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「金利を考える」翁邦雄著、ちくま新書、2024年10月金利を考える(ちくま新書)翁邦雄筑摩書房にほんブログ村消費者金融、住宅ローンなど、生活で触れる「金利」の話を交えて、金利とは何かを説明した本。翁邦雄氏がちくま書房から出版依頼を受け、コンセプトも提示されて執筆したそうです。今年は日本銀行の金融政策決定会合でマイナス金利解除、さらには利上げが決定されたため、金利に関する本が数多く出版されています。本書は身近な話題から、金利や将来展望について、客観的な解説がなされています。「どのストーリーが主流になるかは時と場合によって異なる」というのは納得です。バブルの頃は円高→株高でしたが、近年は円安→株高の流れが多いですし、消費増税で株安になったときもあれば、株高になったときもありました。著者が日銀出身ということで、...金利を考える