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庭の花たちと野の花散策記 https://blog.goo.ne.jp/zassougoo

野草が大好きの自称「雑草」植物大好き人間、略して「植物人間」の庭の花と花を訪ねての散策記です。

庭の花たちと野の花散策記
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2014/11/22

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  • 紫花姫延齢草に変化葉出現とネナシカズラとの攻防を期待する

    紫花姫延齢草紫花姫延齢草は2018年春千波湖畔での植木市でゲットしたもの。学名を調べたところ、アメリカ産のTrilliumsessileらしい。今年は株もすこぶる元気で、子株がたくさん出てきて、上の写真の左下の葉だけに切れ込みがあることに気が付いた。紫花姫延齢草の変化葉エンレイソウの葉は通常は切れ込みのない小葉が3枚であるが、この株の葉は小葉3枚とも切れ込みがあり、3裂している特異な形状。もしかしてこれからも毎年同じような葉が出てくるのかもと期待した。そこで、学名で検索して、このような切れ込みのある葉がほかでも出現した例があるのかどうか調べてみた。1500件近く見てみたが、結果は切れ込みのある葉は見当たらない。特異なものとしては、小葉が4枚のものが1件だけであった。これはかなり貴重なものかと期待が膨らみ、...紫花姫延齢草に変化葉出現とネナシカズラとの攻防を期待する

  • フラワーラッシュ その5 赤やピンクの花たち

    アカバナルリハコベ長崎の友人からいただいた花。学名:Anagallisarvensisヨーロッパ原産で毒性があって、民間療法として、また精油は昆虫の忌避剤にも。サクラソウリハビリ散歩でいただいたもの。サトザクラ旭山大木にならない八重咲の桜この地に来る前から庭にあった木のひとつジロボウエンゴサク延胡索は漢名でキケマン属のことだそうです。次郎坊は、太郎坊に次ぐ神通力のある天狗の名らしいが、花の形が天狗の鼻に見えたのかも。アケビ紅白こちらではアケビと言えば赤花のほうである。ミツバアケビさらに濃い色のミツバアケビアオキ雌花雌花には雄蕊が無いが、雄花には雌蕊と雄しべがあるも、花が終わると枯れてしまう。ウラシマソウムサシアブミカキドオシヒイラギソウカンアオイ静岡産タマノカンアオイタマノカンアオイは東京の友人からいただ...フラワーラッシュその5赤やピンクの花たち

  • フラワーラッシュ その4 白い花たち続き

    セロジネ白が際立つランです。花好きの半世紀以上の友からいただいたものです。コバノタツナミソウ白花近所の2匹の犬と散歩しておられた花好きさんからいただきました。タニギキョウ深山でみかけますが、意外な場所、谷地でも咲いています。ツツジ白花(蕾)50年ほど前にサツキの好きだった牧師夫人からいただいたものです。トキワイカリソウ北陸に自生する常緑のイカリソウです。かつて息子が金沢にいたときに訪ねてゲットしたもの。ハクサンボク常緑のガマズミの仲間で、長崎の友人からいただいた花にこのハクサンボクの根がついてきたものです。今年は木が大きく伸びて花がたくさん咲いています。ハナニラ6弁の白花。前に8弁の花をブログに載せました。ムベアケビの仲間ですが、常緑で、実は裂開しません。シロヤブケマンムラサキケマンの白花です。花の先まで...フラワーラッシュその4白い花たち続き

  • フラワーラッシュ その3 白い花たち

    ニオイアイリス今、庭の白花と言えば、このニオイアイリスが一番です。花の形はジャーマンアイリスそのものですが、背丈は半分以下です。花には気品のある良い香りがあります。でも名前の匂いは実は根のほうに有ります。高級な香料になります。イチハツとよく似ているのですが、チハツの内花被は斜め上にピンと伸びる傾向があるのに対して、ニオイアイリスは内花被が上に湾曲し、お互いに抱え込むような形です。ニオイイリスとも言います。アセビ茨城の山には純白のアセビがあります。昔馬を放牧した山では、アセビを馬が食べなかったので、アセビだけ残った草原状になっていました。また煙害に強いこともありました。アケビ白花茨城のアケビの花は褐色ですが、西方では白花が多いようです。イワガネ雌花とても小さな花です。実が一つ目小僧の集団のようでユニークです...フラワーラッシュその3白い花たち

  • 庭の花たちが一斉に開花するフラワーラッシュ その2ゴールドラッシュ続き

    イカリソウ黄蝶黄色い花の続きです。最初は洋種のイカリソウ黄蝶です。学名はEpimediumperralderianum(エピメディウム・ペラルデリアヌム)キバナイカリソウホザキイカリソウ淫羊藿怪しげな名前のイカリソウです。どうしても意味をお知りになりたい方はネット検索してみてください。庭にはこのほかイカリソウ白花、ホザキイカリソウ、トキワイカリソウなど白花種があります。キバナオドリコソウ洋種のオドリコソウです。にわでは白花のオドリコソウも咲いています。クサノオウケシ科クサノオウ属です。傷つけると黄色から橙色の乳汁を出すので「草の黄」というとか、皮膚病や鎮痛剤として有効な薬草なので、草の王様という意味で草の王というそうです。ナノハナ(白菜)パフィオペディラムレディーススリッパと言われるパフィオ2か月以上咲き...庭の花たちが一斉に開花するフラワーラッシュその2ゴールドラッシュ続き

  • 庭の花たちが一斉に開花するフラワーラッシュ その1ゴールドラッシュ

    ヤマブキ庭で特に目立って多いのは黄色い花です。トップはやはり、ヤマブキです。ヤエヤマブキ七重八重花は咲けども実のひとつだになきぞ悲しきという歌が有名です。お貸しする蓑もないほどの我が家ではありますが、花でしたらたくさんあります。ヤマブキソウ一見ヤマブキかと思うほどよく似た花を咲かせますが、花弁4枚の草花です。セリバヤマブキソウ葉に深い切れ込みがあるヤマブキソウです。ヤマブキソウは森の下草として一面黄色い花を咲かせています。この中をよく見て回りましたら、1000㈱に1株、いやもっと少なく、5000株に1株くらいでしょうか、このセリバヤマブキソウを見つけることができました。セリバヤマブキソウこちらは春先に出てくる根生葉だけがセリバの変わり者です。ですから、花の時期の葉はヤマブキソウと見分けがつきません。園芸店...庭の花たちが一斉に開花するフラワーラッシュその1ゴールドラッシュ

  • 8弁花のハナニラ

    8弁のハナニラが咲きました。外花被が4枚と内花被が4枚の合計8枚の花弁があります。通常の花弁数は6枚が基本ですから珍しい花です。通常のハナニラは外花被3枚と内花被3枚で合計6枚が基本です。ところが、注意して見ていると、7弁の花を見かけることが良くあります。7弁花は内花被が4枚の場合がほとんどです。外花被4枚はまだ見たことがありません。我が家だけの特異現象かと思いましたが、そうではありませんでした。バラ愛好家の庭にも7弁花が咲いていました。2022年4月一般的には7弁花がどのくらいあるのだろうかと、ハナニラの花を画像検索してみましたら、やはり7弁花が数件見つかりました。そして8弁花も1件見つかりました。庭の8弁花は鉢の中にでてきたものです。かつてこの特異な花の株を何回か鉢に植えたことがあったのですが、いずれ...8弁花のハナニラ

  • イースターモーンがちょうどイースターの朝に咲きそうです。

    開き始めたイースターモーン今年のイースターは3月31日。イースターの朝にはきっと咲いていることでしょう。1966年カルフォルニア州サクラメント市のMr.carletonC.Wrightの作出・発表。1971年margareteHertrichi賞受賞。CamelliaJaponica(EasterMorn)イースターモーンがちょうどイースターの朝に咲きそうです。

  • 庭のカタクリ 12年ぶりに蕾が出てきた

    庭のカタクリが12年ぶりに花芽をつけました。庭はカタクリにとっては居心地のよくない場所のようで、年々小さくなり、ついには花を咲かせなくなっていました。このまま消滅してしまうのも寂しいことと、畑の土を盛り、日当たりをかいぜんしたところ蕾が出てきたのでした。庭のカタクリ12年ぶりに蕾が出てきた

  • タマムラサキを14年ぶりに植え替え ネナシカズラに超弱い幅広

    鉢から取り出し、雑草と分離したタマムラサキ2009年12月に植えた鉢(プラスチックのダストボックス)に芝のような雑草が繁茂してしまったので、14年と2か月ぶりに植え替えてみました。当時の写真が出てきましたのでアップしてみます。2009年12月23日に送っていただいたタマムラサキ2009年12月24日に鉢(プラスチックのダストボックス)に植えた状態。はるばると長崎から送っていただいたのでした。やはり寒さが気になりましたが、屋外に置いたのでした。2010年2月21日のタマムラサキこちらに来て初めての冬にびっくりしたのでしょうか。葉を紫色にして寒さに耐え抜きました。2011年11月には花を咲かせました。葉幅が広い8.2mm葉幅が狭い5.95mm2013年にも送っていただいたと思います。その時に葉幅がかなり違った...タマムラサキを14年ぶりに植え替えネナシカズラに超弱い幅広

  • 庭の梅 朱鷺の舞が咲き始めました。

    庭の梅の若木朱鷺の舞が咲き始めました。朱鷺の舞は偕楽園が世田谷区公園事務所のご厚意により羽根木公園の成木の枝を接木用の穂木としていたがいたことによります。そのきっかけとなったのは、府中郷土の森公園での大坪孝之先生の梅散歩で、羽根木公園のボランテアさんと知り合いになり、ボランテアさんたちと偕楽園との交流が始まった時に、ボランテアの小嶋哲郎さんらの学習成果発表資料「梅まつりの学習」にあった、朱鷺の舞の花の写真に魅せられた当時の偕楽園の梅管理者の根本実嗣さんが偕楽園への導入を検討されたのでした。羽根木公園頂上の北の広場には数本の朱鷺の舞が植栽されていました。頂いてきた朱鷺の舞の枝接木をしたときの舞@偕楽園接ぎ木苗の芽が膨らむ@偕楽園伸びてきた枝。接ぎ木部の乾燥を防ぐための袋掛け@偕楽園このように接ぎ木を大事に大...庭の梅朱鷺の舞が咲き始めました。

  • 蓮久の思い出3 完

    吐玉泉下にデビューした蓮久の若木と花2024年1月撮影蓮久の思い出2の続きです。本園内の苗木畑ようやく品種名の確かな苗木が200種類ほど出来上がりました。この苗木畑にはそれぞれ番地が決められていて、1番地にはどの品種を植えるかがあらかじめ決められています。苗木畑の番地竹の杭1本が1番地で、緑色のプレートと白い名札がついています。まだ苗木が植えられていない番地もあります。今後入手予定の品種名が書いてあります。200種類そろったわけですが、さらに希少な未入手の品種もそろえて、名実ともに最高の梅の偕楽園を目指した担当者の意気込みです。梅の見本園2019年1月撮影苗木が大きくなってきて、本園内へデビューし始めると同時に、梅の見本園への植込みが始まりました。この場所はかつて偕楽園を愛する市民の会が主に東京方面からた...蓮久の思い出3完

  • 蓮久の思い出2

    吐玉泉下にデビューした蓮久の若木と花2024年1月撮影これは蓮久の思い出1の続きです。長年偕楽園の梅の木を管理された方が退官された後は、梅の担当者が1~2年で交代しましたが、3人目にこの蓮久の他、偕楽園の梅の品種を整えられた新しい担当者が現れたわけです。この方は柿などの果木の専門家で、剪定にも接ぎ木にも精通されたスペシャリストでした。でも花梅については初めてのことで、花梅の品種をまず理解されるために、図鑑や偕楽園内の梅の木をよく観察されました。しかし、園内の多くの梅の木の名札が実情に合っていないこと、また苗木畑から本園にデビューした苗木に花が咲くと、名札とは全く違う花のこともしばしばありました。さらに公表されているネット上の梅図鑑にも誤記載が散見されるなど、梅の偕楽園にあるまじきことに気づかれました。公園...蓮久の思い出2

