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毎年7月が近づくと、その時の相場センチメントの良し悪しに拘わらず、必ず言及されるのが「ETF換金売り」への警戒である。定番化した売り仕掛けネタである。 今年、引け後の相場コメントでETF換金売り警戒が声高に喧伝されたのは、日経225が大幅安となった6/23(金)が初めてではなかろうか。但し、この日の警戒主役は「年金リバランス売り」ではあったが。実際、6/23(金)時点の日経225は3月末比で17%近く上昇しており、6月末を1週間後に控えたこのタイミングで年金リバランスが警戒されるのは至極当然ではある。そして、7月上旬に控えたETF換金売りが、相場解説的には警戒感を増幅させた格好である。 結果論…