日々思ったこと 海外で生活していた時のこと 趣味のこと そして時々忘れた頃に 京都のおすすめ を 書いてます
私が子供の頃は 同級生の女の子のほとんどが ピアノ教室に通っていて 私も、父の知り合いの ドイツ帰りの先生の教室に通うことになった 先生は 背中に棒でも入っているのではないかというほど姿勢が良く 髪を高く盛り上げてアップにした クラシックな雰囲気の 女性で イメージで言うと 伝統と格式を重んじるイギリス上流階級マダム 教え方は厳し目で 歯に絹着せぬところは さすがドイツ仕込み せっかく通わせてもらっておいて 申し訳ないのだが 私に音楽的才能は 自慢じゃないが これっぽっちもなくて 先生も教えるのに骨折りだったと思う 先生に 「Juniperちゃんは本当に算数が得意なの? 算数のできる子はピアノ…
先日のお稽古で とうとう 和風イナバウワーのパートに入ってしまった 正面に背を向けて 立ち膝になり 体を反らして胸を天井に向け 左右に持った扇を床につける そこから 床に先っぽをつけていた扇を 右から左、左から右と 体の上を通して動かすのだが これが なんともきついきつい 扇を床につけるには 十分に 反りくり返らなければならないのだけれど 太ももの前筋肉が固いのか ついても超短時間 はいタッチ! もう無理って感じ なのに 左右両方の扇を床につけたまま 姿勢キープ! しっかり止めてって… お師匠さーん😭 顔が引き攣って 眉間に皺がよりそう (よかった、後ろ向きで) そしてその翌日から 案の定 腿…
インコの中にはお喋り上手な子がいて うちの子も流暢とまではいかないけれど なにやらお喋りらしきことをしています そして、お喋りしながら もしかして、語尾活用してる??? と思うことが よくあって あと、日本人お得意の 省略も得意かも (もしかして日本人か?) 以前一緒に 暮らしていた子は 語尾に 「たー」と「ちゃん」と「ねー」を くっつけるのが好き なので 「好き」は「好きちゃん」「好きったー」に 「食べる」は「食べちゃん」「食べたー」に 「来た」は「来たちゃん」「来た来たよー」もしくは「来ったー」に 好きなものにも ちゃん付けして 「みかんちゃん」 「栗ちゃん」 気分がのると 接頭辞の「お」…
『リバーサルオーケストラ』 終わっちゃいましたね こんなんあり? とか思いつつも しっかり最終回まで 見てしまった 地方オーケストラって 全く知らない世界だったけど (あ、だけど小学校で仲の良かった友達のお父さんが コンサートマスターでした) なんてったって 門脇麦の笑顔が可愛い 膨れっ面も可愛い 以前は彼女みたいな ほんわか系の顔立ちは 大好きなタイプという訳ではなかったけれど 最近は ほにゃっとした笑顔の女の子に惹かれてしまう なんて可愛いんだろ 癒されるー☺️ でもドラマが終わっちゃって ああ 心の中に隙間風 その門脇麦が 演じていたのが かつて表舞台から去った 天才バイオリニストだった…
鳥さん達に会ってきた 〜「自由時間」 陶・ウェットフェルト4人展〜
こまつか苗さんが グループ展を開かれるとのことで 伺ってきました 場所は甲子園 甲子園駅も初めてなら 阪神線に乗るのも初めて (神戸に住んでいた時も、乗った記憶がない) 久しぶりの大阪経由で 大阪駅の広さと 乗り入れの多さに オロオロしましたが 無事 辿り着くことが出来ました 会場は駅から歩いてすぐの ギャラリーアライさん http://www.gallery-arai.com 兵庫県西宮市甲子園六番町14-20 「自由時間」 3/23~3/28 11:00〜18:00(最終日16:00まで) 「自由時間」は鳥好きさん達 仲良し4人のグループ展 海月羊さん(ウェットフェルト) 工藤ちえ奈さん(…
先日 おすすめ本の記事を書いた事で 久しぶりにまた本が読みたくなって 図書館に そこで見つけた😆‼️ 『ミレニアム』 いやーん、こんなに出てるじゃないの 1巻2巻と読んで 夢中になったものの なかなか出ない3巻にしびれをきらし そのまま 忘れてしまっていた (どれだけ忘れっぽいの 私) なんとなんと ご無沙汰してる間に 3部作の3巻目どころか それ以降まで翻訳されていた (著者のスティーグ・ラーソンが 本が出版される前に亡くなっており 4巻以降は別の作家が引き継いでいる) 早速3巻の上下を借りてきた 『ミレニアム』は 映画化もされたらしい けれど 私、映画は見てません これからも 多分 見ませ…
今年の花粉飛散量 すごいことになっておりますね そんな中 以前の記事でちょっとだけ触れた お花見スポット桃山城公園まで いざ 花見の下見へ! と出掛けてまいりました juniperberry.hatenablog.jp 桃山城に入ることはできませんが 公園には さまざまな花木が植えられています この日も とっても華やかでした さて 3/22時点の桃山城公園の桜ですが ちらほら咲き始め 木によっては 三分から四分咲き くらいでしょうか 伏見の宇治川疏水の桜も 多分同じくらいなので 見頃は今週末くらいかな お天気になりますように 何はともあれ きっちり二重マスクのおかげか くしゃみ一つせずに 下見…
先日 鍼灸院に行ってきました 実は前回のマッサージ施術の時 (こちらの鍼灸院では鍼灸&マッサージの施術をお願いできます) 首にすごい凝りがあって それが まるで 「つくね」 みたいな 棒状の塊 多分、これまで奥の方に隠れていた不調の大元が やっと触れる位までになった状態が 「つくね」 その「つくね」を 首なのに そんなに押して大丈夫? ってくらい 丹念に揉みほぐしていただきました 実は その日のうちに 揉み返しがかなり強く出て(バンテリンのお世話になるくらい) それを二日間我慢したら なんと それまで感じていた 首から上の不調が すかっと消えたんです 顔がピリピリしたり 片側だけ頭痛がしたり …
ダブリンの一般家庭にホームステイしていたことがある 家族は ホストファザーとホストマザー そして 大学生の次男 高校生の長女 長男はロンドンに住んでいる ホームステイしていたのは イタリア人の男の子と私の2人 この6人で朝晩 食卓を囲む アイルランドの家庭料理は お肉とパンとポテト 野菜は付け合わせ程度で 基本レンジで調理 お肉はグレービーソースにジャムがお決まりで お芋はマッシュポテト、フライドポテト、粉吹き芋、丸揚げなどなど 調理方法は幅広い そしてアイルランドのジャガイモは とっても美味しい アイリッシュはドイツ人と同じで お芋とお肉を食べて生きている 本場のアイリッシュシチューを ちょ…