  • 蓮久の思い出1

    偕楽園の吐玉泉下にデビューした蓮久の花2024年1月撮影この蓮久には忘れられない思い出があります。そして、この吐玉泉下に植えられた蓮久の若木はその記念樹と言ってもよいのではないかと思っています。吐玉泉下にデビューした蓮久の若木2024年1月撮影私が偕楽園の「蓮久」を最初に認識したのは、偕楽園の梅林でした。偕楽園の梅の種類は100種、3000本と案内されていました。リタイヤしてまもなくのころ、偕楽園と弘道館の梅の木にはそれぞれ名札がつけられていました。そこで、これら水戸の梅すべての種類の花と名札の品種名を記録しようと思い立って、完成したのが2006年3月末の頃でした。一部は偕楽園には無いが、苗木屋さんの店頭で撮らせていただいたものも含めて、なんと140種類余りになりました。2006年撮影の「蓮久」この写真は...蓮久の思い出1

  • 偕楽園の梅開花状況を見てきました

    見晴広場東側の八重寒紅と広場の向こう側の好文亭この八重寒紅はかつては本園内で最初に咲く木で、見晴広場の向こう側の好文亭を入れた写真は、水戸の梅が咲きだしたことを告げる新聞のニュースなどによく用いられたのを記憶しています。大震災の後は別の八重寒紅が先に咲くようになりましたが、今でも早咲きです。1月26日偕楽園本園の梅を見てきました。もっと多くの梅の木に花が咲いていると思って行っていたが、咲いた梅の木の本数は意外と少なそうでした。それでも早咲きの梅の木は花数が非常に多くなり、特に八重寒紅は香りが強くただよっていました。強い香りを漂わせる八重寒紅見晴亭裏側の冬至梅南崖の冬至梅を松の古木越しに見下ろす。花数は少ないものの、南崖の梅を中心に、珍しい梅の花を見てきました。南崖の翁真っ白い斑入りの葉と薄黄色の斑入りの枝...偕楽園の梅開花状況を見てきました

  • 偕楽園の梅の開花情報 1月8日推定0.7%

    吐玉泉下の虎の尾1月8日には、6日に確認できなかった、窈窕梅林、猩々梅林、田鶴鳴梅林、吐玉泉下付近の梅の開花状況を確認してきました。花は1個でも見つかった梅の木は14本で、6日確認分と合わせると推定21本推定開花率0.7%でした。南門料金所前の八重冬至まもなく開花同上八重冬至の遠景そのほかまもなく開花しそうな梅の木が多数見られたので、日毎に開花本数は多くなるものと思います。というものの、3000本のうち30本ていどですから、花を探すにはまだまだ難しい状況です。もっとも開花率の高い場所は窈窕梅林と吐玉泉下で、開花率は6%にせまろうという状況です。窈窕梅林の開花した梅の木です。紅梅は八重寒紅、白梅は冬至梅です。吐玉泉下・本園の拡張部で咲いていた梅の木は冒頭の虎の尾のほかは以下です。紅梅は八重寒紅で白梅は八重冬...偕楽園の梅の開花情報1月8日推定0.7%

  • 庭の梅が咲きました 偕楽園でも咲いています。推定開花率0.3%

    庭の紅冬至が今日昼過ぎに開花しました。12月下旬は氷点下の朝が続いて、その後は暖冬で老人にとっては過ごしやすい正月となりました。早咲きの梅の木は、氷点下の朝の後1週間くらい暖かい日が続くと咲き始める木が多いので、正月明けには梅が咲くものと考えていました。果たして昨日庭の紅冬至を見ると1輪だけですが開き始めていました。視力が衰えたので、ただ漫然と梅の木を見上げただけでは、たった一輪だけの花を見つけることができなくなりました。咲いているはずだと目を凝らしてみて初めて見つかりました。矢印の先です。昨日のまさに咲かんとしている紅冬至です。咲き始めはピンク色ですが、開花してからは徐々に白くなってゆきます。偕楽園の梅は12月にわずかばかりの開花を確認していましたが、さらに咲いた梅の木があるはずと、出かけてきました。歩...庭の梅が咲きました偕楽園でも咲いています。推定開花率0.3%

  • 発見 ミセバヤに無性芽発生

    ミセバヤに無性芽を発見。ミセバヤには無性芽を見たことないような。ネットで調べるも無性芽が発生することは見当たらなかったし、牧野植物図鑑などにも言及がありません。かつては、このように全く言及がなかったもので、無性芽は発生しないと生物の先生も言われていたミツバベンケイソウに無性芽を発見して驚いたことがありました。まさにそれと同じ状況であると思います。ミセバヤの無性芽の発生状況を詳しく見てみました。無性芽が発生したのは、釜めしの器に植えたミセバヤです。2本の茎があって、右側の茎には葉が6か所あり、株もとから5番目までは無性芽がついています。写真は株元から順に掲示しました。まずは右側の茎に発生した無性芽です。右側1番目右側2番目右側3番目右側4番目右側5番目5番目まではすべての葉腋にも立派な無性芽がついています。...発見ミセバヤに無性芽発生

  • 偕楽園で梅がさきました

    昨日12月4日に公園事務所を訪ねたら、早咲き梅が咲いたことを教えてくださいました。案内していただいたのは、猩々梅林です。名札を見たら紅難波と書いてありました。いくつかの咲いた花を見るとすでに散り始めた花もあるので、1週間から10日前には一番花が咲いたのではと思いました。隣の梅の木も咲いていますよと、花を見せてくださいました。今年は蕾の成長が遅くて、最初に咲き始めるとマークしている木々はいまだ蕾が小さいのですが、マークしていなかった木に花が咲いたので驚いています。開花した梅の木と案内してくださった事務所の方さらに、偕楽園の本園ではチャボ冬至が11月には咲いていたので、インスタグラムに載せてあると、携帯の画像を見せてくださいました。この梅の木は、毎年最初に咲く木のひとつです。この時期になると、まもなく咲くので...偕楽園で梅がさきました

  • ハスを発芽させてみた その9 低温障害と保温対策

    10月31日のC株10月後半に差し掛かると、C株の成長速度がAB株に比べてかなり遅くなってきました。夜間の気温が下がってきたのと、AB株は、夜間は水槽にガラス板で蓋をしていたのですが、C株は夜間も蓋をしていなかったためのようです。よく見ると葉が傷んでいるように見えます。低温障害かもしれないと気が付きました。C1株とC2株の1枚目の葉は開き始めていて、葉の縁が水面から離れている部分に傷みがあります。C3株は葉がまだ開いていないために、葉全体が水面から突き出ています。葉全体が傷んでいるようです。水戸気象台で10月の最低気温が10℃以下を記録した日は以下のとおりで、これ以外の日は全て10℃以上でした。10月14日9.7℃10月18日9.5℃・・・10月22日7.3℃・・・10月23日7.7℃・・・10月29日9...ハスを発芽させてみたその9低温障害と保温対策

  • 今シーズンはパフィオの花が5個咲く予定

    今シーズン(2024年1~2月開花予定)はパフィオの花芽が5個つき、現在元気に成長中です。まず株の全体を見て感じることは、枯葉や枯れかかった葉、日照りで傷んだ葉の何と多いことかということです。できるだけ自然な状態で育ててみたいという意図からこのようになりました。低温や、水不足で枯れることがない程度の最低限の管理はしましたが、それ以外はできるだけ手を加えないで、育ててみたいということです。ですから、一年中、特に真夏でも日当たりの強い場所においてみました。ここ数年は、肥料もやっていませんし、一度植え替えたときも、土は2019年に購入時の木材チップの朽ちたままの土に、庭の枯れ枝の朽ち始めたものを追加しただけです。ランの栽培ではいろいろと事細かな管理、注意書きがあるにも関わらず、誠に乱暴な栽培であります。でも、こ...今シーズンはパフィオの花が5個咲く予定

  • ハスを発芽させてみた その8 水温35度

    前回の10月21日発芽21日目その6「泡が出る仕組み」の続きで、10月24日、発芽24日目からです。この四角水槽の株をA株とB株とします。その7(1)で丸いダストボックスに植えた株を、C1株、C2株、C3株として、まとめてC株とします。ABC株ともにその後も順調に成長しています。AB株の発芽24日目の様子1AB株それぞれ3枚目の葉が開き始めています。写真の下側の小さい葉です。右がA株の葉左がB株の葉2それぞれ植えた位置に白い根が見えてきました。34枚目の葉も伸びて来て、A株がすでに水面に到達しました。B株はまだ水中です。以上のような状況ですから、株がしっかりしてきたことがうかがえます。この日は晴天で、気温も上がりました。そこで水槽の温度を計ったところ35度にもなっていました。ちょっとびっくりですが、さすが...ハスを発芽させてみたその8水温35度

  • ハスを発芽させてみた その7(1) 別の種を播き、成長速度の比較

    新たに別の種を3個蒔いたもの。発芽5日目の3個の成長速度を比較してみた。これまで先に播いた種2個の発芽とその成長過程を6回ブログし、発芽21日目に葉から泡を吹くところまででした。先のブログとは別に蒔いた種の、10月23日現在、発芽5日目の成長状態を比較したものです。C1とC2の芽がおおよそ15cmC3の芽がおおよそ5cmです。じつは、この成長の差を比べてみたくなって、今回は別の種に、播く前に殻につける穴のあけ方を変えてみたのでした。これは10月16日に種を播く前に、殻に空けた穴の様子です。C1鑢で削った後に千枚通で穴を広げた穴サイズ中大発芽5日目で1枚目の葉約15cm、2枚目の葉約1cmC2千枚通のみで穴をあけた穴サイズ大(C1よりやや大)発芽5日目で1枚目の葉約15cm、2枚目の葉約2cmmC3鑢で削っ...ハスを発芽させてみたその7(1)別の種を播き、成長速度の比較

  • ツノハシバミの挿し木に花芽かもでヘーゼルナッツを期待&アズキナシ播種

    挿し木をしたツノハシバミに雌花の蕾か日本のヘーゼルナッツツノハシバミを挿し木したところ、活着した上にさらに雌花、雄花と思われる花芽らしいのが付きました。果たしてこんなに小さな木でも花が咲き、実がなるのだろうかと驚いたり、喜びに期待を膨らませるのでした。2023年4月挿し木ツノハシバミの挿し木は何度かしてみたのですが、ようやく今年2023年4月に挿し木したものが成功しました。成功したポイントは、今回は株元から出た小枝を挿し木したことでした。挿し木した穂木には根はついていないのですが、このまま株もとにあれば、この枝から根を出して元株から独立した新しい株になる可能性のある枝を穂木としました。挿し木してからは新しく芽葺きもないまま秋を迎えましたが、挿し木は何とか成功した様子でした。先日、田舎の弟が秋の収穫ユズ、サ...ツノハシバミの挿し木に花芽かもでヘーゼルナッツを期待&アズキナシ播種

  • ハスを発芽させてみた その6 泡が出る仕組み

    前回は10月21日発芽21日目に葉から出る泡と白い根を確認しました。今回は泡の出る様子を観察したのと、泡の出る仕組みについて調べてみました。まずは、泡がどのように出てくるかを、その様子を連続写真で見てみました。上の写真は水中のまだ開かない葉から泡が出て、泡が水中を上昇している様子です。以下は連続写真ですが間隔は必ずしも等間隔ではないです。1泡出る前2泡の出始め3左へ移動4更に左へ5更に左へ6葉から左上へ7弧状に水面へ以上はまだ開かない葉身の中心よりやや左(水面下)から小さな泡が出てきて、その泡が大きくなりながら葉身の上辺を左へ移動して行き、ついに葉身から離れて、水中を弧を描くように上昇して水面に出ました。水面に出たら水面を南東方向へ素早く移動している場面までです。水中を移動する速度が速くて連続写真が撮りだ...ハスを発芽させてみたその6泡が出る仕組み

  • ハスを発芽させてみた その5 泡を出す3枚目の葉 根も出て順調

    前回は10月19日発芽19日目に2枚目の葉が開くまででした。発芽20日目。各2枚の開いた葉を左右に振り分けました。先に発芽した発芽20日目の1株は左側に植えてあり、葉は右側です。・・・赤色の文字後で発芽した発芽17日目の1株は右側に植えてあり、葉は左側です。・・・青色の文字以上を第1グループとします。後日播種して、発芽2日目の3株は左端の黄色の矢印です。・・・こちらを第2グループとして、成長過程などを分けてブログします。第一グループの3枚目の葉が水面に達した時不思議な現象が起きました。昼過ぎに日光を浴びた水槽の温度が高くなった時に3枚目の葉身がまだ半分以上水中にあるときに、まだ開いていない葉から気泡が出ているのに気づきました。小さな気泡が次々に出てきます。これが水面の葉身に達して、あとからくる泡を取り込ん...ハスを発芽させてみたその5泡を出す3枚目の葉根も出て順調

