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2009/02/01

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  • 前郷駅発行 羽後黒沢駅ゆき片道乗車券 ~その2

    前回エントリーで、矢島線(現・由利高原鉄道鳥海山ろく線)の前郷駅で発行された、同駅から羽後黒沢(現・由利高原鉄道鳥海山ろく線黒沢)駅ゆきの補片で発行された片道乗車券を御紹介いたしました。御紹介の券が発行された1984(昭和59)年9月の段階では同駅の補片が欠札になっており、羽後本荘駅の券で代用されていましたが、2が月後の11月になりますと、正式な同駅の券が再度設備されておりましたので御紹介いたしましょう。1984(昭和59)年11月に同駅で発行された、羽後黒沢駅ゆきの片道乗車券です。青色こくてつ地紋の発駅が印刷されたものになります。再掲いたしますが、2ヶ月前に発行された羽後本荘駅用の券の代用券になります。発行日付印や下車前途無効印、「◯小」印は同じものと思われますが、着駅である「羽後黒沢」の印については、...前郷駅発行羽後黒沢駅ゆき片道乗車券~その2

  • 前郷駅発行 羽後黒沢駅ゆき片道乗車券 ~その1

    1984(昭和59)年9月に矢島線(現・由利高原鉄道鳥海山ろく線)前郷駅で発行された、羽後黒沢(現・由利高原鉄道鳥海山ろく線黒沢)駅ゆきの片道乗車券です。青色こくてつ地紋の補充片道乗車券(補片)で発行された、小児用券になります。当日、同駅では補片の在庫が切れた「欠札」の状態になっていて、羽後本荘駅のものを転用して使用されていました。そのため、発駅および発行駅名の部分に駅名小印が捺され、「前郷」と訂正されています。ただし、同駅は業務委託駅になっていますので、発行駅名部分については「前郷駅発行」ではなく、「◯委前郷駅発行」が正しい表記になります。拡大してみましたが、同駅の駅員氏は大変筆圧が強かったようで、着駅である「羽後黒沢」のところにはこの券の上に重ねられておりました1枚前の券を発行するときに書いたとおもわ...前郷駅発行羽後黒沢駅ゆき片道乗車券~その1

  • 京成電鉄 京成成田から京成上野ゆき 片道乗車券 ~その2

    前回エントリーで京成電鉄京成本線の京成成田駅で発行された、同駅から京成上野駅ゆきの片道乗車券を御紹介いたしました。当日は同行者がもう1名居りまして、乗車券も別々の窓口で購入いたしておりましたので、今回はもう1枚の同区間の乗車券を御紹介いたしましょう。前回エントリーと同じ1974(昭和49)年1月3日に京成成田駅で発行された、京成上野駅ゆきの片道乗車券です。こちらは鼠色JPRてつどう地紋のA型一般式大人・小児用券となっており、「月日から有効」という前売用の欄か設けてあります。前回御紹介いたしました券を再掲いたしますが、大きさや様式が全く異なっておりますが、同じ日・同じ区間の金額も同じ乗車券になります。前回御紹介いたしましたB型券(2枚目の券)はごく一般的な乗車券用として設備されていたもので、今回御紹介のA型...京成電鉄京成成田から京成上野ゆき片道乗車券~その2

  • 京成電鉄 京成成田から京成上野ゆき 片道乗車券 ~その1

    1974(昭和49)年1月に、京成電鉄本線の京成成田駅で発行された、京成上野駅ゆきの片道乗車券です。青色JPRてつどう地紋のB型相互式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。当時の同社社線内完結の相互式券は特徴的で、発着駅名が縦書きになっており、矢印のあたりが間の抜けたイメージがありました。裏面です。券番の他、発行駅名、「発売当日限り有効下車前途無効」の文言が記載されています。また、発行駅名の右にあります「(47.2)」という表記は、この券が印刷された納入された時期と思われます。京成電鉄京成成田から京成上野ゆき片道乗車券~その1

  • (中)大久保駅発行 70円区間ゆき片道乗車券

    1977(昭和52)年1月に中央本線大久保駅で発行された、同駅から70(小児30)円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式小児専用券で、東京印刷場で調製されたものです。この券は当時、管理人が習い事で週1回ほど同駅まで通っていたのですが、通常は券売機で乗車券を購入していましたが、窓口でも硬券を発売していることを知って購入したものです。大久保駅のように国鉄線に同名の駅が複数ある場合、発売する乗車券の頭に所属線名を示す文字が冠されており、同駅の場合は中央本線の「(中)」の文字が冠されていました。しかし、東京地区では近距離乗車券への所属線名符号は、有効区間内に同名の駅が存在しないことから省略されていることが多く、券売機券については「(中)」の文字は省略されていました。再掲いたしますが、民間印刷券(...(中)大久保駅発行70円区間ゆき片道乗車券

  • (奥)大久保駅発行 200円区間ゆき 片道乗車券

    1986(昭和61)年7月に奥羽本線大久保駅で発行された、同駅から200円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、国鉄末期に登場した民間印刷券になります。民間印刷券はオフセット印刷方式が採られており、活版印刷で作成された券よりもスッキリとした感じを受けます。奥羽本線の大久保駅は秋田県内の駅で、国鉄線には他に、中央本線と山陽本線にも同名の駅が存在するため、奥羽本線の駅であることを示す「(奥)」の文字が駅名の頭に冠されています。(奥)大久保駅発行200円区間ゆき片道乗車券

  • 福井鉄道 越前武生駅から北府ゆき 片道乗車券

    2015(平成27)年10月に、福井鉄道福武線の越前武生(現・たけふ新)駅で発行された北府(きたご)駅ゆきの片道乗車券です。薄緑色福井鉄道自社地紋のA型矢印式券で、窓口端末で発券されたものになります。前回エントリーいたしました通り、越前武生駅は北陸新幹線敦賀延伸によって越前たけふ駅が開業したため、混乱を避ける意味合いで「たけふ新駅」に駅名が改称されています。また、着駅である北府駅は「きたご」と読む難読駅ですが、2010(平成22)年に西武生駅から駅名改称されています。福井鉄道越前武生駅から北府ゆき片道乗車券

  • 福井鉄道 越前武生駅発行 普通入場券

    2015(平成27)年10月に、福井鉄道福武線の越前武生(現・たけふ新)駅で発行された普通入場券です。福井鉄道自社地紋のA型券で、窓口端末で発券されたものです。同駅は1924(大正13)年に同社の前身である福武電気鉄道の武生新駅として開業し、1945(昭和20)年に同社と鯖浦電気鉄道が合併して福井鉄道になった際に福井鉄道の駅になっています。その後、武生市が合併によって越前市になったことから、2010(平成22)年に越前武生駅に改称されましたが、北陸新幹線敦賀延伸の際に新幹線単独駅である越前たけふ駅の開業に伴い、読み方が同じ駅が別々にあるということから混乱を招くと判断され、2023(令和5)年に越前市と福井鉄道が協議の上で再度駅名改称が行われ、現在のたけふ新駅になっています。福井鉄道越前武生駅発行普通入場券

  • 西武鉄道 西武新宿駅から30円区間ゆき 片道乗車券

    前回エントリーで、西武鉄道新宿線の西武新宿駅で発行された、同駅から40円区間ゆきの単能式券売機券を御紹介いたしましたので、同時期の多能式券売機券を御紹介いたしたいと思います。1972(昭和47)年2月に西武新宿線の西武新宿駅で発行された、同駅から30円区間ゆきの片道乗車券です。黄色せいぶてつどう自社地紋の金額式A型券で、単能式券売機で発行されたスミインク式券になります。様式的には現在でも使用されておりますサーマル式の券売機券と同じになりますが、大人運賃が30円に対し、小児運賃が5円刻みの15円であるところに時代を感じさせます。単能式券売機はお金を入れれば乗車券が発券されるという利点がある反面、大人用1種類の券しか発売できないという欠点がありますが、単能式券売機はお金を入れてから、乗客自身が求めている金額お...西武鉄道西武新宿駅から30円区間ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 西武新宿駅から40円区間ゆき 片道乗車券

    1974(昭和49)年11月に西武鉄道新宿線の西武新宿駅で発行された、同駅から40円区間ゆきの片道乗車券です。黄色せいぶてつどう自社地紋のA型金額式券売機券で、単能式のスミインク券です。当時の同社の券売機券は、単能式券については硬券に準じた様式の金額式券になっておりました。そのため、単能式の券売機が淘汰されていく毎にご紹介の様式が無くなっていき、昭和50年代後半には消滅しています。記憶では、国分寺駅の国鉄管理出札口にあった券売機が、一番最後まで残っていた単能式であったような気がしますが、当該機は国鉄管理であったためか桃色PJRてつどう地紋のキレート式券になっており、ご紹介のような黄色自社地紋のスミインク式券がいつ頃消滅したか、定かではありません。西武鉄道西武新宿駅から40円区間ゆき片道乗車券

  • 尾久駅発行 120円区間ゆき片道乗車券

    1984(昭和59)年3月に、東北本線尾久駅で発行された、同駅から120円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。同駅はさほど混雑のある駅ではなく、券売機も設備されている駅ではありますが、窓口の券箱には120円区間ゆきの硬券が設備されており、特に発売制限があるわけでもなく、お願いすれば普通に出してもらうことができました。恐らくは券売機故障時の非常用として設備されていたものと思われますが、東京都区内の駅で、近距離用の硬券を常時発売している珍しい駅でした。この当時では池袋駅が日常的に硬券の近距離券を発売している駅としての例がありましたが、日常的に硬券を発売してはいないものの、お願いすれば発売してもらえた駅としては、同駅の他、原宿駅の本屋口が挙げら...尾久駅発行120円区間ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 本川越から東村山ゆき 特急券・乗車券一様券

    2024(令和6)年2月に、西武鉄道新宿線の高田馬場駅特急券窓口で発行された、本川越駅から東村山駅までの特急券と、本川越駅から武蔵関駅ゆきの乗車券の一様券です。桃色PJRてつどう地紋の85mm券になっています。前回エントリーの特急券と乗車券が同区間の一様券とは異なり、ご紹介の券は特急券の区間と乗車券の区間が異なる状態での発券になっています。JR各社ですと、このような場合には特急券と乗車券が別々に発券されますが、同社の場合は1枚にまとめての発券になります。特急券と乗車券の区間が異なる場合ですと、表題の「Ltd.ExpressTicket」の表記が無く、乗車区間も特急券区間は「特:」、乗車券区間は「乗:」と2段書きになっているところが異なります。その他、発売額の記載方法は、特急券と乗車券が同区間の一様券と同じ...西武鉄道本川越から東村山ゆき特急券・乗車券一様券

  • 西武鉄道 西武新宿から本川越ゆき 特急券・乗車券一様券

    2024(令和6)年2月に、西武鉄道新宿線の高田馬場駅で発行された、西武新宿駅から本川越駅ゆきの特急券(前売)と乗車券の一様券です。桃色PJRてつどう地紋の85mm券で、特急券窓口で購入したものです。ご紹介の券は前売りの特急券の他、特急券と同区間の乗車券が付けられており、1枚にまとめられた一様券になっています。表題の「Ltd.ExpressTicket」の下に「特急券・乗車券」と記載され、発売額の表示は運賃と特急料金がそれぞれ記載され、その合計額(=発売額)が「合計」になっています。また、「特急券:指定列車に限り有効」「乗車券:当日限り有効」という注意書きが表記されています。こちらは以前ご紹介した同区間の特急券になります。乗車券と一様になっている券と比較いたしますと、表題の「特急券・乗車券」の表記が「特急...西武鉄道西武新宿から本川越ゆき特急券・乗車券一様券

