いつもどこかに在るように ~みつめるまなざし~
いつの頃からかその人は私のなかに 遠くにあって 知っていることもささいなものではあったけれど お元氣にされてるんだ と 安堵しながら時折 考えてみれば とてつもない事業に取り組み 厳しい環境下で なにが起きてもおかしくない それは理解していたはずなのに 突如その瞬間はおとづれた 銃撃され 落命 何故 どうして あの 穏やかな微笑みが消えてしまう 近くない とか 非日常ゆえに とかじゃなく あれからずっと 哲先生の不在 という現実が像を成さないまま 大地をうるおし平和につくした医師 中村哲物語 作者:松島恵利子 汐文社 Amazon 武器ではなく命の水をおくりたい 中村哲医師の生き方 作者:宮田…
2023/08/13 12:41