  • ハスを発芽させてみた その4

    前回は葉が発芽13日目で1枚目の葉が開き始めたときまででした。翌朝発芽14日目にみると開いた葉は重くなってきたので、水面に浮いてさらに葉を開き続けていました。発芽14日目の昼過ぎにはほぼ全開になりました。発芽15日目の葉は全開に、発芽13日目も葉が開き始めています。さらに、それぞれの株の2枚目の葉が水面から突き出しているのがわかりました。発芽19・16日目それぞれ2枚目の葉も開き、水槽の中は開いた葉が4枚になりました。さらに、それぞれの3枚目の葉が出てきたのを水中に確認できました。ここまで、2個の種から発芽した2株についてみてきましたが、さらに追加で播種した3個の種が本日発芽しました。同じ水槽のなかですが、本日播種3日後に3個とも同時に発芽しました。こちらは第2グループとします。第1グループは9月29日播...ハスを発芽させてみたその4

  • 今年はパフィオペディラムに5個の花芽が出てきた

    何と枯れ葉が多くて見栄えのしないパフィオでしょうか。でも花芽が5個も出てきました。2022年にも花が5個咲きましたが2023年は全く咲きませんでした。それは、このパフィオは我が家の管理状態では新株ができてから2~3年後にしか咲かないためでした。2022年に5個の花が咲いたときに、すでに新株が5株あったので、うまく育てれば2023年にそのうちのいくつかは花をつけてくれるとは期待したのですが、やはり1株も咲きませんでした。この2株はそれぞれ花芽が出ました。花芽としてはとても良い状態と思います。この2株の花芽は一番良く、力強さを感じます。この2株は片方にしかっ花芽がありません。花芽としては申し分のない良いものです。花芽の出なかったほうの株は、今年できた株で、次シーズンに花芽が出ることが期待できます。もう一度全体...今年はパフィオペディラムに5個の花芽が出てきた

  • ハスを発芽させてみた その3

    前回その2では発芽9日目に、2番目の葉は短い根茎から出ていることを確認しました。上の写真は発芽10日目です。葉柄が長く伸びて、2株ともコップよりかなり高くなりました。こうなると頭が重くなり、殻が浮いてきて、ハスが倒れやすくなってしまいました。発芽11日目葉が開き始めました。ますます倒れやすくなりました。そこで水槽の中へ土を入れて植えることにしました。ハスを植える準備1水槽の中へ腐葉土たっぷりの畑の土を入れました。・・・底の黒い部分本来は田んぼのヌタという黒い土が理想なのだそうです。にわかに入手できないので、庭の畑の土に自家製腐葉土をたっぷり混ぜたもので代用です。2その上に赤玉土中粒を置きました。・・・・茶色の部分発芽したハスの種を畑の土の表面において、赤玉土で埋めて固定するためです。3水を入れました。水位...ハスを発芽させてみたその3

  • ハスを発芽させてみた その2

    前回はガラスのコップの水中にハスの種を播種して6日目まで、プライヤで殻を割ったのが発芽4日目で、鑢で削った種が発芽したところまででした。発芽5日目と発芽2日目。先に発芽した葉がコップの背丈を超えました。コップは通常の大きさの高さが半分です。最初の葉は浮葉といって、スイレンのように水面に浮いた葉になると聞きましたが、この分だと葉が水面より高い位置に開く立葉になるのかなと思いました。水位が低いと最初から立葉になるのかな?また先に発芽したほうの種からは、2個目の芽が出てきました。2番目に出てくるのは根茎・つまり蓮根で、この蓮根の節から2枚目の葉が出てくると聞きました。何か蓮根ではなく葉のようです。一方、左側の完熟前の種を播種したコップの水が白濁してしまいました。この完熟前の方はその後殻がぬるぬるしてきて、泡が出...ハスを発芽させてみたその2

  • ハスを発芽させてみた

    完熟したハスの種ハスの種をいただいたので、発芽させてみました。6・7月ころ各地で蓮の花が咲いていた時に、ハスの品種について興味がわいてきたので、園芸店のカタログやハスを栽培している施設などの蓮の種類を調べてみたところ、なんと1000種類以上もの種類があることがわかってきた。そんな折に蓮の種をいただいたので、発芽させてみたくなり、発芽方法について偕楽園の緑の相談窓口を訪ねたところ、新しく着任された担当の方はハスの研究をされていたということで、詳しく教えていただくことができました。その内容を我が家で簡単にできるように考えた方法で実行したところ発芽したので、記録を残しておきたい。完熟直前のハスの種これらから種を採りだして播種の準備をしました。ハスの種は大賀蓮や千年蓮のように、千年も2千年も地中にあった種を発芽さ...ハスを発芽させてみた

  • 庭で初めて咲いたオオモクゲンジの花

    上は10月1日のオオモクゲンジの花と小さな実です。花が終盤となり、最初に咲いた花はすでに小さな実になっています。庭で初めて咲いたオオモクゲンジです。9月に入ると幹の天辺に花穂が出てきました。地上5mはありそうです。先日、このオオモクゲンジの苗をいただいた、祇園寺に親木にも咲いているのではないかと久しぶりに自転車で出かけました。祇園寺のオオモクゲンジはすでに花が終わって実がなっていました。鐘楼の奥の高木が実がなっているオオモクゲンジです。さらに奥の本堂の手前の高木は天辺が枯れているようで、花は咲いた様子がありませんでした。2017年にこの木の下に生えていた小さな実生苗をいただいてきたのが庭のオオモクゲンジです。庭ではしばらく鉢植えにしていたので小さいままでした。数年前に地植えにしたところすくすくと成長して、...庭で初めて咲いたオオモクゲンジの花

  • 新品種の梅「偕楽」

    先日、盆栽の師匠を訪問したとき、「偕楽」と名付けた梅を売り出したいと、鉢植えの梅の木を見せてくださいました。ほとんど白花ですが、薄い紅が花弁の中央にあります。底紅タイプですが、私にとっては初めて見る花です。花弁は丸く、しわはなく平べったい。花弁の色は白色で中央部分が薄紅色。旗弁が出ています。花糸(旗竿)の先に花粉ではなく花弁(旗)がついていますが、その花弁が大きい。盆栽の師匠はこの梅の木を花木センターで「甲州緑萼」の名で出されていたのを入手したそうです。緑萼はありふれているので、盆栽としては魅力はあまり感じなかったそうです。それでもこの「甲州緑萼」は枝が非常に細いので、盆栽に仕立てたらよい盆栽が期待できるので入手したそうです。盆栽の師匠は「甲州緑萼」の細い枝を太い台木に接木しました。「緑萼」は萼が緑色で八...新品種の梅「偕楽」

  • 庭の梅では今シーズンも紅冬至が早かった セツブンソウ咲く

    庭の梅で今シーズン最初に咲いたのは紅冬至でした。庭に植栽された紅冬至は12月20日以前に開花しました。盆栽の紅冬至は開花確認が遅くなりましたが、クリスマス以前には咲いていました。というわけで紅冬至は昨シーズンとほぼ同じ時期に開花しました。緋の司は1月15日ころに咲きました。昨シーズンよりも2週間も早かったです。昨シーズンの開花は2月1日でした。今年は偕楽園へ行く回数が少なくなり、詳しい開花状況を把握できません。庭の紅冬至の現在の開花状況です。庭の梅はこれから朱鷺の舞、白加賀、佐橋紅、豊後、書屋の蝶などの開花が期待できます。光圀梅は来シーズンになるかもしれません。昨年2月1日の庭の様子は下記ブログに書いてありました。庭の梅「緋の司」がようやく。花たちが異常気象に右往左往2月1日庭の梅緋の司がようやく咲きまし...庭の梅では今シーズンも紅冬至が早かったセツブンソウ咲く

  • 偕楽園で早咲き梅の一番花が咲いています

    窈窕梅林の八重寒紅。昨日8日昼頃ミスター偕楽園こと吉田さんから電話がありましたが、マナモードのため、気づいたのが夕食後になってしまいました。窈窕梅林で八重寒紅1本、冬至梅2本。本園内ではまさに咲こうとしている八重寒紅。また南門外の八重冬至も蕾が大きくなっているというお知らせでした。今日9日午後から市役所で県会議員の期日前投票、奥様の訃報をくださったもと山岳会幹事を訪ね、偕楽園にも梅の開花を確認に見に行きました。窈窕梅林は夕刻の曇り空、かつ視力が衰えて確認しずらく、八重寒紅のみ確認し、白梅の冬至梅は発見できませんでした。この八重寒紅は開花後数日過ぎたかと思われます。本園南崖の冬至梅。本園内で例年真っ先に咲く南崖の冬至梅はやはり開花していました。開花間もない初々しい花です。本園見晴広場東端の八重寒紅の膨らんだ...偕楽園で早咲き梅の一番花が咲いています

  • ”ラクウショウ型小葉葉序”発見

    ラクウショウとメタセコイアの実生苗。背の高い2本がラクウショウで背の低い3本がメタセコイアです。前回はラクウショウとメタセコイアの実生苗を育てていることをブログしました。一般にこの両者の違いはラクウショウの葉は互生。メタセコイアは対生であると説明されています。それで成木を観察すると、まず枝が対生になっているのがメタセコイアでラクウショウはランダムのようです。また葉1枚を観察すると、これはかなり高い場所なので確認しずらいのですが、やはり小葉の配列がメタセコイアは対生で、ラクウショウは互生と見えていました。ところが実生苗の葉を間近で見るとメタセコイアは一部乱れがあるようにも見えますが確かに対生です。実生苗のラクウショウの葉でもラクウショウの小葉の並び方がちょっとちょっと違うことに気づきました。互生なのですが、...”ラクウショウ型小葉葉序”発見

  • 公園でラクウショウなど針葉樹の実生苗探し

    前回のブログ(20220331水槽内で遊ぶラクウショウの発芽か)では水槽内に置いたラクウショウの実が発芽したことを書きました。この実生苗に本葉が出てきまして、間違いなくこれはラクウショウであることが確信できました。(上の写真)その後もう一度このラクウショウの木がある逆川緑地にゆきまして、落ちていたラクウショウの実を持ち帰り、水槽内に播いたところ1本だけですが発芽しました。今度の実生苗も元気よくすくすくと成長しました。本葉が出てきました。逆川緑地でも実生苗が出ているはずと現地に行きましたら、公園整備のために下草を刈っていました。ラクウショウの木の下を探すと、刈り取られた実生苗がありました。業者さんに聞くと、まだもう一か所は草刈りしていないとのことで、そちらのほうで実生苗を見つけました。ついでに、メタセコイア...公園でラクウショウなど針葉樹の実生苗探し

  • 水槽内で遊ぶ ラクウショウの発芽か

    これは水槽内で発芽したラクウショウと思われる幼苗です。(左側の茎が茶色)右側の茎が緑色はイトラッキョウです。葉の緑色は全く同じなのでイトラッキョウがもう一株出てきたと思っていたのでした。水槽のガラス越しの撮影のためちょっと不鮮明です。でも、よくよく見るとイトラッキョウではないことに気づきました。黄色で示した部分に何やら芽があります。これは針葉樹の発芽苗に違いなさそうです。なぜなら徳川ミュージアムのダイオウショウとテーダマツの後継樹つくりの時に発芽した、ダイオウショウ、テーダマツ、モミの針葉樹の発芽の時とよく似ています。ダイオウショウの発芽苗テーダマツの発芽苗モミの発芽苗確かこの場所にはラクウショウの実を割って、むき出しになった種がついている殻を置きました。ほかにもラクウショウの実をそのままか、あるいは割って置い...水槽内で遊ぶラクウショウの発芽か