  • 〇社 高田馬場駅発行 800円区間ゆき 片道乗車券

    前回エントリーで「〇社」高田馬場駅で発行された590円区間ゆきの大人・小児用の片道乗車券をご紹介いたしました。同窓口では100kmまでの国鉄近郊区間についての乗車券を扱っており、当時は51km以上の区間については地図式券になっておりました。1984(昭和59)年12月に発行された、同駅から800円区間ゆき小児専用券(400円)です。桃色こくてつ地紋のB型地図式小児専用券で、東京印刷場で調製されたものです。東京印刷場管内では、51km以上の区間については地図式もしくは相互式が使用されることになっており、着駅が複数ある区間については地図式が多く採用されていました。東京印刷場の地図式券は発行駅名が表面に記載されていますが、少々見づらいですが、「〇社」の窓口で発券されたものであっても発行駅名の頭に「〇社」の符号は...〇社高田馬場駅発行800円区間ゆき片道乗車券

  • 〇社 高田馬場駅発行 590円区間ゆき 片道乗車券

    前々回エントリーで「〇社」高田馬場駅で発行された180円区間ゆきの片道乗車券をご紹介いたしました。ここで、>乗換改札口では双方での精算事務の煩雑さの解消と、発券する際の手数を減らすためと思われますが、>大人専用券が用いられており・・・とご紹介いたしましたが、ちょっと高額な券になりますと、小児専用券は設備されているものの、大人・小児用券で設備されている口座もありましたので、ご紹介いたしたいと思います。1985(昭和60)年12月に「〇社」高田馬場駅で発行された590円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。590円区間の小児運賃は290円になりますが、同窓口には小児専用の290円券も設備されており、小児用として発売する際には小児専用券が使用され...〇社高田馬場駅発行590円区間ゆき片道乗車券

  • JR西日本 〇社 福井駅発行 福井から100kmまでの自由席特急券

    1987(昭和62)年9月にJR西日本北陸本線の「〇社」福井駅で発行された、100kmまでの自由席特急券です。まだ国鉄が民営化されて間もないころのもので、桃色こくてつ過渡期地紋のA型大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。当時の福井駅は地上駅になっており、隣接する京福電鉄(現・えちぜん鉄道)とは改札内で繋がっており、乗換通路のところに中間改札があり、乗車券や自由席特急券などが発売されていました。この窓口は国鉄時代から京福電鉄が運営しておりましたので、発行駅名の頭に社線窓口であることを示す「〇社」の符号が付けられていました。本日(2024年3月16日)、北陸新幹線が敦賀駅まで開業し、福井駅はご紹介の券が発売された頃とは全く違う駅のように整備されており、面影はありません。JR西日本〇社福井駅発行福井から100kmまでの自由席特急券

  • 〇社 高田馬場駅発行 180円区間ゆき 片道乗車券

    1984(昭和59)年6月に、西武線との乗換改札口にあります「〇社」窓口で発行された、同駅から180円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。当時、国鉄では、私鉄との乗換改札口にはたいてい社線の精算所を兼ねた国鉄の出札窓口が置かれていて、その運用は私鉄側に委ねられているパターンが多く存在しました。東京山手線内でも、西武鉄道に委託されていた高田馬場駅の他、新宿駅(小田急電鉄)、目黒駅(東京急行電鉄)、品川駅(京浜急行電鉄)、浜松町駅(東京モノレール)、日暮里駅(京成電鉄)、西日暮里駅(営団地下鉄)、市ヶ谷駅(営団地下鉄)などが挙げられます。山手線の外になりますと、馬喰町駅、国分寺駅、横浜駅、藤沢駅などが挙げられるかと思います。(全国的にはまだありま...〇社高田馬場駅発行180円区間ゆき片道乗車券

  • JR西日本宮島フェリー 宮島駅発行 普通入場券

    2010(平成22)年3月に、JR西日本宮島フェリーの宮島駅で発行された、普通入場券です。青色JRW地紋の指定共通券紙が使用された、POS端末券になります。同社のPOS端末はJR西日本時代のものが継承されており、この端末で普通入場券の発売をしています。宮島駅は宮島フェリーターミナル内にある同社の宮島側の桟橋で、自社航路の乗船券の他、規則上ではJR旅客鉄道会社線各社への連絡乗車券の発売をすることができることになっておりますが、実際のところ、POS端末が連絡運輸の社線駅発の乗車券に対応できていないことから連絡乗車券を発券することができない関係で、JR宮島口駅から100km以内の券売機で購入出来る区間以外は基本的には扱っていないようです。そのため、同駅で発売できるPOS端末券は、普通入場券のみということになりま...JR西日本宮島フェリー宮島駅発行普通入場券

  • 荻窪駅発行 普通入場券 ~その4

    前回エントリーまで、中央本線荻窪駅のマルス端末で発行された普通入場券を御紹介いたしましたが、同駅には印刷発行機も設備されていましたので、縦型様式の券も発行されていましたので御紹介いたしたいと思います。1985(昭和60)年12月に荻窪駅の印刷発行機で発行された普通入場券です。若草色国鉄発券機用特殊地紋券紙の券で、図示いたしませんが、裏面の磁気情報は無く、白色になっていました。この券は本屋にある窓口で発売されたもので、ここには2窓ありましたが、向かって左側のみどりの窓口でない窓口に設備されていたものです。本屋の窓口が2窓あったものの、印刷発行機が設備されていました左側の窓口では指定券類の発売ができなかったため、右側のみどりの窓口はいつも人が並んでおり、長距離乗車券と自由席特急券等だけを購入する場合には、左側...荻窪駅発行普通入場券~その4

  • 荻窪駅発行 普通入場券 ~その3

    前回エントリーで、国鉄最終日に中央線荻窪駅で発行された,マルス端末で発行された普通入場券を御紹介いたしました。マルス端末で発行される券は、現在では改ざん防止のために独特な書体の数字が使用されていますが、登場したばかりの頃は、現在のものと字体が異なっておりました。1984(昭和59)年3月に荻窪駅のマルス端末で発行された普通入場券です。若草色国鉄発券機用特殊地紋券紙のマルス券で、図示いたしませんが、磁気情報の無い時代のものです。この券は本屋にある窓口で発売されたもので、ここには2窓ありましたが、向かって右側のみどりの窓口設備されていたものです。たしか、同駅で従来の連帳型券紙が使用されていたN型端末から301型端末に変更された当日に購入したものです。再掲いたしますが、券面のレイアウトはさほど変更されていません...荻窪駅発行普通入場券~その3

  • 荻窪駅発行 普通入場券 ~その2

    前回エントリーで、中央本線荻窪駅の国鉄最終日に発行された普通入場券を御紹介いたしましたが、当日はマルス券による普通入場券も購入しておりましたので御紹介いたしましょう。国鉄最終日である、1987(昭和62)年3月に、中央本線荻窪駅で発行された普通入場券です。若草色国鉄発券機用特殊地紋券紙のマルス券で、図示いたしませんが、磁気情報の無い時代のものです。この券は本屋にある窓口で発売されたもので、ここには2窓ありましたが、向かって右側がみどりの窓口になっており、左側の窓口は印刷発行機のみの窓口になっていました。荻窪駅発行普通入場券~その2

  • 荻窪駅発行 普通入場券 ~その1

    前回エントリーで、JR東日本の中央本線荻窪駅で発行された普通入場券を御紹介いたしました。同駅では、国鉄最終日にも普通入場券を購入しておりましたので御紹介いたしましょう。国鉄最終日である1987(昭和62)年3月に発行された、荻窪駅の普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。当時の同駅は、地下になっている本屋の、みどりの窓口のあったあたりに窓口が2窓あり、橋上駅舎になっている西口の、今はハンバーガーショップになっているあたりに窓口が1窓ありました。西口の窓口は◯B窓口となっており、長距離乗車券や急行券類・指定券類などの発売はありませんでしたが、入場券と連絡乗車券を硬券で発売しており、近隣では硬券の宝庫のような存在でした。しかし、JR化後の平成初頭に窓口が閉鎖され、硬券...荻窪駅発行普通入場券~その1

  • JR東日本 荻窪駅発行 普通入場券

    2024(令和6)年2月に、JR東日本中央本線の荻窪駅で発行された普通入場券です。青色JRE指定共通券紙が使用された端末券になります。同駅ではこの券が発売された2024年2月29日を以て、みどりの窓口が営業を終了し、翌3月1日からは話せる指定券券売機が導入されることになっています。同駅のみどりの窓口が無くなることで、杉並区内にある、高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪・西荻窪の各駅すべての駅において、みどりの窓口がなくなってしまったことになります。JR東日本荻窪駅発行普通入場券

  • 土佐電気鉄道 野市駅発行 東京都区内ゆき 片道連絡乗車券

    1963(昭和38)年8月に土佐電気鉄道(現・とさでん交通)安芸線の野市駅で発行された、東京都区内ゆきの片道連絡乗車券です。灰色RTCてつどうじょうしゃけん地紋のA型一般式大人・小児用券で、シンコー印刷で調製されたものではないかと思われます。経由欄を見ますと「多・高・宇・陽・東海経由」とかなり略されていますが、「多」は多度津駅、「高」は高松駅、「宇」は宇野駅もしくは宇野線、「陽」は山陽本線、「東海」は東海道本線を示しており、乗車経路は、野市~(土佐電気鉄道安芸線)~後免町(後免)駅~(土讃線)~多度津~(予讃線)~高松~(宇高航路)~宇野~(宇野線)~岡山~(山陽本線)~神戸~(東海道本線)~東京という経路になります。この券が発行された野市駅は土佐電気鉄道がかつて運営していた安芸線の駅でしたが、同線は国鉄...土佐電気鉄道野市駅発行東京都区内ゆき片道連絡乗車券

  • 帝都高速度交通営団 永田町から80円区間ゆき片道乗車券

    1980(昭和55)年8月に、帝都高速度交通営団(営団地下鉄。現・東京メトロ)有楽町線の永田町駅で発行された、80円区間ゆきの片道乗車券です。緑色JPRてつどう地紋のB型金額式大人・小児用券で、山口証券印刷系列の帝都交通印刷で調製されたものです。同駅では通常時での硬券による乗車券の発売は行われておりませんが、近隣にある国立劇場の催事による混雑時などに、硬券による臨発がおこなわれたことがありました。本日は2月26日です。いまから88年前の1936(昭和11)年2月26日未明、国家改造思想に影響をうけた陸軍皇道派青年将校20名が、陸軍の兵約1,500名を率いて重臣を襲撃し、首相官邸・陸軍省・参謀本部・警視庁・国会など永田町一帯を占拠した、歴史的な事件が勃発しています。これが二・二六事件と言われるものでした。こ...帝都高速度交通営団永田町から80円区間ゆき片道乗車券

