ふるさとの庭のいずこか沈丁花〖季語・沈丁花〗愛しの植物さん歩👞〖沈丁花の花言葉〗
花屋さんの店先に、沈丁花の苗が2つ、3つ、そっと置かれていました。 そういえば昔、この花は故郷の庭にあってたくさんの花をつけたものでした。 でも……はて、沈丁花は庭のどこに? 確か庭の右の隅だったような気がするのですが…… 春になると、庭の真ん中に水仙が黄色い花をつけ、それから乙女椿が庭の奥に薄い桃色の花をたくさんつけ、そして手前には花カイドウが咲き……この花カイドウには、よく鶯がやってきたものでした。 そんなふうに若かった頃は、華やかでかわいらしい花にばかり目がいっていて、それは今でもその在処がありありと思い浮かびます。ところが沈丁花は、どうも今一つ、何処にあったのかはっきりとしません。 た…
2025/02/11 11:50