  • パフィオペディラムがついに満開に 受粉のしくみ

    パフィオペディラム・ライムドーンがついに5輪とも咲き揃いました。今シーズンはあまりにも寒い氷点下の朝が続いているので、蕾の成長が非常に遅くなりました。部屋の温度があと1度低くなったら蕾のまま枯れていたかもしれない綱渡りの日々でした。昨シーズンまでとは一番花が咲くまでが35日も遅くなりました。当初の見込みでは、全部の花が咲きそろうまではせいぜい1週間くらいと思いましたが、一番花が咲いてから17日も過ぎてから5輪全部が開花しました。受粉の仕組み雄しべは咲き始めのころは、周りと同系色なので見えにくいのですが、一番花の開花から18日後に、雄しべの色が変わって見えるようになってきました。雄しべは矢印の先です。でも仮雄ずいの裏側なので、はっきり見ることができません。斜め横から見ると雄しべが、見えてきます。これ以上は花を分解...パフィオペディラムがついに満開に受粉のしくみ

    地域タグ:水戸市

  • 昨年のパフィオの失敗は貴重な財産に でもこれ以上は無理

    現在咲いているパフィオ昨年2021年はせっかく咲かせた花を夜半まで寒い屋外に置いてしまって花が枯れてしまいましたが、にもかかわらず今年は5個も蕾ができて、そのうち3個が現在開花中です。2021年2月屋外に夜半まで放置したパフィオこのことから、このパフィオはほぼ0℃まで一時的に気温が下がっても大丈夫であるとわかりました。パフィオはこの時の試練にもめげずに、株がしっかりしてきて、蕾を5個も付けたのでした。12月中旬までは比較的暖かく蕾も順調に成長してきました。これならば、昨年同様に年末か、元日早々には開花するのではと期待が高まりました。ところが、そのあとで今冬は「数年に一度の寒さ」と予報されました。果たして12月下旬からは急に寒い日が続き、1月になってからも寒い日が続きました。1月19日のパフィオ元日には咲くと思わ...昨年のパフィオの失敗は貴重な財産にでもこれ以上は無理

  • セツブンソウが咲き始めました

    咲き始めたセツブンソウ先にキバナセツブンソウがでてきていたので、セツブンソウは出ていないかと毎日確認していたのですが、ようやく今朝初めて見つけました。この場所は昨日もよくよく見たはずなのに、いきなり白い花弁を付けたセツブンソウが現れました。朝見たときは2株しか見つからなかったのに、昼にもう一度確認したら4株でした。ということは昨日は見落としていた可能性が大ですね。矢印のところに出てきています。13時過ぎの開花状況です。この場所は午後は陽が陰るので、今日の開花はこの程度まででしょう。以下は17時の様子です。夕方5時の様子1番夕方5時の様子2番夕方5時の様子3番4番2月9日の様子キバナセツブンソウは2月4日に見つけたのに、まだ花弁が見えません。2月4日に見つけたときの様子5日も過ぎたのにあまり成長していません。セツブンソウが咲き始めました

    地域タグ:水戸市

  • パフィオが開花。スリッパの中にインソールが。花の構造と受粉

    ようやく開花したパフィオスリッパ(唇弁)の中のインソール(仮雄ずい)まで見えています。今回咲いたのは左側の1番です。昨シーズンは12月30日開花ですから、35日遅かったです。12月15日ころまでの蕾の成長は、昨シーズンとほぼ同じだったので、12月末ころには開花すると思われました。ところが12月下旬になって急に寒くなり、蕾の成長が休止してしまい、一時は咲かないで蕾のまま枯れてしまうかと心配でした。2番と3番もまもなく開花します。4番と5番はもうしばらく待つようです。蘭の花は複雑怪奇です。特にパフィオは特異です。パフィオの花の構造1横向きの花①花の一番基の葉に似たもの苞②苞の中の茎が膨らんだ部分子房③花の下側の葉のようなもの下萼片④花の上側の白い部分背萼片パフィオの花の構造2花の正面④上の白い部分背萼片⑤両横側に開...パフィオが開花。スリッパの中にインソールが。花の構造と受粉

    地域タグ:水戸市

  • 庭の梅「緋の司」がようやく。花たちが異常気象に右往左往

    2月1日庭の梅緋の司がようやく咲きました。最も早く咲いたのは2016年の元日です。その時から1か月も遅い開花です。今冬はこのように遅く咲く花もあれば、ツバキのイースターモーンのように早くても3月に咲いていたのが、今シーズンは12月18日には一番花が咲きました。その後も続々と咲き続けていますが、寒さのために咲いた花は枯れてしまいます。パフィオペディラムは昨年より一か月以上遅れてあと数日で咲く見込みです。クリスマスローズはいまだに蕾が出てきません。今年は咲かない?気配です。花ばかりではなく、冬枯れないトキワイカリソウの葉が枯れてしまいました。葉が枯れたトキワイカリソウ例年ならばこのように花が咲いているときも、昨シーズンの葉が枯れません。常緑なのに葉がしおれてしまったジュウモンジシダ。常緑ではない普通のジュウモンジシ...庭の梅「緋の司」がようやく。花たちが異常気象に右往左往

    地域タグ:水戸市

  • 植物図鑑にないこと ミツバベンケイソウの無性芽 エゾシロネのランナー

    今年もミツバベンケイソウの枯れた茎に無性芽が発生しました。無性芽はミツバベンケイソウの花が終わって、地上部が枯れる前に茎の葉腋に発生します。この無性芽は地上に落ちて新しい株に成長します。最初に無性芽を見たのは2007年12月の初冬でした。最初に確認した無性芽植物図鑑などには無性芽についての記述がなかったので、ネット検索をしたところ、よく似たチチッパベンケイソウには無性芽ができるとありましたが、ミツバベンケイソウでは全く見つかりませんでした。そこで県民大学の先生に聞きましたところ、茨城の山のミツバベンケイソウには無性芽は発生しないとのことでした。それでも庭のミツバベンケイソウには無性芽が発生したので、ある大学の植物園にメールで問い合わせたところ、子持ちミツバベンケイソウというのが北岳で発見されて新種登録されたこと...植物図鑑にないことミツバベンケイソウの無性芽エゾシロネのランナー

    地域タグ:茨城県

  • 故郷の山を思う。

    故郷の山を思う。約20年前の故郷の写真を見ていたら、子供のころのことなどいろいろな思いがよみがえってきました。水戸から国道50号線を西進すると、万葉集にうたわれた三毳山が見えてきます。唐沢山から三毳山を遠望万葉集巻14の3424「しもつけのみかものやまのこならのすまぐはしころはたがけかもたむ」・・・三毳の山のコナラのような美しいあの子は誰の飯茶椀を持つのだろうか。・・・というような意味です。故郷が近づくと、美しい女性はともかく、山々は全山コナラに覆われているといっても過言ではないほどです。三毳山は安蘇山ともいわれ、通った高校の東方約7㎞にある標高229mの山です。学校行事で高校から山頂まで往復歩いたこともありました。カタクリの群生地でもあります。この地方はどの山に入ってもカタクリの花を見られるほど、あちこちに小...故郷の山を思う。

    地域タグ:栃木県

  • パフィオの開花がさらに遅れている 寒い我が家

    2022年1月21日現在の蕾。まもなく開花の兆し。先の2022年元旦の時の開花予想は下記の通りでした。【今年の大の蕾の成長具合は、昨年(2020年)の12月19日の状態とほぼ同じということは約2週間遅れですから、これからも順調に蕾が成長すれば、1月14・5日には開花するでしょう。続いて中小が数日後に咲いて、1月20日過ぎると5個の花がそろって咲いているのが見られることでしょう。数年に一度の寒気は今後1週間は居座り、最低気温が今後1週間は続く予想なので、開花はさらに遅くなるかも。】ということでした。1月21日現在の蕾の様子は冒頭の写真の通りで、いまだに開花せず、開花予想より大幅に遅れそうです。水戸気象台の朝の最低気温が12月26日から1月9日まで連続15日間も氷点下でした。3日間プラスになったものの、1月13日か...パフィオの開花がさらに遅れている寒い我が家

  • 今シーズンはパフィオの開花が遅い 開花予想は

    ↑2022年1月1日現在で、5個の蕾の内最も早く咲きそうな蕾の状態です。昨シーズンは12月30日に開花し始めていました。1年前の下記のブログに写真が載っています。「パフィオペディラムがついに咲く。」https://blog.goo.ne.jp/zassougoo/e/cde56d42828f651355360e3d068b645e今日1月1日現在の蕾とほぼ同じ状態は、昨年では12月19日です。ということは蕾の成長が10日以上遅れているということです。現在のパフィオペディラムの全体像です。今年は5個の花芽が出てきました。昨年は1個でした。葉の色が昨年より黄色みがかっています。左右の一番下の葉は昨年咲いた株で、今年は枯れてしまうものです。その枯れかかった葉とほかの葉を比較すると、ほかの葉はかなり小ぶりであることがわ...今シーズンはパフィオの開花が遅い開花予想は

  • 偕楽園の梅の開花状況12月23日 全部で12本

    12月23日に本園内の開花状況を見てきました。今日は2本の梅木に開花した花を見つけました。上の写真と次の2枚、計3枚は南崖の柿木の下の冬至梅です。↑南崖柿木下の冬至梅他の蕾も膨らんできているので、引き続き開花して花数が増えることでしょう。次は御成門から好文亭への園路の中間の十字路の冬至梅です。一輪だけ咲いているのを見つけました。↑西梅林十字路の冬至梅蕾は小さいようで、単発的な開花のため、しばらくはこのままでしょう。次は12月21日に開花を確認した本園の梅3本です。最初は表門近くの西梅林入口の高砂枝垂です。↑表門からの西梅林入口の高砂枝垂です。小さな木ですが小枝に次々に咲き始めていました。偕楽園内で現在のところ最も花数が多い梅木です。この時期に来園される方にはぜひとも見ていただきたい梅木です。↑小さな木です。2番...偕楽園の梅の開花状況12月23日全部で12本

  • パフィオペディラムの花を正月に5個期待するも

    パフィオペディラム・ライムドーンの蕾が膨らんできました。この状態だと正月には開花が期待できます。蕾の数は何と5個です。2021年10月12日のブログで小さな花芽を5個見つけたこと、このまま花芽を無事に成長させれば1月には一鉢で5個の花を同時にみられるのではと期待が膨らみます。と書いたのですが、今のところ花芽が順調に大きくなってきています。花芽に番号をつけてみました。1~5が蕾です。1番の蕾です。蕾の下側がほころび始めて、わずかに花弁が白っぽく見えてきました。以下2番から5番までの蕾です。蕾の成長度合いは若干違いがあるので、開花日は数日にわたることでしょう。3番の蕾の前の背の高い枯れた花柄が2019年1月の花です。3番と4番の間に見える枯れた花柄が2021年1月の花です。6番は2020年に出てきた新株です。現在の...パフィオペディラムの花を正月に5個期待するも

  • 西の谷のムサシアブミが真っ赤に。梅の一番花は28日の気温次第。

    前回ブログでは10月29日に顎鬚仙人さんに西の谷へ連れて行っていただいたきました。庭のムサシアブミの実が赤くなり始めたので、西の谷にあった大きな実も赤くなっているのではと気になっていました。今日午前中は妻がデイサービスでのリハビリのため不在なので、自転車で自力で行くことができました。最初は谷の西側のものですが、まだ黒い粒が少し残っていました。この写真は上と同じもので、前回10月29日に撮影したものです。西の谷の両側は常緑樹と孟宗竹が多いので晩秋でも鬱蒼とし\ています。イチョウはすでに落葉していますが、1本だけが黄葉真最中です。ムサシアブミはこの森の中の湧水と谷川の間のじめじめした場所に生えています。こちらは谷の東側です。葉柄は柔らかくなり倒れてしまい、枯れた葉が地面に落ちています。花径も柔らかくなり腐って倒れ、...西の谷のムサシアブミが真っ赤に。梅の一番花は28日の気温次第。