  • 北小金駅発行 140円区間ゆき 片道乗車券

    1974(昭和49)年9月に常磐線の北小金駅で発行された、140円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつKOKUTETSU自動発行機用特殊地紋券紙が使用されたA型地図式券売機券で、スミインク式のものになります。御紹介の券は、管理人の父が仕事帰りに使用したもので、父は新宿から定期券があったので、この区間を購入して、そのまま持ち帰ったと言って貰ったものです。性格的に「キセル」をしなかったので、こういった高額券が結構残っていたりします。当時は確か26km以上だったかと思いますが、近距離券売機券ではありますが、地図式が使用されており、このような券が一般的に発売されておりました。ちなみに、現在では140円では初乗り運賃にも満たない額ですが、当時の140円は31~35km帯の運賃であり、現在の670円区間に相当します...北小金駅発行140円区間ゆき片道乗車券

  • JR東日本 高田馬場駅発行 普通入場券

    2024(令和6)年2月に、JR山手線の高田馬場駅で発行された普通入場券です。青色JRE地紋の感熱式指定共通券紙のマルス端末で発券されたものです。同駅は、この券が発行された2024年2月9日を以てみどりの窓口が営業終了し、東京の心臓部路線でもある山手線の駅でさえ、所属線名が山手線ではない駅も含めると、新宿駅・日暮里駅・上野駅・秋葉原駅・東京駅・新橋駅・品川駅・目黒駅・渋谷駅の9駅しかなくなってしまいました。全30駅のうちの9駅ということは、3割しかなく、7割の駅には窓口がないことになります。同駅は近隣に早稲田大学をはじめとした大学や専門学校が多く、また、海外からの留学生のための日本語学校などもあり、学割証などの利用が多く、窓口がなくなるとかなりの不便が想定される駅でしたので、みどりの窓口終了ということを知...JR東日本高田馬場駅発行普通入場券

  • 東京急行電鉄 多摩川園駅発行 渋谷駅接続JR東日本線120円区間ゆき 片道連絡乗車券

    1989(平成元)年9月に、東京急行電鉄(東急電鉄)の多摩川園(現・多摩川)駅で発行された、渋谷駅接続のJR東日本線120円区間ゆきの片道連絡乗車券です。桃色PJRてつどう地紋のA型金額式スミインク式券売機券で、自動改札機対応の磁気券になっています。裏面です。磁気券初期のもので、茶色の磁気が塗られています。茶色の磁気券は現在の黒色の磁気券と比べて、記憶できる磁気情報のデータ量はあまり多くないとのことです。東京急行電鉄多摩川園駅発行渋谷駅接続JR東日本線120円区間ゆき片道連絡乗車券

  • 日南線 子供の国駅発行 170円区間ゆき片道乗車券

    1981(昭和56)年8月に日南線の子供の国駅で発行された、同駅から170円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、門司印刷場で調製されたものです。子供の国駅はレクリエーション施設である「こどものくに」の最寄り駅として開設された駅ですが、利用客がさほど多くは無かったことから、1971(昭和46)年10月には無人化されてしまっています。それ以後、御紹介の券の発行駅で分かりますが、隣の青島駅が管理駅となっており、夏休み期間などの混雑時には、青島駅から駅員が出張して出改札を行っていました。ちなみに、神奈川県横浜市にも、横浜高速鉄道に同じ名前の駅がありますが、こちらは「こどもの国」駅と表記されます。日南線子供の国駅発行170円区間ゆき片道乗車券

  • 小田急電鉄 伊勢原駅発行 㐧54さがみ号特急券

    1986(昭和61)年10月に、小田急電鉄小田原線の伊勢原駅で発行された、㐧54さがみ号の特急券です。黄褐色PJRてつどう地紋のA型大人・小児用券で、井口印刷で調製されたものと思われます。乗車区間は本厚木駅から向ヶ丘遊園駅間となっており、列車名は記入式になっています。小児断片のところに大きく「A」というゴム印が捺印されていますが、当時、この列車は通常であれば3100型固定11連のNSE車が使用されておりましたが、検査等の事情によって初代3000型固定5連のSSE車が重連で10両編成に組成されて使用された際に、一つの列車で同じ号車の同じ席番が2席ずつ存在してしまうことから、前の5両が「A編成」、後ろの5両が「B編成」として区別していた時の表記です。裏面です。券番の他に、発行駅名と表記列車に限り有効である旨が...小田急電鉄伊勢原駅発行㐧54さがみ号特急券

  • 御茶ノ水駅発行 140円区間ゆき片道乗車券

    1983(昭和58)年3月に、中央本線の御茶ノ水駅で発行された、同駅から140円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。この券が発券された当時はすでに券売機が充分に稼働しておりましたので、通常日において硬券での近距離乗車券の発売は行われておりませんが、御紹介の券は近隣の大学の行事等で出札が混雑した際や非常時用として設備されており、当日は明治大学の卒業式がございましたので、その際の混在対応用として臨発されています。同駅の駅名は駅前にあるお茶の水橋(緑色の橋)に由来しておりますが、橋の名称は「お茶の水橋」ですが、駅名は「御茶ノ水駅」と表記が異なっています。御茶ノ水駅発行140円区間ゆき片道乗車券

  • 別府鉄道 別府港駅発行 野口駅まで 往復乗車券

    前回エントリーで別府鉄道の別府港駅で発行された、野口駅ゆきの片道乗車券を御紹介いたしましたが、同駅には同区間の往復乗車券も設備されておりましたので御紹介いたしましょう。1984(昭和59)年1月に別府鉄道の別府港駅で発行された、野口駅までの往復乗車券です。水色別府鉄道自社地紋のD型大人・小児用券で、片道乗車券と同じ、日本交通印刷で調製されたものです。この券を購入する時には往復乗車券が設備されていることは知りませんでしたが、窓口でコレクション用に乗車券類を購入していた時に、窓口氏から往復券もあることを教えていただいて購入したものです。折り返し駅である野口駅は無人駅であり、国鉄高砂線との接続駅でもあることから、それなりの需要があったために設備されていたと思われます。別府鉄道別府港駅発行野口駅まで往復乗車券

  • 別府鉄道 別府港駅発行 野口駅ゆき片道乗車券

    1984(昭和59)年1月に、別府鉄道の別府港駅で発行された、野口駅ゆきの片道乗車券です。水色別府鉄道自社地紋のA型一般式大人・小児用券で、日本交通印刷で調製されたものです。同社の乗車券はかつて、日本交通印刷で調製された灰色TTDてつどう地紋の、他社でもよく見かける様式のB型一般式券が使用されておりましたが、廃線1年前くらいになって御紹介の様式に変更されています。御紹介の券の地模様は、親会社になっていた多木化学の2本の鍬の柄を重ね合わせた「神代鍬」を並べたものと思われます。別府鉄道別府港駅発行野口駅ゆき片道乗車券

  • 別府鉄道 野口線用片道車内乗車券

    1983(昭和58)年6月に別府鉄道野口線の列車内で購入した、野口線用の片道車内乗車券です。灰色TTDてつどう地紋の軟券で、入鋏式になっています。区間は固定式になっていて、発売日のみせん孔して発売する形になっており、乗車駅へのせん孔はしていません。これは、旅客の殆どが国鉄高砂線加古川駅発の列車からの乗換客であったことと、野口駅では高砂線の列車との連絡時間がほぼ1分程度であったこと、野口線の乗車時間がわずか11分しかなかったことから、運転確認の合間に車掌が発券する時間を短縮させるため、専用券として設備されていたものと思われます。別府鉄道野口線用片道車内乗車券

  • 別府鉄道 別府港駅発行 普通入場券

    今からちょうど43年前の1981(昭和56)年2月6日に別府鉄道の別府港駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人専用券で、日本交通印刷で調製されたものです。別府鉄道(べっぷではなく、べふ)は、かつて兵庫県加古川市にあった鉄道路線で、御紹介の別府港駅から国鉄高砂線(廃線)の野口駅に至る野口線と、国鉄山陽本線の土山駅に至る土山線の2路線がありましたが、それぞれ営業キロが3.7kmと4.1kmと短い路線でした。もともと別府港にある多木製肥所(現・多木化学)で製造された化学肥料や製鉄化学工業(現・住友精化)の製品を輸送するために開業していますが、野口線の貨物輸送は早々と終了し、土山線が貨物輸送主体だったようです。1984(昭和59)年1月末日の営業を以て鉄道事業から撤退し、その後はタクシーや貸切バスの事...別府鉄道別府港駅発行普通入場券

  • JR西日本 富山駅発行 高岡駅まで 往復乗車券

    1988(昭和63)年10月に、北陸本線富山駅で発行された、同じ北陸本線の高岡駅までの往復乗車券です。桃色JRW地紋のA型大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。裏面です。券番と発行駅名の他、下車前途無効の文言があります。高岡駅は高岡市の中心駅で、富山市に次いで、富山県内第2の都市になります。中心地間の距離も20km程度であり、比較的往来が盛んな区間であることが推測されます。そのためなのでしょうか、窓口には高岡までの往復券の設備がありました。この券は旅客の利便性を考えて設備されたのが始まりと思われますが、同区間は富山地方鉄道がバス路線を運行しており、復路をバスの便に奪われないようにするため、敢えて往復乗車券を設備していた可能性があります。JR西日本富山駅発行高岡駅まで往復乗車券

  • 大島連絡船 小松港営業所発行 大畠駅ゆき片道乗車券

    恐らく廃札券ではないかと思われますが、1976(昭和51)年7月に大島連絡船(大島航路)の小松港営業所で発行された、大畠駅ゆきの片道乗車券です。青色こくてつ地紋のB型一般式大人・小児用券で、広島印刷場で調製されたものです。全区間船舶に乗船するもので、「乗船券」的なものではありますが、国鉄の鉄道連絡船には乗船券というものはなく、乗車券のみが制定されておりましたので、民間の旅客船会社が発行しているような乗船券とは性格が異なります。そのため、「発売当日限り有効」の横に「下車前途無効」と記載されていますが、同航路には途中駅はありませんでしたので、無くても差し支えないとは思いますが、鉄道乗車券に倣ったためにこのようになったものと思われます。大島航路は山陽本線の大畠駅と周防大島にある小松港の間を運航していた国鉄の鉄道...大島連絡船小松港営業所発行大畠駅ゆき片道乗車券

  • 花巻電鉄 花巻駅発行 花巻グランド駅までの往復乗車券

    1972(昭和47)年1月に岩手中央バス(旧・花巻電鉄)花巻駅で発行された、花巻グランド駅までの往復乗車券です。PJRてつどう地紋のB型小児専用券で、山口交通印刷で調製されたものと思われます。花巻駅では往復券が通常発売されていたのかが定かではありませんが、最終日には片道乗車券同様、廃止記念のスタンプを捺印して発売されていました。裏面です。券番の他に社名および発行駅名が記載されています。同社の花巻駅は国鉄花巻駅の窓口で乗車券の発売が行われており、通常であれば発行駅名の表示を盛岡鉄道管理局の符号である「⑤」を冠した「⑤花巻駅発行」と記載されているものが殆どですが、御紹介の券は「◯B花巻駅発行」となっており、通常は国鉄の窓口では取り扱わない券であったのかも知れません。同社のような地方の軽便鉄道で、小児用の往復乗...花巻電鉄花巻駅発行花巻グランド駅までの往復乗車券

