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2009/02/01

  • 福井鉄道 福井駅から田原町ゆき 片道乗車券

    2016(平成28)年9月に、福井鉄道福武線福井駅にありますウエルカムセンターで発行された、福井駅から田原町駅ゆきの片道乗車券です。黄緑色福井鉄道自社地紋のA型券で、出札用の発券機で発行されたものです。ウエルカムセンターは福井市が運営している観光案内所で、観光客へ福井市内外の観光情報を提供する他、ホテルや旅館など宿泊先への手荷物配送・雨具のレンタルサービスなどのサービスを提供する施設です。ここでは観光案内の一環として福井鉄道や京福バスの乗車券の他、福井駅及び付近駅を行き先とする定期乗車券や回数券、フリーきっぷ等が委託発売されていました。ところが、これらの乗車券発売業務は本年2月末を以て終了し、翌日以降はウエルカムセンター内に設けられた臨時窓口での取扱いとされておりましたが、この取扱いも4月14日を以て終了...福井鉄道福井駅から田原町ゆき片道乗車券

  • 鎌倉駅発行 東京電環ゆき 一等片道乗車券

    ちょうど57年前の1966(昭和41)年4月17日に鎌倉駅で発行された、東京電環(現・東京山手線内)ゆきの一等片道乗車券です。経年によってヤケが見られますが、若草色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。裏面です。券番と発行駅名の他に「東京電環内下車前途無効」の文言があります。券番の横にある「⑰(◯17)」の数字は循環番号で、券番0001~0000までの10,000枚でこの番号が1番繰り上がりますので、⑰ということは177,207番ということになります。鎌倉という観光地は今でも人気スポットですが、特に御年配の方に人気のある場所でしたので、一等車を利用する旅客が多かったものと推測されます。鎌倉駅発行東京電環ゆき一等片道乗車券

  • 西武バス 整理券 ~その2

    前回エントリーで西武バスの整理券を御紹介いたしましたが、同社の現行の整理券は御紹介したものとは様式が変更されています。1994(平成6)年2月に車内で発行された整理券で、感熱式の現行様式になります。券の大きさは変更ありませんが、いままで大きく表示されていた停留所番号が小さくなり、QRコードのようなものが印刷されています。このコードは券を料金機に投入したとき、料金機が運賃を判別するようになっているようで、それまでは乗務員が整理券番号を見て都度料金機の運賃を設定していましたが、その操作が不要になっているようです。しかし、料金機には釣り銭を自動計算する機能はなぜか無いようで、釣り銭が必要な場合には、料金機に付けられている両替機で両替をしたうえで、ちょうどの運賃を投入する必要があります。西武バス整理券~その2

  • 西武バス 整理券 ~その1

    1992(平成4)年9月に、西武バスの車内で発券された整理券です。感熱印刷式券で、鉄道のB型券よりひとまわり小さいサイズになっています。乗車停留所の番号が大きく印字されており、従来のインクで印刷された整理券の様式をそのまま感熱式にしたような券です。運賃精算時には料金機に整理券を入れ、運賃表に表示された金額を運賃箱に投入します。西武バスは埼玉県所沢市に本社のあるバス会社で、西武鉄道を筆頭とする西武ホールディングスの子会社で、西武鉄道の沿線を中心としてエリアで路線バスや、高速バスなどの運行をしています。ただし、他の大手私鉄事業者がバス事業を分社化したような経緯では無く、同社は当初から鉄道の傘下のバス事業専業事業者として営業しています。同社では路線バスの運賃支払い方法が3通りあり、東京23区と武蔵野市の一部およ...西武バス整理券~その1

  • JR九州 ◯自 博多から150円区間ゆき 片道乗車券

    日付が見づらいですが、1989(平成元)年8月にJR九州自動車事業部(JR九州バス)の、◯自博多駅(博多バスターミナル)で発行された150円区間ゆきの片道乗車券です。桃色JRK地紋のB型金額式大人専用券で、門司印刷場で調製されたものです。裏面です。券番の他に、料金機内で裏返しに着地してしまった場合の対策として、運賃額である「150」の文字が大きく印刷されています。この頃はまだ各地のバス券売所(案内所)では硬券乗車券を発売しているところが多く、実際にはそのようなことはありませんでしたが、管理人のコレクター仲間の間では「意外とバスの方が遅くまで硬券残るんじゃない?」などという話をしていたこともありました。この券が発行された時のJR九州バスは、国鉄民営化の際にJR九州の自動車事業部として承継されていましたが、2...JR九州◯自博多から150円区間ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 練馬駅発行 普通入場券

    1990(平成2)年10月に西武鉄道池袋線の練馬駅で発行された普通入場券です。黄色せいぶてつどう自社地紋のA型券売機券で、サーマル印字のタイプの券になります。様式としては現行券とは券紙の地紋や発売日付の西暦表記、券番横に発売時刻の印字などの変更はありますが、様式としては変更はありません。再掲いたしますが、前回エントリーで御紹介いたしました同社の特急券も同様で、かつての同社の乗車券券紙は自社地紋のものが使用されておりましたが、平成17年頃から桃色のPJRてつどう地紋の汎用用紙に変更され、現在では特別補充券などの特殊な券以外で見ることはできなくなっています。同様のことは東武鉄道でも行われており、これは自社地紋券紙を印刷するコストの削減によるものと思われます。西武鉄道練馬駅発行普通入場券

  • 西武鉄道 西武秩父駅発行 ちちぶ8号特急券

    1998(平成10)年11月に西武鉄道秩父線の西武秩父駅で発行された、ちちぶ8号の西武秩父から所沢までの特急券です。若草色せいぶてつどう自社地紋の85㎜端末券になります。現在発行されております同社の特急券とは基本的な部分は同じですが、数度のシステム改修により、フォントの大きさなどが変わっています。現行券と一番違うところは券紙の色と地紋で、現行券は桃色PJRてつどう地紋の券紙になっています。西武鉄道西武秩父駅発行ちちぶ8号特急券

  • JR東日本 替佐駅発行 長野から大宮まで の新幹線自由席特急券

    2006(平成18)年7月に飯山線替佐駅で発行された、長野駅から大宮駅までの新幹線自由席特急券です。桃色JRE地紋のA型大人・小児用千切り軟券になっています。同駅には飯山駅管理の簡易委託駅で地元自治体が受託した乗車券発売所があり、現在ではPOS端末による端末券を発売していますが、当時は御紹介のような常備式軟券で発売されていました。この券は実際に管理人が長野からの新幹線に乗車するために購入したもので、長野駅で新幹線のホームに入場する際に改札スタンプが捺印されています。裏面です。裏面には券番が印刷されています。右下の印は大宮駅で新幹線改札口を出場する際、記念に持ち帰りたい旨を申告いたしましたところ捺印された、乗車記念用の使用済み印です。JR東日本替佐駅発行長野から大宮までの新幹線自由席特急券

  • 神岡鉄道 神岡鉱山前から飛騨神岡ゆき 片道乗車券

    2001(平成13)年12月に神岡鉄道神岡鉱山前駅で発行された、飛騨神岡駅ゆきの片道乗車券です。橙色神岡鉄道自社地紋の補充片道乗車券で発行されています。裏面です。同社はJRとの普通旅客の連絡運輸は行われていなかったと記憶しておりますが、業績が悪化してからと思われますが、補充券が設備されています。同社では運賃収受は列車の運賃箱でおこなわれており、主要駅では乗車券が発売されているものの、その必要性はかなり低く、補充乗車券はおそらく増収策用として作成されたものと思われ、実際に使用することはできますが、実使用されることは殆どなかったと思われます。神岡鉄道神岡鉱山前から飛騨神岡ゆき片道乗車券

  • 神岡鉄道 硬券乗車券2種

    神岡鉄道は神岡鉱山から産出される硫酸の安定輸送のために第三セクター鉄道路線として存続され、貨物列車の合間に旅客列車が運転されるようなダイヤ体系になっていました。しかし、2004(平成16)年10月に屋台骨であった硫酸輸送がトラック輸送に切り替えられて終了し、収入源の7割以上を失ってしまうことになります。これは突発的であったのか、それとも段階的であったのかは不明ですが、この2年前には神岡鉱山前駅の改装や奥飛騨温泉口駅の改築、本社の移転など、将来を見据えた投資が行われており、傍目から見ても不可解な経営判断が行われていました。しかしながら、収入の7割に当たる貨物収入が無くなった以降は経営は厳しいものとなり、2006(平成18)年12月に神岡線は廃止され、翌2007(平成19)年には会社そのものが解散しています。...神岡鉄道硬券乗車券2種

  • 神岡鉄道 開業5周年記念乗車券

    1989(平成元)年10月に、神岡鉄道が開業5周年を記念して発行した、奥飛騨温泉口駅から猪谷駅ゆきの片道乗車券です。大きさはA型券と同様の真鍮板で作られた券で、相互式大人・小児用券になります。印字は刻印になっており、薄く削られた部分に黒色の塗料が入れられています。裏面です。裏面には何もありません。同線は国鉄が廃止した神岡線を神岡鉱山を所有する三井金属鉱業が全株式の51%を所有する大株主となり、鉱山から出荷される硫酸の安定輸送のために存続された第三セクターの鉄道で、記念乗車券を真鍮板で作成するというのは、いかにも鉱山鉄道ならではのような気がします。実際、この券を作成するのにどれだけのコストが掛かっているのかは分かりませんが、もし本当に乗車された場合、採算は合わないような気がします。神岡鉄道開業5周年記念乗車券

  • 神岡鉄道 神岡鉱山前駅から奥飛騨温泉口・神岡大橋・飛騨神岡ゆき 片道乗車券

    前回エントリーで神岡鉱山前(旧・神岡口)駅では券売機発券の乗車券が発売されていたと申し上げましたが、手元に同社券売機券がございますので御紹介いたしたいと思います。日付が変ですが、2000(平成12)年7月に神岡鉱山駅で発行された、奥飛騨温泉口・神岡大橋・飛騨神岡ゆきの片道乗車券です。水色神岡鉄道自社地紋のA型券売機券で、食券用の自販機が使用されていました。図示致しませんが、裏面には印字はなく、運賃箱への対応はされておりません。着駅は奥飛騨温泉口・神岡大橋・飛騨神岡の各駅になっていますが、同駅からの駅順は飛騨神岡・神岡大橋・奥飛騨温泉口の順になりますので、記載する着駅の順番は上から飛騨神岡・神岡大橋・奥飛騨温泉口と記載するのが正当と思われます。同線の列車は全列車がワンマン列車で、運賃箱を備えた車両が運用され...神岡鉄道神岡鉱山前駅から奥飛騨温泉口・神岡大橋・飛騨神岡ゆき片道乗車券

  • 神岡鉄道 神岡口駅発行 開業記念乗車券

    1984(昭和59)年10月に神岡鉄道神岡口(後の神岡鉱山前)駅で発行された、同線開業記念乗車券です。神岡口駅から猪谷駅ゆき奥飛騨温泉口駅から猪谷駅ゆき水色神岡鉄道自社地紋のA型相互式大人・小児用券で、日本交通印刷で調製されたものです。開業時に登場したKM-100型気動車がデザインされておりますが、どちらも同じイラストになっていて、開業記念の乗車券にしては「使い回し感」があります。神岡口駅から猪谷駅ゆき奥飛騨温泉口駅から猪谷駅ゆき裏面です。どちらも神岡口駅で発売されておりましたので、発行駅名は神岡口駅になっていました。1枚ずつバラバラで発売されていましたので、同時に購入しても券番は異なっていました。金額の安い神岡口~猪谷の券よりも金額の高い奥飛騨温泉口~猪谷の券のほうが売れていたのは意外です。同線は国鉄神...神岡鉄道神岡口駅発行開業記念乗車券