  • 真っ赤に仕上がったシマサルスベリの紅葉

    真っ赤に紅葉したシマサルスベリ。シマサルスベリは類似のものも含めて九州南部から琉球列島に自生しているようです。庭のシマサルスベリは長崎の友人から種を送っていただき、庭で発芽した苗が花を咲かせて実った実が、瓦礫の駐車場に落ちて発芽したものです。長崎からいただいたシマサルスベリの種から発芽した実生苗には3種類ありました。同じ株のシマサルスベリの種なのですが、サルスベリとの交雑があったようです。1この赤花はサルスベリの特徴をもった葉で、花色も赤で、かなりサルスベリに近いものです。2この白花は花期が赤花とほぼ同じですが、葉が薄く先がとがっていることから、シマサルスベリに近いものと思われます。3こちらは2の白花が終盤になるころ咲き始める白花で、葉も薄く、先端がとがっているなど、この三株の中では、かなり純粋なシマサルスベリ...真っ赤に仕上がったシマサルスベリの紅葉

  • 西の谷のムサシアブミを訪ねる 何と小葉5枚が見つかる

    顎鬚仙人さんから千波公園の「西の谷」にムサシアブミがあることを教えていただきました。合わせてご友人の洋ちゃんが『「西の谷緑地公園」を美しく!』というブログに掲載されておられることを教えていただきました。そしてさらに顎鬚仙人さんに現地を案内していただきました。至れり尽くせりの顎鬚仙人さんに感謝感謝です。西の谷は千波湖の北側にあって、上流は天王町の金魚坂です。ここから谷を南下して神崎寺の裏を迂回して常磐線に至ります。西の谷公園やや奥から上流の金魚坂方向を見ています。また国道50号泉町1丁目交差点から京成百貨店を左に見て280mほど南下して、路地を右折し、階段を降りることによって西の谷公園の中心的な広場へ行くことができます。西の谷公園やや奥から下流を見る。左の建物が新トイレで、黄葉したイチョウのところへ階段で降りてき...西の谷のムサシアブミを訪ねる何と小葉5枚が見つかる

  • イトラッキョウを楽しむ

    イトラッキョウが今年も咲き始めました。花が咲くとまず最初に来るのがハナアブです。今年は花数が多くてうれしい限りです。花径の数が何と25本もあります。実生苗を除いてほぼ全株に花が咲いています。イトラッキョウは長崎の平戸島産の固有種です。ほかにもコシキイトラッキョウ、ヤクシマイトラッキョウ、キイイトラッキョウなどがあります。庭のイトラッキョウは長崎の友人が市内のマニアからいただいたものをお裾分けしていただいたものです。イトラッキョウについては全く無知な私は、イトラッキョウということでしたので平戸島産のイトラッキョウと信じていました。その後、キイイトラッキョウなるものがあることがわかりましたので、キイイトラッキョウと比べてみました。キイイトラッキョウは花がやや下向きに咲くというので、庭のイトラッキョウは上向き、やや上...イトラッキョウを楽しむ

  • アマゾンから贈り主名が私のギフトが送られてきた

    10月17日に郵便受けの下の軒先にポリ袋が置いてあった。表のラベルでは、アマゾンから私宛に送られたことしかわからない。自分で注文してはいないので、誰かの注文品が誤って送られてきたのか?私の住所氏名が書いてあるのが不思議だ。私の荷物の送るときの常識では、送り主または注文主名があって発送者がアマゾン配達先:私宛となるはずと思ってしまうので、送り主名無しで荷物が来たことに不安を感じた。仕方がないので、中味を開けてみたところ、下の紙と冒頭の商品が入っていた。まずは上半分どうやらギフトらしい。内容はamazon.co.jp贈り主私の名前ギフトをお楽しみください!どういう意味?アマゾンが私に贈り物をしてくれたのか?いや、贈り主が私になっているではないか。下半分には以下のように書いてありました。記号と日付私の名前様(日付は発...アマゾンから贈り主名が私のギフトが送られてきた

  • パフィオに花芽が5個も

    パフィオペディラムの鉢に花芽が5個も出てきました。この鉢に一度に5個も花が咲いたら、何と豪華なことかと、花の咲くのが待ち遠しい。とはいうものの、温室のない我が家では、咲かせるまで、寒風にあてずに無事に咲かせられるかどうか。昨シーズンは花が咲いてから寒風にさらしてしまい、半ばで花を枯らしてしまったし、緊張の日々が続きます。このパフィオが我が家に来てからの概略経緯は12019年1月末満開の花が咲いているときに植物公園の売店から連れてきました22019年10月花芽が出たと思ったら葉芽であった。花芽がどのようなものかまだ見たことがなかったので、この葉芽を発見したときは、パフィオの花を咲かせられると喜んだものでしたが、花期が1月のはずなのに一向に成長しませんでした。花芽が出なかったので2020年1月には花を見ることができ...パフィオに花芽が5個も

  • ジャコウアゲハの幼虫の生き残り

    先のブログは幼虫の成長の途中まででした。幼虫の中にはウマノスズクサからヤマボウシの葉に移ったのが2匹いました。先に移ったほうはヤマボウシの葉の裏(下側)にしばらく動かないでいたのですが姿が見えなくなりました。後からヤマボウシに移ったほうは葉の表(上側)なのですがその日のうちに弱って色が変わってしまい、蟻が集まってきました。6月11日後からヤマボウシに移ったジャコウアゲハの死体に蟻が群がっています。上部の2匹の幼虫と蟻が群がっている幼虫の死体です。上の棒の左側ふたつの黄色の矢印と死体は下の棒の右側の矢印です。上の2匹は動き回っていて、互いに近づいた時の2匹です。大きさがかなり違うことがわかります。6月12日上の2匹は盛んにウマノスズクサを食べています。大きい幼虫小さいほうの幼虫6月13日今日も盛んに食べています。...ジャコウアゲハの幼虫の生き残り

  • ジャコウアゲハ産卵後 幼虫の成長

    6月9日4匹の幼虫の内の1匹が食草のウマノスズクサからヤマボウシに移りました。いよいよサナギになるのかと思ったのですが。一筋縄では行かないようです。前回は5月10日にジャコウアゲハが飛来して5個の卵をウマノスズクサに産み付けたところまででした。5月22日に初めて幼虫を発見しました。3匹がウマノスズクサの一枚の葉裏に居ました。きっと1枚の葉に3個の卵が産み付けられたものでしょう。孵化したのは数日前になるのでしょうか。20日午後から21日まで雨模様でしたので見つけるのが遅れたようです。5月23日に22日の3匹のほかにもう1匹見つかりました。どうやら5個の卵の内4個は無事に孵化したようです。まだ1個が卵のままなのかと探しましたが、卵と卵の殻はひとつも見つかりませんでした。孵化した後で落ちてしまうのでしょうか。それとも...ジャコウアゲハ産卵後幼虫の成長

  • ジャコウアゲハ産卵に来る

    2021年5月10日ついにウマノスズクサにジャコウアゲハが産卵に来ました。2本の支柱で支えられたヤマボウシ(葉がやや赤い)に這い上ったウマノスズクサにジャコウアゲハ(中央下の穴の開いたブロックの右)が飛来して散乱していました。庭でジャコウアゲハを見かけたのは2018年6月21日でした。しばらくあちこちを飛び回ってウツボグサの蜜を吸ったり、草木にとまって休んだりしていました。その後も1週間くらい庭で飛び回っているジャコウアゲハを確認しました。この時まではジャコウアゲハの生息地は暖地でこちらでは迷蝶か、似たジャコウアゲハモドキではないかと思っていたが、分布域は秋田以南という情報もあって、図鑑などで見比べてみてジャコウアゲハと思えてきました。それでジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサを庭に植えてみたいと思っていた...ジャコウアゲハ産卵に来る

  • アワブキの香り

    垣根の近くを通る度に甘い香りがします。何の香りかと探してみたら、アワブキの大きな葉っぱの陰で小さな花が咲いていました。アワブキの名はこの木の枝を燃やすとジュクジュクと樹液を泡のようにふき出すから泡吹きと言います。昔、囲炉裏でアワブキの生の枝を燃やした時に熱い泡をふき出していたのを思い出します。また、花が泡のように見えるからとも言われるようですが、この時期に山に入ることは少ないので、花を見たことがありませんでした。庭に植えてから初めて花を見たのですが、これまでは高い位置に咲いたので、脚立に乗ってみていたので、花の香りに気づきませんでした。それでも、アワブキを食草とする、アオバセセリの幼虫が2009年に来ました。どのようにして遠く離れたアワブキを探しあてたのか不思議に思い、もしかすると花の香りかもしれないと思ったの...アワブキの香り

  • タマムラサキとネナシカズラ

    5月に入り今年もネナシカズラが生えてくる季節になりました。写真の右側のツルがネナシカズラです。エビネの花後とミョウガの葉に絡みついて、吸着して栄養分を吸い取っています。また、左側のニラのような葉はタマムラサキですが、5月というのに茶色くなった枯葉が目立つことに気が付きました。何事があったのかと、よくよく見ると、写真中央の下のほうのタマムラサキの茶色い葉にネナシカズラが絡みついています。近づいてみるとこの通りです。ネナシカズラが絡みついたミョウガとエビネは葉が枯れるほどのダメージは受けていません。なのにタマムラサキは葉が枯れ始めています。ネナシカズラが絡みついても多くの植物は急速に枯れるようなことは有りません。それでも何らかの影響を受けて弱ったりします。でもその中にオニシバリのように、まるでマムシに噛まれて瀕死の...タマムラサキとネナシカズラ

  • 偕楽園の梅花見どころ

    内裏田鶴鳴梅林偕楽園の梅花の見どころです。先ずは入園料無料区域・田鶴鳴梅林の内裏です。水戸駅から桜川左岸を上流方向へ進み、千波湖をを過ぎて田鶴鳴橋下のトンネルをくぐて最初の梅の木。いきなり今最も美しい内裏が満開です。このトンネルをくぐってすぐの木です。翁田鶴鳴梅林花は普通の白梅ですが、葉に白い斑が入る珍しい梅です。新しい枝にも薄黄色の模様があり、花の時期にも見ることができます。翁は先の内裏の隣です。自転車のある方が内裏で、左側が翁です。さらにその左側奥に、小輪でかわいい花の小輪鈴鹿の関の木が見えています。小輪鈴鹿の関田鶴鳴梅林花弁の中ほどが赤くおしゃれな花です。名前に「関」とつく花はみな同じように、花の中心が赤色です。偕楽園にはこのほか南崖の守の関があります。東門近くの東雲も似た花です。小輪鈴鹿の関田鶴鳴梅林東...偕楽園の梅花見どころ

  • パフィオペディラムの耐寒性について 失敗から学ぶ

    ようやく花を咲かせてちょうど1カ月目に大失敗をしてしまいました。いつも日中は日当たりのよい縁台において、夕方は部屋に取り込むのですが、この時はうっかりして外の縁台に置いたままでした。寝る前にふと気が付いて部屋に取り込んだのですが、かなりの低温にさらしてしまいました。その結果が上の花です。低温にさらしてから8日目の写真です。薄い花弁は短時間でも低温にさらすことによりついに枯れてしまいました。花はダメージが大きかったのですが、花弁よりも厚みがあって熱容量が大きい葉はダメージが少なかったので、株が枯れるようなことはなさそうです。ほっとしました。被害が大きくなる前に気が付いたのがよかったのですが、かえってこのことによって、このパフィオの耐寒性がどの程度なのかを知ることができたわけです。正確な気温とかはわからないのですが...パフィオペディラムの耐寒性について失敗から学ぶ

  • パフィオペディラムがついに咲く。クリスマスプレゼントこそ最高の贈り物

    12月31日ついにパフィオペディラムが咲きました。2018年1月末に購入した時の花と比較するとまだ黄色い部分がかなり緑色がかっています。少しずつ緑色が抜けてまっ黄色に変わってゆくと思います。この時は格安でしたのですでに開花してから日数が過ぎていたのでしょう。12月30日、撮影条件は違いますが1日前の花色はさらに緑色がかっています。開花後は日に日に緑色が薄れてゆき黄色が濃くなってゆくものと思います。この花の名は当時の名札によりますとPaphiopedilumLimedawn(パフィオペディラムライムドーン)と言います。Lime(ライム)とはレモンに似た柑橘類です。雑草はまだ見たことがないのですが、レモンによく似ていてレモンよりやや小型だそうです。dawn(ドーン)は夜明けですから、花の色が夜明けのライムのような爽...パフィオペディラムがついに咲く。クリスマスプレゼントこそ最高の贈り物