  • 岩手中央バス 花巻温泉駅から花巻駅ゆき 片道乗車券

    1972(昭和47)年2月に岩手中央バス(旧・花巻電鉄)花巻温泉駅で発行された、花巻駅ゆきの片道乗車券です。灰色TTDてつどう地紋のB型金額式大人・小児用千切り式半硬券で、日本交通印刷で調製されたものです。この頃はすでに花巻電鉄は岩手中央バスと合併しており、御紹介の券は社名が「(岩手中央バス)」に変わっていますが、前回エントリーで御紹介いたしました花巻駅から花巻温泉駅ゆきの乗車券は、廃止最終日まで合併前の「(花巻電鉄)」のままになっていました。再掲いたします。営業最終日である同日に花巻駅で発行された、花巻温泉駅ゆきの片道乗車券です。岩手中央バス花巻温泉駅から花巻駅ゆき片道乗車券

  • 花巻電鉄 花巻駅から花巻温泉駅ゆき 片道乗車券 ~その2

    1972(昭和47)年2月に岩手中央バス(旧・花巻電鉄)花巻駅で発行された、花巻温泉駅ゆきの片道乗車券です。灰色TTDてつどう地紋のB型金額式大人・小児用券で、日本交通印刷で調製されたものです。この頃はすでに花巻電鉄は岩手中央バスと合併していましたが、乗車券は花巻電鉄のままとなっていました。御紹介の券は、同線が廃止された際に記念スタンプが捺されて発売されたもので、営業最終日に発券されたものです。再掲いたしますが、拙ブログ2019年12月21日エントリーの「花巻電鉄花巻駅から花巻温泉駅ゆき片道乗車券」御紹介した券です。こちらは約1ヶ月半前の1972(昭和47)年1月に発売されたものです。この時はまだ記念スタンプの捺印はありませんでした。花巻電鉄花巻駅から花巻温泉駅ゆき片道乗車券~その2

  • 福岡駅発行 東京都区内ゆき 片道乗車券

    年月に北陸本線(現・あいの風とやま鉄道あいの風とやま鉄道線)の福岡駅で発行された、東京都区内ゆきの片道乗車券です。青色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。同駅は現在、北陸新幹線開業によって平行在来線としてJR西日本からあいの風とやま鉄道に移管されています。「福岡」の駅名は当駅開業当時の所在地に由来するもので、福岡県福岡市とは全く関係はありません。JRグループでは福岡市の中心駅を「博多駅」としており、同一名称の駅ではありませんが、実際に福岡市にある駅と勘違いされることがあったようです。因みに、同じ福岡市の中心駅ではありますが、西日本鉄道では「福岡駅」を名乗っています。恐らく常備券は設備されていなかったとは思いますが、もし博多駅ゆきの常備券が設備されていれば、「福岡から...福岡駅発行東京都区内ゆき片道乗車券

  • JR東日本 戸狩野沢温泉駅発行 普通入場券 ~その2

    1987(昭和62)年4月にJR東日本飯山線の戸狩野沢温泉駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。同駅はこの券が発売された約2ヶ月前の1987(昭和62)年3月に戸狩駅から戸狩野沢温泉駅に改称されており、図示いたしませんが、御紹介の券は券番は0070番と若番であることから、駅名改称時に新規に設備されたものと思われます。そのためか、駅名の活字が特活になって居らず、12ポイントの活字を組んで作成されているため、「駅」の文字との大きさの差違が大きく、見た目のバランスが悪くなっています。拙ブログ2023年8月26日エントリーの「JR東日本戸狩野沢温泉駅発行普通入場券」で御紹介いたしました券を再掲いたします。こちらは3年後の1990(平成2)年8月に発行された...JR東日本戸狩野沢温泉駅発行普通入場券~その2

  • 東京駅発行 東京から10円区間ゆき 片道乗車券

    1962(昭和27)年4月に、東海道本線の東京駅で発行された、同駅から10円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋の地図式大人専用赤刷り券で、東京印刷場で調製されたものです。裏面です。裏面についても赤刷りになっています。2等級制時代の国鉄乗車券は青色地紋が一般的ですが、当時の国鉄は最短区間の乗車券を使用した不正乗車(キセル)が問題になっていたことから、最短区間用の乗車券を赤刷りにし、心理的に不正者に抑制をかける防止策を採ったため、赤刷り券になっています。当時の券はまだかなりの数が残されているようですが、未使用券は比較的珍しいかと思います。東京駅発行東京から10円区間ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 池袋駅発行 西武秩父から所沢ゆき片道乗車券

    1977(昭和52)年2月に、西武鉄道池袋線の池袋駅で発行された、秩父線の西武秩父駅から池袋線(正確には新宿線)の所沢駅ゆきの片道乗車券です。若草色せいぶてつどう自社地紋のB型矢印式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。御紹介の券は「(急)」という符号が記載されているように、特別急行券と同時に発売するために設備されたもので、発行駅である池袋駅が有効区間に含まれない、他駅発の片道乗車券になります。「(急)月日から有効」と記載されております通り、急行券と同時発売で発売することから前売り扱いで発売できるようになっており、同社では、前売りの場合は利用日付を発売時に記入して発売しますが、当日に使用する場合には空欄のまま発券していました。裏面です。券番の他、発行駅名が記載されています。同社では他...西武鉄道池袋駅発行西武秩父から所沢ゆき片道乗車券

  • 大垣駅発行 岐阜駅までの往復乗車券

    拙ブログ前回エントリーの「荻窪駅発行往復乗車券」のコメントで、NAO様から、A型の往復乗車券への「から通」印はどのように捺すのだろうか、というコメントを戴きました。発行駅は違いますが、手元にそのような券がございましたので、御紹介いたしましょう。1982(昭和57)年6月に東海道本線の大垣駅で前売り扱いで発行された、岐阜駅までの往復乗車券です。青色こくてつ地紋のA型小児専用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。前売り扱いですので、有効日がいつからなのかということを示す「から通印」が捺されていますが、この印は横幅が3.3センチほどあり、強引に斜めに捺印することによって、往路片および復路片のそれぞれに表示されています。近距離用の往復乗車券を前売り用として発売することはさほどなかったものとは思いますが、実際にそ...大垣駅発行岐阜駅までの往復乗車券

  • 荻窪駅発行 新宿駅まで往復乗車券

    1973(昭和448)年10月に、中央本線荻窪駅で発行された、新宿までの往復乗車券です。青色こくてつ地紋のA型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。裏面です。券番からしてそれなりに需要があるようですが、すでに券売機が設備されている同駅で、特に割引要素のない往復乗車券を敢えて窓口で購入する旅客がそれほどまで居たのだろうかという疑問が湧きます。当然、敢えて新宿駅まで往復で購入し、帰路に新宿駅の出札所の混雑を避ける旅客の需要もあったものと考えられますが、甲府方面へ行く旅客で、途中の八王子駅もしくは高尾駅で高尾駅以遠へ行く座席指定ではない列車に乗換える際に着席できるかどうか分からないため、始発駅の新宿駅から乗車したいという旅客や、座席指定の列車であれ、始発駅の新宿駅から乗車したいという旅客に発売したよ...荻窪駅発行新宿駅まで往復乗車券

  • JR東日本 三厩駅から180円区間ゆき 片道乗車券

    1987(昭和62)年9月に、JR東日本津軽線の三厩(みうまや)駅で発行された、180円区間ゆきの片道乗車券です。桃色国鉄過渡期地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。裏面です。売上精算をした際の赤鉛筆が付けられていますが、同駅では、同時に駅名小印を押印していたようです。同駅は、御紹介の券が発売された当時は「みうまや」駅という読み方でしたが、1991(平成3)年に漢字は変わりませんでしたが、読み方のみ「みんまや」駅に呼称改称されています。その後、2019(平成31)年4月末に、最後まで通票閉塞区間であった津軽線の新中小国信号場~同駅間がCTC化されたことによって同駅での運転取扱い業務が終了したため、同年6月には無人化されてしまっています。また、2022(令和4)年8月の大雨によっ...JR東日本三厩駅から180円区間ゆき片道乗車券

  • 近江鉄道 八日市駅発行 東京都区内ゆき 片道連絡乗車券

    1983(昭和58)年5月に近江鉄道本線の八日市駅で発行された、東京都区内ゆきの片道連絡乗車券です。水色近江鉄道自社地紋のA型一般式大人・小児用券で、日本交通印刷で調製されたものです。同社では国鉄(現・JR)との連絡運輸は米原・彦根・貴生川・近江八幡の各駅で行っておりますが、御紹介の券は経由欄に「鳥居本経由」と記載されていることから、米原駅での接続設定で発売されています。恐らく、東海道新幹線が停車する米原駅が一番需要があったものと推測されます。裏面です。券番の他、東京都区内各駅では下車前途無効である旨が記載されています。同社では現在でもJR線との連絡運輸は行われておりますが、2002(平成14)年に連絡運輸の範囲が大幅に縮小され、JR西日本の一部区間のみとなり、JR東海との連絡運輸は行われておりません。そ...近江鉄道八日市駅発行東京都区内ゆき片道連絡乗車券

  • 西武鉄道 武蔵関駅から160円区間ゆき 片道乗車券

    本年2024年1月1日の初日の出前の時刻になりますが、西武鉄道新宿線の武蔵関駅で発行された、160円区間ゆきの片道乗車券です。桃色PJRてつどう地紋のA型金額式券で、券売機で発行されたものです。正月明けの初詣の時、たまたま立ち寄った駅で記念に購入しました。なんてこと無いのですが、新しい年になると、発行日の年号が変わりますので、何となく毎年どこかの駅で意味なく購入してしまいます・・・。西武鉄道武蔵関駅から160円区間ゆき片道乗車券

  • 京都駅発行 普通入場券

    新年から数えて7日目の1月7日は「人日(じんじつ)の節句」といわれ、「人を大切にする日」という意味合いを持つ日だそうです。そして、1月7日には七草がゆを食べてほっとおなかの調子を整えるという風習があります。七草は早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれたことから、無病息災を祈って七草がゆを食べた習慣が江戸から広まっていったようです。さて、今回は1984(昭和59)年3月に、東海道本線の京都駅で発行された普通入場券を御紹介いたしましょう。白色無地紋のB型大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。裏面です。大阪印刷場で調製された硬券の入場券は、「旅客車内に立入ることはできません。」の文言が裏面に印刷されている独特な様式になっています。この様式は国鉄が民営化された後のJR西日本となってもそのまま継...京都駅発行普通入場券

  • 関東鉄道 竜ヶ崎駅発行 新取手駅ゆき3線連絡片道乗車券

    1994(平成6)年1月に、関東鉄道竜ヶ崎線の竜ヶ崎駅で発行された、同じ関東鉄道の常総線の新取手駅ゆきの3線連絡片道乗車券です。鼠色PJRてつどう地紋のB型相互式大人・小児用券で、井口印刷で調製されたものと思われます。乗車経路は竜ケ崎~(関東鉄道竜ヶ崎線)~佐貫~(JR東日本常磐線)~取手~(関東鉄道常総線)~新取手という経路になっており、関東鉄道の竜ヶ崎線と常総線の運賃が通算になっていない、3線連絡の乗車券になります。当時、このような需要がどれほどあったかは不明ですが、券番は1500番台になっており、そこそこの需要はあったのかも知れません。関東鉄道竜ヶ崎線では「竜ケ崎」と表記しており、JR東日本の「龍ケ崎」の表記とは異なっています。地元の龍ケ崎市では「竜」の文字は使用していませんが、鹿島参宮鉄道時代の1...関東鉄道竜ヶ崎駅発行新取手駅ゆき3線連絡片道乗車券