  • 猪谷駅発行 神岡駅ゆき片道乗車券

    1983(昭和58)年8月に高山本線猪谷駅で発行された神岡駅ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型一般式大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。現在の猪谷駅は高山本線のJR東海とJR西日本の無人境界駅になっていますが、当時の猪谷駅は駅員が配置され、高山本線だけでなく、当駅を起点として神岡線が乗り入れていました。神岡線は終点の神岡駅からの神岡鉱山の製品輸送のための路線で、開業は1966(昭和41)年と比較的新しく、全線の64%がトンネルまたは橋梁という山岳路線でしたが、開業からわずか15年の1981(昭和56)年に第1次特定地方交通線として廃止承認され、その3年後の1984(昭和59)年に廃止されてしまいます。廃止後は第三セクターの神岡鉄道に移管されて営業を続けていましたが、収入の7割以上...猪谷駅発行神岡駅ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 西武新宿駅発行 普通回数乗車券

    2023(令和5)年2月に、西武鉄道新宿線の西武新宿駅で発行された、高田馬場までの普通回数乗車券です。桃色PJRてつどう地紋のA型券で、出札窓口の発券機で発行されたものです。同社では本年3月のダイヤ改正で普通回数乗車券の発売が終了しています。近年、IC乗車券の普及やコロナ禍による鉄道事業者の業績悪化に伴って、JRや私鉄の多数事業者が回数券を廃止する傾向にあり、同社も今回のダイヤ改正の機会に回数券を廃止しています。ただし、障がい者割引回数乗車券は、IC乗車券では対応が難しいことから、これまでどおり一部の駅で発売が継続されます。西武鉄道西武新宿駅発行普通回数乗車券

  • JR東日本 幕張豊砂から海浜幕張ゆき 片道乗車券

    2023(令和5)年3月に発行された、JR東日本京葉線の幕張豊砂駅から海浜幕張駅ゆきの片道乗車券です。青色JRE地紋の特殊指定共通券用紙の券で、指定券券売機で発券されたものです。この券が発行された3月18日は幕張豊砂駅の開業初日になりますが、現地まで行かず、地元の駅で記念に1枚乗車券を購入しました。同駅は千葉県内のJR線としては1998(平成10)年に開業の東松戸駅以来25年ぶりの新駅となり、同線18番目の駅として開業しました。近隣には大型商業施設「イオンモール幕張新都心」があり、今後は駅と施設を結ぶ通路が整備されるとのことです。新聞報道によりますと、事業費は約115億円で、イオンモールがその半分を負担し、県と千葉市およびJR東日本が残りを負担しているとのことで、同駅の新規開業は、いままで鉄道駅が近くなか...JR東日本幕張豊砂から海浜幕張ゆき片道乗車券

  • 相模鉄道 横浜から10円区間ゆき 片道乗車券

    本日(3月18日)はJRグループのダイヤ改正日です。管理人のような関東圏内に居住している人間にとって、今回のダイヤ改正は、JRグループのものよりも、相模鉄道と東急電鉄が相互乗り入れを開始する、相鉄・東急直通線と東急新横浜線の開業が一番の目玉のような気がします。これらの路線の開業により、2019年に開業した相鉄・JR直通線とともに同社は東京・埼玉の路線との相互乗り入れが実現し、それまでは大手私鉄の中で全く他事業者との相互乗り入れが行われていなかった時代とは全く違う路線網が構築されたことになります。今回は昔の相鉄の乗車券を御紹介したいと思います。1965(昭和40)年10月に相模鉄道本線の横浜駅で発行された、同駅から10円区間ゆきの片道乗車券です。若草色JPRてつどう地紋のB型金額式大人専用券で、硬券単能式の...相模鉄道横浜から10円区間ゆき片道乗車券

  • 東武鉄道 業平橋駅発行 普通入場券

    いまから11年前の本日である2012(平成24)年3月16日、東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)の業平橋駅が、1931(昭和6)年に浅草駅から業平橋駅に駅名改称されて以来81年間営業してきましたが、翌3月17日に隣接する東京スカイツリー®および東京スカイツリータウン®の開業にあわせ、業平橋駅としての営業は3月16日を以て終了し、3月17日からは東京スカイツリー駅に改称されました。大人専用券小児専用券御紹介の券は業平橋駅最終日に発行された普通入場券です。黄褐色TRCとぶてつ自社地紋のB型大人専用および小児専用券で、同社系列の足利印刷で調製されたものになります。同社の硬券入場券は大人専用券と小児専用券に分かれており、大人・小児用券は存在しませんでしたので、購入するときは双方欲しくなってしまいますので、1駅...東武鉄道業平橋駅発行普通入場券

  • 若桜鉄道 若桜駅から郡家駅接続津ノ井駅ゆき 片道連絡乗車券

    2014(平成26)年7月に若桜鉄道の若桜駅で発行された、郡家駅接続、JR西日本因美線の津ノ井駅ゆきの片道連絡乗車券です。桃色若桜鉄道自社地紋のB型一般式大人・小児用券で、関東交通印刷で調製されたものと思われます。同社の硬券乗車券は開業当初は独自の印刷場で調製されたものが使用されておりましたが、平成になって日本交通印刷が調製したものに変更されています。御紹介の券は関東交通印刷で調製されたもので、試験的に導入されたものと思われます。従来の日本交通印刷で調製された券は、連絡乗車券と社線完結の乗車券の地紋が双方とも水色の自社地紋で、さらに、同社の連絡乗車券には接続駅を経由表記することをしないため、連絡乗車券と社線完結券の区別が付けづらいものでしたが、関東交通印刷券では連絡乗車券は桃色地紋に変更されており、視認性...若桜鉄道若桜駅から郡家駅接続津ノ井駅ゆき片道連絡乗車券

  • 弘南鉄道 弘南弘前から南弘前ゆき 片道乗車券(小児用)

    前回エントリーで弘南鉄道の弘南弘前(現・弘前)から南弘前(現・弘前東高前)ゆきの大人専用の片道乗車券を御紹介いたしましたので、今回の同区間用の小児専用券を御紹介いたしましょう。かなり変色していますが、前回御紹介の大人専用券と同じ1987(昭和62)年9月に弘南線の弘南弘前駅で発行された、南弘前駅ゆきの小児用の片道乗車券です。大人専用券同様、小児専用券についても発着双方の駅名が改称されていますが、訂正がされないまま発売されています。小児用券は15円(大人30円)の時に設備された、大人専用券よりも古い時代の券で、券紙がかなりヤケで変色しています。弘南鉄道弘南弘前から南弘前ゆき片道乗車券(小児用)

  • 弘南鉄道 弘南弘前から南弘前ゆき 片道乗車券

    1987(昭和62)年9月に弘南鉄道弘南線の弘南弘前(現・弘前)駅で発行された、南弘前(東工業高前⇒現・弘前東高前)駅ゆきの片道乗車券です。青色TTDてつどう地紋のB型一般式大人専用券で、日本交通印刷で調製されたものです。同社では昭和50年代頃までは御紹介のような大人専用券が多く使用されており、別に小児専用券も設備されていましたが、現在では社線内完結の乗車券は券売機券か千切り半硬券が主流になっており、硬券は殆ど見かけません。御紹介の券は運賃が40円の時代に設備されたものですが、運賃変更印を捺印のうえ、発売されておりました。当時の運賃(発売額)は140円だったと記憶しておりますが、設備されてから3倍以上の額になっています。ちなみに、弘南弘前駅が弘前駅に改称されたのはこの券が発売される1年半前の1986(昭和...弘南鉄道弘南弘前から南弘前ゆき片道乗車券

  • JR東日本 浪岡駅発行 弘前駅接続津軽尾上駅ゆき 片道連絡乗車券

    1989(平成元)年2月にJR東日本奥羽本線浪岡駅で発行された、浪岡駅から弘前駅接続、弘南鉄道弘南線津軽尾上ゆきの片道連絡乗車券です。桃色JRE地紋のA型準常備大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。着駅は上から南弘前(東工業高前⇒現・弘前東高前)・新里・館田・津軽尾上の順になっており、津軽尾上駅がこの券の最遠駅区間になります。東京印刷場では、準常備券の場合は着駅が3段から5段までのものはA型券で、6段以上のものがD型券とされており、御紹介の券は4段になりますのでA型券で調製されています。御紹介の券はJR東日本から社線への連絡乗車券になっており、本来であれば接続駅である弘前駅を経由駅として「経由弘前」と記載するのが通例ですが、この券は経由表記が漏れてしまっており、ぱっと見では連絡乗車券に見えませ...JR東日本浪岡駅発行弘前駅接続津軽尾上駅ゆき片道連絡乗車券

  • 西武鉄道 東吾野から270円区間ゆき 片道乗車券

    1984(昭和59)年8月に西武鉄道池袋線の東吾野駅で発行された、同駅から270円区間ゆきの片道乗車券です。若草色せいぶてつどう自社地紋のB型金額式大人専用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。同駅は西武鉄道全92駅のなかで、1日の平均乗降人員が88位と少ない部類の駅であり、池袋線の中でも武蔵横手駅に次いで低い駅になります。恐らくこれが理由の一つかと思われますが、同駅も本年3月1日に駅員が非常駐の巡回駅になり、乗車券類の一切の発売が廃止されています。西武鉄道東吾野から270円区間ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 正丸から80円区間ゆき 片道乗車券

    1983(昭和58)年2月に西武鉄道秩父線の正丸駅で発行された、正丸から80円区間ゆきの片道乗車券です。若草色せいぶてつどう自社地紋のB型金額式大人専用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。同駅では当時、前回エントリーで御紹介いたしました硬券の普通入場券の他に硬券乗車券も通常発売しておりました。前回エントリーで御紹介いたしましたように、同社では3月1日より秩父線3駅と池袋線2駅について営業体制の変更を行い、駅員の常駐を廃止し、管理駅駅員の巡回によって管理する、事実上の無人化を行ったうえで券売機についても撤去してしまったため、現在、同駅では乗車券類の発売は行われておりません。同社ホームページ:file.jsp(seiburailway.jp)西武鉄道正丸から80円区間ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 正丸駅発行 普通入場券

    1989(平成元)年8月に西武鉄道秩父線の正丸駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。正丸駅は西武秩父線が開通した1969(昭和44)年10月に開業した駅で、同社にある全駅(92駅)中で最も乗降人員の少ない駅になります。この券が発売されていた当時は券売機がなく、乗車券は窓口で購入するスタイルになっており、当時の西武鉄道には秩父線だけではなく、池袋線と新宿線を除いた支線区にはそのような駅が点在していました。同駅は正丸峠の麓にあり、西武秩父方面に出発すると全長4,811mの正丸トンネルに入ります。このトンネルは近鉄大阪線の新青山トンネルが開通するまでは私鉄最長の山岳用トンネルで、単線トンネルですが、途中に正丸トンネル信号場という複線区間があり、...西武鉄道正丸駅発行普通入場券