半年ぶりのデンタルクリーニング 私の場合、矯正後の固定ワイヤーを 歯の裏に残しているので 定期的なクリーニングが欠かせない 今回も特に何の問題もなく その上、歯科衛生士さんが可愛くて プラスとっても上手だったので ご機嫌だったのだが 帰り道、なんかワイヤー部分が気になる 舌で触ると ひっかかる 口腔内って敏感なので ちょっとのことでも とっても気になるのですよね 一旦気になると もう そこから頭が離れない これは糸? じゃないよね ちょっと固いよ? なんかざらざらしてないか? マスクを外し お行儀が悪いけれど 鏡を向けて 道端で口を大きく開けてみる 全く見えない 今出てきたところだからと 歯医…
先日はお稽古でした 新しい扇をいただいて この扇は大切に使って長くもたせるぞ! と思ったんですが… 初っ端から 袂にひっかけて いただいたばかりの方を いい音をたてて 落っことしてしまいました😭 お師匠さんには 家でちゃんと扇回しを練習して来なさい と…💦 家で練習する時は 市販の扇を使うのですけど 流派の扇は 通常のものとは大きさも重量も違うので 両手回しの感触を掴むためには 家でも流派の扇で練習するしかないかも せっかくの新しい扇なのに どれだけ持つだろう🥺 *** さて 京都は春真っ盛り そろそろ「都をどり」の季節が近づいて来ました 京都の春の風物詩 ー都をどりー - JuniperBe…
そろそろ にょきっ むくっと頭を出す あの子たちの季節がやってきますね そう、筍です! 京都って筍の名産地なんですね (実は京都に住むまで知りませんでした) 京都名産といえば白子筍 テレビなどでも紹介されているので ご存知の方も多いかなと思います その白子筍、せっかく京都に住んでいるのだからと 知り合いや親戚に贈ったことがあります その度に 「筍じゃないみたい」 「筍のクセがぜんぜんない」 「あまーい」 と 喜びのお電話をいただくのですが 実は私自身は ちゃんと食べた事がありません 何回か自宅用に注文したことはあるんです ただ、白子筍って鮮度が命 送られてすぐに調理しないとなんですよね 私の場…
ドイツに住んでいた頃は いろんな乗馬クラブに顔を出した 子供たちが半数を占める アットホームなポニークラブ 家のすぐ近くの2つの乗馬クラブ そして一番頻繁に通ったのが 車で30分ほどかかるところにある 乗馬クラブ こちらの乗馬クラブでは 初めグループレッスンを受けていたけれど ある時クラスの先生が急遽お休みになり ピンチヒッターで入った先生が とってもいい感じで 彼女に「教えてほしい」 と頼んだ ところがその先生は 乗馬教室の所属ではなくて 乗馬クラブに馬を預けている人たち専任のコーチ ということは、乗馬教室の馬には乗れず 彼女から教えてもらうには 馬を借りなくてはならない そこで 先生が口を…
隣家の紅梅が満開になり 鶯の声が頻繁に聞こえるようになった この梅の鶯は 毎年毎年練習を重ねているらしく 来てすぐから 淀みなく 美しい歌声を披露してくれる 青空に紅梅の花 そして鶯 気温も肌に柔らかく 鼻も花粉でむず痒い 3月頭はまだ 夜 急に冷え込むことがあったけれど さすがにそろそろ 気温も落ち着いてきた さて と やっと 湯たんぽをしまう季節がやってきた 子供の頃使っていた湯たんぽは ゴム製で 口のところを金属で ぱちんと止める形だった 冬の朝 湯たんぽの ぬるくなったお湯を たらいに移し 洗顔に使うのがお決まり ゴム製の湯たんぽは お湯を入れるだけではなく 氷嚢としても使えたから 夏…
ドイツ人は耳と目と鼻がいい と聞いたことがある なぜ? と聞いたら ワイルドだから(野生に近いから?) とその人は言っていたが 確かに、ドイツ人には五感の鋭い人が多い だからかどうかは知らないけれど ドイツには、静かにする時間(ruhezeit)がある 時間帯は法律で決められていて 平日&土曜日は 13時〜15時(州によって違う) と 夜8時〜翌日7時まで 日曜日は終日 この時間帯は 大きな音厳禁で 工事も中断するし カーペットをバシバシ叩いてもいけない 掃除機だってかけられないし 洗濯機もダメ 音楽を大音量で流してダンスなんてもってのほか 警察に通報されちゃいます 日曜日は安息日だからわかる…
今日はホワイトデーですね だからという訳ではありませんが 私の好きな日本ではマイナーなスポーツについて 思いっきり趣味に走って書いちゃおうと思います そのスポーツの名前は ちょっと可愛いくて 「キュア」って言います キュアって言っても プリキュアとは関係ありません ドイツ語で キュア Ku¨r(uの上にてんてんがつきます)と書きます 英語だとドレサージュ(Dressage=馬場馬術) 馬術競技には いくつかジャンルがあるのですが そのうちの一つが馬場馬術 ドイツ人の先生によると 馬場馬術は 「障害馬術前の準備体操みたいなもの」だそうで もともとは軍馬の調教として考えられたようなのですが 今では…
昔の日本家屋には ほぼ全ての家にあったのに 今は少なくなってしまったもの そういう物って 案外たくさんあるような気がするけれど 中でも 一番懐かしいなあと思うのは 日本の家の 縁側 雨戸をガラガラと開ける あの音も懐かしい 縁側は今の家で言えば ウッドデッキになるのかな 昔の縁側よりもずっと使い勝手が良くなっているのかも でも、集合住宅に縁側(ウッドデッキ)は ほぼ無理 それに、せっかくなら濡れ縁(ウッドデッキ)じゃなくて 屋内がいい (屋内のウッドデッキってあるのかな? 廊下?) 縁側と聞いてイメージするのは 田舎のおばあちゃんが茶飲み友達と 縁側に座っておしゃべりしたり おじいちゃんとおば…
1ヶ月で4kg体重が増え 高校を卒業して以来、初の大台に乗ってしまった 先日 行きつけの総合内科に定期検診の 血液検査結果を聞きに行った時 若くて綺麗な、絶対に女優体重に違いない先生に 「1ヶ月で4kgも増えちゃったんです、コレステロール値が心配です(>_<)」と 泣きついたら 「そんな急に増える事なんて あるんですか!?」と 真顔で聞かれた 先生だったら そんなことないと思う でも、体重計は嘘をついてくれないんです やっぱり1ヶ月4kgプラスは 勢いつき過ぎだよね もともと私は冬に脂肪を溜め込む 冬ごもり体質なので 冬場は例年2kgくらいは増える だから4kgくらいどうってこっちゃない わけ…