  • JR東日本 龍ケ崎市駅から牛久駅ゆき 片道乗車券

    2020(令和2)年3月に発行された、JR東日本常磐線の龍ケ崎市駅から牛久駅ゆきの片道乗車券です。青色JRE地紋の85mm券で、特殊指定券紙を使用した指定席券売機券で発行されたものです。管理人の地元の最寄駅にあります券売機で購入しておりますので、発行駅名は伏せさせて頂いています。龍ケ崎市駅はもともと佐貫駅という駅でしたが、この券が発行された2020年3月14日に龍ケ崎市駅に改称されています。しかしながら、隣接したところから発車する、関東鉄道竜ヶ崎線の佐貫駅は、現在も改称されないままになっています。こちらは改称最終日に発行された同区間の片道乗車券です。同じ券売機で購入しておりますが、発駅が佐貫駅になっています。JR東日本龍ケ崎市駅から牛久駅ゆき片道乗車券

  • 龍神自動車 龍神温泉より 季楽里龍神ゆき片道乗車券

    辰年新年2発目の記事は、2009(平成21)年12月に、和歌山県の紀伊田辺付近で営業しております、龍神自動車の本社事務所で発行された、季楽里龍神(きらりりゅうじん)停留所ゆきの片道乗車券です。鼠色龍神自動車自社地紋のB型一般式大人・小児用券で、発着停留所記入式券で、日本交通印刷で調製されたものです。市内線等需要のあるものについては発着停留所名が印刷されたものもあるようですが、同社の乗車券は御紹介のような記入式の乗車券が多いようです。ただし、区間が印刷されていても運賃欄は記入式になっており、赤いスタンプで運賃が捺印するようになっています。また、発停留所の記載方法が、同社では「◯◯から」ではなく「◯◯より」となっている点が大変特徴的です。地紋を拡大してみました。BUSと書かれた周りの円に「りゅうじんRYUZI...龍神自動車龍神温泉より季楽里龍神ゆき片道乗車券

  • 辰野駅発行 普通入場券

    新年あけましておめでとうごさいます。本年も昨年同様、御贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。昨年はも隔日ながら、なんとか1年間更新を続けることができました。これはひとえに皆様の暖かい御支援の賜物であります。ありがとうございました。本年も変わらぬ御支援のほど、よろしくお願いいたします。さて、本年1番目の記事は、毎年恒例の干支に因んだ券を掘り出した話題にしたいと思います。発行年はだいぶ古くて新年とは関係ないですが、1983(昭和58)年12月に中央本線(東線)辰野駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、民間印刷場で調製されたものです。この券が発売された当時は、国鉄では合理化が進み、長野および新潟・山形・秋田各地域の硬券を印刷していました新潟印刷場が閉鎖され、その業務は民間の印刷会社に...辰野駅発行普通入場券

  • 上毛電気鉄道 新里駅発行 西桐生駅ゆき片道乗車券

    2007(平成19)年8月に、上毛電気鉄道上毛線の新里駅で発行された、西桐生駅ゆきの片道乗車券です。鼠色JPRてつどう地紋のB型一般式大人・小児用券で、足利印刷場で調製されたものと思われます。同社では同駅の他、江木駅と新里駅といった時間限定の駅員配置駅での窓口営業を休止しており、現在では終日無人駅なっています。同社のトピックスといたしましてはこのような暗い話題だけではなく、新型車両の800型が入線する明るい話題もあります。車両は先般東武鉄道のレールを通して、前オーナーである東京メトロから搬入されていますが、保安装置を設置する工事をしなければならないことから、実際の運行開始は年明け2月頃の見込みであるとのことです。本年も拙ブログをご贔屓いただきましてありがとうございました。今年の更新は本日にて終了させていた...上毛電気鉄道新里駅発行西桐生駅ゆき片道乗車券

  • 上毛電気鉄道 粕川駅発行 膳駅ゆき片道乗車券

    2012(平成24)年4月に上毛電気鉄道上毛線の粕川駅で発行された、膳駅ゆきの片道乗車券です。鼠色JPRてつどう地紋のB型一般式大人・小児用券で、足利印刷で調製されたものと思われます。着駅の膳駅は同社では唯一の「一文字」の駅になります。発行駅であります粕川駅は、新型コロナウィルスが感染拡大する前は時間限定の有人駅でしたが、現在は窓口営業を休止しており、乗車券の発売はありません。上毛電気鉄道粕川駅発行膳駅ゆき片道乗車券

  • 上毛電気鉄道 江木駅発行 中央前橋駅ゆき片道乗車券

    2007(平成19)年11月に、上毛電気鉄道上毛線の江木駅で発行された、中央前橋駅ゆきの片道乗車券です。鼠色JPRてつどう地紋のB型一般式大人・小児用券で、東武鉄道系列の足利印刷で調製されたものと思われます。同印刷場で印刷された硬券は未だに活版印刷が使用されていることが多いですが、印刷に質はあまり均質ではなく、擦れやムラが見受けられます。同社では社線内完結の乗車券については券売機での発行が殆どで、硬券乗車券は、同駅の他に粕川駅および新里駅といった一部の時間限定有人駅での取扱いになっているようです。しかしながら、これら各駅については現在窓口営業を休止しており、事実上の無人駅化がされており、乗車券類の他、定期券・回数券の発売を行っておらず、中央前橋駅・大胡駅・赤城駅・西桐生駅といった有人駅での発売に集約されて...上毛電気鉄道江木駅発行中央前橋駅ゆき片道乗車券

  • 東京駅発行 10円区間ゆき片道乗車券

    1962(昭和37)年4月に東海道本線の東京駅で発行された、同駅から10円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型地図式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。御紹介の券が発行された時代は2等級制でしたので、2等の普通乗車券は青色地紋で印刷されておりましたが、当時の国鉄では、最短区間の乗車券を購入して改札を入場し、有効区間より遠い駅で定期券等を使用して出場してしまう「キセル乗車」が問題になっており、最短区間の乗車券のみを桃色地紋とし、さらにインクも赤色を使用して印刷し、キセル乗車をする旅客に対して心理的にけん制する施策を行っていました。裏面です。裏面の印刷もすべて赤色で印刷されています。本日はクリスマス・イブです。東京駅を出た丸の内界隈では毎年クリスマス時期には行幸通りのイルミネーションイベ...東京駅発行10円区間ゆき片道乗車券

  • JR東日本 ◯委 鹿島サッカースタジアム駅発行 東京山手線内ゆき片道乗車券 ~その2

    前回エントリーで、JR東日本(◯委)鹿島サッカースタジアム駅で、有効期間が2日間の時代に発行された東京山手線内ゆきの片道乗車券を御紹介いたしましたので、今回は当日限り有効に変更された以後の券を御紹介いたしましょう。2010(平成22)年8月に、JR東日本(◯委)鹿島サッカースタジアム駅で発行された、東京山手線内ゆき片道乗車券です。桃色JRE地紋のA型一般式大人・小児用券で、こちらも千切り式常備軟券になります。再掲いたしますが、前回御紹介いたしました、有効期間が2日間の時の券になります。地紋の色が明らかに異なりますが、有効2日の券については「発売日共2日間有効」「東京山手線内各駅([山]表示駅)下車前途無効」という文言がありますが、当日限り有効に変更になった後には、「発売当日限り有効」「下車前途無効」に変更...JR東日本◯委鹿島サッカースタジアム駅発行東京山手線内ゆき片道乗車券~その2

  • JR東日本 ◯委 鹿島サッカースタジアム駅発行 東京山手線内ゆき片道乗車券 ~その1

    2006(平成18)年10月にJR東日本鹿島線の(◯委)鹿島サッカースタジアム駅で発行された、東京山手線内ゆきの片道乗車券です。青色JRE地紋のA型一般式大人・小児用券で、千切り式常備軟券になっています。乗車券経路は、鹿島サッカースタジアム~(鹿島線)~佐原~(成田線)~佐倉~(総武本線)~東京山手線内という営業キロ116.3kmのルートが基本になります。御紹介の券が発売されていた頃は同駅が東京近郊区間の駅に含まれていませんでしたため、東京駅から101km以上の区間について、有効期間が2日間の乗車券が発売されていましたが、現在は東京近郊区間内に含まれましたため、同区間の乗車券は当日限り有効になります。同駅はJR鹿島線の終着駅であり、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の終着駅および同社鹿島臨港線の起点駅になっております...JR東日本◯委鹿島サッカースタジアム駅発行東京山手線内ゆき片道乗車券~その1

  • ◯自 大阪駅発行 京鶴線開業40周年記念乗車券

    1977(昭和52)年3月に◯自大阪駅で発行された、京鶴(けいかく)線開業40周年記念乗車券です。右側部分に乗車券の付いているオーソドックスな様式の記念乗車券で、大阪印刷場で調製されたものです。乗車券部分を少々大きくしてみました。若草色こくてつ地紋の金額式券で、京都から国鉄バス200円区間ゆきの金額式券になっています。記念券の左側には「現在の国鉄バス」というバスの写真がありますが、1970年代に製造されていた三菱ふそうのMR400系列になっており、時代を感じさせます。バスの写真部分を拡大してみました。裏面です。裏面の記念券部分には京鶴線の解説と路線図が描かれています。そして、乗車券部分には、料金機対応でしょうか、券番の他に「200円区間」と記載されています。京鶴線は1937(昭和12)年3月に鐵道省が路線...◯自大阪駅発行京鶴線開業40周年記念乗車券

  • 第3セクター鉄道 運賃後払証明

    特殊な帳票ですので会社名や駅名等の詳細を公表いたしませんが、ある第3セクターの鉄道会社の出札所で、乗車券類をコレクションしている旨を告げていろいろな硬券を購入したところ、「おまけ」として面白いものを戴きました。この券を戴いたのは10年ほど前の2013年秋のことでしたので、もう設備廃止になっているかもしれません。運賃後払証明という帳票で、ノンカーボンの2片制となっています。大きさは定期券よりひとまわり小さいサイズです。これは、高校生が通学の際に定期券を忘れた場合や現金を持ち合わせていなかった場合に、乗車区間と学年・氏名・電話番号を記入して運賃を後払いとする措置を採るためのものであるとのことでした。開業以来設備されているとのことで、発行日を記入する欄が昭和になっていますが、駅員氏曰く「まず使ったことがない」と...第3セクター鉄道運賃後払証明

  • JR九州 田主丸駅発行 三鷹駅ゆき片道乗車券

    2008(平成20)年9月に、JR九州久大本線の田主丸駅で発行された、JR東日本中央本線三鷹駅ゆき片道普通乗車券です。若草色JRK地紋のノンカーボン式特別補充券で、駅名記入式の一般的な様式です。当時、同駅には出補の他に補片と補往が設備されていましたが、特にお願いしたわけではありませんが、出補によって発券されました。受託駅員氏にお伺いいたしましたところ、補片と補往についてはJR九州自社完結の乗車券を発行する際に使用し、JR九州~JR西日本~JR東海~JR東日本といった他の旅客鉄道会社を跨ぐ他社関連の乗車券を発行する際には出札用の特別補充券を使用するように指導されているとのことでした。発券は大変スムースで、ご紹介のような、博多駅~東京駅を山陽・東海道新幹線経由とした一般的なルートになりますと、主要駅への運賃お...JR九州田主丸駅発行三鷹駅ゆき片道乗車券