  • 船橋法典駅発行 120円区間ゆき片道乗車券

    1985(昭和60)年1月に武蔵野線の船橋法典駅で発行された、同駅から120円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。同駅は1978(昭和53)年に同線が新松戸駅~西船橋駅間が延伸開業した際に開業した駅で、駅名の由来は旧地名が法典(ほうでん)村であったことに由来すると思われますが、駅名は「ほうでん」ではなく「ほうてん」と読みます。同駅は直営駅ではあるものの、利用客が少ないことから乗車券の発売券種は券売機で発売できる範疇に限られていたという特徴的な駅で、通常は券売機券しか発売されていませんでした。そのため、同駅の乗車券には発売制限があることを示す「◯ム」表示がありました。しかし、同駅は中山競馬場の最寄り駅になっており、競馬開催日となると話は別で...船橋法典駅発行120円区間ゆき片道乗車券

  • 東武鉄道 新桐生駅発行 新桐生から61km以上 普通急行券

    1989(平成元)年月に東武鉄道桐生線の新桐生駅で発行された、りょうもう号用の、同駅から61km以上用の普通急行券です。黄褐色TRCとぶてつ地紋のA型大人専用券で、発行当日用の常備式券になります。印刷は同社の系列である足利印刷によって調製されたものと思われます。当時の新桐生駅には料金券の発券端末がなく、硬券での発売が行われていました。そのため、発売の際には発券端末のある駅に電話で問い合わせてシステム上から座席を抜いてもらい、抜いた座席番号とその際の発券番号を控え、券に書き写す作業をしていました。裏面です。本来であれば「券№」のところに発券端末で座席を抜いた際の発券番号を記入するのですが、必ずしも記入されていたわけではなく、特に直営駅では省略されてしまっていたように感じます。現在では同社のりょうもう号は特急...東武鉄道新桐生駅発行新桐生から61km以上普通急行券

  • 昭和駅発行 100円区間ゆき片道乗車券

    1980(昭和55)年5月5日に鶴見線の昭和駅で発行された、同駅から100円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。同駅は1971(昭和46)年の無人化以降、駅での乗車券類の発売は券売機による発売のみで、昭和の時代には近隣の商店による乗車券の委託発売が行われていた時期もありましたが、現在は券売機も撤去され、一切の発売がありません。御紹介の券は昭和55年5月5日で「5並び」の日であったことから国鉄が「記念用」として同駅で出張発売されたもので、発売日の数字がゾロ目で並ぶ日のきっぷが記念用に発売されてたということで新聞やテレビニュースで話題となりました。当然ながら同駅には常備の乗車券は設備されていませんでしたから、当時の国鉄内部では、このような乗車券を...昭和駅発行100円区間ゆき片道乗車券

  • 東武鉄道 川越市駅発行 普通入場券

    ちょうど1年前の2022(令和4)年2月22日に、東武鉄道東上線の川越市駅で発行された普通入場券です。黄褐色PJRてつどう地紋のA型券売機券で、現行の様式となります。当日は2022年2月22日と「2並びの日」ということで話題になった日で、記念に乗車券や入場券を購入された方も多かったのでは無いかと思います。ただ、最近のきっぷ類は発行日が西暦表示になり、最初の「20」が何となく邪魔な感じがします。東武鉄道川越市駅発行普通入場券

  • 近畿日本鉄道 近畿日本奈良から大和西大寺ゆき 片道乗車券

    1963(昭和38)年5月に近畿日本鉄道(近鉄)の近畿日本奈良(現・近鉄奈良)駅で発行された、大和西大寺ゆきの片道乗車券です。緑色近鉄自社地紋のB型一般式大人・小児用券になっています。この頃の近鉄の乗車券は一般式券が比較的多く採択されており、御紹介のような近距離券についても一般式券をよく見かけます。裏面です。券番の他に発行窓口名が記載されています。左下に小さく「38.4」と印刷されておりますが、これはこの券が印刷された時期を表しており、御紹介の券は昭和38年4月に印刷されたものということになります。ですので、印刷されてから約1ヶ月で発売されたことになります。近畿日本鉄道近畿日本奈良から大和西大寺ゆき片道乗車券

  • 青函航路 八甲田丸発行 連絡船用グリーン券

    発行された年が不明ですが、かつて国鉄が運航しておりました青函航路の八甲田丸において、船内で発行された連絡船用グリーン券です。たしか、昭和50年代後半に渡道した際のものだったと思います。若草色こくてつ地紋の車急式券で、日付および便名を記入して発行する常備式券になっています。青函航路の船内には旅行案内所があり、そこで国鉄全線の乗車券や急行券・料金類や、連絡船用のグリーン券や自動車航送券等を発売しており、そこで発売されていた硬券式の連絡船用グリーン券はよく見かけますが、車急式の連絡船用グリーン券はあまり見かけません。以前御紹介いたしましたものを再掲いたしますが、思いで鉄道探検団管理人様より許可を受けて転載させていただきました、青函航路内にありました鉄道案内所の風景です。御紹介の券は鉄道案内所で発行されたものでは...青函航路八甲田丸発行連絡船用グリーン券

  • JR東日本 葛西臨海公園駅発行 普通入場券

    1989(平成元)年8月にJR東日本京葉線の葛西臨海公園駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。葛西臨海公園駅はJR東日本管内では漢字6文字の駅で、同社では文字数の多い駅の部類に入るため、乗車券類のような定型で、かつスペースに限りのあるものでは、駅名の活字には「特活」と呼ばれる特殊な活字を鋳造して印刷されていました。小児断片の駅名も含め、かなり苦心したような出来映えです。同駅は国鉄民営化後の1988(昭和63)年に、東京都江戸川区(東京23区)内に開業した駅ですが、開業当初は京葉線の東京駅~新木場駅間が開業していなかった関係で「飛び地」になっていた関係で特定都区市内制度における東京都区内の駅には属していませんでしたが、1990(平成2)年の京葉線の東...JR東日本葛西臨海公園駅発行普通入場券

  • 愛国駅発行 愛国駅観光記念 普通入場券

    本日2月14日はバレンタインデーです。バレンタインデーは世界各地で「恋人たちの日」として祝われており、日本でも、女性が男性にチョコレートを贈る日として知られています。バレンタインの由来は3世紀のローマにまでさかのぼり、ローマ皇帝・クラウディウス2世が、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で兵士たちの婚姻を禁止しておりましたが、その政策に反対し、隠れて多くの兵士たちを結婚させていたキリスト教司祭のバレンティヌスに因んでいます。その噂はやがて皇帝の耳に入り、怒った皇帝は、ウァレンティヌスに二度とそのようなことがないように、またローマの宗教に改宗するように命令しました。しかし、ウァレンティヌスは愛の尊さを説きその命令に従わなかったため、西暦270年頃の2月14日に処刑されてしまいます。後世の...愛国駅発行愛国駅観光記念普通入場券

  • 小湊鉄道 ◯ム 月崎駅発行 普通入場券

    2014(平成26)年11月に小湊鉄道の月崎駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人専用券です。同駅は1960年代末期頃に無人化され、以後は乗車券類の発売が行われていませんでしたが、この券が発売された8月に駅前商店(ヤマザキショップ)にて乗車券の委託発売が開始され、御紹介の入場券の他、自社線内完結の乗車券が硬券で発売されています。本来無人駅ですので普通入場券を発売する必要はないですが、恐らくコレクター向けに設備されているものと思われ、「◯ム」表示の券になっています。同社には入場料金の小児料金の設定もありますが、同駅には設備されなかったようです。裏面です。券番のほかに発行駅名が印刷されています。同駅は簡易委託駅になりますので、「◯簡」の符号が付けられています。小湊鉄道◯ム月崎駅発行普通入場券

  • ◯二 上野駅発行 大宮から一ノ関・盛岡間までの新幹線自由席特急券

    1982(昭和57)年8月に、◯二上野駅で発行された、大宮から一ノ関・北上・盛岡までの新幹線自由席特急券です。桃色こくてつ地紋の車急式券で、日付を予めゴム印で表示するタイプの券になっています。この券は東北新幹線が同年6月に暫定開業して最初のお盆休みの初日に発行されたもので、国鉄が東北新幹線が開業した初のお盆休みの混雑による大宮駅の混乱の対策用として、臨時発売用の車急式の新幹線自由席特急券を作成し、日本観光旅行社(現・ジェイアールバステック)に委託発売させたもので、上野駅の新幹線リレー号のホームで臨時発売されたものです。その後、年末年始等の混雑時にも発売されたものと思われますが、そのときにも発売されていたかどうかは確認しておりませんが、新幹線リレー号が運転されていた時代は継続的に発売されていた可能性がありま...◯二上野駅発行大宮から一ノ関・盛岡間までの新幹線自由席特急券

  • 京王帝都電鉄 東大前から10円区間ゆき 片道乗車券

    前回エントリーで駒場東大前駅が駒場駅と東大前駅の統合によって開業した駅であることを御紹介し、駒場駅時代の乗車券を御紹介いたしましたので、今回はもうひとつの駅でありました東大前駅で発行された乗車券を御紹介いたしましょう。1964(昭和39)年7月に、京王帝都電鉄の東大前で発行された、同駅から10円区間ゆきの片道乗車券です。緑色けいおうていと自社地紋のB型金額式大人専用券となっています。同駅は1933(昭和8)年に京王帝都電鉄の前身である帝都電鉄が駒場駅として開業し、1935(昭和10)年に一高前駅に改称されます。これは、同大学が旧制の第一高等学校という学校であったことに拠ります。その後、戦後に国立大学が新制大学として東京大学に改称されたことに伴い、1951(昭和26)年に東大前駅に改称されています。そして、...京王帝都電鉄東大前から10円区間ゆき片道乗車券

  • 京王帝都電鉄 駒場駅から10円区間ゆき 片道乗車券

    国公立大学の出願期間が先週終了し、受験生の皆様は最後の追い込みの頃と思います。国公立大学の中でも「最高峰」の東京大学の学生は、京王電鉄井の頭線の駒場東大前駅が最寄り駅となっており、ここで教養課程を修了したのちに「赤門」の方に移動します。最寄り駅である駒場東大前駅は、1965(昭和40)年に駒場駅と東大前駅の2駅が統合されてできた駅で、同線において唯一戦後に開業した「新駅」になります。統合前の1958(昭和33)年10月に京王帝都電鉄(京王電鉄)の駒場駅で発行された、同駅から10円区間ゆきの片道乗車券です。緑色PJRてつどう地紋のB型金額式大人専用券で、同社が自社地紋を導入する直前に設備されたものです。同駅は京王帝都電鉄の前身である帝都電鉄が1933(昭和8)年に西駒場駅として東駒場駅と同時に開業し、193...京王帝都電鉄駒場駅から10円区間ゆき片道乗車券

  • JR西日本 宮島口さん橋発行 宮島ゆき往復乗車券 ~その2

    前回エントリーでJR西日本宮島航路の宮島口さん橋で発行された宮島(営業所)ゆきの往復乗車券を御紹介いたしましたが、同さん橋にも券売機があり、券売機でも往復乗車券を発売しておりましたので御紹介いたしましょう。1988(昭和63)年9月に宮島口さん橋で発行された、宮島までの往復乗車券です。桃色JRW地紋のA型券売機券でキレート印字時代のものになります。現在では券売機で発行される往復乗車券は、大抵ゆき券(往路用)とかえり券(復路用)の2枚が同時発券されるものが一般的ですが、当時はまだ往復乗車券を券売機で発売するということがあまり一般的ではなかったようで、特徴的な券が散見されました。特に宮島航路のものは、ゆき券とかえり券が各々印字されており、発駅四角囲みの矢印式券のような感じになっていました。スペースの関係と思わ...JR西日本宮島口さん橋発行宮島ゆき往復乗車券~その2

