伊勢の水銀と梅毒からシューベルトの生涯へと思いを馳せる(小林一茶も)
前々回の投稿では丹砂(硫化水銀)と伊勢地域についてちょっと書きました。水銀から作った白粉を伊勢の御師たちが商人と結びつきつつ売りさばいていた、と。 伊勢の御師たちがかつてどれだけ羽振りがよかったかは現在でも残っている江戸後期に建てられたという御師の屋敷の門↓からもうかがえます。 ↑こちらは現在神宮文庫の入口(神宮文庫黒門)になっている「福島みさき大夫の黒門」 ↑こちらは現在神宮徴古館にある葉山大夫邸門 御師に案内されて伊勢を訪れた人たちを宿泊させる必要もあったというもあると思いますが、それでも大邸宅をうかがわせる堂々たる門。 いや~宗教&観光&水銀ビジネスが組み合わさると儲かるんですねぇ~と唸…
2024/08/12 19:07