  • 伊豆急行 稲梓駅発行 蓮台寺駅ゆき片道乗車券

    1989(平成元)年3月に、伊豆急行線の稲梓駅で発行された、蓮台寺駅ゆきの片道乗車券です。桃色伊豆急行自社地紋のB型相互式大人・小児用券で、シンコー印刷で調製されたものとおもわれます。裏面です。券番の他、「伊豆急ケーブルネットワーク」という同社系列のインターネットプロバイダーのコマーシャルが印刷されています。この会社は現在でも存続しているようですが、同社ホームページを見てみますと、硬券に描かれているイルカのキャラクターと、ホームページに載せられているイルカのキャラクター「いるっぴー」は別物のような気がしますが、長い年月を経て、進化してアニメーション的になってきたのかもしれません。伊豆急行稲梓駅発行蓮台寺駅ゆき片道乗車券

  • 秩父鉄道 上熊谷駅発行 無札証明

    1987(昭和62)年8月頃に、秩父鉄道秩父線の上熊谷駅で発行された無札証明です。何かも空き箱を再利用したような厚紙に、「無札証明」「乗車になりましたら、車掌へ申し出下さい」というゴム印を捺印した簡素なものです。同社では、現在はきちんとしたB型硬券の無札証明が設備されていますが、御紹介の券はそれが設備される前に作成されていたものと考えられます。裏面です。こちらの方が表面がツルツルしていて、もともとの「空き箱」の表面側であったのではないかと思われます。恐らく、裏面のザラザラした方が、ゴム印を捺印したあとのインクの乗りが良かったのでしょう。最近は出札機器の発展や小駅の無人化などが進み、このような無札証明にお目にかかることは少なくなりました。秩父鉄道上熊谷駅発行無札証明

  • 燕駅発行 きたぐに号 急行券・B寝台券一葉券

    1978(昭和53)年1月に、弥彦線燕駅で発行された、急行きたぐに号の急行券・B寝台券の一葉券です。若草色こくてつ地紋のD型大人・小児用券で、新潟印刷場で調製されたものです。御紹介の券は弥彦線の終着駅である東三条駅から大阪駅までの乗車分で、発車時刻のみ記入式の常備券になっています。発時刻のみ記入式とした理由は定かではありませんが、ダイヤ改正によって発時刻が変更になった場合に訂正することを避けるため、敢えて記入式にしたというのが正解ではないかと推測されます。燕駅発行きたぐに号急行券・B寝台券一葉券

  • 上田交通 上田原駅から別所温泉駅ゆき 片道乗車券

    今から42年前の1981(昭和56)年12月6日に、上田交通別所線の上田原駅で発行された、別所温泉駅ゆきの片道乗車券です。青色TTDてつどう地紋のB型一般式大人・小児用券で、日本交通印刷で調製されたものです。現在の上田原駅は島式1面2線の無人の交換駅になっていますが、御紹介の券が発売された頃には同駅構内に上田原電車区があり、終日駅員配置の駅になっていました。しかし、1986(昭和61)年の1500Vへの昇圧が行われた際に電車区は下之郷駅に移転し、電車区跡の敷地を使用して駅は若干移動して現在位置に改築され、そのタイミングで無人化されています。上田交通上田原駅から別所温泉駅ゆき片道乗車券

  • 湊町駅発行 天王寺ゆき 復路専用乗車券

    1979(昭和54)年5月に関西本線湊町(現・JR難波)駅で発行された、天王寺ゆきの復路専用乗車券です。青色こくてつ地紋のB型矢印式大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。復路専用乗車券は出札口ではなく、精算所や改札口で発売されている乗車券で、正確には「分岐往復乗車券」という改札補充券になります。補充券というと手書きの乗車券類を想像しますが、比較的需要のあるものについて常備券のように設備されていたもので、「硬券式改札補充券」と呼ばれることもあります。湊町駅は、現在の大阪環状線の新今宮駅から分岐した形で線路が延びていますが、通しの乗車券を持つ旅客は新今宮(天王寺)駅~湊町駅間の乗車券を所持していない場合が多かったため、同区間の精算運賃(往路分)を別途収受し、同時に同駅から新今宮駅方面に戻るための復...湊町駅発行天王寺ゆき復路専用乗車券

  • 上野駅発行 120円区間ゆき片道乗車券

    1984(昭和59)年3月に、東北本線上野駅で発行された、同駅から120円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。同駅には券売機が設備されておりますので、近距離乗車券については通常は券売機での発券になりますが、当日は券売機の混雑解消のため、硬券を使用した臨時の出札所が設けられておりました。裏面です。券番が片側にしかないタイプで、東京印刷場でかつて行っていた集中印刷方式で印刷されたものでした。集中印刷方式は1ロットの印刷枚数が多い場合に用いられる印刷方法で、昭和50年代末期には行われなくなっておりましたので、御紹介の券はほぼ最終ロットに近い部類のものであったものと思われます。上野駅発行120円区間ゆき片道乗車券

  • 秩父鉄道 寄居駅発行 急行券

    2014(平成26)年10月に秩父鉄道秩父本線の寄居駅で発行された、同社自社線内用の急行券です。黄色JPRてつどう地紋のB型大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものです。同線では有料急行列車である「急行秩父路」号の運転があり、寄居駅の他、羽生駅・熊谷駅・武川駅・ふかや花園駅・長瀞駅・秩父駅・御花畑駅・影森駅・三峰口駅の各駅で急行券が発売されています。券面には乗車日を記入する欄がありますが、乗車券類の前売りをしていないことから発売時の発売日の印字で代用しているものと思われ、乗車日を記入された券を見たことはありません。裏面です。券番の他、「ご乗車される急行列車一回限り有効」の文言があります。同社の急行列車に乗車する際には、回数券、各種フリー乗車券で利用する際にも急行券が必要ですが、野上駅~長瀞駅間、秩父...秩父鉄道寄居駅発行急行券

  • 秩父鉄道 寄居駅発行 普通入場券

    2011(平成23)年5月に秩父鉄道秩父本線の寄居駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものです。同駅は秩父鉄道の他、JR東日本八高線と東武鉄道東上線の共同使用駅になっておりますが、秩父鉄道が管理していますので、普通入場券は駅の管理事業者である同社だけが発売しています。裏面です。券番の他、発行駅名が印刷されています。同社の普通入場券は大人・小児用券の1種類が通常発売の様式になっておりますが、ほぼ観光記念やコレクション用として発売されているようです。最近の同社硬券では、小児用として発売した際に切断した断片を、売上書類として添付するために綴じる穴が小児断片にありませんが、さほど問題はないように思われます。秩父鉄道寄居駅発行普通入場券

  • 秩父鉄道 寄居駅発行 上長瀞・大麻生ゆき 片道乗車券

    2011(平成23)年5月に、秩父鉄道秩父本線の寄居駅で発行された、上長瀞・大麻生駅ゆきの片道乗車券です。鼠色JPRてつどう地紋のB型矢印式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものです。同社の社線内用硬券乗車券では、着駅表示は最遠駅のみ記載するようになっており、上り方向と下り方向の双方に着駅が存在する場合には矢印式が使用され、どちらか一方にしかない場合には相互式もしくは準常備式が使用されています。裏面です。券番と発行駅の他、発駅と「表面矢印の1駅ゆき」「発売当日限り有効下車前途無効」の文言があります。寄居駅は秩父鉄道の他、JR東日本八高線と東武鉄道東上線の共同使用駅になっておりますが、秩父鉄道が管理していますので、同社の乗車券は自社発券ということになります。秩父鉄道寄居駅発行上長瀞・大麻生ゆき片道乗車券

  • ◯社 寄居駅発行 190円区間ゆき片道乗車券

    1987(昭和62)年1月に八高線寄居駅で発行された、同駅から190円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。前回円エントリーで御紹介いたしましたように、同駅は国鉄(JR東日本)の他に秩父鉄道と東武鉄道が乗り入れている共同使用駅で、出改札業務については秩父鉄道が実施しております。そのため、御紹介の券は秩父鉄道の窓口で発売されておりますため、発行駅名の前に、社線窓口で発売された旨の「◯社」符号が付けられています。◯社寄居駅発行190円区間ゆき片道乗車券

  • 東武鉄道 寄居駅発行 池袋駅接続 東日本会社線120円区間ゆき 片道連絡乗車券

    1988(昭和63)年10月に、東武鉄道東上線の寄居駅で発行された、同駅から池袋駅接続、JR東日本線120円区間ゆきの片道連絡乗車券です。桃色東武鉄道自社地紋のB型金額式大人・小児用券で、足利印刷で調製されたものと思われます。裏面です。券番・発行駅名の他、発売当日限り有効下車前途無効の文言が印刷されています。寄居駅は東上線の終着駅になりますが、東武鉄道の他に秩父鉄道とJR東日本(八高線)の3事業者が乗り入れている共同使用駅になっており、駅業務は秩父鉄道が受託していますので、御紹介の券は秩父鉄道の窓口で発売されていました。東武鉄道寄居駅発行池袋駅接続東日本会社線120円区間ゆき片道連絡乗車券

  • 帝都高速度交通営団 西銀座から1区20円区間ゆき 片道乗車券

    1964(昭和39)年4月に帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄。東京メトロ)西銀座(現・銀座)駅で発行された、1区20円区間ゆきの片道乗車券です。黄緑色無地紋のA型券売機券になっています。営団地下鉄が日比谷線を開業させた時、それまで均一運賃であった銀座線と丸ノ内線とともに区割り区間制運賃を導入しています。御紹介の券は区割り区間制時代のもので、硬券は比較的残されているものがありますが、券売機発行の軟券についてはあまり残されていないようです。同社では、昭和40年代になりますと現在と同じ金額式による区間制に改められています。帝都高速度交通営団西銀座から1区20円区間ゆき片道乗車券

  • JR東日本 渋谷から160円区間ゆき 片道乗車券

    1988(昭和63)年4月に、JR東日本山手線の渋谷駅で発行された、同駅から160円区間ゆきの片道乗車券です。桃色JRE地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。まだSuicaなどの交通系IC乗車券が存在していなかった時代でしたので、券売機の混雑時には、少しでも混雑を解消させるため、数時間程度コンコースにテーブルを出して臨時出札所が開設されることがありました。御紹介の券は通常発売されていた訳ではありませんが、臨時出札所で発売されていたものです。渋谷駅はJR東日本線の山手線と湘南新宿ライン・埼京線の他、東京メトロ銀座線・半蔵門線、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線などの路線が乗り入れている他、周辺には話題のお店が数多くあって年中混雑しているイメージがありますが、捌ききれないほどに旅...JR東日本渋谷から160円区間ゆき片道乗車券

  • 川湯駅発行 美留和駅ゆき 片道乗車券

    1986(昭和61)年9月に釧網本線川湯(現・川湯温泉)駅で発行された、釧網本線美留和(びるわ)駅ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型一般式大人・小児用券で、札幌印刷場で調製されたものです。御紹介の券は川湯駅から最短区間ゆきの乗車券になりますが、当時の北海道内では、近距離区間用の乗車券でも一般式が使用されている駅が多くありました。着駅の美留和駅はJR北海道が2024年度の廃止対象候補駅のうちの一つに挙げており、釧網本線内では他に、緑駅と茅沼駅が候補になっています。現在、すべての駅はJR北海道が管理していますが、乗車人員は各駅とも3人以下になっているというのが廃止対象駅になった理由であるとのことですが、美留和駅と茅沼駅については地元住民が困惑しているのが現状であり、地元自治体として管理を受託しても駅...川湯駅発行美留和駅ゆき片道乗車券