  • JR西日本 宮島口さん橋発行 宮島ゆき往復乗車券 ~その1

    前回および前々回エントリーでJR西日本時代の宮島航路の宮島営業所で発行されていました片道乗車券を御紹介いたしました。当時は反対側の岸にありました宮島口さん橋でも同じような片道乗車券を発売していましたが、今回は同航路には往復乗車券の設備もありましたので、こちらの方を御紹介いたしたいと思います。1988(昭和63)年9月に宮島口さん橋で発行された、宮島までの往復乗車券です。青色JRW地紋のA型大人・小児用券で、片道乗車券と同様に広島印刷場で調製されたものです。裏面です。券番の他、下車前途無効の文言と発行箇所名である「宮島口さん橋」の記載があります。様式としては、片道乗車券同様、鉄道のものと全く同様の様式になっています。同航路は現在JR西日本宮島フェリーという新会社に移管されており、同時に「宮島口さん橋」は「宮...JR西日本宮島口さん橋発行宮島ゆき往復乗車券~その1

  • JR西日本 宮島さん橋営業所発行 宮島から宮島口ゆき 片道乗車券 ~その2

    前回エントリーでJR西日本の宮島さん橋営業所で発行された、宮島(営業所)から宮島口(さん橋)ゆきの片道乗車券を御紹介いたしました。同営業所の出札窓口には券売機も設備されており、宮島口までの旅客の殆どが券売機を利用して乗車券を購入していました。1988(昭和63)年9月に宮島営業所の券売機で発行された、宮島(営業所)から宮島口(さん橋)ゆきの片道乗車券です。桃色JRW地紋のA型金額式券で、キレート式券時代のものです。硬券乗車券同様、やはり「下車前途無効」の文言があり、しかも見慣れた金額式になっており、鉄道の乗車券と何ら違いがありません。前回エントリーで御紹介いたしました同区間の硬券乗車券も再掲いたします。様式は全く異なっておりますが、有効区間等の効力は同じです。ただし、発売日が1日異なっておりますが、購入し...JR西日本宮島さん橋営業所発行宮島から宮島口ゆき片道乗車券~その2

  • JR西日本 宮島さん橋営業所発行 宮島から宮島口ゆき 片道乗車券 ~その1

    1988(昭和63)年9月に宮島航路(現・JR西日本宮島フェリー)宮島営業所(現・宮島駅)で発行された、宮島(営業所)から宮島口(さん橋)までの片道乗車券です。桃色JRW地紋のB型一般式大人・小児用券で、広島印刷場で調製されたものです。国鉄からJR西日本に継承された当時の宮島航路は、乗切り制の運賃体系ではありましたが鉄道運賃と規定上は同じであり、船舶に乗るのであれ、「乗船券」ではなく「乗車券」が発売されており、「下車前途無効」の文言も印刷されていました。もっとも、宮島航路は宮島(営業所)~宮島口(さん橋)間の折り返し運用で、途中に寄港するところはありませんので「途中下車」をすることは不可能ですが、国鉄時代から引き継がれた鉄道の乗車券制度に準じた様式が使用されていたものと思われます。JR西日本宮島さん橋営業所発行宮島から宮島口ゆき片道乗車券~その1

  • JRバス関東 館山駅発行 小塚大師ゆき片道乗車券

    2015(平成27)年の1月にJRバス関東館山支店管内の◯自館山駅(館山駅高速バスきっぷうりば)で発行された、館山駅から小塚大師ゆきの往復乗車券です。桃色JRB地紋のD型大人専用券で、関東交通印刷で調製されたものと思われます。スタイル的には一般的な硬券式の往復乗車券のような感じですが、往路用と復路用の双方に「発売当日限り有効下車前途無効」の文言と発行箇所名、片道運賃の記載があり、かなり独特な様式になっています。裏面です。裏面をみると分かるように、表面には往路用と復路用の間に切取用の波線が入れられていますが、券紙には切り取り用の点線は入れられておらず、実使用の際に往路用を乗務員が回収するために切り取ることは難しいです。この券は関東厄除三大師随一の霊場である、館山市内にある小塚大師さまの開創1200年記念大祭...JRバス関東館山駅発行小塚大師ゆき片道乗車券

  • (旧)西武鉄道 田無駅発行 新大久保・代々木間ゆき 片道連絡乗車券

    1939(昭和14)年7月に(旧)西武鉄道(現在の西武鉄道の前身)村山(現・新宿)線田無駅で発行された、高田馬場接続、鐵道省(現・JR東日本)山手線の新大久保・代々木間ゆきの片道連絡乗車券です。桃色てつだう地紋のB型矢印式大人・小児用券になっています。乗車経路は、田無~(村山線)~高田馬場~(山手線)~新大久保・代々木間というもので、着駅の新大久保・代々木間には途中駅の新宿駅が含まれています。当時の西武鉄道村山線は高田馬場駅が起点になっており、その先の高田馬場~西武新宿間は未開業でありましたため、接続駅である高田馬場駅で山手線に乗換えることは必然のことでした。裏面です。券番と社名および発行駅名が記載され、そのほかに「省線内下車前途無效(効)」の文言がありますので、通用発売日共2日間ではありますが、高田馬場...(旧)西武鉄道田無駅発行新大久保・代々木間ゆき片道連絡乗車券

  • 京都から120円区間ゆき 片道乗車券

    1985(昭和60)年9月に東海道本線「◯特D京都」駅で発行された、京都から120円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。当時の京都駅は通常の出札口には近距離の硬券は設備されていなかったと記憶しておりますが、この券が発売されていた「◯特D京都」という窓口では近距離乗車券も発売していました。この窓口が現在の京都駅のどの辺にあったかという記憶が曖昧ですが、改札内にある「小屋」のような窓口で、恐らく精算業務を主としていたと思われますが、京都~山科間の復路専用乗車券などの硬券式改札補充券等もありました。御紹介の券は一般的な様式の金額式券ですが、恐らく、定期券や企画乗車券などの原券を所持した打ち切り精算の旅客に対し、京都駅からの近距離区間用として設備...京都から120円区間ゆき片道乗車券

  • 日立運輸東京モノレール モノレール浜松町から新平和島ゆき 片道乗車券

    1971(昭和46)年7月に日立運輸東京モノレール(現・東京モノレール)のモノレール浜松町駅で発行された、新平和島(現・流通センター)駅ゆき片道乗車券です。緑色TMR東京モノレール自社地紋のB型相互式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。着駅の「新平和島」の「平」の文字は何と表現したら良いか分かりませんが、斜めの点がカタカナの「ハ」の字になっている旧字体の漢字ですが、小児断片にあります「平」は現在の字体になっています。前回エントリーで御紹介いたしましたが、同社は東京モノレールとして開業し、1967(昭和42)年に「日立運輸東京モノレール」という社名になった後、再び1981(昭和56)年に東京モノレールという社名になっており、御紹介の券は日立運輸東京モノレール時代の券になります。着駅の...日立運輸東京モノレールモノレール浜松町から新平和島ゆき片道乗車券

  • 東京モノレール モノレール浜松町から羽田ゆき 片道乗車券

    1967(昭和42)年1月に羽田空港内にある案内カウンター「◯委羽田駅」で発行された、モノレール浜松町から羽田(廃止駅)ゆきの片道乗車券です。若草色TMR東京モノレール自社地紋のB型相互式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。同社では硬券末期まで自社完結の乗車券については相互式券が多用されており、様式的には一貫性を貫いていました。いつまでであったか定かではありませんが、初期の乗車券には航空機のイラストが入っており、同線が空港アクセスのための路線であるということが窺えます。裏面です。券番の他、発行箇所名である「◯委羽田駅発行」という記載があります。羽田駅の業務委託駅というのも変な感じですが、同駅内にありました空港案内カウンターは羽田空港ビルディングという羽田空港のターミナルビルを運営し...東京モノレールモノレール浜松町から羽田ゆき片道乗車券

  • 夕張鉄道 野幌駅発行 角田ゆき片道乗車券

    廃札券ですが、夕張鉄道野幌駅で発行された、角田ゆきの片道乗車券です。灰色HPRしてつ地紋のB型相互式大人・小児用券で、札幌交通印刷で調製されたものと思われます。発行された野幌駅は国鉄函館本線との共同使用駅で、出改札業務は国鉄が行っており、列車も国鉄駅構内の片隅(といっても架線のあるホームですが)に発着していました。そのため、社名の右横には国鉄北海道総局(当時)で発行されたことを示す「①」の符号が表記されています。有効区間の下には経由欄があり、「(上江別経由)」と記載されています。この券に経由が記載されているのは、着駅の1駅手前の栗山駅が国鉄室蘭本線との乗換駅になっていることから、野幌駅から函館本線を経由して岩見沢駅で室蘭本線に乗換えて栗山駅まで行くことが可能であるため、あえて夕張鉄道線内の野幌駅から栗山駅...夕張鉄道野幌駅発行角田ゆき片道乗車券

  • 常陸太田駅発行 東京山手線内ゆき 乗車券・急行券連綴券

    1977(昭和52)年1月に水郡線の常陸太田駅で発行された、東京山手線内ゆきの乗車券・急行券の連綴券です。青色こくてつ地紋のA型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。連綴券は乗車券と急行券類の2枚が同時に発券される機会が多い駅において、2枚を同時発券していちいち計算をする手間を省略するために1枚に纏めてしまったもので、全国各地に設備例がありました。これらの連綴券は各印刷場ごとにスタイルが異なっており、東京印刷場のものはA型券となっており、表面の様式が何となく急行券類のスタイルに準じています。裏面です。券番の他、経由表記などの乗車券に記載されているようなことは裏面に記載されています。水郡線には今では優等列車の運転がありませんが、当時は上野駅から常磐線・水郡線を経由して常陸大子・郡山方面へ直通した...常陸太田駅発行東京山手線内ゆき乗車券・急行券連綴券

  • 松前駅発行 松前から180円区間ゆき片道乗車券

    1986(昭和61)年9月に松前線松前駅で発行された、同駅から180円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ券売機用特殊地紋のA型金額式券で、キレート多能式券売機で発券されたものです。御紹介の乗車券を購入した当時の松前駅は単式1面1線の松前線の終着駅でしたが、かつては海産物などの輸送のための貨物列車も運転されており、機廻し線や転車台や貨物側線もある駅で、函館駅~松前駅間を2時間8分で結ぶ急行「松前」が運転されていた時期もありました。しかし並行する国道228号の整備が進むと貨客ともに輸送量が減少し、末期は普通列車7往復の列車のみで、途中駅での折返しはなく、全線通してのスタフ閉塞での運転になっていました。さらには、松前線は1984(昭和59)年には第2次特定地方交通線として廃止が承認され、国鉄民営化によって北...松前駅発行松前から180円区間ゆき片道乗車券

  • JR東日本 新宿駅から120円区間ゆき 片道乗車券

    今からちょうど34年前の1989(平成元)年1月11日に、JR東日本山手線の新宿駅で発行された、同駅から120円区間ゆきの片道乗車券です。桃色JRE地紋のB型金額式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。この券は平成になって4日目の1月11日が1並びの日であることから、新宿駅で硬券の乗車券が特別に発売された時に購入したもので、通常窓口で発売されていたものではありません。1月11日は昭和から平成に変わって間もない4日目の出来事でありましたため、準備が間に合わないというか、アイディアが浮かばなかったのかも知れませんが、「1並び」日付の乗車券をコレクション用に発売する駅は多くはなかったと記憶しています。しかしながら、新宿駅での売上が予想外にあったからなのでしょうか、平成元年11月11日には「1.11.11...JR東日本新宿駅から120円区間ゆき片道乗車券