京都に越してきて初めての春 桜の木の多い町だなあ、と思った記憶があります 庭のあるお宅には 必ず桜が植えてあるのではないかと思うほど 桜の季節の京都は どこもかしこも華やかなのです わざわざ花見客でごったがえす 桜の名所に行かずとも、 「ご近所の桜でお花見をするわ」と いう 友人や知り合いも多いのです それでも敢えて 桜の季節になると どうしても私が行きたくなってしまう場所 それは京都駅から電車で10分 駅から歩いて20分ほどのところにあります 坂本龍馬の立ち寄った寺田屋が近くにある 伏見の宇治川疏水 ちょうど十石舟の乗り場も近くにあって 杉板の美しい伏見の酒蔵群や十石舟を見ながら のんびり歩…
2011年の3月11日 東北大震災が起こり 目黒の和菓子教室で習っていた生徒全員が 教室に足止めになった 誰もが 家族の安否確認に携帯を握りしめ 部屋には重苦しさが垂れ込めていた 「チョコレートを食べましょう こういう時は甘いものが一番」 その言葉は 長らく締め切っていた部屋の 窓を開いて流れ込んだ 新鮮な外気のようだった 先生が 特別の時のためにとっておいたという お気に入りのチョコレートは ほろ苦くて 甘くて お酒の香りがした 「せっかく みんなで一緒にいるのだから 何か話をしましょう 全員で順番がいいわね」 全員が と 先生は言っていたのだけれど 誰かが 「先生は以前(超有名歌手)Yさん…
3月になると 思い出すことがあります それは、ある一日の ある人の事 今日と明日、その事を書こうと思います けれど、もしかしたら 気分を害される方がいらっしゃるかもしれない そうだとしたら 申し訳ありません ただ 私個人の備忘録としてここに 書いておこうと思います 2011年3月11日 その日、私は代休をとって お菓子教室で和菓子作りを習っていました 教室を一回休んだ その振替です 曜日が違うので 初めての人ばかり けれど 和菓子好き同士 話は弾みます その日のお菓子は 桜色の練切(ねりきり) 練切は、白餡に白玉粉などを加えた 練り切り餡を 季節の形に細工した 上生菓子のこと 餡を手のひらで丸…
充電中のスマホが ぶぶっと震え 今日の花粉飛散量は「非常に多い」と教えてくれた ああ、今日も変わらず花粉日和 だけど今日こそは 花粉が雪のように降ろうとも 走りに行く! と決めている 何しろ2月は 寒さに負けて家に籠りっきりで 体重が記録更新 あんまり急激に増えたせいで 一時期、足首の関節を痛めて正座が辛かった 早く元の体重に戻さなくては 服がきつくてたまらない ジョギングといっても 新たに4kgも 体にくっつけてるので (1か月にプラス4キロって この人は 何をどれだけ食べたんでしょうね) 以前のように走るのは きついから 今日は ちょっとだけ走って あとは楽々モードの予定 (花粉情報でへっ…
穀物食の鳥さんにお薬を飲水投薬する場合のことを まっぴよさんが書いていらっしゃいました とっても勉強になりました happymayalife.hatenablog.com さて、うちはどうかな、ちゃんとできてるかしら 実は私 穀物食(セキセイインコやオカメインコなど)の子に 投薬した経験がなく 投薬経験があるのは 果実食(果実や種実を主食とするヨウムなど)の子達 穀物食のインコさんに薬を飲ませるよりも 果実食の子の方が ちょっとは楽なのかも とは思ったのですが それでもやっぱり 薬を飲んでもらうのは なかなか大変 人の味覚にはとうてい及びませんが インコって鳥類の中では なかなか味覚が発達して…
先日は『君に扇』のお稽古 二日目 とうとう、体の前で腕クロス 左右それぞれの扇の骨に人差し指を引っ掛けて くるりくるりと回しながら歩く というパートに入った 扇を回さずに 手ごと回して呆れられ 腕が短くて しっかりと腕を交差できずに呆れられ 手が硬くて 指が綺麗に反らなくって呆れられ あぁ道は遠い 頑張ろう 頑張るとお腹が減ります 帰り道、すい寄せられるようにデパ地下へ アジフライが食べたいなぁ なんて考えながら ふらふらふらと歩いていると なんか 見覚えのある顔が すーっと通り過ぎた んんん〜と 視線は彼女の方を追いながら 足はそのまま慣性の法則 一方の彼女も私の方を見ながら 離れていく そ…
髪型は印象を左右するらしく、研究もされている その研究結果について ちらっとのぞいてみたところ 分け目の位置が センターに近ければ近いほど女性的 センターから離れるほど男性的 前髪を作っている人は 「愛」「マナー」に価値を見出し レイヤーの入っていない人は 「自立」「チャレンジ」「愛」「精神的自由」に価値を見出し ロングヘアーの人は 「安心感」「愛」「お金」「家族」に価値を見出す という 傾向があるそう そして ショートヘアーでレイヤーの入っている人は 個性的(BIG5の開放性パーソナリティが高い) なるほどと これまでの自分の髪型に当てはめてみることにした 幼少期 私の髪型は ワカメちゃん寄…
私が大好きで大好きでたまらない本 『月に歌う鯨』(ダイアン・アッカーマン著 葉月陽子訳 筑摩書房 1994年) かなり前に出版された本なので もしかしたら図書館や中古でしか読めないかもしれない けれど この本に新たに出会える人が この世からいなくなるなんてことになったら とっても残念で悲しい そんなふうに思える本です 著者のダイアン・アッカーマンは詩人でライター 詩作をする人と、ネイチャーライティングが出会って 生み出された 『月に歌うクジラ』(The Moon by Whale Light) この本で取り上げられているのは コウモリ ワニ クジラ そして ペンギン クジラとペンギンはわかる気…
定期検診みたいなもので 京都医療センターに行った 京阪藤森駅から歩いてすぐの大きな総合病院 その途中にパン屋さんがある パン屋さんの数の多い京都で、かなり上位にランクインすると睨んでいる そのパン屋さんに寄ってお気に入りのパンを買うのが 京都医療センターに行く時の楽しみ 私のお気に入りは パンドエイト 外はしっかり固くて中はもちもち ゆで卵やトマトやレタスにハム 何にでも合う 癖がないから フルーツだってOK ドライフルーツが ぎっしり詰まった 手応えのある重さの フリュイ せっかく行って品切れだと悲しいから 電話で取り置きをお願いした そして てくてく歩いて パン屋さんの前まで来た けれど …