  • 帝都高速度交通営団 神宮前駅発行 40円区間ゆき 片道乗車券

    1969(昭和44)年5月に、帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄。東京メトロ)銀座線の神宮前駅で発行された、同駅から40円区間ゆきの片道乗車券です。緑色JPRてつどう地紋のB型金額式大人専用券で、帝都交通印刷で調製されたものと思われます。裏面です。券番と発行駅名の他、「神宮前から40円」の記載と、社名が印刷されています。神宮前駅は銀座線の前身である東京高速鉄道が開業した1938(昭和13)年11月に青山六丁目駅として開業していますが、1年も経たない翌年9月に神宮前駅に改称されています。その後、永年神宮前駅として営業していましたが、1972(昭和47)年10月に千代田線が開通し、神宮前駅に隣接して表参道駅が開業したタイミングで、表参道駅に改称されています。帝都高速度交通営団神宮前駅発行40円区間ゆき片道乗車券

  • 肥薩線 真幸駅発行 普通入場券

    肥薩線の「山線区間」と呼ばれる人吉駅~吉松駅間には途中駅が3駅あり、内2駅は前回および前々回エントリーで御紹介いたしました、熊本県人吉市にある大畑駅と矢岳駅になります。3駅目が今回御紹介いたします真幸(まさき)駅です。1984(昭和59)年12月に真幸駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、門司印刷場で調製されたものになります。同駅は肥薩線の中で唯一の宮崎県内にある駅で、宮崎県えびの市に位置しています。矢岳駅側には熊本県との県境の山があり、そこを貫く矢岳第一トンネルがあります。日本の鉄道の初期の頃に建設されたこのトンネルは、建設工事の最中に多数の犠牲者を出したほか、異常出水によって資材運搬用の馬が荷物ごと押し流されてしまったという話が残されています。また、管理人のハンドルネームとし...肥薩線真幸駅発行普通入場券

  • 肥薩線 矢岳駅発行 普通入場券

    1984(昭和59)年12月に肥薩線の矢岳駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、門司印刷場で調製されたものです。前回エントリーで御紹介いたしました大畑駅とともに、肥薩線の「山線」と呼ばれる険しい区間にある駅で、同駅も熊本県人吉市にあります。1面1線の小さな駅ですが、かつては木炭や木材の積み出しで賑わっており、貨物側線のある駅であったそうです。駅正面から約100メートル程度離れた場所には明治時代に建てられた矢岳駅の駅長官舎が残されています。これは、肥薩線開通に伴って建てられたものと言われていて、建物財産票には明治42年11月と記載されていますが、実際の完成はそれより早かったとも言われています。1980(昭和55)年に地元の公民館に転用され、さらに2002(平成14)年には個人所有に...肥薩線矢岳駅発行普通入場券

  • 肥薩線 大畑駅発行 普通入場券

    1984(昭和59)年12月に肥薩線大畑(おこば)駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、門司印刷場で調製されたものです。かつて、「大畑」という駅名は青森県の大畑線(⇒下北交通大畑線。現在は廃線)にもあり、青森県の大畑駅は「おおはた」と読みますが、肥薩線の方は「おこば」と読みます。肥薩線の大畑駅は熊本県人吉市にありますが、広大な山の中に大きなループ線とスイッチバックがある秘境駅として人気があり、かつては信号所と蒸気機関車の給水所の役割があり、急行列車などの優等列車も停車(特急列車は運転停車)する駅になっていましたが、国鉄民営化後の2000(平成12)年に急行列車が廃止されて普通列車のみの路線になると1日5往復程度の列車しか来ない駅になってしまっていました。肥薩線は国鉄民営化後にはJ...肥薩線大畑駅発行普通入場券

  • JR東日本 武蔵境から320円区間ゆき 片道乗車券

    2023(令和5)年7⽉20⽇(⽊)から7⽉23⽇(⽇)の間、JR東日本中央本線の武蔵境駅では「中央線ビールフェスティバル2023Summer」というイベントが行われました。このイベントは、中央線の沿線に新興ブルワリーが次々立ち上がってきていることから、中央線沿線のクラフトビール文化を楽しむため、多摩地域のビール醸造所が同駅駅前広場に集まって出店するイベントで、途中のコロナ禍の時期は開催が見送られましたが、2018(平成30)年の初開催から数回催されています。2023年は新たに3つのブルワリーが加わり、過去最多である18ブルワリーが集まっています。イベント会場では各ブルワリーが出店するブースでは各醸造所オリジナルのビールが提供され、他に地元飲食店が出店するブースでフードを購入できます。ビールは各ブースでの...JR東日本武蔵境から320円区間ゆき片道乗車券

  • JR東海 品川駅発行 連絡会社線発の乗車券

    2023(令和5)年10月に、JR東海の東海道本線品川駅で発行された、伊豆箱根鉄道駿豆線の韮山駅から東京山手線内ゆきの連絡会社線発の片道連絡乗車券です。青色JRC地紋の特殊指定共通券紙の85㎜券になっています。本来であれば、乗車券は発売駅から有効なものを発売することが原則ですが、特急券や指定券類と同時に発売する場合は他駅発の乗車券を発売することも可能であり、連絡運輸が行われている区間であれば、社線発の乗車券も購入することが可能です。ご紹介の券は同区間の往復乗車券として購入していますが、往復乗車券ですと有効期間が4日間になりますが、スケジュール上5日間必要なため、往路用と復路用を別々で発券して貰っています。当日、同時に購入した新幹線の自由席特急券です。JR線区間の三島駅から東京・品川駅間について新幹線を選択...JR東海品川駅発行連絡会社線発の乗車券

  • 西武鉄道 一橋学園駅発行 八坂・小平・小川・国分寺・恋ヶ窪駅ゆき 片道乗車券

    1967(昭和42)年2月に、西武鉄道多摩湖線の一橋学園駅で発行された、八坂・小平・小川・国分寺・恋ヶ窪駅ゆきの片道乗車券です。緑色せいぶてつどう自社地紋のB型矢印式の大人専用券で、千切り式の半硬券になっています。裏面です。券番と社名および発行駅名の他、「一橋学園から20円」「表面矢印の1駅ゆき」「通用発売当日限り」「下車前途無効」の文言があります。ご紹介の券は大人専用券で小児断片を切ることがないため、券番は片側にしかありません。再掲致しますが、一橋大学駅発行の片道乗車券です。前回エントリーで申し上げましたように、同駅はこの券が発行された前年の1966(昭和41)年7月に小平学園駅と一橋大学駅が統合されて開業しておりますが、小平学園駅が統合によって廃駅になったのに対し、一橋大学駅は書類上は統合・移転のうえ...西武鉄道一橋学園駅発行八坂・小平・小川・国分寺・恋ヶ窪駅ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 一橋大学駅発行 八坂・小平・国分寺・恋ヶ窪駅ゆき片道乗車券

    1959(昭和34)年10月に、西武鉄道多摩湖線の一橋大学駅(廃駅)で発行された、八坂・小平・国分寺・恋ヶ窪駅ゆきの片道乗車券です。桃色せいぶてつどう自社地紋のB型矢印式大人・小児用券で、千切り式の半硬券です。ご紹介の券は同社の等級制が表示されていた頃のもので、3等の表記がありますが、ちょうど入鋏で切り落とされてしまっています。裏面です。券番と社名および発行駅名の他、「表面矢印の1駅ゆき」「通用発売当日限り」「下車前途無効」の文言があります。着駅の八坂駅は、多摩湖線の萩山駅から先の1つ目の駅で、小平駅は萩山駅で新宿線に乗り換えて1つ目の駅になります。また、国分寺駅は多摩湖線の起点駅であり、恋ヶ窪駅は国分寺駅で国分寺線に乗り換えて1つ目の駅になります。前回エントリーで、小平学園駅が昭和41(1966)年に一...西武鉄道一橋大学駅発行八坂・小平・国分寺・恋ヶ窪駅ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 小平学園駅発行 八坂・国分寺駅ゆき片道乗車券

    1964(昭和39)年5月に西武鉄道多摩湖線の小平学園駅(廃駅)で発行された、八坂・国分寺駅ゆきの片道乗車券です。緑色せいぶてつどう自社地紋の矢印式大人・小児用券で、千切り式の半硬券になっています。裏面です。券番と社名・発行駅名の他、「小平学園から10円」の表記の「表面矢印の1駅ゆき」、「通用発売当日限り」「下車前途無効」の文言が並んでいます。小平学園駅は現在の小平市学園東町にあった駅で、昭和41(1966)年に一橋大学駅と統合される形で廃止されています。1面1線の棒線駅で、現在の一橋学園駅の北口にある踏切をはさんですぐのところにあったようですが、駅があった痕跡は残っていません。となりにあった一橋大学駅とは400メートルしか間隔がなかったため、統合は混雑緩和のためというのが理由であったようです。西武鉄道小平学園駅発行八坂・国分寺駅ゆき片道乗車券

  • JR東海ツアーズ品川支店発行 東京駅から西明石駅までの新幹線特急券

    2007(平成19)年9月にJR東海ツアーズ品川支店で発行された、東京駅から西明石駅までの新幹線特急券です。青色JRC地紋の特殊共通券紙が使用されておりますが、この券はまだ熱転写式時代のものになります。特急券の区間としては東京駅から西明石駅までになりますが、西明石駅にはのぞみ号は停車しないため、途中の新大阪駅でのぞみ号からひかり号に乗換することになります。御紹介の券は乗車する全区間についての料金を計上する券になり、座席指定の記入はなく、「指定券発行」と記載されています。そして、その右側にあります「N05450」という数字はのぞみ号の特急料金が記載されています。この特急券の座席指定については、別途列車(区間)ごとに新幹線指定券が発行されます。2枚目は東京駅から新大阪駅までののぞみ号の指定券です。右下に「◯席...JR東海ツアーズ品川支店発行東京駅から西明石駅までの新幹線特急券

  • 弘南鉄道 黒石駅から210円区間ゆき 片道乗車券

    2016(平成28)年2月に弘南鉄道弘南線の黒石駅で発行された、黒石から210円区間ゆきの片道乗車券です。青色BJRてつどうじどうしゃ地紋のB型金額式大人・小児用千切り半硬券で、日本交通印刷で調製されたものです。同駅では乗車券は券売機で購入するようになっておりますが、窓口でお願いすれば、半硬券の乗車券を発売して戴くことができます。かつて同社では硬券が使用されておりましたが、社線内完結の乗車券については半硬券に切り替えられています。同社の金額式半硬券は有人駅各駅に常備されておりますが、駅名が印刷されているものはなく、記入式のものしかありません。発売の際に駅名と日付が一体になったデーター印を捺印して発売しています。かつては駅によっては発駅欄に駅名印を予め捺印し、発売の際に日付印を捺印していた駅もありましたが、...弘南鉄道黒石駅から210円区間ゆき片道乗車券