  • JR東日本 高尾駅発行 普通入場券 ~その⑵

    前回エントリーに続き、JR東日本中央本線高尾駅で発行された普通入場券の話題です。前回と同じく昭和の最終日である1989(昭和64)年1月7日に購入したものです。この頃のJR東日本の首都圏管内の駅では軟券化といった硬券の取扱いが廃止された駅が多くなってきており、硬券の入場券を発売している駅はかなり限られてきていたと前回申し上げましたが、そのなかでも、大人・小児用券の他に小児専用券を発売していた駅はさらに少なく、あまり蒐集ができていません。当日は「昭和の最終日」ではありましたが、駅によっては終電が深夜0時を回ってからという駅もあり、そのような駅については、拙ブログ2021年1月9日エントリーの「西武鉄道豊島園駅発行昭和最後の日の入場券」で御紹介いたしましたように、一般的にはあり得ない「昭和64年1月8日」の日...JR東日本高尾駅発行普通入場券~その⑵

  • JR東日本 高尾駅発行 普通入場券 ~その⑴

    今からちょうど34年前の1989(昭和64)年1月7日に、JR東日本中央本線の高尾駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものになります。この頃のJR東日本の首都圏管内の駅では軟券化といった硬券の取扱いが廃止された駅が多くなってきており、硬券の入場券を発売している駅はかなり限られてきていました。そのなかで、当日は「昭和の最終日」という大変特別な日でありましたため、近隣の硬券入場券を発売している駅を訪れ、昭和最終日に発売された硬券入場券を購入しています。同駅のダッチングは比較的新しい機器ではありましたので摩耗して印字されていないのではないと思われますが、恐らく、12月31日から1月1日に日付環を変えた駅員氏がハイフン「-」が印字されるように設定しなかったのでしょ...JR東日本高尾駅発行普通入場券~その⑴

  • 大井川鉄道 沢間から井川ゆき 片道乗車券

    廃札券ですが、大井川鉄道(大井川鐵道)井川線の沢間駅から井川駅ゆきの片道乗車券です。桃色大井川鉄道自社地紋のB型一般式大人・小児用券になっています。印刷場は不明ですが、当時から昭和50年代にかけて同社でよく見られた様式で、あまり他社では見られない券です。同駅は現在でも井川線の中の「秘境駅」のひとつで、あまり資料が残ってはいませんが、開業は1935(昭和10)年に同線の前身である大井川専用軌道の駅として開業し、1959(昭和34)年に中部電力専用鉄道を経て大井川鐵道に引き継がれ、同社の駅になっています。御紹介の券がどの時代のものか不明ですが、1969(昭和44)年に千頭森林鉄道の廃止に伴って同駅での大井川鐵道と千頭森林鉄道の分岐が解消されたころに同駅は無人化されたものと思われますので、大井川鐵道としての沢間...大井川鉄道沢間から井川ゆき片道乗車券

  • 山形鉄道 宮内駅普通入場券

    前回および前々回エントリーで山形鉄道フラワー長井線白兎駅関連の乗車券類を御紹介いたしましたが、同線にはウサギの付く駅名ではありませんが、ウサギ駅長のもっちいが赴任している宮内駅がありますので、「番外編」として同駅の普通入場券を御紹介したいと思います。2011(平成23)年7月に宮内駅で発行された普通入場券です。縦型85㎜定期券サイズの券紙が使用されており、下の方に桃色山形鉄道自社地紋の普通入場券の券面が印刷されています。裏面です。四角いスタンプ欄に駅スタンプを捺印のうえ、発売日および当日の天気を記入のうえ、パウチをして発行されます。宮内駅は同線が国鉄の前身である長井軽便線が赤湯駅~梨郷駅間で開通した際に開業した駅で、開業時は宮内町駅と言う駅でした。国鉄民営化を経てJR東日本長井線の駅になりますが、民営化後...山形鉄道宮内駅普通入場券

  • 山形鉄道 赤湯駅発行 白兎から蚕桑ゆき 片道乗車券

    2011(平成23)年7月に山形鉄道フラワー長井線の赤湯駅で発行された、白兎駅から蚕桑(こぐわ)駅ゆきの片道乗車券です。青色山形鉄道自社地紋の補充片道券(補片)で発行されています。発行駅名は印刷されていますが、発駅は記入式の「記補片」になります。発駅である白兎駅は無人駅のため、同駅では乗車券の発売は行われておりませんが、同線のJR接続駅である赤湯駅で他駅発の乗車券も発売可能であるということで、発券していただいたものです。裏面です。当時、同線は東京都区内までの連絡乗車券の発売が可能であったため、東京都区内発着の乗車券についての注意書きが印刷されています。山形鉄道赤湯駅発行白兎から蚕桑ゆき片道乗車券

  • 山形鉄道 長井駅発行白兎駅ゆき 片道乗車券

    あけましておめでとうございます。旧年中は拙ブログへの御支援、誠にありがとうございました。本年も変わらぬ御贔屓のほど、よろしくお願いいたします。さて、2023年の干支は兎(卯)です。今年も干支である兎(卯)の付く駅を探してみました。ウサギの付く駅名というものは意外に少ないようで、JR全線ではJR四国予讃線の卯之町(うのまち)駅のみで、その他の私鉄・公営および第三セクターでは山形鉄道フラワー長井線の白兎(しろうさぎ)駅しか探し出せませんでした。新年第1回目の今回は、白兎駅関連の乗車券類を御紹介したいと思います。2011(平成23)年7月に山形鉄道フラワー長井線の長井駅で発行された、白兎駅ゆきの片道乗車券です。桃色山形鉄道自社地紋のB型一般式大人・小児用券です。印刷場は不明ですが、同社では乗車券類を専門で印刷し...山形鉄道長井駅発行白兎駅ゆき片道乗車券

  • 東京メトロ 虎ノ門ヒルズから170円区間ゆき 片道乗車券

    2022(令和4年)の最後の今日、東京メトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅で発行された、同駅から170円区間ゆきの片道乗車券です。灰色東京メトロ自社地紋のA型金額式券売機券です。虎ノ門ヒルズ駅は、周辺に多数の賃貸オフィスビルを運営している不動産事業者である森ビルが建設費用の大半を負担する請願駅として建設された駅で、同社では一番最後に開業した駅になります。2022年の初め、寅年に因んで東京メトロの前身である帝都高速度交通営団の虎ノ門駅で発行された硬券乗車券を御紹介いたしましたので、寅年の最後は同じ東京メトロの虎ノ門ヒルズ駅の乗車券で締めさせていただきました。本年も拙ブログをご贔屓いただきましてありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。皆様、良いお年をお迎えください。古紙蒐集雑記帖管理人isabu...東京メトロ虎ノ門ヒルズから170円区間ゆき片道乗車券

  • 西武鉄道 小手指駅発行 稲荷山公園ゆき往復乗車券

    1989(平成元)年11月に、西武鉄道池袋線の小手指駅で発行された、稲荷山公園ゆきの往復乗車券です。緑色せいぶてつどう自社地紋のD型大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。御紹介の券は通常発売用の乗車券ではなく、前回エントリーで御紹介させていただきました、稲荷山公園に隣接する航空自衛隊入間基地で開催される入間航空祭のイベント輸送に際し、航空祭当日の出札窓口混雑緩和対策用として発売されたものです。当時はまだSuicaやPASMOなどのIC乗車券がございませんでしたので、一般旅客は乗車券を購入して乗車するのが当たり前の時代でしたので、イベント開催時には帰りの乗車券を買い求める旅客で出札口が混雑してごった返すため、同社では主要な駅から稲荷山公園までの往復乗車券を臨時発売して混在緩和を図ってい...西武鉄道小手指駅発行稲荷山公園ゆき往復乗車券

  • 西武鉄道 稲荷山公園駅から150円区間ゆき片道乗車券

    2022(令和4)年11月に、西武鉄道池袋線の稲荷山公園駅で発行された、同駅から150円区間ゆき片道乗車券です。桃色PJRてつどう地紋のA型金額式券で、イベント時の臨時窓口に設備されていました印刷発行機で発券されたものです。同駅では毎年、隣接する航空自衛隊の入間航空基地で開催される入間航空祭が11月3日に開催されており、当日は混雑のために臨時改札口が隣接する基地内に設けられて直接駅に入場できるようになり、そこに臨時窓口が開設されます。新型コロナ蔓延の影響によってここ数年は航空祭が中止されておりましたが、今年は久しぶりの開催になりました。同社で硬券が使用されていた頃は臨時窓口は硬券で発売されておりましたが、硬券の通常使用は廃止され、また、自動改札機が普及しております現在は、印刷発行機での発券になっています。...西武鉄道稲荷山公園駅から150円区間ゆき片道乗車券

  • 小宮駅発行 東飯能接続 西武鉄道飯能駅ゆき 片道連絡乗車券

    いまから38年前の1984(昭和59)年12月25日に、八高線の小宮駅で発行された、東飯能駅接続の西武鉄道飯能駅ゆき片道連絡乗車券です。青色こくてつ地紋の補充片道乗車券(補片)で発行されています。この券は実際に乗車するために購入したものです。硬券で発券されると思っておりましたが、「西武線の飯能まで」とお願いすると、出札掛氏は何の躊躇いも無く券箱から補充券を取り出して発券されました。乗車区間は、小宮~(八高線)~東飯能~(西武鉄道池袋線)~飯能というもので、営業キロ21.3km、所要が約40分程度の道のりになります。現在の運賃ですと570円になりますので、38年の間に約1.3倍になっています。この当時は常備券が無ければ補充券で発券するのが「当たり前」の時代でしたので、今の補充券目当てに出札機器では発券できな...小宮駅発行東飯能接続西武鉄道飯能駅ゆき片道連絡乗車券

  • 西秋留駅発行 普通入場券

    いまからちょうど35年前の1985(昭和60)年12月23日に五日市線の西秋留(現・秋川)駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。同駅では長らく普通入場券の常備券の設備がなく、最短距離券である120円区間ゆきの乗車券に代用印を捺印して発売しておりましたが、当時の国鉄増収策の一貫であったのでしょうか、突然同年10月頃より専用の入場券が設備されました。以前にも御紹介したような気がしますが、こちらが代用券時代の同駅の普通入場券になります。窓口氏に拠りますと、当時、記念用として入場券を購入しようとした旅客が、同駅には御紹介のような代用の入場券しか無いことを説明すると、大抵の場合は「じゃあ、いりません」ということになったようです。西秋留駅は秋川市(五日市町との...西秋留駅発行普通入場券

  • 西武農業鉄道 高田馬場から新井薬師前ゆき 片道乗車券

    1946(昭和21)年6月に西武農業鉄道(現・西武鉄道)村山線(現・新宿線)の高田馬場駅で発行された、新井薬師前駅ゆきの片道乗車券です。経年のヤケで地紋の判別が難しい状態ですが、同社の硬券が戦後の物資欠乏期の影響かとは思いますが無地紋だったりしていますので、この券も無地紋であった可能性があります。矢印式大人・小児用の半硬券的な軟券で、B型券に近いですが、若干横幅が短いサイズです。小児断片には高田馬場から新井薬師前というということを示すために「高馬場薬師前」と略して記載されていますが、高田馬場駅と「高馬場」と略す方法は長く使用されているようで、近年ではそれがさらに略されて「高馬」となり、近年の同社の連絡乗車券の経由欄に於いて使用されている例を見かけます。実際に使用されたものになりますので入鋏がなされています...西武農業鉄道高田馬場から新井薬師前ゆき片道乗車券

