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建築YA髭のCOLUMN https://archstudioten.jugem.jp/

福岡を中心に住まいづくりをする建築YA髭が、建築デザイン・時事・歴史・音楽・旅などを語ります。

建築YA髭
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城南区
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伊方町
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2006/05/30

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  • 住まいづくり報告 宗像市W邸地鎮祭

    先週末に、かねてより準備を進めていました宗像市のW邸の地鎮祭が行われました。W邸は我々の業界関係のお仲間であるWご夫妻と、産まれたばかりのご長男さんの3人家族のための新居です。業界でお仕事をされたきたW氏がいくつか検討された選択肢の中から

  • 住まい作り報告「小城市 OGYCALモデル棟/気密測定」

    先日、着々と工事が進んでいる佐賀県小城市のOGYCALモデル棟の中間気密測定に立ち会って来ました。平素弊社の仕事では、ある程度の気密性能は担保されているので、確認のために竣工時一回としていますが、今回は弊社開発のPJパネル後方での最初の仕

  • 暑い寒いは序の口の口、住まい創りは恋に似ている 5

    この稿の最後です。髭親父には甚だ不似合いながら、住まいづくりを恋に例えると割とうまく説明できる気がして、そんな書き方をしてみました。世の中のハウツー本を読みあさって、初デートにのぞむ様は、よく色々なコントや喜劇の題材に取り上げられるシーン

  • 暑い寒いは序の口の口、住まい創りは恋に似ている 4

    情報のカオスのなかで、溺れてしまいそうになっている方を、どうやってより良い住まい創りへ水先案内できるかと言う事をずっと考えています。本来住まい創りは、ワクワクするような恋に似た感情が根っこではないかと思ったりします。ハウツー本の読み過ぎで

  • 暑い寒いは序の口の口、住まい創りは恋に似ている 3

    最近は、あらゆる恋のハウツー本を読み漁り、頭でっかちになったあげくに、その実戦前ではたと現実に進めず迷ってしまう方からのご相談が少なくありません。一旦刷り込まれた情報は消せませんから、私などは住まい創りを愉しむ一番の部分がごっそり抜け落ち

  • 暑い寒いは序の口の口、住まい創りは恋に似ている 2

    髭が語る恋のお話など聞きたくないかとは思いますが(笑)、テーマは住まい造りですからご安心を…。最近の空前の省エネ・エコハウスブームで、前向きに勉強されないビルダーや設計事務所などより、はるかに知識豊富な一般の方が沢山いらっし

  • 暑い寒いは序の口の口、住まい創りは恋に似ている 1

    30年以上、馬鹿の一つ覚えでそれしかできないから、人様の住まいづくりをずっと考え続けいてると、悲喜交々、さまざまなレアケースに突き当たりながら、それぞれ一つ一つパズルの難関を乗り越えていくように私なりの答えを出してきた遍歴が積み重なってい

  • 体感温度、福岡は九州だから暖かい問題 5

    単純なお話ですが、私たちの価値判断はかなりの部分過去の経験や情報に基づくものなのですが、事実とは遊離した思い込みにも大きく左右されて結果を導き出しているということができます。「九州=暖かい」というイメージの刷り込みはは、おそらく東京目線の

  • 体感温度、福岡は九州だから暖かい問題 4

    さて、「体感温度」という数値を見ていくと、自分の感じる暑さ寒さと日頃見ている室内温度計の数値とのギャップを埋めてくれる便利なものだと言うことがわあります。私の経験値でも札幌の積雪で白銀の風景の中に佇んで寒さをあまり感じなかったシーンを思い

  • 体感温度、福岡は九州だから暖かい問題 3

    「体感温度」という言葉がありますが、これは実際の寒暖計の指し示す空気の温度も一つの要素として、湿度や風速などを加味して計算式で求められるもので、この数字と自分の感覚とを比較すると面白いことが分かってきます。北海道の先輩が「九州は冬も湿気が

  • 体感温度、福岡は九州だから暖かい問題 2

    私の両親は、どちらも福岡には縁もゆかりもなく、たまたま仕事でこの福岡に暮らし始めた家族の一人として育ちました。母方は、当時は大雪も降った山梨の産なので、寒いエリアの暮らし方も周知の家だったかもしれません。よく我が家に身を寄せていた母方の祖

  • 体感温度、福岡は九州だから暖かい問題 1

    このところ11月も半ばというのに、日中はシャツ1枚でも暖かい日が続いています。これも地球温暖化の影響でしょうか。ただ、この暖かさも過ぎればいよいよ本格的に寒い冬の季節が急にやってきそうです。先日から、ガソリンスタンドの灯油コーナーでポリ缶

  • 住まいの換気の基本の「き」5

    「換気」は空気を換えると書きます。汚れた空気を捨てて、隅々まで、室内を新鮮空気で満たすことです。スカスカな家で外側部分の空気が激しく入れ替わり、室内の温度だけが奪われることをショートサーキットといいますが、換気ができているつもりの空間もこ

  • 住まいの換気の基本の「き」4

    換気計画をするためには、出口と入り口を効率よく定めていかなければならないと書きました。つまり、そこ以外から勝手気ままに出入りをしてくれると、意図的な換気が全くできないという状況になります。そう言う意味で気密性能は不可欠になります。「密」は