  • パフィオペディラムを咲かせることができるか

    パフィオペディラムライムドーンの蕾がだいぶ大きくなってきたが、すでに例年なら1月の寒波がもう来ていて、隙間風の多い我が家で花を咲かせることができるのか心配です。このパフィオについては先に2019年2月15日に「初めてのパフィオペディラム無謀にも何の予備知識もなしに」に書いたものの続きです。2019年1月31日に植物公園の売店から咲いているものを連れてきました。2019年6月24日しおれた花花は長い間しおれることなく6月下旬まで咲いていたのでした。通常1か月くらいだと聞いていましたが、我が家に来てからでも4カ月と20日ほど花を楽しませてもらいました。これは我が家が寒いので花が長持ちしたのではないかと思います。花が終盤になったころに買ったときの角鉢からひとまわり大きい丸鉢に植え替えました。購入した時の土はバークチッ...パフィオペディラムを咲かせることができるか

  • ミセバヤの紅葉 花と紅葉2度見せる

    ミセバヤの紅葉今年は見事に発色花の時にも決して劣らぬ美しさに毎日見とれています。ミセバヤの名前の由来について調べてみました。公卿柳原紀光(1746-1800)の随筆「閑窓自語」植物部十七草六に以下のようにあることがわかりました。「故民部卿入道為村卿かたられしは、今世にみせばやといへるくさ鎮火の種をうゑもてあそぶ、これはかの卿の父、大納言為久卿の和歌の門弟に、吉野山の法師にてあなるが、奥山にて見侍りしくさとて、和歌をそへて贈りし、そのうたの句に、君にみせばやとの詞あり、これによりて見せばやとなづけおくよし、為村卿の返事ありしを、たしかにみられけるとなむ、」冷泉為久(1686-1741)は江戸中期の公卿・歌人である。為村はその子で同じく公卿・歌人。高野山の法師が、歌の師である冷泉為久に「君に見せばや(見せたいものだ...ミセバヤの紅葉花と紅葉2度見せる

  • 偕楽園の梅開花とミニバラグリーンアイスの貫生花

    ミスター偕楽園こと吉田雅夫さんから梅の開花情報を頂戴して、夕方出かけてきました。8輪ほど咲いているとのことでしたが、視力の弱った雑草は2輪見つけるのがやっとでした。通りがかった方に助けていただいてどうにか4輪探すことができました。梅が開花した場所は、田鶴鳴梅林の中の東よりです。田鶴鳴橋から石段を下りて来て、園内の通路と合流したところです。興味のあるかたは上の写真を参考にしてください。背景に見える橋が田鶴鳴橋です。10月13日に6輪咲いていたのを確認したそうです。昨日は8輪になりましたが、今日16日は7輪だそうです。この梅の木は昨年も10月に開花しています。品種名については定かではありませんが、超早咲きの初雁ではないかと思います。白梅で早咲は冬至梅が知られていますが、冬至梅よりさらに早咲きで花が小ぶりなことなどか...偕楽園の梅開花とミニバラグリーンアイスの貫生花

  • 徳川ミュウジアム松の後継樹つくり余談 ダイオウショウ テーダマツ モミの発芽

    2018年11月播種2019年2月発芽テーダマツの2020年9月現在の姿拡大して見てみると、葉が3本束生しているのがわかりました。これはテーダマツに違いないと確信しました。さて、2018年のことです。樹木医の方から徳川ミュウジアムの松の後継樹を作る話があるというので、どうしたものかとお話しがありました。後継樹なら、接木か実生苗を作ることになる。そこで接木と実生苗つくりの知恵をもった私が盆栽の師匠と仰ぐ盆栽屋さんを紹介しました。前年、2017年にミュウジアムの展示物を見学した時に、回廊でこの松の木の説明を見ていました。「ミュージアムの新館と本館をつなぐ回廊前の中庭の中央にある「松」は、第13代当主國順(くにゆき)の弟でサンフランシスコ条約調印の全権委員であった徳川宗敬(むねたか)によって記念に持ちかえられたもので...徳川ミュウジアム松の後継樹つくり余談ダイオウショウテーダマツモミの発芽

  • 猛暑を乗り越えて生き、そして咲く その2

    アズキナギバフタバハギよく似た花にヨツバハギがあります。これはアズキナ・ギバ・フタバハギとも言い、小葉が常に一対の2枚です。ではヨツバハギは小葉が2対の4枚かというと、むしろ3対や4対のものをよく見かけます。どちらも個体数がかなり減っているようです。子供のころはギバと言って、山菜として山裾でたくさん採ったものだが、田舎の舎弟に聞いたところやはりかなり少なくなっているとのこと。里山が手入れされなくなって荒れたのが大きいようです。そこで一株送ってもらったものが咲きました。鉢植えではヨツバハギよりもアズキナのほうがげんきです。8月には鉢を乾燥させて、葉が落ちてしまったが、こまめに水をやっていたら復活して花を咲かせました。アレチヌスビトハギ外来種で7月の記録的な日照不足と8月の記録的な猛暑と少雨乾燥にも何事もなかったか...猛暑を乗り越えて生き、そして咲くその2

  • 猛暑を乗り越えて生き、そして咲く その1

    イタリアのレモン昨年うーちゃんからイタリアのレモンを発芽させたいとお預かりした種。知り合いからイタリアのレモンをいただき、還暦記念樹にしたいということです。うーちゃんも発芽させたということです。でも育ちが悪るそう。地地中海の温暖乾燥な気候とはだいぶ違います。7月は記録的な日照不足で、8月は一転して記録的な猛暑と日照時間。庭の木草は枯れたものもあったが、何とか乗り越えたレモンでした。パッションフルーツ発芽今年、石垣島の50年来の友から送られてきた見舞いのパッションフルーツとマンゴー。かつて工場のコーラス部にいて、ひそかに歌姫と呼んでいた献身者。人生いろいろあったが、沖縄出身のご主人よりも現地人・うちなーんちゅらしくなったたくましい彼女が庭で栽培しているというパッションフルーツ。食べたのは初めて。意外やおいしい。ト...猛暑を乗り越えて生き、そして咲くその1

  • イースターモーン(復活祭の朝)の輝き

    イースターモーン今朝は復活祭の朝です。イースターモーンいつもこの時期に咲く大輪の椿イースターモーン(復活祭の朝)と名づけられた心癒される椿今年は早くも3月2日に開花し始めました。イースターモーン3月9日にようやく全開イースターはまだ1カ月以上も先になるのにイースターモーンそれから途切れることなく今朝も咲き続けてくれました。イースターモーン花が咲いては散り、また咲いては散りました。イースターモーン散った花の数は数え切れませんイースターモーンイースターモーン十字架上ですべて完了したと言われイースターモーン復活されました。イースターモーン(復活祭の朝)の輝き

  • コチャルメルソウが咲きました

    コチャルメルソウ深山のやや暗い谷川沿いに生えているコチャルメルソウの花が咲きました。正面から見ると目の荒い竹篭のようです。ここには魚の骨状の花弁が5枚あります。雌蕊が直立し,花柱は分岐せず柱頭が点状となること。雄蕊と花弁が離生すること。などが他のチャルメルソウとの違いがあるそうです。小さな花ですから、目で見たのでは確認は難しいですね。コチャルメルソウ横から見るとラッパのようでもあります。ここから楽器のチャルメル(チャルメラ)を連想してチャルメルの名がつけられたのでしょうか。コチャルメルソウコチャルメルソウ何とも不思議な格好をした花です。花の形は凝っていますが、花の色は本当に地味です。こんなに小さいのが薄暗い谷沿いにあってもつい見逃してしまいます。コチャルメルソウチャルメルソウ類の受粉はキノコバエの仲間に頼ってい...コチャルメルソウが咲きました

  • 5弁の花と雄しべ2本・3本の花のアオキ 八重咲ハナニラ?

    5弁のアオキアオキの雄花は基本は4弁で雄しべも4本です。たまたま雄花の写真をフォト蔵に掲載したら、スーGさんから5弁であるとご指摘をいただきました。色々な植物で弁数が基本の数と違う花はあるものですが、アオキはこれまで5弁は見たことがありません。小さいので見逃していたのかもしれないと思ってネットのアオキの雄花をチェックしたが5弁は見つかりませんでした。アオキの花は4弁がかなり固定していると思いました。5弁と4弁の花が混じったアオキフォト蔵に掲載した5弁の花の株の花を確認しましたら、不思議なことにほとんどすべての花穂に5弁の花が混じっているのでした。花弁が5枚で雄しべも5本の花がたくさん見つかりました。やはりこの株は異常のようです。念のため昨年の画像をチェックしてみましたら、2019年花弁4枚雄しべ5本2019年の...5弁の花と雄しべ2本・3本の花のアオキ八重咲ハナニラ?

  • 小葉が七葉のアケビに蕾が (仮称シチヨウアケビ)

    小葉が七葉のアケビに初めて蕾が付きました。このアケビを発見した時のことは2017年4月14日付の「アケビの小葉に異常あり」に書いてあります。庭に置いたこの小葉が3・4・5.6・7枚のアケビに初めて蕾が出て来たのです。蕾が出て来た節には新しい七小葉の葉があります。蕾の近くの葉には五小葉、四小葉が残っています。在来種のアケビの小葉の数はミツバアケビは3枚アケビは5枚ゴヨウアケビは3枚、4枚、5枚が混在します。ゴヨウアケビはミツバアケビとアケビが交雑したものと思われています。ゴヨウアケビの小葉の形はミツバアケビに似て鋸歯があるものです。ところがよく見かけるのはアケビの小葉と同じく鋸歯のない丸っこい全縁のものです。偕楽園の一角にあるものは、鋸歯がやや不明瞭ではありますが、ミツバアケビの小葉に似た小葉を持つものがあります...小葉が七葉のアケビに蕾が(仮称シチヨウアケビ)

  • 紫花姫エンレイソウ Trillium sessile

    苞が開き始めた紫花姫エンレイソウ聞きなれない花の名前と花弁の色の濃さにひかれて、一昨年の千波湖畔の植木市で求めたものです。昨年は花がつかなかったので、栽培が難しいかと思って諦めていたのに、今年はいつの間にか蕾がついていたのでした。3月4日に今年初めて確認した紫花姫エンレイソウ。左側はクサイチゴです。諦めていたのと、多忙だったのでこんなに大きくなるまで気づきませんでした。購入時の紫花姫エンレイソウ2018年4月15日この時に今は亡き師匠夫人から植木市で譲っていただいたのでした。今まで聞いたことのない名前だし、日本のエンレイソウとはかなり姿が違うので興味を持ったのでした。ネットでその素性を調べたところ北米東海岸側に自生しているTrilliumsessileと思われるに至りました。紫花姫エンレイソウTrilliums...紫花姫エンレイソウTrilliumsessile

  • 春の庭の花 椿 イースターモーン タマビーノ他

    イースターモーン今年のイースターは4月12日なのに、3月4日には1番花が開花しました。通常は3月下旬~4月上旬に咲きだす大輪の花です。千波湖畔の植木市で競りのイベントがあった時に入手できたものです。ツバキ白色八重咲水戸市植物公園ができたときに、その前身であった市の苗木畑を閉鎖するときに頂いたものです。寒さに弱いので冬季に咲く花は傷んでしまいますが、今シーズンは傷みがほとんどないきれいな白花が見られます。ツバキ赤色八重咲近所にあったツバキの垣根になった種からの実生苗です。親株の花に似て豪華な花です。タマビーノ玉之浦(白覆輪のヤブツバキ)を片親として作出された白覆輪八重咲きです。盆栽の師匠からいただいたものです。玉之浦は長崎から種をいただいた実生苗がありますが、花はまだ咲きません。来シーズンはもしかしたら咲くかもで...春の庭の花椿イースターモーンタマビーノ他

  • 春の庭に咲く花 ひとめぼれされた梅と大震災の時に頂いた苗木と子供らの記念樹

    紅冬至ひと目惚れされた紅冬至今年の庭の梅で最も話題になったのは紅冬至です。花瓶に蕾を挿しておいたものが咲きました。紅冬至紅冬至庭でもかわいい花が咲きました。紅冬至の咲き始めた小枝をご覧になられた方がひとめぼれされて、即座にこの花が欲しいと言われましたので、私も即座に師匠の出店にゆき注文して、差し上げましたところ大変お喜びになられました。庭に植えられるのかと思いましたが、花が終わるころ管理しきれないと戻してこられました。紅冬至盆栽そこで、お預かりして、来シーズンも花を見ていただこうと盆栽風に鉢に植えてみました。添えた石は花柄模様のある渡良瀬石です。花の模様は梅のようでもありますが桜石と言われるもので、上流にダムができてからは滅多に見つからない石だそうです。先のブログにも書いた通りです。この梅の木は少し弱っているよ...春の庭に咲く花ひとめぼれされた梅と大震災の時に頂いた苗木と子供らの記念樹

