人生の三分の一
先生からお借りしている リュートは8コース 弦が全部で15本 (7ペアと1シングル) その15本の音を 一本一本 地道に合わせる ペグは木製 締めたはずなのに もっと緩んでたりもして ならばと ぎゅぎゅっと 締めたら 今度は 締まりすぎて 素っ頓狂な 音になっちゃったり 途中で ビンッ て大きな音がして 弦切れたか!? と 慌てたら 大いに緩んだ音だったり なかなか 手強い リュートの調弦 ルネサンス期には リュート奏者は 人生の三分の一を 調弦に費やす って 揶揄されたくらい 時間がかかるもの だったらしい 睡眠と調弦で 人生の半分以上を 費やすってことですか!? 時代が下がってくると リュ…
2024/10/05 07:10