  • 堀江さん橋駅発行 仁方ゆき片道乗車券

    1980(昭和55)年5月に仁堀航路の堀江さん橋駅で発行された、仁方ゆきの片道乗車券です。青色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券で、広島印刷場で調製されたものです。仁堀航路はかつて国鉄が運航していた鉄道連絡船(航路)ルートで、呉線仁方駅から徒歩15分くらいのところにある仁方港と予讃本線堀江駅から徒歩5分くらいのところにある堀江港を結んでいました。もともとは宇高航路(現在廃止)の補助的な航路として開設されたようですが、ローカル航路として細々と営業していたようですが、戦後、赤字を理由として廃止された唯一の国鉄連絡船航路と言われています。開業当初は四国鉄道局所管になっていたようですが、昭和30年代初頭に広島鉄道管理局に移管されていますので、御紹介の券が堀江港(愛媛県)発であっても高松印刷場ではなく、広島印刷...堀江さん橋駅発行仁方ゆき片道乗車券

  • 東京都交通局 新宿西口駅発行 振替乗車票

    前回および前々回エントリーで東京都交通局で発行された硬券式の振替乗車票を御紹介いたしましたが、同局では硬券の廃止に伴い、振替乗車票については半硬券のような常備軟券に様式が変更されています。2008(平成20)年頃に大江戸線の新宿西口駅で発行された振替乗車票です。白色無地紋のA型半硬券になっています。恐らく現行でも同じ様式であるかと思われますが、ほぼ硬券末期の様式になっています。ただし、A型になった分スペースに余裕が出たのでしょうか、図示いたしませんが裏面は券番のみで、記載事項はすべて表面に印刷されています。東京都交通局新宿西口駅発行振替乗車票

  • 東京都交通局 五反田駅発行 振替乗車票

    前回エントリーで東京都交通局浅草線泉岳寺駅で発行された振替乗車票を御紹介いたしましたので、今回は同じ浅草線ですが、五反田駅で発行されたものを御紹介いたしましょう。1984(昭和54)年頃に五反田駅で発行された振替乗車票です。白色無地紋のB型券となっています。再掲いたしますが、前回御紹介いたしました泉岳寺駅で発行されたものとは異なり、着駅を記載する欄があったり、発行当日限り有効である旨の文言があったり、関東圏で発行される一般的な様式に変更されています。裏面です。注意書きについては変更ありませんが、表面のスペースがなくなってしまったからなのでしょうか、「(東京都交通局)」の記載が裏面に移っています。東京都交通局五反田駅発行振替乗車票

  • 東京都交通局 泉岳寺駅発行 振替乗車票

    1980(昭和55)年頃に東京都交通局浅草線の泉岳寺駅で発行された振替乗車票です。白色無地紋のB型券になっています。裏面になります。券番の他、途中下車前途無効と下車駅で係員に渡す旨の記載のみがあります。関東圏の一般的な振替乗車票ですと大抵は着駅を記載する欄がありますが、この券にはありません。また、発行当日限り有効である旨の記載もありません。振替乗車票としては大変特徴的な様式の券ですが、気づいたら様式が変わってしまっており、同局硬券の末期には様式の異なるものが使用されていました。東京都交通局泉岳寺駅発行振替乗車票

  • 苫小牧から250円区間ゆき 片道乗車券

    前回エントリーで小田急電鉄相武台前駅で発行された、「から」を「ゆき」と印刷してしまったと思われる誤植券を御紹介いたしましたが、似たような例が国鉄でも起こっていたようですので御紹介いたしましょう。1980(昭和55)年2月に室蘭本線苫小牧駅で発行された同駅から250円区間ゆきの片道乗車券で、桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、札幌印刷場で調製されたものです。この券の場合は発駅の「から」に相当する部分が矢印になっていますが、本来であれば右向きの矢印「➡」であるところが、左向きの「⬅」になってしまっています。発行駅は異なりますが、札幌印刷場の同じ様式の券になります。ただし、この券の場合は矢印の向きはきちんと右向きで正解ですが、発駅名が「千歳空港」となるべきところ、「千空歳港」になってしまっている、やは...苫小牧から250円区間ゆき片道乗車券

  • 小田急電鉄 相武台前ゆき170円区間ゆき乗車券?

    1974(昭和49)年10月に、小田急電鉄小田原線の相武台前駅で発行された、同駅から170円区間ゆきの片道乗車券です。桃色PJRてつどう地紋のB型金額式大人専用券で、シンコー印刷で調製されたものと思われます。一見なんの変哲も無い金額式券に見えますが、よく見てみますと、発駅の「相武台前から」の表記が「相武台ゆき」になってしまっている誤植のミス券で、相武台前から170円区間の駅からの復路用乗車券のようになってしまっています。発駅部分を拡大してみました。たまたま入鋏が文字の部分に掛からないように入れられていますのでよく分かりますが、思いっきり「から」の部分が「ゆき」と書かれています。このような券は購入したときには意外と気づかないもので、電車に乗って何気なく観察した時に気づくものです。購入した時に気づいていれば、...小田急電鉄相武台前ゆき170円区間ゆき乗車券?

  • 東京メトロ 西日暮里駅発行 都区内から都区内ゆき 区間変更券

    2022(令和4)年10月に東京メトロ千代田線の西日暮里駅のJR線乗換改札にある出札窓口で発行された(東京)都区内から都区内ゆきの区間変更券です。灰色東京メトロ自社地紋のA型印発機で発券された改札補充券になります。発駅は西日暮里駅になりますが、券面は「都区内から千代田線経由都区内ゆき」という大変理解に苦しむ区間の乗車券です。券面の有効区間は「(東京)都区内から千代田線経由、東日本線(東京)都区内ゆき」となっており、西日暮里駅から東京メトロ千代田線を経由して常磐線各駅停車に直通し、JR東日本常磐線の東京都区内の駅である綾瀬・亀有・金町の各駅で下車する内容になっています。この券はJR東海の新大阪駅で発行された大阪市内から東京都区内ゆきの片道乗車券を原券として、同精算所で西日暮里駅〜北千住駅間を東京メトロ千代田...東京メトロ西日暮里駅発行都区内から都区内ゆき区間変更券

  • JR北海道 網走から札幌市内ゆき 片道乗車券

    1995(平成7)年3月にJR北海道石北本線の網走駅で発行された、札幌市内ゆきの片道乗車券です。青色JR北地紋のA型一般式大人・小児用券で、札幌印刷場で調製されたものです。経由表記は「石北経由」となっておりますが、網走~(石北本線)~新旭川~(宗谷本線)~旭川~(函館本線)~札幌という経路になり、道内完結になりますが、営業キロが374.5kmにおよびます。JR北海道はJR旅客鉄道6社のなかでは硬券乗車券を遅くまで常用しており、平成7年になっても御紹介のような長距離乗車券もちょくちょく見かけました。特に、札幌印刷場の様式は他の5社とは違い、「札幌市内下車前途無効」といった注意書きが表面に印刷されていたのが特徴です。JR北海道網走から札幌市内ゆき片道乗車券

  • JR四国 三原から東京都区内ゆき 片道乗車券

    1993(平成5)年2月にJR四国予讃線の今治駅で発行された、JR西日本山陽本線の三原駅から東京都区内ゆきの片道乗車券です。青色JR四地紋のA型一般式大人・小児用券で、高松印刷場で調製されたものです。裏面です。券番の他、東京都区内下車前途無効の注意書きが記載されています。御紹介の券は今治駅で発行されていますが、発駅が三原駅という他駅発の片道乗車券であり、また、発行駅がJR四国の駅であるのに対し、発駅がJR西日本の駅であるという、かなり特徴のある常備券になります。今治駅と三原駅の間には瀬戸内海があり、直線距離でも40km程度離れていますが、このような乗車券が設備されていた理由は、当時の付近の交通事情にあったようです。この券が発売されていた当時、今治駅から約1Km、バスで約5分のところに今治港フェリーターミナ...JR四国三原から東京都区内ゆき片道乗車券

  • 「◯委」 草津温泉駅発行 B自由席特急券

    1985(昭和60)年11月に「◯委」草津温泉駅で発行された、長野原(現・草津長野原口)駅からの200kmまでのB自由席特急券です。桃色こくてつ地紋のA型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。御紹介の券は発駅名が空欄になっているもので、発駅が記入式になっている200kmまでの券であることから国鉄内部では「記B◯自特②」と呼ばれていたようです。この券はこの券が発売された1985年3月のダイヤ改正で、それまで上野から万座・鹿沢口駅間を運転しておりました「急行草津」号が特急列車として格上げされた「新特急草津」号用に発行されたものになります。「〇委」草津温泉駅は当時、国鉄バス(現・JRバス関東)志賀草津高原線の自動車駅で、JRバスと鉄道線間の連絡運輸が廃止された現在も「草津温泉バスターミナル」として営...「◯委」草津温泉駅発行B自由席特急券

  • 日立電鉄 ◯社 大甕駅発行 精算済券

    2005(平成17)年1月に日立電鉄の◯社大甕駅で発行された、自社線内精算済券です。白色無地紋のA型軟券になっています。この券は日立電鉄線の大甕駅で、運賃が不足していた旅客が運賃精算をした際に交付されたもので、この券でJR東日本の大甕駅改札を出るが、もしくはそのままJR線の列車に乗車し、車内もしくは着駅でJR運賃を精算します。日立電鉄の大甕駅はJR東日本常磐線の大甕駅構内にあり、同社の出改札窓口は跨線橋を降りたホーム上にあったことから、このような措置が採られていました。日立電鉄は老朽化した設備の更新費用が嵩むことから営業の継続を断念し、この券が発行された年の4月に全線が廃止されてしまっており、会社自体も清算され、現在は消滅しているようです。日立電鉄◯社大甕駅発行精算済券

  • 明覚駅発行 普通入場券

    国鉄民営化間近の1987(昭和62)年1月に八高線の明覚駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。同駅は昭和初期に八高線が開業した時に開業した旅客および貨物の取扱い駅で、開業時からの木造駅舎が使用されておりましたが、JR民営化となった後の1988(昭和63)年11月に駅舎が全焼する火災が発生し、現在は2代目の駅舎になっています。また、2013(平成25)年には無人化され、現在では高崎駅が管理する無人駅になっています。明覚駅発行普通入場券

  • 東武鉄道 南宇都宮から浅草ゆき 片道乗車券

    1992(平成4)年5月に東武鉄道宇都宮線の南宇都宮駅で発行された、伊勢崎線(スカイツリーライン)浅草ゆきの片道乗車券です。黄褐色東武鉄道自社地紋のB型一般式大人・小児用券で、足利印刷で調製されたものと思われます。裏面です。券番や発行駅名の他、「発売当日限り有効下車前途無効」の文言は裏面に記載されています。同社の昭和40年代以降の硬券乗車券は、表面には乗車区間と運賃程度しか記載がなく、その他の記載については裏面に記載されている特徴があります。南宇都宮駅は大谷石が基礎に使用された木造駅舎で、開業時からの建物がそのまま使用されているそうです。この券を購入した当時は自動券売機がなく、乗車券は窓口で購入するのみとなっていましたが、現在は券売機が設置されています。東武鉄道南宇都宮から浅草ゆき片道乗車券

