼介)が養子として入ってから両親の愛を全部持って行かれたと思い、憎しみを募らせてたんです LLはエンケンさんだってのはもう、他の登場人物がいないから。 痛みを感じない体質って辛いよね。 そして家族で北海道旅行中に猟奇殺人しましたって。 それはあり得るのか…?? 奥さん、何か気付くよ。 かなり無茶な…
拓朗(眞栄田郷敦)が主役だった第5話。活躍しました!一人の人間として男として成長していく拓朗。母親の元を離れ、事件から逃げた恵那(長澤まさみ)とも距離を置き、独自で取材を続けます。 自転車を買って走ります。 飲み屋の女性が自分の息子と目撃証言をした西澤(世志男)の息子が同級生だと情報提供をします。 そこから同級生の友人グループに会い伝言を頼みます。 名古屋に行き西澤の妻に会います。そし…
静かで穏やかで優しさに溢れたドラマだと思います。でもどこか物足りない。あんなゆっくりな会話でフラストレーションは溜まらないのでしょうか?いつか破綻してしまいそう…。 聴こえる人、途中から聴こえなくなった人。そして生まれた時から聴こえない人。 それぞれの立場で見る風景は異なって来ます。 そういう立場の違いからくる見解の相違。 いろいろと説明されていると思います。 どう?こういう着眼点面…
暗い森の中で繰り広げられる舞台劇、そして壮絶な一幕が下りました。初回からの半グレ集団が宴会をする残虐な世界観とは全く違い。猿渡(高嶋政宏)と桃井(桜井ユキ)の互いへの「愛」から罪を重ねていく姿が描かれました。シェークスピア悲劇のような、人間の業の深さ。愛するが故の醜くおぞましい姿。 そして滅んでいく…。滅びの美学、退廃美。 エンタテイメントの極致を見せられた気がします。 桜井ユキは常…
3日 小寺池図書館、3時から視聴覚室で西村琴乃の演奏を聴きました。 西村琴乃(サックス), 植田良太(ピアノ), 池田安友子(パーカッション)という3人編成。 オリジナルでしたが爽やかで聴きやすいサウンドでした。 富田コミュニティセンターグラウンドに行き4時からスティーヴ エトウの演奏。パーカッション、etcその他という表記。 前日に腰をひねったという話をするスティーヴ エトウ。 「ぎっくり腰」という言葉…
天正寺のミーティングに参加しました。法人部門の設立に関しての説明会。仲間からのメールで知りました。どんな内容かは分からなかったけど、行く事にしました。 駅から四天王寺の中を通ると近道です。 墓地の入り口から入って中に進むと出店が並んでいて人も多く、これまで知っていた四天王寺の様子とは違っていました。 抜け道の東門を見失ってしまいました。 四天王寺の中をぐるぐると彷徨う事10数分。 …
用事があってJR吹田駅へ久しぶりに立ち寄った。 懐かしかった。駅前の建物の外観はそれほど変わっていない。 よく楽器店の会議で吹田に通っていた。 その当時は自分にどんな未来があるのか想像つかなかった。 両親が離婚し、問題はすべて解決したかに思えていた。 子供時代の陰鬱な世界。そこから解放されたと思っていた。 実は母が毒親で自分にとってかなり有害だとは分かっていなかった。 父親は…