  • 熱海駅発行 伊豆急下田ゆき 片道連絡乗車券

    1981(昭和56)年4月に、東海道本線熱海駅で発行された、伊東線伊東駅接続の伊豆急下田駅ゆき片道連絡乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型相互式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。熱海駅~伊東駅間の伊東線区間16.9kmと、伊東駅~伊豆急下田駅間の伊豆急行線区間45.7kmの営業キロ62.6kmの区間で、発売当日限り有効、下車前途無効の乗車券になります。当時、伊豆急行線では営業キロ24km以上の区間の乗車券については有効2日で途中下車が可能になっていましたが、連絡乗車券で発売された場合は国鉄の営業規則に準じた取扱いになっていたようです。熱海駅発行伊豆急下田ゆき片道連絡乗車券

  • 寺田町駅発行 東京都区内から大阪市内ゆき 復路用片道乗車券

    前回エントリーで、東北本線野辺地駅で発行された、東京都区内から野辺地ゆきの復路用片道乗車券を御紹介いたしましたが、このような例は全国でも散見された模様です。1971(昭和41)年4月に、大阪環状線の寺田町駅で発行された、東京都区内から大阪市内ゆきの復路用片道乗車券です。青色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。恐らく御紹介の券が設備された理由は前回エントリーの野辺地駅と同一と思われますが、御紹介の券の場合は着駅についても特定都区市内の駅になりますので、寺田町駅の名前は発駅にしか現れません。また、これらの券は発売当日に使用されることはまずありませんので、大抵「から通印」が捺印され、発売日以降数日してから有効になる場合が多いようです。裏面です。まだ駅名標に「[区]や[阪]と...寺田町駅発行東京都区内から大阪市内ゆき復路用片道乗車券

  • 野辺地駅発行 東京都区内から野辺地ゆき 復路用片道乗車券

    1980(昭和55)年2月に東北本線野辺地駅で発行された、東京都区内から野辺地駅ゆきの復路用片道乗車券です。青色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券で、仙台印刷場で調製されたものです。御紹介の券は往復発売時の復路用や、かえり用のみを購入する旅客に発売するものと思われます。前者の場合、片道では発売日共5日間有効である場合、往復ですと発売日共10日間有効になりますが、帰路の行程が10日以上にまたがってしまう場合には一般的な往復乗車券では対応できなくなってしまうため、往路用と復路用を別々に発売する必要があります。また、後者については、往路や飛行機や高速バス、自家用車等を利用するなどで鉄道を利用しない場合等が想定されます。乗車券と急行券類を同時に発売する場合、一般的には乗車券は補充券で発売することになるかと思わ...野辺地駅発行東京都区内から野辺地ゆき復路用片道乗車券

  • タイムズ24 駐車券

    久々に鉄道とは関係の無いものを・・・。2023(令和5)年9月に、コインパーキングのタイムズ24で発行された駐車券です。青色の同社独自の地紋が印刷されたサーマル磁気券紙が使用されています。場所は伏せますが、都内某所にあるタイムズ24で、大手スーパーのお客様駐車場を兼ねた、スーパーの建物の中に併設されているところです。恐らくどこのタイムズ24でも駐車券は同じなのではないかとは思いますが、長辺(縦)が86mm、短辺(横)が53.5mmになっており、鉄道の乗車券等で使用されております長辺(縦)が85mm、短辺(横)が57.5mmとは若干寸法が異なります。鉄道の乗車券等と券紙の大きさを比較してみました。長辺(縦)が1mm長く、短辺(横)が4mm狭いことが分かります。地紋部分を拡大してみました。本年10月から施行さ...タイムズ24駐車券

  • JR西日本 大阪駅から(環)福島駅ゆき 片道乗車券

    2023(令和5)年8月に、JR西日本東海道本線大阪駅で発行された、(環)福島駅ゆきの片道乗車券です。指定券券売機で発券されたもので、青色JRW地紋の指定共通券紙が使用されています。大阪駅から大阪環状線の福島駅までは1駅ですし、券売機券でも充分なのですが、JR東日本東北本線の福島駅と同名の駅であることから、大阪環状線の駅であることを示す「(環)」の文字が入っている券が欲しくて指定券券売機で購入しました。ちなみに、大阪環状線の福島駅から東北本線の福島駅までの乗車券を購入することも可能ですが、大阪環状線の福島駅は大阪市内の駅に属することから「(環)福島から(北)福島まで」とはならず、「ロ阪大阪市内から(北)福島まで」となってしまいますので、喜びが半減します。JR西日本大阪駅から(環)福島駅ゆき片道乗車券

  • 長岡駅発行 ◯企 新潟・長岡Sきっぷ

    1982(昭和57)年6月に、信越本線長岡駅で発行された、「新潟・長岡Sきっぷ」という企画乗車券です。若草色こくてつ地紋のA型券で、新潟印刷場で調製されたものです。「Sきっぷ」は乗車券と自由席特急券が一緒になった片道用の企画乗車券で、往復用が「Qきっぷ」になります。御紹介の券は長岡駅から新潟駅までの乗車券と、在来線の自由席特急券が一緒になったもので、1000円で発売されていました。当時の同区間の運賃は、営業キロが63.3kmで、乗車券が870円で、100kmまでの自由席特急券が1000円でしたから、自由席特急券を購入しただけで乗車できる金額となり、かなり破格なものでした。上越新幹線が同年11月に開業していますので、この券が発売されていた頃は在来線の特急列車が最速であり、また、「とき」号をはじめとした各種特...長岡駅発行◯企新潟・長岡Sきっぷ

  • JR東日本 目白駅発行 荻窪駅ゆき連続乗車券

    2023(令和5)年9月に、JR東日本山手線の目白駅で発行された、池袋駅折り返しの中央本(東)線荻窪駅ゆきの連続乗車券です。青色JRE地紋の特殊指定券紙が使用されたもので、指定券券売機で購入したものです。当日、たまたま所持しておりました定期券が期限切れになっており、週末の関係で乗車券を購入して乗車した方が有利であったため、実際に乗車する区間について連続乗車券として購入しました。連続乗車券として指定券券売機で購入するには、特急列車に乗車する区間を池袋駅から新宿駅間として指定の上、新宿駅から普通列車に乗換えるという設定で購入しています。連続乗車券のため、下車前途無効の東京近郊区間相互間の乗車券ですが、有効期間が合算されるため、2日間有効になります。1枚目の「(連続1)」については下車した池袋駅で無効印を捺して...JR東日本目白駅発行荻窪駅ゆき連続乗車券

  • 西武鉄道 高田馬場駅発行 振替乗車票

    日付の記載はございませんが、2023(令和5)年9月に、西武鉄道新宿線の高田馬場駅で発行された振替乗車票です。白色無地紋のA型千切り式軟券で、発行駅名は記入式になっています。同社ではかつて硬券の振替乗車票を発行しておりましたが、平成の初期に硬券の常用が廃止された時期以降、在庫が切れた時点で軟券に変更されています。硬券時代には駅名まで印刷された様式が一般的で、小規模のあまり需要がない駅については駅名記入式のものが使用されておりましたが、軟券化されてからは駅名まで印刷されたものは未見ですが、御紹介のような大規模で発行枚数の多い駅でさえ記入式になっていることから、記入式一種類しかないものと思われます。裏面です。券番はなく、ロット番号と思われる丸囲みの数字のみ印刷されています。西武鉄道高田馬場駅発行振替乗車票

  • 東京臨海高速鉄道 国際展示場駅発行 普通入場券

    2016(平成28)年12月に東京臨海高速鉄道りんかい線の国際展示場駅で発行された普通入場券です。青色東京臨海高速鉄道自社地紋のB型大人・小児用券になっています。同社では2012(平成24)年頃から硬券入場券を大崎駅を除いた全駅で発売していますが、当初はA型無地紋券であったものがA型の地紋入りの様式に変更され、その次にはB型券化され、さらに白色無地紋化いったように、在庫がなくなるたびに様式の変更が行われています。御紹介の券は3代目にあたるもので、駅員氏にお伺いしたとき、「会社は突然違う様式のものを送ってくるんですよ」といった具合で、コレクションや観光記念要素の強い硬券入場券は、同社では「お遊び」感覚なのかも知れません。こちらは小児専用券です。地紋入りの小児専用券は桃色地紋になっています。これも大崎を除いた...東京臨海高速鉄道国際展示場駅発行普通入場券

  • JR西日本 天王寺駅発行 新今宮接続南海線160円区間ゆき 片道連絡乗車券

    前回エントリーでJR東日本目白駅の券売機で発行された連絡乗車券を御紹介いたしました。今回は、同じく大都市圏でJR線と私鉄各社が複雑の交差している、大阪圏内のJRから私鉄線への券売機で発行された連絡乗車券を御紹介いたしましょう。2023(令和5)年8月にJR西日本関西本線の天王寺駅で発行された、新今宮駅接続の南海線160円区間ゆきの片道連絡乗車券です。桃色JRW地紋のA型金額式券売機券で発行されています。やはり大阪圏内でもICOCAなどのIC乗車券の利用を推進しているのでしょうか、券売機の連絡乗車券は口座を最低限に絞られている感じがします。また、みどりの窓口での発売は行われていません。ただし、関東圏と比べますと、関西圏ではまだIC乗車券の利用割合が高くはないようで、まだ乗車券の需要が多いようなイメージがあり...JR西日本天王寺駅発行新今宮接続南海線160円区間ゆき片道連絡乗車券

  • JR東日本 目白駅発行高田馬場接続西武線160円区間ゆき 片道連絡乗車券

    2023(令和5)年8月にJR東日本山手線の目白駅で発行された、高田馬場駅接続、西武線160円区間ゆきの片道連絡乗車券です。桃色JRE地紋のA型金額式券売機券で発行されています。目白駅~高田馬場駅間のJR線運賃が150円、高田馬場駅から西武線区間は160円区間になりますので合計運賃は310円ということになりますが、同区間は乗継割引が適用されていますので、10円マイナスの300円で発売されています。最近同社では、SuicaなどのIC乗車券の利用を推進しており、連絡乗車券については連絡運輸機関間の精算業務の煩雑さを軽減する意味もあって、券売機から口座が削除されています。そのため、JR線の乗車券を乗換駅(高田馬場)まで購入し、その先の西武線については現地で購入するよう案内されます。しかしながら、乗継割引が適用さ...JR東日本目白駅発行高田馬場接続西武線160円区間ゆき片道連絡乗車券

  • 東武鉄道 下板橋駅発行 池袋/上板橋ゆき 片道乗車券

    1968(昭和43)年3月に東武鉄道東上線の下板橋駅で発行された、池袋/上板橋ゆきの片道乗車券です。黄褐色TRCとぶてつ自社地紋のB型一般式大人・小児用券で、足利印刷で調製されたものです。この券も同社の旅客営業規則第187条の⑶に則って作成されており、ここでは(ロ)の異なる2方向ゆきのものは「草加/館林ゆき」の例による、という内容に基づいています。駅名が似ているので紛らわしいですが、東上線の駅は池袋から、北池袋・下板橋・大山・中板橋・ときわ台・上板橋の順になっており、発駅の下板橋に対し、着駅の池袋および上板橋は全く方向が異なる駅であることが分かります。このような場合、一般的には一般式券を各々設備するか、地図式や両矢印式の券で設備する事業者が多い中、同社では敢えて異なる2方向をまとめた一般式を採用しています...東武鉄道下板橋駅発行池袋/上板橋ゆき片道乗車券

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