『方法序説』ルネ・デカルト 感想
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 すべての人が真理を見いだすための方法を求めて、思索を重ねたデカルト。「われ思う、ゆえにわれあり」は、その彼がいっさいの外的権威を否定して到達した、思想の独立宣言である。近代精神の確立を告げ、今日の学問の基本的な準拠枠をなす新しい哲学の根本原理と方法が、ここに示される。 ルネ・デカルト(1596-1650)は、フランスのトゥーレーヌ州ラ・イェでブルターニュ議会議員の父のもとに生まれました。虚弱体質ではありましたが、不自由なく育てられ、貴族の息子として、イエズス会系ラ・フレーシュ学院に入って人文学とスコラ学を学びます。その後に、弁護士を志すように…
2023/04/29 07:15