先日 ミーゼ ニードルヘッドスパリフト を手に入れた 以前からなんか気になるなぁ、とは思っていたけれど この日はまだ 買うつもりはなかった なのに 実は他に目的があって 家電量販店に行ったのだけれど その目的にしていた商品が 想定以上に(店員さんも驚いた程)値引きされていて 大いに気を良くしてしまい 気が大きくなったついでに ふらふらと この頭モミモミ器に引き寄せられ えいやっの勢いで 連れ帰ってしまった ちなみに、美容機器を買ったのは10年ほどぶり 今回購入したのは つい最近 発売になったばかりという アクティブの方(画像左側) 従来品(画像右側)よりもアタッチメント部分が硬めになっており …
3月といえば 桃の節句 お雛様 こんなわたくしも かつては 小さな女の子だったのですけれど 桃の節句を祝ってもらったことがありません お雛様は あるにはあるが ネズミに齧られていて どうにも痛々しいというか お気の毒である だから我慢しなさい というのが父の言い分(言い訳?)で 雑食ネズミの食欲のせいで この歳になるまで お雛様とは ほぼ無縁で暮らす事とあいなりました 今でこそ、お雛様に未練も何もありませんよと 嘯いておりますが 子供の頃はやはり お雛様に、そして桃の節句という甘い言葉に 憧れがありました そこで、まだまだ幼き頃 その時分はまだ 年をとってからできた娘に大甘だった父に ネズミに…
寝るのが大好きで 布団の中でうとうとするのが至福の時間 朝寝坊して良いとなれば、いっくらだって夜更かしできる だから早朝の空を見たことは ほとんどなかった 実家の2階にある寝室の窓は西向き 大学時代も西向きで 東京で働いていた頃は真南だった 子供の頃から 窓を通して見る空は西が多く 夕焼けは見ても 朝焼けを見た記憶がない そして、窓から見る空は 木や建造物に遮られて 小さい それがドイツに行った途端 どの窓も急にこれまでにないサイズに大きくなった ドイツでは一回引っ越ししている はじめに住んだのは 夫の前任者から引き継いだ 7階建ての最上階 備品が古くて、冷蔵庫には霜がつくし ドイツの家には標…
お題「自分にとっての「ライナスの毛布」」 私が生まれるちょうど一年ほど前 実家に白文鳥が迷い込んできたそうで 父はその文鳥をたいそう気に入り それ以来 実家では途切れることなく ずっと文鳥を飼っていました 小学校に上がると 私は 自分でもインコを飼い始め それ以降現在まで 大学時代の前半(インコが迷い込んでくるまで)と カナダやアイルランドに住んでいた 期間を のぞけば ほぼ ずっと鳥さんと一緒 そして一昨年 20年近くを一緒に暮らした子が 虹の橋を渡ってしまって もう無理かも と 思っていたけれど ご縁があって 今の子をお迎えしました 鳥さんがそばにいると すごく落ち着ける 一緒にいてくれる…
先日の記事に引き続き 京都で催される春のお茶会のご紹介 juniperberry.hatenablog.jp 吉野太夫ってお聞きになったことありますか? 太夫は 最高位の遊女の称号で 舞、音曲、鳴り物などを極めた女性のこと もともとは中国の官位で五位を表す言葉だそう 吉野というのは 京都島原の太夫に 代々伝わる名前の一つ 二代目吉野太夫は 希代の名妓 本名 松田徳子 西国の武士の娘と伝わっており 書芸の達人で 明の国から恋文が届くほどの才色兼備 なじみ客には多くの高位の男性や文化人が名を連ね… そんな人、小野小町だけかと思ってました🫢 吉野太夫の名前はいろんなところに残っています 吉野窓(外か…
ドイツ語レッスンの日 その日はひどい雨降りで 私は気分がちょっと滅入ってた どんな話の流れだったのか 「私は雨の日が苦手 何にもやる気にならないし 物事も捗らない これまで 雨の日にうまく行った試しがない」 ちょっと不貞腐れた感じで 言ったように思う すると先生が 「雨の日は傘をさせばいい」と そういうことじゃなくて、と言いたかったけど 口を挟めるドイツ語力はないから そのまま黙って聞いていた 彼女も子供の頃 雨の日が大嫌いだった 足は濡れて冷たいし、耳は寒い 出かけるのを嫌がる彼女に お母さんが こう言ったのだそう 「嫌な日」なんて日はないの 晴れた日は気持ちがいい 気分もウキウキする だけ…
ホリーの乗馬クラブは ダブリン郊外の丘の上にあって 毎回バスで通っていた バス停から厩舎までは ちょっとした坂道 そこを越えると その先には 牧歌的な風景が広がって 綺麗な声で囀るお茶目なロビンや 道端の草花に目をやりながら のんびりと歩くのが また楽しい 帰りは バスが1時間に1本か2本しか来ないので 時間に合わせて 厩舎を出る 来る時同様 のんびり徒歩で向かうか 丁度車を出す人がいれば バス停まで送ってもらう その日は うっかり話し込んで 厩舎を出たのは夕方近く レッスンは一人だったので 一人でのんびり 夕焼けを見ながらバス停へ アイルランドのバスの時刻表は 30%くらいの確率で 外れる …
座敷舞のお稽古 新しい曲に入りました 「君に扇」という長唄で 持ち物は扇 2枚 実は私、これまでに扇を3回壊しています 1回目は骨が割れ 2回目は軸が割れ 3回目は骨と軸の複雑骨折で修復不可能 ブーメランのように飛ばし、嫌な音がして落下 拾おうと手に取ったら ばらばらと分解しました 扇ってこんな壊れ方 しちゃうんですね😱 他の方が 「扇が壊れましたー」って 言っているのを見たことが ほとんどないのですが なんでなんで?? 私だけ? 何しろ、今現在 私の手持ちの扇は1枚のみ 今回の曲は2枚扇なので お師匠さんから お家元に扇を一枚 お願いしていただくことになりました 流派の扇は 仕舞扇を主に作っ…
今週のお題「行きたい国・行った国」 これまで滞在したことのある 国の中で 機会があれば もう一度暮らしたい と思うのは アイルランドとドイツ ちなみに ドイツは 絶対に3回目行くだろうな と思っていたら 予想に反して 夫のドイツ赴任はなかった 世界もいろいろ変わったものね アイルランドには 夏から冬の終わりの 半年だけ滞在したことがあって その時の印象がとっても良かったから 私の アイルランドは 滴るような緑と薄い水色 そして信じられないくらい 温かい人たちで できている ダブリンの中心にある セント・ステファンズ・グリーン 大学生が寝転んで本を読んでいたり、子供達が駆け回ったり 人々が思い思…
