軽井沢が避暑地化するのは明治十九年の峠町から

軽井沢が避暑地化するのは明治十九年の峠町から

こんにちは。高見沢隆の詩的ライフです。 明治十九年というのは、軽井沢が避暑地化に向かった年です。いままで明治十九年はA・C・ショーが軽井沢を初めて訪れたといわれてきましたが、そうではないことが判りました。この明治十九年はコレラが流行していた年で、群馬の温泉でもそれが猛威をふるい、それを恐れた多くの外国人は避暑をすることのできる軽井沢の峠町まで逃れてきました。峠町は外国人でたいへん混み合い、その様子をみた朝野新聞がそれを報道したのです。峠町は宿泊施設がなかったので神社や空家の農家などを借りたり、自らキャンプのできる道具を持ち込んで避暑生活を送りました。たくさんの外国人がそこで涼をとっていたので新…

2025/04/20 19:54