「時間外労働に対するそれぞれの思い(財務省vs.文部科学省vs.現職教員)」~校長先生のお仕事①
教員の時間外労働の扱いについて、 文科省と財務省が真っ向から対立している。 双方の事情は分かる。それにしても分からないのは、 調整額増額に反対する現職教員たちの考え方だ。という話。(写真:フォトAC) 【文部科学省VS.財務省】 空前の教員不足・志願者減少を背景として、とりあえず教員の時間外手当をどうするかという点で、文科省と財務省が真っ向からぶつかり合っています。 昨年4月の段階で過労死ライン(残業月80時間)を越える教員が小学校で約14.2%、中学校で36.6%もいる状況で、仕事も減らせないし教員も増やせないことを思い知っている文科省は、ならば金しかないと、現在4%の教職調整額を一気に13…
2024/11/12 05:42