このところ 物騒なニュースなど流れておりますし これからは 各戸に防犯カメラ設置の時代になるのかもしれません 我が家も ダブルロックですが ここに住むまでは ずっとシングルロックでした そして、実家なんて、シングルロックどころか… 私の実家は田舎にあって 勝手口と家人の出入り口には(昔風の)鍵がついていましたが 正面の 幅2畳ほどあるお客さん用の玄関には なんと、楔と角形の棒を使っておりました ちなみに、2階の窓には別形態のつっかえ棒 どのように使うかといえば 引き違い板戸の下辺の左右に 楔のようなものがあり それを押し込むことで 真ん中2枚の板戸が動かないように固定 そして、真ん中二枚の板戸…
私が過去にハマった本 1 『大地の子エイラ』 The Clan of the Cave Bear
この頃小説を読んでいない と先日書いたけれど 本を貪り読んでいた時期が 2回ある それは 鍵っ子だった学童期と ドイツ滞在期間 ドイツに住んでいた頃 急に本を読みたくて仕方がなくなった 追い立てられるように Amazonの評価を見ては 本を選び 気になったものを次々購入 (その頃のAmazonヨーロッパは 気に入らなかったら返品無料だったので 購入のハードルがとても低かった) その中で 何回も繰り返し読んだ お気に入り本のうちの一冊が The Clan of the Cave Bear (Jean M. Auel 1984 Bantam Books) 『大地の子 エイラ』(ジーン・アウル著 中…
実は私、献血した事が 2回しかない 京都中心部 四条通の 献血センターの前を歩いていると 時折 おじさんがプラカードを持って 「○○型の血液が足りませんー」と 献血を呼びかけている 私はそちらを見ずに ちょっと俯き気味に ごめんなさい と足早に通り過ぎる 私の数少ない献血の記憶は 20歳の誕生日を迎えた年の 成人記念の献血 もう1回は大学時代、道を歩いていて 急に思い立って 献血ルームに入った これが2回目 けれど、それ以来 どれだけ 呼びかける声を聞いても 献血したことはない というのも ある期間を欧州で過ごした人は 献血を控えるようにという お達しが出ているから だけど先日 それって、今も…
茶道を習っている人にとって 京都は特別な場所かもしれません そして お茶といえばお稽古もそうですが やはりお茶会 大徳寺で催されるお茶会から ちょっと変わり種のお茶会まで 京都のお茶は千差万別多種多様! 中でも私が一番驚いたのは 京都市伏見区の 御香宮で4月に催される 献茶式 御香宮は伏見7名水の一つ 御香水で有名です ただ、東北大震災の後、水質が変わってしまったのか 浄水器を通さなければ 飲めなくなってしまったようですけれど 色鮮やかな表門は伏見城の大手門が寄進されたもの 小堀遠州が伏見奉行に命じられた折に作った 石庭を見ることもできます🎶 4月 その御香宮で お茶の三千家の持ち回りで 献茶…
地域タグ:京都府
美しい青を見たくて トルコのイスタンブールに 1週間ほど滞在したことがある トプカプ宮殿やアヤソフィア、スレイマニエモスクは 勿論素晴らしかったし 地下宮殿は幻想的だった 繊細な光に包まれる ブルーモスク リュステム・パシャ・モスクの 美しく繊細なアラベスク模様のタイル ガラタ塔から見るイスタンブールの夕焼け 夜中の散歩で見た 影のようなモスクを照らす月の光 全て全て 時間を忘れてしまいそうなほど 美しかった けれど、トルコ滞在で 何より忘れ難いのは アヤソフィア前で 案内をかってでてくれた 日本語が堪能な男の子 「この料理はこうやって食べるんだ」 「日本ではどんなものを食べているんだい」と …
地域タグ:トルコ
大学時代 美術モデルのバイトをしたことがある 友人が教育学部美術科 彫塑教室に所属していて そのご縁で声がかかり もちろん 素人の学生ですのでね ヌードモデルではありません ちゃんと服着てます ただ、彫塑なので 絵画のモデルとは舞台設定がちょっと違う 中華料理の回転テーブル(レイジースーザンっていうらしいですね) みたいな台の上に立ち その上でポーズをとる 何分間かに1回 回転テーブルが 一定の角度回される 彫塑なので、全方位から見なくてはならないと なるほど そして、デッサンのモデルと違って 何日も何日も 同じポーズをとり続ける ちなみに デッサンモデルだと 時間内にポーズをいくつも変えてい…
昨日はバレンタイン・デーでしたね この一ヶ月ほどは どこにいっても 綺麗で可愛くて美味しそうなチョコレートがいっぱい 今年は私 新年からチョコレートづいていて 1月初めに山ほどのブラウニー 1月末には 音右衛門のショコラパウンド 2月に入ってからはユーハイムのガナッシュバウム を いただきまして こんな幸せ何年振り? というくらい これを上回ってチョコレートを食べていたのは マカダミアナッツがごろごろと入った グラム売りのチョコレートチャンクにはまってしまい 毎日のように食べていた時 ところが ある時 階段を登るのが辛くなり 掃除機を持って2階に行くのに 踊り場で一休みしなければならないほどに…
ヨーロッパ旅行(&展覧会)のお供にいかがでしょう 『絵画を読む イコノロジー入門』
ヨーロッパ諸国を観光する時 美術館に行かないという人は かなり少ないと思う 歴史の教科書で見たような 有名な絵を 直接見ることができるのだから 行かない という手はない ヨーロッパで美術館巡りをする際に 読んでおいてよかった! と強く思った本がある それは 西洋美術史家の 若桑みどりさん が著した本 もちろん 現地で美術館に行く時だけでなく 日本で展覧会に行く時にも おすすめ それは 『絵画を読む イコノロジー入門』(NHKブックス) この本は 近年 話題になった 『怖い絵』に 方向性が似ているかもしれない イコノロジーは 図像解釈学 絵画の中に描かれた 物や 組み合わせの 象徴的な意味や そ…
今週のお題「手づくり」 私がまだ幼かった頃 着ている服の多くは母の手作りで 遊んだおもちゃのいくつかも 父が手作りしてくれた そんな二人の娘ならば 手作りの申し子であるに違いない と思いきや この私 二次元はまだましとして 三次元では 悪い意味で予想を裏切る 摩訶不思議なものができてしまう さて、父が作る玩具だが 竹を切り出して作る 竹馬だとか竹トンボだとか (学校の友達に話しても、何それ? と言われてしまう) 一昔前の子供が遊んでいたようなものが多かった 確かに それらで遊んだ記憶はあるのだけれど 今 それらの玩具は 一つとして残っていない ただ 父が作った本棚が 私の手元にある ほぼ真四角…