  • 小田急電鉄 経堂駅発行 新宿接続茅野ゆき 片道連絡乗車券

    1961(昭和36)年4月に小田急電鉄小田原線の経堂駅で発行された、新宿接続中央本線茅野ゆきの片道連絡乗車券です。青色PJRてつどう地紋の準常備券式大人・小児用券で、井口印刷で調製されたものと思われます。準常備券なので下の部分は報告片として切断のうえで発行されますので、発行前の原型がA型であったのかD型であったのかは不明です。券の雰囲気から、A型券であったのではないかと思われます。乗車経路は、新宿駅で社線から国鉄線に乗り継いで中央本線の列車に乗車するというものですが、準常備式券とはいえ、ターミナル駅ではない経堂駅で、このようは長距離用の連絡乗車券が設備されていたことが驚きです。裏面です。券番の他に発行駅名の記載があり、その下に「(35・10)」というカッコ書きの数字が記載されています。恐らくこれは印刷会社...小田急電鉄経堂駅発行新宿接続茅野ゆき片道連絡乗車券

  • JR九州 虹ノ松原駅発行 140円区間(小児70円)ゆき 片道乗車券

    1988(昭和63)年2月にJR九州筑肥線の虹ノ松原駅で発行された、同駅から140円区間(小児70円)区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のA型金額式千切り軟券で、国鉄時代の残券の流用券です。様式は前回エントリーで御紹介いたしました西唐津駅の券と同じもので、発駅(=発行駅)名を捺すだけでそれぞれの駅発の乗車券になります。御紹介の券は国鉄が民営化されて筑肥線がJR九州になってからのもので、民営化以後1年間については、一斉の乗車券類更新による印刷場の能力のキャパオーバーの対策として国鉄地紋の券を使用することが認められており、この券はその例によって民営化後も使用されていたものと推測されます。現在、JR九州では発駅を改札スタンパーで捺印することで発行日と発駅を同時に捺すことができる新様式の券に切り替えられて...JR九州虹ノ松原駅発行140円区間(小児70円)ゆき片道乗車券

  • 西唐津駅発行 140円区間ゆき 片道乗車券(小児用)

    前回エントリーで西唐津駅発行の140円区間ゆき大人専用片道乗車券を御紹介いたしましたが、同駅には小児専用券の設備もありました。大人券と同じ、1985(昭和60)年11月に西唐津駅で発行された、同駅から140区間ゆきの小児用片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のA型金額式千切り軟券となっています。国鉄の金額式券は印刷場による様式は違っていても記載方法は全国統一のように思えますが、小児専用券の金額の記載方法はまちまちで、九州地区の券は首都圏のように大人用の金額を大きく記載し、傍に小さく「小児◯◯円」と発売額を記載するのではなく、のっけから「国鉄線70円区間まで」と小児用の運賃のみが記載されています。改札現場の立場からすれば、「◯◯円区間」の表記はあくまでも乗車券の有効区間の表す着駅のような性格のものであることから...西唐津駅発行140円区間ゆき片道乗車券(小児用)

  • 西唐津駅発行 140円区間ゆき 片道乗車券

    1985(昭和60)年11月に唐津線西唐津駅で発行された、同駅から140円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のA型金額式大人専用の千切り式軟券になっています。この様式は直営駅用ではなく、業務委託駅に設備されているもので、同駅はこの券が発売される2年前の昭和58年の唐津線一部電化の際に無人化された以降に設備されたものと思われます。同駅エリアの乗車券類は門司印刷場で調製されていますが、国鉄末期の軟券類については民間印刷場に委託している場合が多く、この券がどのように印刷されたかは不明です。金額式の軟券になりますが、乗車駅を記載する場所の前に「乗車駅」と記載されていたり、「国鉄線140円区間まで」という表現など、特徴的な様式です。門司印刷場管内の委託用金額式軟券は発駅欄が記入式になっており、どの駅でも使用...西唐津駅発行140円区間ゆき片道乗車券

  • JR東日本 富士見駅発行 東京山手線内ゆき乗車券・自由席特急券 連綴券

    今からちょうど35年前の1987(昭和62)年11月15日にJR東日本中央本線の富士見駅で発行された、東京山手線内ゆきの片道乗車券と自由席特急券の連綴券です。強いヤケが見られますが、青色こくてつ過渡期地紋のD型大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。国鉄時代には乗車券と急行券などが1枚に纏められた連綴券が全国各地で見られましたが、JRになってからは乗車券の機械発券化が進んで硬券の需要が減ってきていることもあるかとは思いますが、連綴券はかなり減ってきていたと思います。裏面です。乗車券部分に「東京山手線内下車前途無効」の文言がありますが、東京印刷場が一般的に使用する「東京山手線内各駅([山]表示駅)下車前途無効」という記載方法となっていません。理由は定かではありませんが、一般的なA型券ですと券番と券番の...JR東日本富士見駅発行東京山手線内ゆき乗車券・自由席特急券連綴券

  • JR東海 東京駅発行 普通入場券

    前回エントリーでJR東日本が平成元年の11月11日に「ゾロ目」を記念して発行した硬券の普通入場券を御紹介いたしました。今回は同日にJR東海で発売された硬券の普通入場券を御紹介致しましょう。1989(平成元)年11月11日にJR東海東京駅で発行された、硬券式の普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。当時のJR東海東京駅では、硬券式の普通入場券については、国鉄時代の末期の「軟券化」によってマルス端末もしくは印発機が導入済で、直営窓口での硬券の発売は行われておりませんでしたが、現在でもある窓口とは位置や配置が異なっていますが、新幹線の乗換え口にある窓口の両端2窓づつが日交観(日本交通観光社。現在のジェイアールバステック)が受託していた窓口となっており、これらの窓口のみ...JR東海東京駅発行普通入場券

  • JR東日本 東京駅発行 普通入場券

    今から33年前の今日、1989(平成元)年11月11日にJR東日本の東京駅で発行された普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。当時の東京駅では、JR東海の新幹線精算所の両端に2窓づつありました、日交観(日本交通観光社。現在のジェイアールバステック)が受託していた窓口でのみ硬券入場券を常時発売しておりましたが、JR東日本では硬券入場券の発売は行っておりませんでした。しかしながら、「ゾロ目」の日のコレクション需要にあやかって硬券入場券が登場し、限定で発売されています。個人的には今後継続して通常発売がされればと思いましたが、記憶が曖昧ですが、平成2年の「ゾロ目」の時に再度発売されたような記憶がありますが、期間限定で終了してしまっています。JR東日本東京駅発行普通入場券

  • 鵜沼駅発行 鵜沼から1150円区間ゆき 片道乗車券

    1986(昭和61)年5月に高山本線鵜沼駅で発行された、同駅から1150円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。管理人の感覚的なものかもしれませんが、国鉄時代の金額が4ケタになる硬券の金額式券は、関東(首都圏)地区が地図式や相互式が主流であったからかもしれませんが、東海地区で多く見受けられたような気がします。尤も、当時はまだ貧乏学生でしたので、社会人になった今でもそうですが、コレクションのために千円以上の金額式券を購入するようなことはありませんでしたので、そのような感覚なのかもしれません。鵜沼駅発行鵜沼から1150円区間ゆき片道乗車券

  • JR西日本 越前大野から1420円区間ゆき 片道乗車券

    1989(平成元)年7月に、JR西日本越美北線の越前大野駅で発行された、1420円区間ゆきの片道乗車券です。桃色JRW地紋の金額式大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。再掲いたしますが、同じ越前大野駅で発行された140円区間ゆきの片道乗車券です。大阪印刷場の場合、金額が4ケタになった場合、東京印刷場のように「円区間」の文字を小さくしたり、縦書きにしたりするのではなく、金額の活字を半角サイズの小さいものにして対応していました。そのため、東京印刷場は様式そのものが異なっていましたが、大阪印刷場の場合は様式はそのままに活字のサイズのみ小さくする形が採られており、印刷場によって対処の仕方(考え方)が異なっていたことが窺えます。JR西日本越前大野から1420円区間ゆき片道乗車券

  • JR西日本 越前大野から140円区間ゆき 片道乗車券

    前回エントリーでJR東日本が発行した硬券式の金額式乗車券を御紹介いたしましたので、今回はJR西日本が発行した硬券式の金額式乗車券を御紹介いたしましょう。1990(平成2)年8月にJR西日本越美北線の越前大野駅で発行された140円区間ゆき片道乗車券です。桃色JRW地紋のB型大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。大阪印刷場の金額式券は発駅欄が細い縦書きになっているのが特徴で、東京印刷場のものに比べ、全体的に活字が細い印象を受けます。再掲いたしますが、東京印刷場で調製された券です。記載されている内容は同一ですが、様式が異なるとかなり印象が違います。また、大阪印刷場の券は「円区間」の文字の「円」だけ大きさが大きく、「区間」の文字は一回り小さくなっているのが特徴です。やはり、大阪印刷場の券も金額が4ケタ...JR西日本越前大野から140円区間ゆき片道乗車券

  • JR東日本 御嶽から1000円区間ゆき 片道乗車券

    1988(昭和63)年8月にJR東日本青梅線の御嶽駅で発行された、1000円区間ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ過渡期地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。前回エントリーの「JR東日本御嶽から120円区間ゆき片道乗車券」のなかで、JR旅客鉄道各社では国鉄民営化の際、各社とも国鉄時代の各印刷場で発行されていた様式の一部をJR仕様に変更している経緯があると申し上げましたが、国鉄時代では金額式券は近距離用の乗車券として作成されたものであり、発行されていた券種は2ケタの金額のものから、最大でも3ケタの金額のものとなっており、4ケタの金額になる金額式券は想定されていなかったものと思われます。そのためでしょうか、金額「1000」の後の「円区間」の文字が、東京印刷場の様式では横書きとされて...JR東日本御嶽から1000円区間ゆき片道乗車券

  • JR東日本 御嶽から120円区間ゆき 片道乗車券

    1991(平成3)年2月にJR東日本青梅線の御嶽駅で発行された、120円区間ゆきの片道乗車券です。桃色JRE地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。JR旅客鉄道各社では硬券式の金額式乗車券を発売していましたが、国鉄民営化の際、各社とも国鉄時代の各印刷場で発行されていた様式の一部をJR仕様に変更している経緯があり、地紋の他、「ロ東」の符号および「東日本会社線」の表記以外は国鉄時代と同一です。そのためでしょうか、金額式券は基本的に近距離用として作成されておりましたので、発売額(=有効区間運賃)が4ケタになることは当初は想定されていないと思われる3ケタが限界の体裁をしています。JR東日本御嶽から120円区間ゆき片道乗車券

  • 京王帝都電鉄 新宿高速バスセンター発行 新宿からハイランドゆき 片道乗車券

    1977(昭和52)年2月に、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)新宿高速バスセンターで発行された、中央高速バス新宿~富士五湖線の新宿からハイランドまでの片道乗車券です。青色けいおうていと自社地紋のA型矢印式大人専用券となっています。この券が発行された当時は中央高速バスの座席管理システムは稼働していませんでしたので、座席の管理は台帳管理か、それに近いやり方で行われていたものと思われます。ハイランド(富士急ハイランド最寄停留所)・富士吉田(現・富士山駅最寄停留所)・河口湖が着駅で、どこで下車しても運賃が同額であることから、着駅に◯印をつけて発行されていました。座席指定欄の号車番号は車両が複数台連なって走る便の場合には2号車や3号車が存在しますが、通常バス1台での運行の場合は1号車になります。裏面です。券番と発行箇所...京王帝都電鉄新宿高速バスセンター発行新宿からハイランドゆき片道乗車券

