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なぜ英国はEUを離脱することにしたのか『問題は英国ではない、EUなのだ』
2016年6月23日に行われた国民投票でイギリス国民はEU(ヨーロッパ連合)からの離脱を選択したが、そこにはEUがあまりに移民の流入に寛容すぎることや、政策上の自由がなくなること、EUの官僚主義的狂気によって社会の破壊が進んでいることなどの理由があるという。 さらに、EUが事実上ドイツがヨーロッパを支配するための組織として機能してしまっているところも問題だ。 問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 (文春新書) イギリスはEUの前身であるEC(ヨーロッパ共同体)への加盟も1973年であり比較的遅い。さらに通貨統合にも参加しておらず、EUとは一定の距離を置いていたことがわかる。2度…
20230508 チャールズ国王戴冠式についてのドイツメディアの報道ぶり
英ウェストミンスター寺院で5月6日に執り行われた、国王チャールズ3世の戴冠式についてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 戴冠式、行列、バルコニのーシーン(上図)は英国の大衆を熱狂させた。ウェストミンスター寺院の周辺、行列のルート、バッキンガム宮殿の前には約200万人の人々が集まったとされている。 英王室は大金(推計1億ユーロ以上)を投じて「地上最大のショー」を実現したが、とんでもない税金の無駄遣いだとする反対派もたくさんいた。 デモの権利を制限する新しい法律に基づいて、警察は数十人の平和的反君主主義者を逮捕したが、多くの若者にとって、これは腑に落ちないことだろう。 戴冠式(などの豪華…