実は私 右腕が左腕よりも3cmほど長いのです 手首から先は同じなのですが 肘から手首までの長さが違う この腕の長さの違い これまでは 話のネタくらいにしか ならなかったのですが 京都に来て座敷舞のお稽古を始めると 非常に不便なことが…… それは着物の裄(ゆき 袖の長さ)が右と左で違ってくること 左に合わせると 右がちんちくりん 右に合わせると 左がぶかぶか 日本舞踊って 袖をつまんだり 中に入れたり 握ったりと 袖を使う動きが多いのですが その度に 左はすぐにできるのに 右は袖に指が届かない💦 もしくは 右はスムースにできるのに 左は長すぎて ひっかかる 結果 慌てて頭が真っ白に😭 これを解消…
まちぼうけ は よくしたし 友達を待たせちゃったこともある🙇♀️ 大学受験で東京の伯母の家に 何週間か滞在した時 地元の友達が ちょうど東京に来るというので じゃあ 会おうよ とハチ公前で約束をした 当日は なかなか寒かった 1時間待ったけど、来ない 電車が遅れてるのかな と思って そのまま待った 2時間が経った だんだん心配になってきた 近くの電話ボックスから ハチ公の方をちらちら見ながら 友達の家に電話をかける お母さんが出て 友達に変わった 「えーっ まだ家!?」 「ごめん、こたつで寝ちゃってた」 まじか まあ連絡とりようがないものね 携帯電話がないと 諦めも切り替えも早い 「今日はも…
昨日のお昼ごろ ふと 「春」をすぐそこに感じた 雪国に住んでいた子供の頃は 音で 春の訪れを知った 雪を踏み締める時の音が 濁音になり そのうち 屋根に積もった雪や 氷柱が溶けて ぽたぽたと雫になって音をたてる その音が聞こえ始めると そこから 季節が進むのは早く 黒い地面が現れ 蕗の薹が薄緑の顔を出す 雪の積もらない 海辺の街にも 住んだことがある その地では 春が近くなると風が変わる 身を切るように冷たかった風が 柔らかくなる ドイツでは 冬の間 庭のリンゴの木に 小鳥たち用の 餌をつり下げていた Meisenknoedel =「カラ類のためのお団子」という名前で 緑色のネットに ひまわり…
もともと 低血圧な私 健康診断の時 「立ちくらみとかしませんか」「起き上がるのが辛くないですか?」 なんて よく聞かれてました ところが、この2年ほどで 徐々に標準的な血圧値に なってきた と同時に 右と左の血圧に差があることに気がついた 左より右が10〜15くらい高い かかりつけの先生に どうしてなんでしょう? と聞いたところ 血管に問題がある可能性もあるので 差が20以上になったら 検査をしましょう とっても面倒な検査なので 血圧が上がらないように気をつけてください ですって やだなー PET検査って言ってたし PETは 放射性物質を静脈から入れるんだったっけ うおおおお なんか考えるとす…
この頃 小説を読んでいない 手にするのも How Toモノがほとんどで その中に 時折 テキスト 幼い頃の私は そうではなかった 私は 小学校に入学したあたりから 一人で留守番をすることが多くなった 鍵は小学校には持っていかない 昭和の どの家にもあった(ように思う) 玄関脇の 牛乳瓶箱の中に入っている 箱から鍵を取り出して 家の玄関戸を開け 一番に向かうのは 本棚の前 今はネット上でいくらでも読めるけれど 昔の人にとって 本はとても貴重なものだったろう そして同時に 一種のステイタスでもあった 我が家にも 一回でも目を通されたことがあったのだろうか と思うような 百科事典や洋書が 美しく装丁…
今週のお題「かける」 ・「駆ける」と「賭ける」で アイルランドで競馬観戦に行ったことがある ダブリンで通っていたステイブルのオーナー ホリーの 旦那さんは 北海油田の技師をしていて 競馬のジョッキーでもある その彼が ちょうど年に何ヶ月間かある休暇で ダブリンに戻ってきていた ハンチング帽がよく似合う すらっと背の高いイケメンで ふっくらとした優しいホリーと とってもお似合い そのイケメン旦那さん(名前忘れました)が せっかくアイルランドにいるのだからと 「競馬にいっしょに行くかい?」 と声をかけてくれた ステイブルボーイのトムによれば 旦那氏はジョッキーだから 馬を見ればどれが勝つかわかる …
2月第1週の お稽古日 『めぐる日』音合わせの3日目 どうにか お師匠さんから 「まあ、いいんじゃない」の一言を いただき (こんなふうに言っていただくのって、いつ振りだろう😭) ほっと胸をなでおろし 過ぎて 脱力 その帰り道 用事があって JR奈良線の桃山駅で降りた こちらの駅構内の 桜🌸 京都で一番早く満開になる と 聞いたことがある 実際に、毎年 うちの近所の梅より先に満開になる さて 今年はどうかな? と見ると まだ2月も頭なのに 蕾がふっくら膨らんで もう何輪か咲いている 来週くらいには 綺麗に咲き揃いそう 京都では 梅の花がそろそろ咲き始める? という時期に なんとも気の早いこと …
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その14 日本に帰ってきたよ
ホテルをチェックアウトして 日本行きの飛行機に乗るべく空港に向かう シベリア鉄道後半 コンパートメントが一緒になった 世界一周旅行中のカナダ人の若夫婦とは 空港でまた会おうね と約束している (日本での宿泊先を決めていないというので 「うちくる?」と聞いたら 「ぜひ!」ということになった) もう何時間か後には日本……と感慨に耽っていると 隣に座っていた おばさんが りんごをくれた 小さいけれど真っ赤でつやつやとして とても見目麗しいリンゴ 飛行機の中で食べようと 大切にバッグに入れた *** さて 搭乗が始まった 乗客はヨーロッパの観光客かビジネスマンの姿ばかり アジア系の女性は私一人だった …
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その13 ハバロフスクのホテルは……
列車は とうとうハバロフスクに到着した これで約一週間 お世話になった シベリア鉄道ともお別れ アレクセイとミーシャの二人と 別れのハグをして コンパートメントで一緒になった カナダ人の夫婦と一緒に まっすぐホテルに向かった なんたって、一刻も早くシャワーを浴びて 汚れをすっきり落としたい 外国人は指定されたホテルにしか泊まれない ホテルの宿泊価格は外国人向けプライスで なかなかのお値段 (外国人価格はうろ覚えで2万円超ほどだったけれど ロシア人がはすっごく安く泊まれるらしい) 部屋の設備は ちょっとしょぼいビジネスホテルくらいだけど ロシア人には大柄の人も多いからか 部屋自体は なかなか広か…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その12 ふかく