  • 春の庭に咲く花 3種類のアセビ

    リュウキュウアセビ今年の庭の新顔はリュウキュウアセビです。萼が赤色を帯びているのですが花冠は白色です。こちらの山では白花のアセビがあります。アセビ白花のアセビの萼の色は薄い緑色です。萼が赤色を帯びているアセビにはアケボノアセビがあります。アケボノアセビ花冠はうすピンク色でとってもかわいい花です。この花をご覧になって一目ぼれしてしまった方がおりまして、盆栽師匠の出店で萼が赤味を帯びたアセビを買おうとしたら、師匠からこれは白花だと言われました。花の名前を調べたら、リュウキュウアセとわかりました。蕾の時には赤みを帯びた花が咲くと思ってしまうリュウキュウアセビを譲っていただき庭に植えてみました。これからは3種類のアセビを楽しめます。出店にはあいにくアケボノアセビが無かったので苗を取り寄せていただき、一目ぼれされた方に進...春の庭に咲く花3種類のアセビ

  • 春の庭に咲く花 40年超、50年超のお付き合い さらにこれからも

    ローマンヒアシンス栽培歴50年超のローマンヒアシンスです。結婚した翌春にアパートの窓の下に芽を出したのがこのヒアシンスとの出会いです。以来引っ越しするたびに連れて来て50年超。市販のダッチ系でも結構長持ちするものもあります。でもこれほど長く、しかも引っ越し時などの過酷な状況にも耐えて生き残れるのはローマン系だからでしょう。庭には同じく50年超の斑入りのマサキも健在です。ボケ紅白咲き分けや入り混じった花を咲かせるボケです。この地に越してきたときにはすでに庭にあったのですから、40年を超えました。ボケ40年前は紅白がもう少しはっきりしていたように思うのですが、ボケが呆けたのか私が呆けたのでしょうか。40年を超えたものはこのほか里桜の旭山、アオキ、ニオイアイリス、ビックリグミ、ナンテンとなぜか暗い床下にキカラスウリが...春の庭に咲く花40年超、50年超のお付き合いさらにこれからも

  • 超遅咲きの梅 3月2日開花情報100%だが未開花の梅を探す。

    今シーズンの梅の開花は非常に早かったですね。公式情報では下記のとおりです。2月25日現在の開花情報です。2月25日現在偕楽園が89%です。弘道館はさらに早くて98.1%です。昨年同時期偕楽園は30%。弘道館は35.8%と説明されています。そしてついに3月2日現在では満開です。公式には偕楽園のホームページに次のように発表されています。第9回梅開花情報3月2日現在の梅の開花情報です。偕楽園,弘道館ともに梅は100%開花しております。今が見頃です。※満開となりましたので,梅の開花情報は今回で終了いたします。遅咲きの黒田遅咲きの黒田も咲いてしまいました。3月7日の呉服枝垂呉服枝垂は決して遅咲きの品種ではないのですが、公園センターの呉服枝垂が咲きだすとなぜか梅まつりもいよいよ終盤になったと思うほど遅いのですが、今年はもう...超遅咲きの梅3月2日開花情報100%だが未開花の梅を探す。

  • 勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答えむ 鶯宿 花香美 翁 淋子梅

    鶯宿私の盆栽の師匠の店で鶯宿を見せていただきました。梅に鶯は古くから言われることです。実際はメジロをよく見かけますが、なぜか梅といえば鶯が伝統的です。それは、大鏡にある紀貫之の娘の歌によるところが大きいのでしょう。勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答えむ鶯宿の後ろ姿ネットの説明などから概要をまとめると以下のようになると思います。村上天皇の時清涼殿前の梅が枯れて、天皇は代わりの梅を探すよう命じた。勅は天皇の命令。若い者では、木の良し悪しがわからないだろうからと考えて私夏山茂樹に命じた。私は京の町中を探して見つけられなかった。やっと西のほうで見事な梅を見つけ梅を持ち帰るとき家主がこれを結んで欲しいと言い、何かわけがあるのかなと結んだまま持ち帰った。鶯宿のまさに開かんとする蕾天皇が結びに気づいて、開いて見る...勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答えむ鶯宿花香美翁淋子梅

  • 今年は梅の開花が異常に早い 3月中旬過ぎに咲く品種ももう開花

    内裏泰平烈紅梅紅千鳥偕楽園の梅の開花が今年は異常に早いです。12月に咲く超早咲きの梅の木は例年より遅かったのです。でも、このころ咲く梅は数輪は咲くものの、なかなか花数が増えないものです。ところが今シーズンは1月初めには盛んに咲きだす木もあって、ちょっと変わったシーズンだとは思っていました。また梅まつりが近づいても、例年ですと今年は開花が早いのか、遅いのかと気をもむものですが、今年は梅まつりが始まる前からことごとく咲いてしまいました。まつり期間が終わるよりも早く花が散ってしまうのではないかと心配されている関係者が多いですね。梓弓2月8日梓弓が咲き始めるとまもなく梅まつりが始まるというのが例年のことです。ところが、今シーズンは2月8日の梓弓の開花状況ですが、例年の梅まつりが始まった時(2月20日ころ)の咲き具合とな...今年は梅の開花が異常に早い3月中旬過ぎに咲く品種ももう開花

  • 梅まつり 2月15日から ご注意:御成門閉鎖中なのにマップではなぜ無表示

    鹿児島紅水戸の梅まつり今年は2月15日から3月29日までです。今シーズンの開花は、12月ころの咲き始めは遅かったのですが、暖冬と湿り気が多く例年よりかなり早いです。偕楽園の開花状況は14日現在37%と発表されました。弘道館はさらに咲き進んでいて、53%です。表門から梅林に入り、東門・椚門から南門を通り公園センタまで歩いてみました。一重緋梅表門に近い西梅林六名木の江南所無の近くで、ひときわ赤色が際立っている一重緋梅が満開です。一重緋梅酈懸梅近くの酈懸梅も咲き始めました。虎の尾梅林中央付近の6角形の柵に囲われた六名木のひとつ虎の尾も咲いています。隣りの水心鏡です。大盃濃い赤色の大盃芳流閣一重寒紅月影椚門下の月影月宮殿子規の句碑の南門側にこれぞ月宮殿と雑草が思っている月宮殿があります。月宮殿は八重の白花です。でも赤花...梅まつり2月15日からご注意:御成門閉鎖中なのにマップではなぜ無表示

  • 偕楽園の梅開花情報410本 一流、酈懸梅、関の守も咲きました。

    一流子規の句碑と一流偕楽園発表の梅の開花情報は、2月7日現在410本です。上の写真は正岡子規の句碑と一流です。一流の俳人の句碑に梅の一流が花を添えています。以下偕楽園本園内の珍しい梅で、2月8日に花を確認したものです。南崖の麝香梅果たして麝香の香りを確認できるでしょうか。子規の句碑からまもなく、椚門から南崖の園路に降りたところの若木です。好文亭内にも植栽されて、今年は楽寿楼から花を見ることができるはずです。南崖の道知辺南崖園路が大きく張り出しているところの若木です。南崖の塒出錦南崖園路から登る僊湖暮雪碑前です。枝に模様があるのも注目です。洞窟の関の守南崖の洞窟に向かって左側斜面で咲き始めました。底紅と言って、花を正面から見ると、花の中心が真っ赤です。洞窟前の里見紅南崖洞窟前で線路側を向いて見上げると咲いています...偕楽園の梅開花情報410本一流、酈懸梅、関の守も咲きました。

  • セツブンソウ 今年は黄花が先に咲きました 暖冬と異常気象

    キバナセツブンソウ今年は洋種のキバナセツブンソウが先に咲きました。在来種の白花のセツブンソウが見当たりません。キバナセツブンソウとセツブンソウ左上がキバナセツブンソウのエリアです。右下のセメント瓦でかこまれた部分がセツブンソウのエリアです。キバナセツブンソウが越境しています。キバナセツブンソウはまばらにしか生えないのですが、領域を広げています。逆にセツブンソウはほとんど領域を広げませんが密生します。今年はどうしたことかセツブンソウが見当たりません。もう立春も過ぎたので出てくるはずと目を凝らしてみていたらありました。セツブンソウ中央の草の葉の斜め右下と斜め左上です。地面と同系色の葉なのでわかりずらいです。セツブンソウ草の斜め右下のセツブンソウを接写しましたら、何と4本確認できました。セツブンソウ草の斜め左上のセツ...セツブンソウ今年は黄花が先に咲きました暖冬と異常気象

  • 梅の開花は1月9日現在29本超 還暦記念にシチリアレモンの種を蒔くお手伝い

    八重冬至うーちゃんと久しぶりに偕楽園で梅探索をしました。早咲き梅を見てまわりました。視力の衰えた雑草には、梅の木の天辺のほうに咲いているであろう花を見つけるのが非常に難しくなりました。そこで、雑草はうーちゃんを早咲き梅の木の下にに連れて行って、この木のこのあたりに咲いているはずと指さすほうをうーちゃんに見ていただいては、咲いている花を見つけていただきました。そうすると、何とほとんどの木で、指さす方向に咲いていました。この時期は3000本中の30本、つまり100本につきわずか1本の木にしか、しかも高い梢にわずか1輪の花を探すわけですから、この木にはもう花があるはずと思って探さないと見つけるのは非常な労力が必要です。さらにまた、この木はどの辺に一番花をつけるのかがおおよそわかれば比較的簡単に花を見つけることができま...梅の開花は1月9日現在29本超還暦記念にシチリアレモンの種を蒔くお手伝い

  • 梅の開花状況 2020年1月6日

    八重冬至八重冬至南門料金所手前の八重冬至が咲いています。冬至梅南門を南崖に沿って進むと、柿の木の大木の手前で一重の冬至梅が咲いています。おそらく今シーズンも一番先に本格的に咲きだしたのはこの梅の木でしょう。花数が多いのですぐにわかります。見晴し広場から僊湖暮雪碑への下り坂の途中の松の木の間からも見ることができます。以上の八重冬至と冬至梅の2本は本格的に開花したと言えます。そのほか1輪か数輪咲いている木がいくつかあります。冬至梅冬至梅東門トイレ前の冬至梅です。初雁本園東梅林内の初雁と思われる梅はまもなく咲きそうです。八重冬至吐玉泉下の鐘楼の西門側の八重冬至です。八重寒紅八重寒紅桜山第3駐車場奥の田鶴鳴梅林のトイレ前の八重寒紅です。水心鏡水心鏡猩々梅林の中央のベンチ近くの水心鏡がまもなく咲きます。八重寒紅八重寒紅窈...梅の開花状況2020年1月6日

  • 偕楽園の梅2本目が開花 御成門は閉鎖中なのに

    偕楽園の梅2本目が開花しました。というか開花していましたでしょうか。花が4~5個は咲いているようです。見つけたのは今回もミスター偕楽園こと吉田雅夫さんです。電話をいただいて雑草が見に行きましたら、吉田さんと鹿児島からのお客様がいらっしゃいました。咲いているのは南崖のこの梅の木です。雑草は視力が衰えて1個の花を探しただけでした。この梅の木は昨年も早く咲いていたのですが、その時も雑草は見つけられず昨年の写真はありません。鹿児島からのお客様は吉田さんに臥龍梅を尋ねたそうです。それもそのはず、鹿児島には樹齢千年とも言われる臥竜梅がありまして、毎年見ておられるそうです。雑草も機会が有ったらぜひ見てみたいと思っているものです。先にブログした今シーズン最初に咲いた梅の木にもう1個の花を確認しました。先の花は見当たりませんでし...偕楽園の梅2本目が開花御成門は閉鎖中なのに