  • JR北海道 ◯簡 石狩沼田駅発行 増毛から桑園ゆき 片道乗車券

    2015(平成27)年10月にJR北海道留萌本線の◯簡石狩沼田駅で発行された、同じく留萌本線の増毛駅から函館本線の桑園駅ゆきの片道乗車券です。若草色JR北地紋の出札用特別補充券で発行されています。同駅では同駅発となる乗車券が数口座設備されておりますが、それ以外の乗車券については補充券での対応になっています。本当はそのまま東京都区内までの区間を購入したかったのですが、同駅で発行できる乗車券はJR北海道旅客鉄道会社線完結のものに限るとされておりましたため、増毛駅から札幌駅まで乗車する分についてのみ購入しました。乗車予定区間は札幌駅までで、札幌駅から先については札幌駅で購入することといたしましたが、補充券については着駅の札幌駅で回収されてしまうため、運賃が同じ1駅先の桑園駅まで購入し、途中下車をすることによって...JR北海道◯簡石狩沼田駅発行増毛から桑園ゆき片道乗車券

  • いすみ鐵道 車内発行整理券

    平成10年代のいすみ鐵道車内で発行された、大多喜駅乗車分の整理券です。白色無地紋の整理券用普通ロール紙を使用したもので、印版式の旧様式になります。現在、同社では整理券は感熱式券が使用されておりますが、開業時には印版式の券が使用されていました。機器は現在と同様に路線バスで使用されているものと同じもので、停留所番号が印字されるところに駅名が印字されています。裏面です。裏面には「整理券」および「いすみ鐵道」の印字は無く、駅名の印は表面と天地逆に印字されています。バスの整理券もそうですが、保存環境が良くないのでしょうか、整理券の駅名(数字)部分の印字は、時間が経つとなぜか印字が滲んで来ます。いすみ鐵道車内発行整理券

  • 博多駅発行 「ながさき」号B寝台券

    1984(昭和69)年1月に鹿児島本線博多駅で発行された、門司港駅から長崎駅までの普通列車「ながさき」号のB寝台券です。若草色こくてつ地紋のD型券で、門司印刷場で調製されたものです。当時、普通列車に寝台車を連結している列車は数少なかったため、記入式ではありますが、硬券による専用のB寝台券を発行している駅は多くなかったと思います。この券は博多駅の中央口の出札窓口で発行されたものです。博多駅では、ながさき号の寝台券は通常は硬券では発行していませんが、同駅を発車する時刻がマルスシステムが稼働していない深夜の1:02発となっておりましたため、深夜帯に発券できるように硬券が用意されていたものと思われます。裏面です。券番の他、発行箇所名が記載されています。普通列車「ながさき」号は、珍しい列車名が付けられた普通列車で、...博多駅発行「ながさき」号B寝台券

  • 秋葉原駅発行 東京山手線内から川原湯・長野原・羽根尾間ゆき 片道乗車券

    1982(昭和57)年7月に東北本線秋葉原駅で発行された、東京山手線内から川原湯・長野原・羽根尾間ゆきの片道乗車券です。青色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。着駅は吾妻線の川原湯(現・川原湯温泉)駅から羽根尾駅間で、長野原駅は現在の長野原草津口駅になります。右上にあります「(47)」という数字は東京印刷場が採用しておりましたパターン方式のパターン番号で、発行駅のみ差し替えとして印刷時の手間を削減させるためのもので、発駅が東京山手線内や東京都区内といったこの区間を発着する運賃の特例のある特定都区市内をに存在する駅数が多いという、同印刷場特有の事情があったものと思われます。パターン方式には決まりがあり、東京駅から101km以上の東京山手線内発の乗車券(山片)はパターン番...秋葉原駅発行東京山手線内から川原湯・長野原・羽根尾間ゆき片道乗車券

  • 東京駅発行 東京から1000kmまで 急行券

    1966(昭和41)年6月に東京駅で発行された、東京から1000kmまでの急行券です。青色こくてつ地紋のA型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。現在ではJR旅客鉄道線で運転されていた急行列車の定期運用はなく、たまに臨時列車として運転されることがありますが、かつては特急列車よりも急行列車の方が運転本数が多く、一般庶民にとっては高価なエアコンやリクライニングシートのある特急列車よりも、たとえエアコンが無くても、ボックスシートであっても、普通列車よりも速く目的地に到達する急行列車は人気でした。御紹介の券は東京駅から1000kmまでの区間に有効な急行券で、1000kmと言いますと、東京駅から最遠の急停車駅で徳山駅まで行けるものになります。ただし、昭和41年の2等急行料金は、100kmまでが100円、...東京駅発行東京から1000kmまで急行券

  • 東武鉄道 大師前から100円区間ゆき 片道乗車券

    前回エントリーで東武鉄道大師線の大師前から150円区間ゆきの片道乗車券を御紹介いたしましたが、今回は硬券時代の100円区間ゆき片道乗車券を御紹介いたしましょう。1985(昭和60)年1月に発行された、大師前駅から100円区間ゆきの片道乗車券です。橙色東武鉄道自社地紋のB型金額式大人専用券で、足利印刷で調製されたものと思われます。この券は正月三が日などの西新井大師参詣客の多客時に、西新井駅の構内出札所では大量の旅客を捌ききれないことから、大師前駅構内にある臨時窓口で発売されていたもので、この時期については同駅から乗車券を購入のうえで電車に乗車することになっていました。改札ラッチには係員が居ましたが、乗車券のチェックをするだけで、入鋏は入れられませんでした。裏面です。発行駅名が「大師前駅発行」となっています。...東武鉄道大師前から100円区間ゆき片道乗車券

  • 東武鉄道 大師前から150円区間ゆき 片道乗車券

    2022(令和4)年8月に東武鉄道大師線の大師前から150円区間ゆきの片道乗車券です。橙色PJRてつどう地紋のA型金額式券売機券となっています。大師前駅は伊勢崎線(スカイツリーライン)の西新井駅から1駅だけ伸びている大師線の終着駅で、西新井大師(総持寺)の参詣客のために開設された駅です。この路線は2両編成のワンマン電車1編成が往来している路線で、終着駅の大師前駅は無人駅となっており、同駅から乗車する旅客は、同駅からは無札状態で乗車し、西新井駅の構内にある、伊勢崎線との乗換口にある中間改札付近にある出札所の券売機で乗車券を購入するようになっています。このような方式は同駅の他にJR西日本和田岬線の和田岬駅や、名古屋鉄道築港線の東名古屋港駅にもあり、それらの駅同様、西新井駅から先へ行く旅客は乗り換え時に行先まで...東武鉄道大師前から150円区間ゆき片道乗車券

  • 東京駅発行 鉄道100年記念乗車券

    本日、10月14日は鉄道の日です。これは旧暦の1872(明治5)年9月12日(新暦の1872年10月14日)に新橋(汐留)~横浜(東横浜。現・桜木町駅周辺)間に鉄道が開業したことと、1921(大正10)年10月14日に鉄道開業50周年を記念して東京駅丸の内北口に初代の鉄道博物館が開館したことを記念して、翌年の1922(大正11)年に当時の鉄道省が制定した「鉄道記念日」に因みます。今年は鉄道開業150周年ということで、全国的に記念のイベントが開かれていますので、目にする機会も多いかと思います。今回は鉄道開業150周年に因み、ちょうど50年前の鉄道開業100年の際に国鉄東京南鉄道管理局が発行した記念乗車券を御紹介いたしましょう。今からちょうど50年前の1972(昭和47)年10月14日、東京駅で発行された鉄道...東京駅発行鉄道100年記念乗車券

  • 鶴見小野駅発行 横浜接続 南太田ゆき 片道連絡乗車券

    1957(昭和32)年7月に、鶴見線の鶴見小野駅で発行された、横浜接続京浜急行電鉄(京急電鉄)南太田ゆきの片道連絡乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型矢印式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。発駅の鶴見小野駅は鶴見臨港鉄道の工業学校前という旅客営業のみの停留場として開業し、戦時中の1943(昭和18)年に同線が国有化されて鶴見線になった際に駅に昇格し、同時に鶴見小野駅に改称されています。この時すでに中央線本線に小野駅が存在したことから、小野駅と区別するために「鶴見」が頭に付けられたと言われています。国有化後の1971(昭和46)年に鶴見線内の各駅が一斉に無人化され、同駅もそのときに無人駅になっています。鶴見小野駅発行横浜接続南太田ゆき片道連絡乗車券

  • JR東日本 千駄ヶ谷から120円区間ゆき 片道乗車券

    昭和最後の年、1989(昭和64)年1月に、JR東日本中央本線の千駄ヶ谷駅で発行された、120円区間ゆきの片道乗車券です。桃色JRE地紋のB型金額式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。同駅では硬券による近距離乗車券の通常発売は行われておりませんが、日付からもわかるように、明治神宮の初詣客による券売機の混雑対応として硬券による臨時発売が行われたもので、出札所前に会議テーブルを置いて発売されていました。尤も、現在のようにSuicaなどのIC乗車券が主流になると、どんなに混雑していても券売機で乗車券を購入する利用者が少なく、券売機の需要の殆どが交通系IC乗車券へのチャージ客であり、このような臨発が行われることもなくなりました。昨年の東京オリンピックの開会式の日、千駄ヶ谷駅は大変混雑しておりましたが、券...JR東日本千駄ヶ谷から120円区間ゆき片道乗車券

  • 岳南鉄道 車内補充券

    2003(平成13)年8月に岳南鉄道(現・岳南電車)で発行された車内補充券です。同社の親会社である富士急行の自社地紋である、水色FKKふじきゅうこう地紋の駅名式の特別補充券になります。この券は本吉原駅から吉原本町までの区間で発行されておりますが、発売当日限り有効となっているものの、なぜか発行日を表示する欄がありません。また、駅名についても、岳南富士岡駅を「岳名富士岡」と印刷してしまったミス券となっており、ゴム印で訂正されています。岳南鉄道車内補充券

  • 上信電鉄 上州富岡から横浜ゆき 片道連絡乗車券

    前回エントリーで上信電鉄下仁田駅で発行された東京山手線内ゆきの片道連絡乗車券を御紹介いたしましたが、同社が乗車券の印刷発行機を導入した初期の券が手元にございますので、御紹介いたしたいと思います。1992(平成4)年5月に上信電鉄の上州富岡駅で発行された、横浜ゆきの片道連絡乗車券です。緑色上信電鉄自社地紋の券で、末期様式と同じ定期券サイズの券となっています。あまりはっきりしませんが、地紋真ん中が「上信」と読めるように白くなっており、これはコピーガードの役割をしていたものと思われます。再掲いたしますが、末期の様式と比べますといかにもドットプリンターで印字した感じが出ていますが、様式的には変わっていません。また、発行日の横に翌日売上扱いを示す「◯ヨ」と思われる「ヨ」の文字が印字されており、印刷発行機の券でこの記...上信電鉄上州富岡から横浜ゆき片道連絡乗車券

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