  • 住まいの換気の基本の「き」3

    私がよくここで書いていることですが、スカスカの、いわゆる襖障子でほぼ外と一体となるような昔ながらのすまいでも、住まいの中の空気が常に新鮮に保たれているかといえば、そうではない事は自明です。一番わかりやすいのは古い家ほどその家の匂いというも

  • 住まいの換気の基本の「き」2

    流石に闇雲に、高断熱高気密住宅を作っている我々に対して「あなたたちがガス室を作っている」なんて人はいなくなりました。でも30年近く前は、プロの中でもそう言う認識の方もあんがいおられて、わざわざ話を聞きたいと呼ばれてお話しをするとそうやって

  • 住まいの換気の基本の「き」 1

    コロナ第三波が猛威を奮っています。感染が取り沙汰される前のクルーズ船の初動作から後手後手に周り、検査も対策もなんとなく及び腰の政府は、経済対策の GOTOキャンペーンがこの第三波を牽引してしまっていることは自明なのに、やめないと宣っており

  • ミニチュアは、愉しい ! 5

    人間が創り出すものの中で、その中に入り、日常があるほどの大きなものは建築という分野に特化したものだと思いますが、それを雛型として小さく縮尺し、手に取り、愛でるという行為は、案外太古の昔から行われてきたことではないかと思ったりします。誰もが

  • ミニチュアは、愉しい ! 4

    会場全体を見渡して、うわぁっと歓声があがり、「可愛い」と今度は一つ一つをじっくり見ていきながら、視線を下げて、リアルな世界を想像する。「屋根をとってみてください、立体的な間取りが俯瞰できますよ」というと再び感動で歓声が上がる。そんな空気感

  • ミニチュアは、愉しい ! 3

    この所のエコハウスブームに則って、ハウツー本を殆ど読破し、玄人はだしの知識を蓄えられたお客様も遠方よりおいでになりました。言葉の端々から、プロでもなかなかそこまで勉強されている方は多くないと思われる知識レベルをお持ちの方です。そのお客様が

  • ミニチュアは、愉しい ! 2

    今回の展示は、同社のモデル棟の構造見学会と併設して、私が思い立って実現した展示で、これまでも何度かこういうことを実施してきましたが、いつもながら小さい手に収まるような世界の持つ魅力は、実は現実の世界と変わらないほどに、いやもっと別の意味で

  • ミニチュアは、愉しい ! 1

    昨日と一昨日、小城市にある山東美建ゲストハウスにて、弊社30年の軌跡と題して模型展をやっておりました。 古来、日本には古来「雛型(ひながた)」という言葉があり、実物の塩梅を推し量るために、縮尺を小さくして試作検討する慣しが建築の世界にもあ

  • 住まいづくり報告 小城市OGYCAL A 棟構造見学会・模型展

    昨日と今日の二日間。佐賀県小城市で建設中のOGYCALモデル棟の構造見学会で、弊社開発のパネル工法の解説や、同時開催の山東美健ゲストハウス「さん箱」で模型展を行っています。パネルは従来の地元工務店やプレカット工場の生産体制のまま、パネルを

  • 実感で創るエコハウス 5

    色々と言いました。住まいの性能を語る物差しの啓蒙は、住宅性能の底上げには貢献するけれども、本来理想とする住まいの一要素であるということを踏まえて考えれば、ピックアップした部分だけを捉えて、その物差しをクリアしていれば全てよしとする判断には

  • 実感で創るエコハウス 4

    さて、少し発想をニュートラルに戻して、貴方は何故、住まい創りを始めようと考え始めたのでしょうか。コロナ禍で、身の回りのことをじっくり考える時間も増えて、暮らしの環境を見つめ直し、大切な家族との時間や将来のことを考えると、リモートワークにも

  • 実感で創るエコハウス 3

    総じて、住まいの性能に関わる知識が皆さんで共有できることは非常に良いことであることは間違いありません。ただ、その取り扱いには注意が必要です。ネットにはん濫する情報のカオスは、時として全て正確であるとはかぎりません。なぜ業界が躍起になってそ

  • 実感で創るエコハウス 2

    30年以上もお仕事をさせて頂いていると、さまざまなお客様とお仕事をさせていただく機会に恵まれて来ましたが、大多数のお客様は過去の私の仕事に何某かの方法で触れられて、表立った広報もろくにしていない弊社を結構苦労されて訪ねて来てくださるという

  • 実感で創るエコハウス 1

    少しずつ、朝晩が冷え込むようになって来ましたね。住まいによっては九州でも補助暖房が必要な季節になって来ました。季節の移り変わりは本当に早いもので、からだをそれに慣らして行くことは大変です。ただ、日本人は本来、そういう季節の変化を敏感に受け

  • どうせなら、本気でやろう住まいづくりと、カーボンゼロ 5

    この稿の最後です。きっかけはどうであれ、これまで避け続けてきたカーボンゼロの宣言を政府が行ったことには意味があります。30年後の目標ですから今の政治が到底責任を取れることだとはさらさら思いませんが、それにしてもスタートできたことは良いこと

  • どうせなら、本気でやろう住まいづくりと、カーボンゼロ 4

    どんな経緯にしても、カーボンゼロの宣言がなされたことは歓迎しても良いと思います。しかしその実現に向けたプロセスに関しては、現状として政治に全てをゆだねて安心していられるような状況ではないようです。EUで進んでいるような革命的ともいえる再生

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