  • 偕楽園の梅が咲きました。明日から有料に。 好文亭は午前9時まで無料?まさか

    超多忙中ではありますが、偕楽園の梅が咲いたとのお知らせをミスター偕楽園こと吉田雅夫さんからいただきましたのと、明日11月1日からの有料化についてお知らせします。冒頭の写真は今まさに開かんとしている花です。これはすでに花弁が枯れ始めた花です。どちらも同じ梅の木に咲いているのを吉田さんが30日に発見したものです。電源を切ったり、マナーモードにせざるを得ない私の携帯に何度も何度もお電話くださいました。ありがとうございます。2番目の写真は花が咲いてからかなり日数が過ぎています。このことから、最初に咲いた時期については不明ですが、台風15号が9月9日、19号が10月13日、20号が22日に通過しています。相次ぐ強風で葉が落ち、かつ枝にも見えないながらもダメージが加わったうえに、通過後の低温などが、重なったためと思います。...偕楽園の梅が咲きました。明日から有料に。好文亭は午前9時まで無料?まさか

  • 超多忙につき新規投稿を控えます。

    いつもブログにお立ち寄りくださりありがとうございます。超多忙につきしばらくの間新規投稿を控えさせていただきます。ご用件のあるお方はコメントいただければお返事を差し上げることもできるでしょう。復帰できました時はよろしくお願いいたします。超多忙につき新規投稿を控えます。

  • ネナシカズラには相性がある

    今年も庭にネナシカズラが繁茂してきました。ミカエリソウに寄生したネナシカズラ。アメリカネナシカズラネナシカズラと言えば野でよく見かけるのは上のアメリカネナシカズラです。でも今回は庭のネナシカズラ在来種です。ネナシカズラと言っても最初は地中から発芽するので、根があるのかもしれません。根の有無は確認していません。他の植物に絡みつくとまもなく地表に近い部分が枯れます。退路を断ち切って他の植物に絡みついて活路を見いだしているようです。絡みつかれた植物・宿主と維管束をつなぎ、水分や栄養を吸い取るようです。この時に宿主の健康状態の情報なども入手しているということです。枯れそうな宿主や病気の宿主からは吸収したくないでしょう。宿主から十分栄養を吸収したネナシカズラは花を咲かせます。そして実をつけます。冬になると枯れて種が地上に...ネナシカズラには相性がある

  • ハキリバチの切取痕と巣 アレチヌスビトハギ ヤマノイモ マキエハギ

    ハキリバチの切取痕アレチヌスビトハギの葉が丸く切り取られています。1本のアレチヌスビトハギのほとんど全部の葉が切り取られています。庭にはほかの場所にもアレチヌスビトハギがあるのですが、この1本だけです。これはハキリバチの仕業に違いありません。今年は猛烈に暑い日が多いので、木陰の葉に来たのでしょうか。ハキリバチが来なかったアレチヌスビトハギは花が盛んに咲いています。ハキリバチを始めて見たのは2015年9月でした。ヤマノイモの葉が見事に切り取られていました。ヤマノイモの葉を切取中ハキリバチがヤマノイモの葉を切り取っている姿も確認しました。かなりの早業でした。新鮮な葉をすばやく巣に持ち込むためなのでしょう。ハキリバチの巣ハキリバチは切り取った葉を巣に持ち帰ります。古い物干し竿に切り取った葉を持ち込もうとしているのを2...ハキリバチの切取痕と巣アレチヌスビトハギヤマノイモマキエハギ

  • 水戸市植物公園をご案内 押し花展で押し花体験

    チョウマメ久しぶりに水戸市植物公園へ。今日のお客様はアリゾナからMASTERGARDENERのお方です。入口の橋の上では色鮮やかなチョウマメが歓迎。今日は気温が上がり汗ばむほどでした。テラスガーデンの滝の内側はとても爽快です。シンテッポウユリテラスガーデンにはシンテッポウユリが。花の外側に紫の筋がないので、タカサゴユリというより、シンテッポウユリでしょう。フヨウフヨウのようです。アメリカフヨウでしょうか。池池にはネッタイスイレン(手前)とアサザがありましたネッタイスイレン水面から高く伸びて咲いているので熱帯スイレンですね。温帯スイレンもあるらしいのですが、花を確認できませんでした。エゾミソハギ池の周りにはミソハギの咲き残りが。萼のようすからエゾミソハギのようです。ツマグロヒョウモンほとりにはスジグロカバマダラと...水戸市植物公園をご案内押し花展で押し花体験

  • 万葉集の植物について 巻14 3451の「さなつら」についての考察

    エビヅル昨年の特別講座「楽しい自然観察」では万葉集の植物についての授業がありました。その時に万葉集全4516首について、万葉仮名とその読みのデータベース(ワード)を作り、全首を読んでみました。目的は万葉集にどのような植物が詠まれているかを確認して見たかったからです。その結果、おおよそ170種類の植物が詠まれていることがわかりました。これをネット上で解説されているものと照らし合わせてみたりして、より正しい方向に修正を試みました。植物で一番多いのはハギで143首見つかりました。二番目はウメの121首でした。そのほかの植物としてはサクラ、マツ、タチバナ、スゲ、ススキなど、また名前はわからないが、クサ、キ、モミジなどがたく詠まれていました。それから、今ではどの植物をさしていのかわからないものもありました。いずれにしても...万葉集の植物について巻143451の「さなつら」についての考察

  • スズメバチの吸蜜と素敵なお客様との出会い

    偕楽園のクヌギの大木から樹液が盛んに流れ出ていました。クワガタかカブトムシでもいないだろうかと近づいてびっくりしました。最近視力が落ちたので30cm位まで近づいてしまったのです。何と目の前に大きなスズメバチが。後ずさりしてカメラを向けました。通常ハチはカメラを向けると反応するので、スズメバチが向かって来やしないかと恐る恐るカメラを向けたのですが、幸いなことに吸蜜に夢中で反応しませんでした。ところが、大変なことが。カメラを向けている私の前をお客様が横切ろうとしました。おもわずお客様にお声をかけてしまいました。スズメバチなどは吸蜜中などは襲ってくることはまずないことをお話ししましたが、不用意に近づくことは大変危険です。このことがきっかけでお話を伺いましたら、岡山のお方で、もう何度も偕楽園に来ていただいているとのこと...スズメバチの吸蜜と素敵なお客様との出会い

  • コバノボタンヅルとタヌキマメが庭で初開花 ナガサキギボウシの首振り運動

    コバノボタンヅルが庭で初開花です。花はセンニンソウやボタンヅル、コボタンヅルなどとよく似ているので区別することは困難です。葉はコボタンヅルに似ています。同じ3出2回ですが、コボタンヅルよりとがっているようです。花はコボタンヅルより大きいということですが、コボタンヅルの花が手元にないので大きさの程度がわかりません。明確に区別できると思われるのは、花柄の中間に苞がついていることでしょう。神奈川県植物誌によると、四国九州地方に分布するものであるが、神奈川県でも自生しているのが発見されたそうです。そのスケッチにも苞が描かれています。この花柄の中間に苞があるのは珍しいことで2015年に散策中に見つけたセイヨウヒルガオを思い出しました。セイヨウヒルガオの花柄にある苞タヌキマメも庭で初開花です。昨秋楽しい自然観察で実のなって...コバノボタンヅルとタヌキマメが庭で初開花ナガサキギボウシの首振り運動

  • 夏なのにシモバシラの花 コバノボタンヅル シマサルスベリ タヌキマメ ナガサキギボウシ ノシラン マキエハギ カモメヅル トラノオスズカケなど

    早くもシモバシラの花が咲き始めました。昨年、一昨年は9月10日ころの開花であったので今年は2週間以上も早い開花です。今年は猛暑少雨で地面の乾燥が激しい時があったので草丈は短めです。それが一転して秋雨前線の停滞で曇天小雨の日が続いたので咲き始めたのでしょう。まだ節ごとに蕾が出そろっていません。シモバシラは気候の目まぐるしい変化について行けないかのようです。そのほか庭で咲いている花や蕾など。四国、九州などで見られるコバノボタンヅルの蕾が膨らんできました。種をいただいた実生苗で初めて花を見ることになります。神奈川県植物誌によると大磯でも発見されています。花が咲くのが楽しみです。とはいえつる草なので庭のジャングル化が一層激しくなるのが恐怖です。シマサルスベリも種をいただいた実生苗です。実生苗は3本ですが、3本とも性質が...夏なのにシモバシラの花コバノボタンヅルシマサルスベリタヌキマメナガサキギボウシノシランマキエハギカモメヅルトラノオスズカケなど

  • テーダマツの球果採取 記念樹大王松とテーダマツの後継樹つくり

    左側の大木がダイオウショウ。右側がテーダマツです。樹齢は約70年。日本の松より成長が早く高木になります。この2本の松の木は昭和26年のサンフランシスコ平和条約調印式に参加された、全権委員の一人であった水戸徳川家第12代当主・徳川篤敬の次男・徳川宗敬氏が記念に持ち帰られたものです。徳川ミュージアムのブログ参照https://ameblo.jp/tokugawamuseum/entry-11539678677.htmlかなり長い梯子なのですが、テーダマツの下のほうの枝にやっと届きました。左側のダイオウショウはさらに高いために球果を採取するのは無理でした。採取したテーダマツの球果です。ちょっと若すぎでしょうかね。森林総合研究所にテーダマツの球果の熟す時期を問い合わせたところ、・テーダマツの採取適期(松かさを採取して種...テーダマツの球果採取記念樹大王松とテーダマツの後継樹つくり

  • 庭のトリトマが5年ぶりに花をつけました オオトリトマらしい

    庭の垣根の中のトリトマが何年かぶりで花を咲かせました。何年も咲かなかった理由は、道路際の生垣の中にあるために、生垣からはみ出す葉をいつも切られてしまうからでした。今年もかなり刈り込みました。でも長雨の後に猛暑続きでした。この間苅込をわずかに怠った隙をついて花穂が伸びて花を咲かせました。最後に花を見たのは2014年10月でした。秋も深まった10月中旬過ぎでした。トリトマは初夏から晩秋まで花をつけるようです。これは同じ年の6月に自転車散策で見た野にあったトリトマです。狭苦しい我が家の、それも生垣の中とはまるで違ってのびのびとしていました。我が家のトリトマは蕾が展開しているときは赤い色ですが、下のほうから花が咲き始めると黄色になることに気づきました。というか今まで色の変化に無頓着だったのです。今回色鮮やかな蕾だったの...庭のトリトマが5年ぶりに花をつけましたオオトリトマらしい

  • ノシランの長崎産と茨城産の違い

    ノシランの花庭のノシランが咲き始めました。名前にランとついても、ヤブランと同じ仲間です。ヤブランの花はやや紫色ですが、ノシランは真っ白です。ノシランの実2017年3月ノシランの実は瑠璃色で大粒。ヤブランの黒色で小粒なのとは比較にならないほどきれいです。2017年は暖冬だったのでしょうか、実が傷まずによく色づきました。長崎の友人がブログに載せたノシランのこの色に魅せられて、友人にお願いして苗と実をいただいたのは10年以上前でした。早速種を蒔き発芽に成功しました。また苗もいただき庭に植えましたところ冬季の寒さにも十分耐えられることがわかりました。こうしてノシランを始めてこの目で確認したわけです。もみじ谷のノシラン植物というものは自分の目で確認すると、野に行っても同じ植物によく出会うものです。出会うというより、以前か...ノシランの長崎産と茨城産の違い

  • トモエソウが咲きました

    トモエソウ昨年は咲かすことができなかったトモエソウ。今年はしっかり水遣りをして咲くことができました。白化したマタタビの葉の隣です。見上げるマタタビの棚の位置に開花したので、最初の花は見落としてしまいました。ビョウヤナギビョウヤナギの鮮やかな黄色とはちがっています。昔、実家の庭に突然トモエソウが咲いたことがありました。小さな種が人によってか、鳥によってか運ばれてきたのでしょう。不思議に思いました。というのは、今は亡き母の名と同じトモエソウが庭に咲いたのですから。今年、トモエソウが咲いて気が付いたのですが、(母にとっては曾孫にあたるのですが)孫の名がちょっと似ているような。ト:タ行の最後モ:マ行の最後孫の名はどちらも最初のほう。ちょっと無理か。クイズ番組の見過ぎですね。トモエソウが咲きました

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