にぎやかなシベリア鉄道の車両が 時折 しんっと「孤独」に包まれることがある 聞こえるのは 列車を線路とが触れ合う 規則的な音だけ 窓の外に目を向ければ 見渡す限りのタイガの森が このまま終わることがないのではないか と思うくらい ずっとずっと続いている 何日も何日も 同じ風景の中を走る列車 気が遠くなるほどの 針葉樹林 タイガに一歩足を踏み入れれば そこは熊や鹿や鷲や栗鼠や小鳥や兎たち 多くの野生の生物たちの王国 そして、私がそこで一週間を過ごすことは ほぼ不可能 この深い深い森の中を 細い線路が一本 西と東を繋いでいて その上を 宇宙から見たならば 豆粒よりも小さな 列車が動いている その中…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その11 シベリアでパーティ?
シベリア鉄道にはいろんな人が乗ってくる 始発から終着駅ひとつ前まで 乗りっぱなしだったのは 私だけ みんな一泊から二泊くらいで 降りてしまうけれど 車掌さんたちも含め 彼らとの交流がシベリア鉄道の 一番の思い出になった 新しい乗客が乗ってくると 古参の乗客が 廊下で声をかけたり コンパートメントをノックして 声をかける そのうち あるコンパートメントに 2等車の乗客がどんどん集まり始め 自己紹介から始まって そこから わいわいとおしゃべりに花が咲く 持ち込んだ食料品を分け合って 喋って食べて そして歌う そう、ロシア人も歌が好き 立ち上がって美声を披露してくれる人もいる そして 時々踊る コン…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その10 シベリア鉄道の車掌さん
シベリア鉄道に車掌さんは2人 (もしかしたら他の車両には 別の車掌さんがいたのかもしれないけれど) シベリアからハバロフスクまでずっと同じ人だった 今でも二人の名前を覚えている 一人は昼間担当の 小柄で落ち着いた アレクセイ そしてもう一人は夜間担当の 陽気でお酒好きな ミーシャ(ミハイルの愛称だそう) 彼らがいなかったら 私のシベリア鉄道の思い出は 思い出したくもない黒歴史になってしまっていたかも そのくらい とってもとっても 頼れる存在 鉄道に乗り込んだ時 アレクセイが車内を案内してくれて あると信じきっていた シャワールームがないと知った私 「髪を洗いたいし体も拭きたいから お湯を使わせ…
京都鴨川を眺めながらいただくスイーツ 私の一押しカフェ🎶 〜そろそろバレンタインですね〜
シベリア鉄道の話題は ちょっとおやすみいたしまして 先日のお稽古の帰り道 そろそろセールも終盤だなあ と思って歩いているうちに 高島屋バレンタインフェアのフロアに引き寄せられてしまった 女子の波 カップルの波に 圧倒されながら ぶらぶらとチョコレートの間を歩く 一昨年 昨年といただいたのは シルスマリアの生チョコ 今年も同じでいいかな、と思っていたけれど こうやって さまざまな種類のチョコレートが並べられているのを見ると どれもこれも綺麗で美味しそう 新しく試してみたくなる 目移りしちゃって、決められない ….…いやいや 買うつもりで来ていない うむ、今日は我慢我慢 と、戻ろうとした時 一つの…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その9 シベリア鉄道
さてレニングラード(サンクトペテルブルク)から 世界最長の路線(約9300km )を誇る シベリア鉄道に乗車して ハバロフスク(モスクワから約8500km)を目指します ちなみに シベリア鉄道の終着駅は日本海沿岸のウラジオストック ただし、私が旅行した時は ロシア海軍司令部の置かれたウラジオストックに 外国人が足を踏み入れることはできませんでした もし、ウラジオストックまで行けたなら 船で日本に帰国 という手もあったかな? いやいや 船は苦手なので それはないない さて、カナダでチケットを予約した ロシア専門旅行社の 女性によると 「とっても快適、シャワーも完備 とってもとっても豪華な寝台列車…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その8 赤い矢号でレニングラードへ
モスクワからレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)へは 寝台特急「赤い矢号」に乗って8時間ほど 日の暮れた駅の構内は肌寒かった 寒いのとお腹が空いたのとで 駅中の売店でピロシキを買い 本場の 具がたっぷりあつあつのピロシキを はふはふ言いながら頬張った その脇を まだ若い兵隊さんの集団が 談笑しながら歩いて行く ごく普通に歩いているのが不思議だったけど その当時、ロシアで兵士の写真を撮ると 捕まるというのも聞いていたので カメラはもちろん、あからさまにそちらを見るのもなんか怖くて こっそりと目だけで追った(そっちの方が胡散臭い?) 私の乗る電車がホームに入ってきた 「赤い矢号」は つやつ…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その7 モスクワ 赤の広場
とうとうモスクワに着いた ここからの行程は全て 事前に購入したバウチャー通りに 動くことになる 「この町 楽しいから もっと長く滞在しちゃお」 とか 「時間ができたから 一足早く次の町に行っちゃおう」 なんてこれまでみたいな 自由気ままはご法度 モスクワでは赤の広場に ほとんどの観光名所が集まっているので そこにさえ行けばいいのだけれど いかんせん、道路標識のキリル文字がちんぷんかんぷんすぎる 事前に 読み方だけでも、と ちょっと勉強したつもりだったけれど、 役に立つ域には到達していなかった💦 『地球の歩き方』を片手に きょろきょろ周囲を見回しながら 赤の広場を目指していると すれ違った女の子…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その6 ワルシャワからモスクワへ
クラクフからワルシャワを経由して モスクワへは寝台列車で向かった コンパートメントには若夫婦と私の3人 奥さんは 食料品をたくさん持ち込んできていて ピクルスやクッキーを次から次へと勧めてくれる 旦那さんがバッグから乾電池を出してきて なんでもいいから 日本のものと交換してくれと言ってきた ただ、私としても ギリギリの荷物で旅行していたから どれをあげても困ってしまう けれど、日本人を見るのがとってもめずらしいのだろう この機会を逃してなるものかと 旦那さんのアピールはとまらない これもつける これもどうだ とお店を開き始めてしまった 奥さんが ごめんなさいね と何度も謝ってくる 必要だったら…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その5 ハンガリーからチェコ、そしてポーランド
ベルリンからハンガリーのブダペスト そして チェコのプラハへ 久しぶりに名所旧跡を散策し 観光らしい観光を楽しんだ ブダペストは現地の旅行ツアーに参加して アメリカ人の陽気さとお喋りパワーに圧倒され プラハでは ミュシャ(ムーハ)のステンドグラスにため息をつき 王宮や黄金の小道を のんびり散歩したり お店をひやかしたり 日の暮れていくカレル橋は まるでファンタジーの世界にいるようで 銅像が今にも動き出しそうだった ところで 貧乏旅行のため ホテル代をケチって 移動にはできるだけ夜行列車を使ったのだが ブダペストからプラハは激混みで 寝ることができないばかりか コンパートメントに予約客以外まで流…
今週のお題「試験の思い出」 ヨーロッパ話をちょっとおやすみいたしまして 今回はお題「試験の思い出」について書かせていただこうと思います ある夏のこと 仕事に間が空いたこともあって ふと絵を描きたい と思った私 絵を習おうと 行ったところが (何を勘違いしたか) 美大の受験予備校 夏期講習 ところが、予備校なのに 意外や意外 描くことが無性に楽しくなって 半年通ってみることにした 予備校だから勿論 クラスメイト(みんなまだ18、19歳)は みんな受験する そこで私も 周囲に流され 何年振りかで 入学試験を受けてみることにした 願書を出したのは 東京芸術大学 東京芸大一本狙い といえば なんかかっ…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その4 ウィーンから東ドイツ:ベルリンの壁を見に行った
<これは 私がまだ若かりし頃 ずーっと昔のお話です> ウィーンで声をかけられて まさか 売り飛ばされるなんてことはないよね と ちょっとドキドキしながら向かったB&Bは とっても居心地が良く ちょっとホームシック気味のおばさんは 一人旅の怖さを垣間見た 日本人の小娘の不安を和らげてくれた 結果、ウィーンはすっごく楽しかった 人のまばらな ヴェルべデーレ美術館や ゼセッション(分離派)館の クリムトの絵の前で 時間を気にすることなく過ごし おばさんオススメのお店で ザッハトルテやシュニッツェルを食し シェーンブルン宮殿の庭園でぼんやり日向ぼっこして おばさんと一緒にお茶をしながら 思い出話を聞い…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その3 ウィーンのお宿
<ウン十年前、まだ若かりし頃のお話です> パリから逃げるようにして電車に飛び乗り ウィーンに着いた頃には 夜になっていた 唯一ありがたかったのは 暗いがため パリの時みたいに 建物に圧倒されずに済んだこと 宿は 現地でどうにかしようと思って 予約していない けれど この遅さでは 斡旋してくれるところは当然閉まっている そうなるだろうと 電車の中で『地球の歩き方』の中から 目星をつけておいた 公衆電話を探していると 「あなた日本人よね」 と日本語で話しかけられた 小柄な女性(60代前半くらいに見える)が私の目の前に立っていた 「泊まるところをさがしているんでしょ 私のところにいらっしゃい」 「ボ…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その2 パリに着いたはいいけれど
<ウン十年前、まだ若かりし頃のお話です> モントリオール空港を夜にでて パリのシャルル・ド・ゴール空港に翌日早朝についた 平日だったこともあってか 乗客は旅行慣れしたビジネス客ばかり 飛行時間は6時間くらい ほとんど寝ていた 着いたのは早朝 空港に降り立ち 眠い目をこすりながら見た空は 綺麗な青空だった その頃(今もそうかも)、モントリオールからの便の乗客は ノーチェックだったから 波に乗って歩いているうちに いつのまにかフランスに入国 いくら両替するか悩んでいるうち 気づいてみれば だだっぴろいフロアに 旅行者はぽつんと私一人だけ 荷物はカナダ滞在中ずっと使い続けた 私の相棒 よれよれになっ…
ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す! その1 帰国どうする
<ウン十年前、まだ若かりし頃のお話です> 春には日本に帰国する カナダの厳しい冬を過ごしながら さてどのルートを使って帰ろうか と考えた 選択肢 1つ目は 来た時と同じく アメリカ大陸上空から太平洋を飛行機で飛び 成田空港 2つ目は 大西洋経由でヨーロッパに入り 電車と飛行機を使って 新潟空港 3つ目は カナダを電車で横断して アメリカ大陸西海岸から飛行機で 成田空港 長時間フライトか、それとも2回に分けるか カナダ内陸経由か、それとも大西洋、ヨーロッパ経由か 本来なら、安さとフライト時間を考え 選択肢3 しかないはず ところが 急に色々悩み始めた というのも 実は そろそろ帰国という時に 臨…
うちのインコのことで ちょっと悩んでいることがあります というのも、彼女 私が出かけて留守にしたり 彼女をペットホテルに預けたりすると ハンストするんです これまでの子達は みんな 何よりも 食べることが大大大好き! だったので こんな子は初めてなので とまどってます ちなみに ヨウムには繊細な子が多く 飼い主が留守にすると ハンストする子が多いと聞いて コイネズミヨウムを飼い始めた時は 大丈夫かなと心配してました が ハンストしたのは始めの1、2回 うちのコイネズミヨウムときたら 根っからの食いしん坊で 食べることが何よりも好き 食べても食べなくても 留守は留守 なら 食べなきゃ損 とばかり…
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